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「歯っぴい健康フェスタ2015」 &「8020健康長寿社会」

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こんにちは。
健康福祉部長の小野啓輔です。

書き出しが おもろいと言って くれたから
5月15日は 書き出し記念日

昔、作文の宿題が、とても嫌いでした。

たぶん、さっさと済ませて遊びに行くタイプと、
ぐずぐず引き延ばして、ぎりぎりで出すタイプとがあると思います。
私は、完全に後者で、
「最初の1行さえ決まれば、後はできるねん」
と言い訳しながら、いつもぎりぎりでした。

おとなになっても、それは変わらず、
今でもやっぱり、ブログの締切に苦しんでいます。

最初の1行。書き出し。
落語でいう、マクラ。
漫才では、前フリ。
講演なら、つかみ。

「名作の書き出しは、きまって名文」
という名言もあり、
『名作の書き出し』という本まで出ています。
書き出しだけの小説「書き出し文学大賞」という
ファンキーなジャンルもあるそうです。

映画では、オープニング 
音楽なら、イントロ。

昔、「イントロ当てクイズ」でよく遊びました。
いろんな音楽のイントロ部分をたくさんカセットテープに録音して、
早押しクイズで盛り上がるという宴会芸です。

そこで、ある文学作品の書き出しを、クイズにします。

第1問
*祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり。娑羅双樹の花の色、
   盛者必衰のことわりをあらはす。

第2問
*ゆく川の流れは絶えずして、しかも、もとの水にあらず。

第3問
*幸福な家庭はみな同じように似ているが、
   不幸な家庭は不幸なさまもそれぞれ違うものだ。

第4問
*ストラウスはかせわぼくが考えたことや思いだしたことやこれから
   ぼくのまわりでおこたことわぜんぶかいておきなさいといった。

正解は、次回のブログで。

それにしても、
書き出しは難しい。
ということで、
書き出しを書けなかった長い言い訳を経て、
今日のテーマは「歯っぴい健康フェスタ&8020運動」です。


●歯っぴい健康フェスタ 2015

6月4日から6月10日は、「歯と口の健康週間」です。
これにあわせ、6月6日(土曜日) 午後2時から5時まで、
箕面市総合保健福祉センター(みのおライフプラザ)で
「箕面市民歯のつどい 歯っぴい健康フェスタ2015」を開催します。 

この「歯っぴい健康フェスタ」は、
箕面市と一般社団法人箕面市歯科医師会が共催で実施している
6月恒例の健康増進イベントです。
箕面市教育委員会、一般財団法人箕面市医療保健センター、
箕面市学校保健会の協力も得て開催しています。

今年は記念すべき第50回。
毎年人気の、無料の歯科健診や歯医者さんのお仕事体験、
みがき残しチェック、お口の中探検隊をはじめ、
新しい実験教室のコーナーや、血管年齢・骨密度測定、
アルコール体質測定、栄養相談、健康相談などもあり、
おとなから子どもまで、楽しみながら、健康づくりの意識も高まる
内容となっています。

 

 

また、歯とお口の健康に関する「図画・ポスターコンクール」も
実施し、市内の保育所(園)、幼稚園、小学校の子どもたちから、
2,060作品の応募がありました。
この中から、箕面市長賞1点、歯科医師会会長賞1点、優秀賞3点、
入選80点の作品が選ばれます。

さらにさらに、今年は歯のつどい50回記念として、
歯科医師会主催の「歯の健康川柳コンクール」も行われました。
応募総数45点の中から、栄えある歯科医師会会長賞1点と
優秀賞3点が選ばれます。

「図画・ポスターコンクール」「歯の健康川柳コンクール」とも、
みごと入賞作品に輝いた皆さまには、同じく
6月6日(土曜日)午後3時から、「歯っぴい健康フェスタ2015」の
会場の箕面市総合保健福祉センター(みのおライフプラザ)で、
表彰式を行います。
また入賞作品は、5月30日(土曜日)から6月11日(木曜日)まで、
箕面市総合保健福祉センター(みのおライフプラザ)で展示します。

