Quantcast
Channel: 部長ブログ@箕面市役所
Viewing all articles
Browse latest Browse all 2068

春のトピックス

$
0
0

こんにちは。教育推進部の大橋です。
皆さまには、いかがお過ごしですか。3月も終わりに近づき、ウグイスの声も聞かれるようになり、心躍る季節となりましたが、花粉症のかたはつらい時期に入ったのではないでしょうか。私の周りにも、鼻をグズグズ、目をショボショボさせているかたがちらほら。私も花粉症で悩まされた時期がありましたが、数年前から発症しなくなっています。こんなこともあるんですね。

[トピックス1] 春の訪れ
今年は、寒さが長引き、庭の梅も例年から2週間程度遅れ、今が満開です。

 


ですが日差しは、もう春。着実に春がやってきています。花々もそこここで咲き誇り始めました。

 

桜の開花も遅れているようですね。先日やっと高知で開花した便りを耳にしました。家の前の桜のつぼみもやっと膨らんできました。今年は小学校の入学式の頃が一番の見ごろになるのではないでしょうか?

 

 

[トピックス2] 春 別れの時 巣立ちの時

箕面市では、小学6年生1162名、中学3年生1103名の子どもたちがご卒業を迎えられ、私は第二中学校と箕面小学校の卒業式に出席させていただきました。

<第二中学校 卒業式>

 


第二中学校では、山内校長先生から卒業生122名一人ひとりに卒業証が手渡され、新たな一歩を踏み出しました。

式の最後に、卒業生が中学校生活3年間を思い起こし、卒業の歌「栄光の架け橋」を合唱し、在校生、保護者、教職員、そして来賓のかたがたも一緒に送る歌「乾杯」を歌い、卒業生の門出をお祝いしました。

どの卒業生も清々しく、凛として胸を張り、式場を退場する姿。これからの道も平坦なことばかりではなく、悩み、苦しみ、様々な試練にぶつかるかも知れません。そんな時こそ「栄光の架け橋」の歌詞「悲しみや苦しみの先に それぞれの光がある さあ行こう 振り返らず走り出せばいい 希望に満ちた空へ…」を思い出してください。心からエールを送ります。


<箕面小学校 卒業式>

箕面小学校では、76名の卒業生一人ひとりが将来の夢や希望を語り、森井校長先生から卒業証書を受け取りました。

「人を喜ばすことのできるパティシエになります」「野菜ソムリエになります」「お百姓になります」と将来の夢を語り、「笑顔で人を喜ばせます」「中学校で勉強に部活にがんばります」と決意を語りました。
まだまだ、幼さが残る卒業生ですが、私の小学6年生の時と比べると、なんとしっかりとし、将来に目を向けていることでしょう。感動です。思わず目頭が熱くなりました。

 

その後の祝辞では、感動のあまり、原稿を読み飛ばしてしまうほどでした。
中学生、少し大人の香り、小学生とは違い、自分自身のこと、周りの人たちのことを考え、判断し、行動しなければなりません。時には成功し、時には失敗することもあるでしょう。また、躓いたり、悩むこともあるでしょう。でも、失敗を恐れず、大いに悩み、何事にも立ち向かってください。希望は、決して失望に終わることはありません。


[トピックス3] 「箕面子どもステップアップ調査」の実施

3月19日に開催された「箕面市教育委員会定例会」において、小中9年間を通して子どもたちの「学力・体力・豊かな心」をバランスよく育むため、平成24年度から全ての市立小・中学校の全ての学年の児童・生徒を対象に独自の「箕面学力・体力・生活状況総合調査(箕面子どもステップアップ調査)」を実施することが決定されました。
この調査により、毎年、子どもたち一人ひとりの各学年における学力・体力・生活の状況を把握・分析し、教員の指導力・授業力を高めるとともに、翌年度の各学年の授業に反映させるなど、9年間を通して継続的かつきめ細やかな子どもたちの「生きる力」(学力・体力・豊かな心の総合力)の育成を進めるものです。  

 

<学力の状況調査>
本市では、平成19年度から全ての市立小・中学校が「全国学力・学習状況調査」に参加し、全国との比較の中で、子どもたちの学力・学習状況の把握・分析を行ってきました(国の方針が抽出校のみの調査となった平成22年度以降も全校参加)。
この調査は、対象が小学6年生・中学3年生の2学年のみに限られており、毎年、調査対象となる子どもたちが異なるため、一人ひとりの学力状況の経年変化を把握できず、課題となっていました。
そこで、全国学力調査に加え、各学年の全ての児童・生徒(※)を対象として、学力状況の継続的な把握に重点を置く市独自調査を実施します。
この独自調査は、学年ごとに習うべき範囲において、子どもたちがどのくらい理解し、習熟したかを調査する、いわゆる「到達度調査」です。
子どもたち一人ひとりの「到達度」を把握・分析することより、自学年への進級にあたって、子どもたちの学びの連続性と、教員による指導の継続性を確保するものです。
そして、教員の指導力・授業力を高め、各学年の傾向分析をもとに次年度の指導・授業内容を組み立てるサイクルを確立し、子どもたち一人ひとりの毎年の成長を把握しながら着実な学力の向上を図るものです。(※ 実施時期が第3学期となるため中学3年生は除く)

<体力の状況調査>
本市では、平成21年度から全ての市立小・中学校が「全国体力・運動能力、運動習慣等調査(対象:小学5年生・中学2年生)」に参加し、全国との比較の中で、子どもたちの体力等の状況について把握・分析するとともに、市独自に対象を拡大した「箕面市体力・運動能力、運動習慣等調査(対象:小学4年生から中学3年生)」を実施し、全国調査と合わせて分析を行ってきました。
しかしながら、体力向上については、幼少期から発達段階に応じた基礎体力と運動習慣を身に付けることが大切であり、子どもたち一人ひとりの発達段階に応じた体力状況を継続的に把握することが重要です。
このため、市独自調査の対象を小学1年生からの全学年に拡大し、全ての児童・生徒の体力状況の把握・分析を実施し、さらなる体力向上策に取り組むものです。

<生活の状況調査>
全国学力・学習状況調査によると、全国的に子どもたちの自尊感情が低下傾向にあるとともに、本市においては「いじめ」に対する意識の低さが指摘されています。
本市では、これまで全国学力調査や全国体力・運動能力調査をもとに生活習慣等の把握・分析を行ってきましたが、対象学年が限られており、家庭や学校での生活状況、人間関係等の意識について、十分な把握が行えませんでした。
このため、全ての学年の児童・生徒を対象とする市独自の生活状況調査を実施し、教員が子どもたちの意識の現状や変化をきめ細やかに把握することにより、仲間づくりや学級運営なども含めて、子どもたち一人ひとりを取り巻くさまざまな生活環境の整備・改善に取り組むものです。

 

 

 

 箕面市では、1月から3月まで「はじめませんか?地域のボランティア活動 〜まずは箕面市役所へ!シニア・ナビでご紹介します〜」統一キャンペーンを実施中です。


Viewing all articles
Browse latest Browse all 2068

Trending Articles