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オレンジゆずるバスの運行見直し!

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こんにちは、地域創造部 鉄道延伸・まちづくり政策統括監の柿谷武志です。

今日1月20日は「大寒」。寒の内のちょうどまん中で、寒さが最も厳しくなると言われているとおり、本当に寒い日が続いています。
大寒のころには、”寒さに打ち勝って、精神を鍛える”ために、武道では寒稽古が行われます。寒さが鍛えるのは精神だけではなく、食べものも同じで、寒天や高野豆腐など寒さを利用してつくられたり、お酒や味噌などこの時期につくるものは美味しいと言われています。
一番寒い時期ではありますが、しっかりと栄養を取り、寒さに耐える体づくりと防寒対策を心がけてこの寒さを乗りきりましょう。 

さて、今回は、箕面コミュニティバス「オレンジゆずるバス」の運行見直しについてお知らせします。

 

●市民参加で決めた評価見直し基準
コミュニティバスは、路線バスが走行しない採算性が確保できないルートを運行することから赤字を前提として行政が財政負担していることが一般的です。
一方で、むやみに赤字幅(行政負担額)を拡大することはできないことから、利便性の追求だけではなく、効率性・効果性とのバランスを見極めることが必要となります。

そのため、箕面市では市民、商業者、交通事業者、行政機関等の幅広い関係者で構成する総勢70人の協議会・分科会で、ワークショップや会議を積み重ねて、運行内容と評価見直し基準を決めて、実証運行(実験的な運行)を行っています。
実証運行期間中は、見直し基準を踏まえて運行内容を向上又は改善の見直しを行いながら持続可能な本格運行をめざしています。


評価見直し基準

 


●平日の本格運行は好調です
平日の月曜から土曜ルートは、3年間の実証運行で運行ルートやダイヤの見直しを重ねた結果、平成25年5月から本格運行に移行しました。
皆さまに好評なパターンダイヤ(どのバス停の時刻表も必ず、毎時同じ時間)や利用しやすい運行ルートになったことから、1日の平均利用者数が運行当初の960人から現在では1,409人に増加し、1日最大で約1,700人にご利用いただいています。
また、おかげさまで収支率(運行経費のうち運賃で賄われた割合)は、運行当初の約30%から平成26年9月には52.7%に達しており、全国のコミュニティバスの中でトップクラスを維持しており、好調に運行しています。これからもぜひご利用ください。


※平日(月曜~土曜)のマップ及び時刻表は【こちら】をご覧ください。

 


●休日の実証運行は見直します
休日の日曜・祝日ルートは、平成25年5月からお買い物バスとして実証運行を行ってきました。しかし、利用者数は伸び悩び、収支率も約23%と低く状況です。
そのため、総勢70人の協議会・分科会で、ワークショップや会議を積み重ねて、評価見直し検討を行い、来年度から1年間限定の新たな実証運行計画(素案)を作成しました。
この計画(素案)は、さらなる業務の効率化により運行経費の縮減をはかるとともに、ルート見直しによる所要時間の短縮などにより便数を増便し、利用者の利便性を向上させ収支率50%をめざします。
新たな実証運行計画(素案)は【こちら】をご覧ください。


 

●休日の新たな実証運行計画(素案)にご意見をお寄せください
日曜・祝日ルートの新たな実証運行計画(素案)について、市内5か所で説明会を開催して皆さまのご意見をお聞きしたいと考えています。ぜひご出席いただきますようお願いいたします。
詳しくは【こちら】をご覧ください。


また、2月3日まで市民意見の募集もしていますので、皆さまのご意見をお寄せください。
詳しくは【こちら】をご覧ください。


 

 

オレンジゆずるバスは、市民の皆さまに育てていただくバスです。ご家族、お友達にも声をかけていただき、ぜひオレンジゆずるバスでお出かけください。

 

 

 

箕面市では、3月31日まで『明日くるかもしれない大災害!今すぐ始めよう!家庭の備え』の統一キャンペーンを実施中です。


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