参加は、すべて無料ですので、6月6日(土曜日)はぜひ、
みのおライフプラザをのぞいてみてください。
皆さまのお越しを心からお待ち申し上げております。

【去年の歯っぴい健康フェスタ】

   

    

 
●8020運動の推進

「歯っぴい健康フェスタ2015」にちなんで、
「8020(ハチ・マル・二イ・マル)運動」をご紹介します。

「8020(ハチ・マル・二イ・マル)運動」は、
「80歳になっても自分の歯を20本以上保とう」という運動です。
平成元年(1989年)に厚生省(当時)と日本歯科医師会が提唱して
開始されました。

20本以上の歯があれば、食生活にほぼ満足することができると
言われています。
そのため、「生涯、自分の歯で食べる楽しみを味わえるように」との
願いを込めて、この運動が始まりました。
「8020」のうち、「80」は男女を合わせた平均寿命のことで、
「生涯」を意味します。
一方「20」は「自分の歯で食べられる」ために必要な歯の数を
意味します。
今までに行われた「歯の本数」と「食品を噛む能力」に関する調査
によれば、だいたい20本以上の歯が残っていれば、硬い食品でも
ほぼ満足に噛めることが、科学的に明らかになっています。

【歯の本数別にみた「何でもかんで食べることができる」人の割合】

 
8020運動が提唱される前には、
「一生自分の歯で食べよう」という標語がよく使われていましたが、
「8020」はこれを「数値目標化」したものといえます。

●8020健康長寿社会に向けて

「8020運動」が開始された当初、
「8020」を達成している高齢者(後期高齢者:75歳以上)は
10人に1人にも満たない状況で、平均残存歯数は、4~5本でした。

しかしその後「8020」達成者の割合は増加し、
最近の全国調査(平成23年歯科疾患実態調査)では、
後期高齢者の37%が達成してることが示されました。

厚生労働省では、歯を失う最大の原因である「歯周病」を
悪化させないよう、きちんと歯磨きをする意識が広がっていることが
成果につながっていると分析し、
10年後には、80歳で20本の歯が残っている人の割合を
50%まで引き上げたいとしています。

【「8020」達成者数と非達成者数の推計値】

 

「8020」達成者は、非達成者よりも生活の質(QOL)を良好に保ち、
社会活動意欲があるとの調査結果や、
残っている歯の本数が多いほど寿命が長いという調査結果も
あります。

一方、高齢者人口は増え続けているので、
「8020」に達していない高齢者の絶対数も増えています。

そこで日本歯科医師会でも、8020運動の次なるステップとして、
歯周病等の重症化を防ぎ、8020達成者を増やし、
8020達成者が50%を超える社会「8020健康長寿社会」の実現を
めざしています。

また、8020を達成できなかった方についても、
しっかりと噛み合いきちんと噛むことができる義歯(入れ歯)などを
入れて口の中の状態を良好に保つことで、
20本あるのと同程度の効果が得られることもPRされています。
義歯を含めた歯で食べ物をしっかり噛むことができれば、
全身の栄養状態も良好になり、よく噛むことで脳が活性化され、
認知症のリスクが軽減するという調査結果も出ています。

いつまでもおいしく食べ続け、健康寿命を延ばすためにも、
定期的にかかりつけの歯科医院に行き、口の中の健康を保つことが
推奨されています。





●箕面市の取り組み

歯は、からだ全体の健康と密接に関わっています。
箕面市では、市民の皆さまに楽しく充実した健康な生活を
送り続けていただくために、
妊産婦を含めて赤ちゃんから高齢者までの
すべてのライフステージで
健康な歯を保つ取り組みを進めています。

(1)予防歯科センター

箕面市歯科医師会のご協力により「予防歯科センター」を設置し、
定期検診やフッ素塗布など、
幼児からの予防歯科事業に取り組んでいます。
乳幼児健診や学校・保育所・幼稚園でも歯科健診を推進しています。
そのような取り組みにより、箕面市の子ども達は、
比較的むし歯が少ないなど統計データでも成果が現れています。

