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箕面グリーンロードで定期券の社会実験を開始!

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こんにちは、地域創造部 鉄道延伸・まちづくり政策統括監の柿谷武志です。

厳しい暑さが続いています。水分をこまめに取るなど熱中症対策を万全になさってください。
さて、今回は箕面グリーンロード(箕面有料道路)において、平成27年7月から9月までの3か月間限定で実施している「定期券の社会実験」についてお知らせします。

 箕面有料道路の南出入口(大阪府ホームページ)

 


●箕面グリーンロードの概要
箕面グリーンロードは、次の主要な目的で大阪府道路公社(一般有料道路事業)と大阪府(公共事業)の合併施行で事業を行い、平成19年5月30日に開通しました。
(1)新名神高速道路(開通目標平成28年度)と接続し、大阪都心部と全国を結ぶ広域ネットワークを形成します。
(2)箕面市北部、豊能町、能勢町や京都府亀岡市などから大阪都心部への主要路線として交通の利便性が向上し、北大阪地域の交通渋滞の緩和に寄与します。
(3)箕面市北部で大阪府が施行中の「箕面森町(水と緑の健康都市)」へのアクセス道路としても寄与します。

また、箕面グリーンロードは、6.8km(うちトンネル延長約5.6km)の延長で、2車線の対面交通で暫定整備(最終形4車線)されています。平成26年度の交通量は、一日平均で約7千台となっています。
軽自動車等と普通自動車の通行料金は、平成21年7月から料金割引の社会実験を継続実施しており、軽自動車等が510円→360円、普通車が620円→410円となっています。

 

 


●定期券の利用でこんなにもお得に
箕面市の北部地域(上・下止々呂美、箕面森町)では、箕面市の市街地に行くには池田市や豊能町を通ってアクセスするしかなく、下止々呂美から白島・萱野まで自動車で約33分かかっていましたが、箕面グリーンロードを利用すると約8分となり約25分短縮されます。一方で、通行料金が普通車で620円から410円と割り引かれているものの、依然として割高感があり、急いでいるとき以外は利用しないという声もよく聞きます。

そのため、箕面市では、鉄道やバスを利用するときに、現金、ICカード、回数券、定期券があるように、箕面グリーンロードでも現金、ETCカード、回数券だけでなく、定期券が必要と考え、「定額で乗り放題、使えば使うほどお得な定期券の導入」に向けて大阪府や大阪府道路公社に要望し、このたび3ヶ月の限定ですが定期券の社会実験を実施することになりました。

定期券の料金は、普通車で1ヶ月17,000円(ちなみに、同じ区間を運行する運賃410円の路線バス定期券料金は1ヶ月17,220円)ですが、例えば、30日間を毎日一往復すると、走行距離が短くなることからガソリン代などの費用が7,260円節約されるので、差し引きした実質負担額は9,740円となり、1回あたりの通行料金に換算すると162円と非常に割安となります。

今後は、社会実験における効果を検証し、本格導入の是非を検討することになりますので、ぜひこの機会に多くの方々に定期券を購入していただき、本格運行につなげたいと考えています。

 

 


●定期券の購入方法
定期券の社会実験は、平成27年7月から9月までの3か月間限定で実施しています。
定期券の料金、販売期間、販売窓口、購入方法や利用方法などは、「定期券のご案内」のほか詳細は、【こちら】をご覧ください。また、社会実験については、大阪府の【ホームページ】をご覧ください。

 

 

  

箕面市では、7月31日まで『自治会に入ってないかた・地域に自治会がないかた 今すぐ自治会に加入してください・自治会を結成してください!』の統一キャンペーンを実施中です。


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