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Channel: 部長ブログ@箕面市役所
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カラスの習性と対策

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 こんにちは。みどりまちづくり部長の山田です。
 今回は、皆さまの暮らしに実は深くかかわりのある「カラス」と「耐震診断」のご案内をさせていただきます。

〈カラスの習性と対策〉
 箕面市が本格的にカラス対策に乗り出してからまる3年が経過し、その間様々な取り組みや実験を精力的に実施してきました。その結果、特に桜井地域で甚大であったカラス被害はほとんど解消されました。(最大時300羽飛来していたカラスが10〜15羽まで減少)また取り組みの経験からカラスの習性(特に箕面のカラス)について少しずつわかってきたことがありますので、その内容を一部ご紹介します。

【カラスの習性】
 ・ 季節によって活動時間が異なること
 ・ 雑食性で何でも貪欲に食べ、特にマヨネーズやポテトチップなど脂っこいものを好むこと
 ・ 食べ物を貯えること
 ・ 『ねぐら(集団で寝る場所)』と『巣(繁殖の場所)』は異なること
 ・ キラキラした光を嫌がること
 ・ ごみの排出日がわかること
 ・ 嗅覚ではなく、視覚で餌を探すこと
 ・ 黄色は見えないと言われているが、それは単なる噂であったこと
 ・ 西部地域のカラスは豊中方面から早朝飛来し、東部地域のカラスは吹田方面から飛来すること
 ・ カラスの飛来防止にテグス(釣り糸)を張ると効果があること
 ・ 鳴き声でコミュニケーションを図ること
 ・ 果物や野菜のおいしい頃合いがわかること等

 今後はカラスの習性に合わせた対策を市民のみなさんにお知らせしていこうと考えています。                       

(カラス飛来の様子)

 最近、早朝からカラスの鳴き声をよく聞くようになりました。繁殖期を迎えて、この時のカラスの会話が盛んになってきたことが原因です。
 また、カラスは日の出の約30分前(早いときには午前4時半頃)に『ねぐら』を飛び立ち、その日の餌場を話し合って集団で探し回ります。
 
 カラスが会話なんて「そんなアホな!」と思われるかたがいらっしゃるかもしれませんが、ひとたび餌場を見つけると鳴き声で仲間に場所を知らせ、どんどん集まり、気づいた時には20羽から30羽集まっていることがあります。

 こうなるともう怖いですね。追い払うにしてもちょっと近寄りがたくなり、カラスが立ち去るまで呆然と見ているだけということになると思います。そこでこのような事態を招かないためにも、市民のみなさんにはカラスが集まって来ないように日頃から心がけてほしいことをお知らせします。

【心がけてほしいこと】
 1.ごみはカラスネットをしっかりかけて、生ごみを見えないようにするなど出し方に気をつけてください。
 2.ごみの収集日やごみ出し時間を守ってください。
 3.飼っているペットの餌を屋外に放置しないでください。
 4.カラスに直接、餌を絶対に与えないでください。

 
 (カラス避けの様子)                            

 カラスがごみを荒らしているときは、鏡などで光を反射させたり懐中電灯の光で追い払ってください。その隙にごみを片付けてしまうとカラスはあきらめてどこかへ飛んでいきます。
 
 カラスはこれから、大きな木や電柱等に巣を作ります。巣の近くを人が通ると「カッ、カッ、カッ」と鳴き声で威嚇したり、時には攻撃したりすることがありますので注意してください。
 また、市ではみなさんの安全を確保するために市街地に作られた巣を撤去しています。見つけた時には動物担当(直通724-7039)までご連絡ください。

(カラスの巣)


(カラスの卵)

 
(カラス避けネット)

【市でのカラス対策の取り組み紹介ページ】
 http://www.city.minoh.lg.jp/animal/karasu/karasu-chuihou.html

〈狂犬病予防集合注射を実施します〉

 箕面市では狂犬病予防注射の接種率を向上するために、箕面市獣医師会と協力して、平成24年4月7日(土曜日)、4月8日(日曜日)の2日間に市内15か所で集合予防注射を実施します。

(画像を拡大) 

 

(画像を拡大)

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 【予防注射にかかる費用(3200円)】
 ・ 注射代   2650円
 ・ 注射済票  550円

 現在、狂犬病は日本では発生していませんが、近隣の諸外国では発生しており、いつまた日本に侵入するかわかりません。狂犬病は発症するとほぼ100パーセント死亡する恐ろしい病気です。人や犬が命を落とさないためにも予防注射は大切です。
 厚生労働省は万が一狂犬病が日本に入ってきた場合には、予防注射の接種率が70パーセント以上であれば蔓延を防止できると予測しています。

【予防注射接種率(平成22年度)】
 大阪府下:63.0パーセント 箕面市:64.4パーセント

  (注射済票)

 
(獣医さんに相談を) 

  箕面市の接種率は決して高いとは言えません。
 予防注射をしてない犬が、人や他の犬に咬み付いた場合に大きなトラブルに発展する可能性があります。狂犬病予防法により飼い主さんは毎年1回必ず愛犬に狂犬病予防注射を受けることが定められていますので、この機会にぜひ受けていただくようお願いします。
 また、もし受けられなかった場合には、お近くの動物病院で受診してください。(その場合、病院によって料金は若干異なることがあります。)

狂犬病予防集合注射について詳しくはこちら
http://www.city.minoh.lg.jp/animal/inu_folder/syuugoutyuusya.html

(お知らせ)住宅の耐震化補助

 4月2日(月曜日)から木造住宅の耐震化補助申請を受け付けします。
先着順になりますので、お早めに箕面市の建築指導課又は市と耐震対策に関する協定を締結している事業者にご相談ください。
 巨大地震はいつ発生しても不思議ではありません。「備えあれば憂いなし」、昭和56年5月31日以前に建てられた木造住宅にお住まいのかたで、耐震化がまだお済みでないかたは、是非、我が家の耐震化を検討して下さい。
 なお、マンション等非木造の建築物の耐震化については、市建築指導課までお問い合わせ下さい。

(協定事業者一覧:画像を拡大)

 


箕面市では、1月から3月まで「はじめませんか?地域のボランティア活動 〜まずは箕面市役所へ!シニア・ナビでご紹介します〜」統一キャンペーンを実施中です。


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