特に、予防歯科センターでは、
満1歳から15歳までの子どもを対象に、
定期健診やフッ素塗布、歯みがきの指導を行っています。
費用は、それぞれ1,000円です。
16歳以上の成人には、健診(無料)とブラッシング指導(1,000円)を
行っています。
実施日時など、お気軽にお問い合わせください。

予防歯科センター
      住所 箕面市萱野5-8-1(みのおライフプラザ) 
      電話 072-727-9556      FAX 072-727-3532
      ホームページは、こちら
         

(2)箕面市歯科健康診査

歯周病の兆しがみられる年齢のかたを対象に、
無料で受けられる歯科健診を実施しています。
毎年「10月1日現在、満40歳以上74歳以下で偶数年齢のかた」に、
歯科健康診査の無料受診券を9月末に郵便でお送りしています。
市内指定歯科医療機関で10月と11月に無料で健康診査を
受診できますので、ぜひご活用ください。
なお、健診自体は無料ですが、治療が必要となった場合は
有料となります。

箕面市歯科健康診査は、こちら

成人が歯を失う原因で最も多いのが歯周病です。
生活習慣病と言われるこの病気は、
初期を含めると成人の80%以上がかかっています。
日頃の仕事の忙しさからくる「暴飲暴食」や「不規則な生活」など、
日常の生活習慣の乱れが、歯周病につながりますので、
毎日の正しい歯磨きとチェック、定期的な歯科健康診査、
そして早期発見・早期治療が重要です。


(3)箕面市妊婦歯科検診

さらに、箕面市歯科医師会の多大なご協力により、
今年度から新しく、無料の「妊婦歯科検診」が始まりました。
妊娠すると、唾液が減る、つわりで歯磨きがしにくいなどの
理由から、むし歯や歯周病にかかりやすくなります。
お口をいい状態に保って出産を迎えることは、お母さんだけでなく、
生まれてくる赤ちゃんのお口の健康にもつながります。

今年4月から妊娠届を出されたかたには、母子健康手帳に
妊婦歯科検診受診票が付いています。
3月末までに届出された方も受診できます。
妊娠中期の受診がおすすめです。

実施日時 平成27年 6月18日(木)、8月20日(木)、
              10月15日(木)、12月17日(木)、
       平成28年 2月18日(木)
いずれも午後1時30分から午後3時まで

場  所 箕面市総合保健福祉センター(みのおライフプラザ)2階
受  付 箕面市総合保健福祉センター 保健スポーツ課に
      電話かFAXで、予約してください。
      電話 072-727-9572   FAX 072-727-3539


(4)訪問歯科保健

満65歳以上で在宅で寝たきりまたはそれに準ずるかたを対象に、
箕面市歯科医師会会員の歯科医師が事前調査を行った上、
歯の保健指導や疾病の予防を行います。
調査後、治療が必要な場合は、在宅でできる範囲の治療を行います。

費  用 歯の保健指導は無料。
      治療を行った場合は、保険診療の自己負担額が必要です。
受  付 保健スポーツ課にご連絡いただければ、申請書をご自宅に送付します。
      電話 072-727-9572   FAX 072-727-3539

箕面市歯科医師会のホームページは、こちら。

プロ野球選手は、歯磨きを心掛け虫歯予防に細心の注意を
払うそうです。
歯がむし歯だらけだと、野球で良い成績を出せないからです。
歯が健康でないと、歯を食いしばり良いボールを投げたり、
バットを振り切ったりすることができないと言われています。
また、口腔内の菌は万病の元とも言われます。
口腔内を不潔にし、むし歯や歯周病を放っておけば、
大きな病気の原因にもなります。

歯と口は、健康に生きていく力を支えるもの。
この機会に、ぜひ歯と口の健康を考えてみませんか!!


箕面市では、7月31日まで『自治会に入ってないかた・地域に自治会がないかた 今すぐ自治会に加入してください・自治会を結成してください!』の統一キャンペーンを実施中です。




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