こんにちは、上下水道局の武藤です
今日から7月の始まりです。近畿地方は6月3日梅雨に入りましたが、沖縄地方では5月20日梅雨に入り、6月11日には梅雨明けして、既に真夏日が続いているそうです。近畿地方の梅雨明けは何時ごろなのか。蒸し暑く湿度が高い梅雨空が続きますが、早く梅雨が明けてほしいものです。
さて、今回は「箕面市水道事業及び下水道運営審議会」や水道工事箇所について告知も兼ねてお知らせしたいと思います。
平成27年度の「施政及び予算編成方針」において掲げていますように、上下水道局において今年度は下水道使用料金の値下げを検討しています。
公共下水道事業会計は、平成15年度より地方公営企業法を全部適用しており、独立採算の下、原則的に汚水処理の経費はお客様からいただく下水道使用料金でまかなう運営を行っています。しかし、使用料金の値上げや値下げになりますと、値下げの場合収入が減るため、また、値上げの場合は家計に直接響くので市民生活への影響が大きくなります。どちらにしても経営や事業運営をしていく上で影響が非常に大きく、学識経験者、利用者の市民、関係行政機関などの委員で組織する審議会に諮り意見をいただき方針を定め最後に市議会の議決を経て実施することになります。
【過去の審議会様子】
【公共下水道事業の経営状況について】
①平成15年度地方公営企業法を適用し、平成16年度以降黒字経営を維持してきており、平成18年度以降の経費回収率は、100パーセントを上回っています。
②平成24年2月に策定した箕面市経営改革プランでは、下水道使用料が減収する見通しにあっても使用料を値上げすることなく、今後発生する管渠等の更新に備えた資金のを確保し財政の健全化を図ることで経費回収率100パーセント以上を堅持する目標は概ね達成しています。
③平成27年3月に「箕面市上下水道施設整備基本・実施計画」を策定し、今後20年間における管路の更新や耐震化などの費用について、財政収支も連動したアセットマネジメントを行った結果、黒字基調が維持できる見込みが立ちました。
※経費回収率とは、下水道使用料で、汚水処理にかかる経費をどれだけ賄えているかを示した指標
※アセットマネジメントとは、将来需要予測と施設の統廃合などの見直しを行い、将来に備え財政収支の見通しに基づく計画的な施設更新を行ったもの
公共下水道の経営状況については、以上の状況から、黒字基調が維持できる見込みもあり、また、公営企業は、直接住民福祉の増進を目的に経営する企業で利益追求を目的としていないため、下水道使用料金を値下げする方向で審議会へ諮問する手続きを進めています。
○箕面市水道事業及び下水道事業運営審議会の開催について
※今回は、次回の諮問に備え箕面市経営改革プランの進捗状況や「箕面市上下水道施設整備基本･実施計画」の策定など、これまでの取り組んできた経過を説明します。（今回は値下げの諮問ではありません。）
日 時 7月7日午後3時から
開催場所 市役所本館3階委員会室
案 件 1．箕面市経営改革プランの進捗状況
2．「箕面市上下水道施設整備基本･実施計画」について
3．今後の進め方について
※公開で行っており傍聴は可能 10人までとなっています。
○水道の管路更新事業について
「箕面市上下水道施設整備基本・実施計画」に基づき平成27年度から本格的に管路更新事業を進めており、工事施工箇所の一部を紹介します。工事中は何かとご迷惑ご不便をおかけすることになりますが、ご協力のほどよろしくお願いします。
下記地区の工事期間は7月下旬から12月までの予定ですが、諸事情により工期が伸びる場合もありますのでよろしくお願いします。
※施工箇所は、6月末現在で施工業者が決まったところです。
なお、配水管の更新工事の箇所はこれだけではなくまだありますが、業者や工事期間など確定次第、地元住民の皆様にお知らせいたします。
＜瀬川地区＞青線：工事施工箇所、赤丸：消火栓
【マンホールデザイン蓋の一般公募について】
大阪府流域下水道では、今年度で事業開始から50年周年の節目を迎え、大阪府のマスコットキャラクター「もずやん」（大阪府広報担当副知事）とコラボした新マンホールのふたのデザインを募集しています。採用作品は大阪府流域下水道のマンホールふたのデザインとして使用され、今後府内各所に設置されます。
応募締切 平成27年7月1日から8月31日
詳細は、大阪府都市整備部下水道室まで
＜もずやん＞
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箕面市では、7月31日まで『自治会に入ってないかた・地域に自治会がないかた 今すぐ自治会に加入してください・自治会を結成してください！』の統一キャンペーンを実施中です。