【はじめ】
2月になりました。プロ野球のキャンプも各地で始まり、まさに、球春到来です。しかし、わしの住んでいる小野原は、すこぶる寒い。(しかし、暦の上では春である。2月4日は、立春でした。)
時に、わしは、近くの春日神社に散歩に行くが夏はヒンヤリ、冬は寒い、さむい〜。寒さは苦手である。
(窓から外をみてください。雪は降っていますか。近くに窓がみあたらないあなたは、心の窓で感じてください。どうですか?)
有名な歌の一節に、『雪は降る、あなたは来ない。・・・』とありますが、今月もどうにかこうにか 教育推進部 若狭周二、(ブログ担当の日が)やってまいりました。よっ!待ってました なのか 内容がないよう(しょうもな)なのか。
少しのお時間おつき合い願います。
蛇足ですが、(早速かいな、本題はどうした?)
まず、有名な歌を歌っているのは、アダモという人であり、伝説の番組のキャラクターである「アダモちゃん」ではない。(ここまで書いてしまうのがわしのわしたる所以である。ご迷惑をおかけしています。)
【今、学校では・・・】
さて、現在、私立中学校入試、私立高校入試、公立高校入試、大学入試(順不同)等々、入学試験が各地で行われていますが、
市内の中学校では、1月の中旬ぐらいから(中学校三年生対象に)「面接」の練習をしています。校長先生や教頭先生などが主な面接官です。志望動機や学校生活のことなど様々なことを生徒に質問します。大抵の私立高校では学力テストと併せて面接があるからです。高校は、人物をしっかりとみたいということでしょう。となると生徒たちには、自己アピールを含めた自分を表現する力が求められるのです。当然、日々の学校生活で十分に定着しているとは思いますが、あらためて、校長先生等からの質問を、《自分の考えた言葉》で回答する。いいことだと思う。
1月の下旬には、私立高校への出願。本年度の(大阪府)私立高校の入試日は2月の10日、11日です。今週末か。悔いのないように答案を書けよ。
次に、公立高校前期出願は2月中旬。
前期選抜入試日は、2月23日、24日。
現在、インフルエンザが各地で猛威をふるっているが、受験(検)生のみなさん、健康に十分注意してください。周囲の家族のかたも、注意してください。予防策は、とにかく、手洗いとうがいではないでしょうか。
また、日々、生徒たちに、進路保障はもとより、熱心に指導・支援に努めておられる担任をはじめ全ての教職員のかた、ご苦労様です。よろしくお願いします。(「まかせとき。」という声が聞こえそうです。)
さて、試験であるから合格もあれば不合格もある。精一杯努力したが「あかん」かった事もある。合格ということは、その学校に縁があったということであり、裏を返せば不合格は、縁がなかったということであろう。(簡単には割り切れないことは重々承知。)縁がある(あった)学校でしっかりと自分を生かすこと(成長させること)も大切であろう。わし自身、悔しくて、コタツの中で(ネコみたいに丸くなって泣きじゃくった思い出がある。18歳の冬だった。)
【いま、学校では】
○1月24日(火曜日)気分は上々。機嫌はすこぶるよし。
施設一体型小中一貫校である【とどろみの森学園】の公開授業がありました。
研究主題は、
「思考力・判断力・表現力を育む9年間を見通した学びのスタイルの構築」
〜書く活動を重視した言語活動の充実を通して〜
(公開授業の)ご案内の文章の中に、
・・・過去3年間の振り返りをもとに、その成果と課題を全教職員で共有し、大阪府内初の施設一体型小中一貫校としてのよさが最大限いかされるよう、・・・・・・・・とあるが、今まで以上に自信と誇りをもって主体的によさを最大限いかすようにお願いしたい。当然、教育委員会として援助・協力は最大限惜しまない。
授業における“小・中学校に共通した学びのスタイル”についての協議やいかに。
○1月25日(水曜日)気分高ぶる。機嫌は最高。
「教育フォーラムみのお」が、開催されました。
主催は、
箕面市教育研究会 箕面市人権教育研究会 箕面市在日外国人研究会
であり、
テーマは、
『新学習指導要領・新教育要領の実践』と、まさに学校教育の今です。
第1分科会
講演 授業で生徒の学びをどのように保障していくか
〜池田市立北豊島中学校の実践に学ぶ〜
講師 小山校長、丹松教諭
第2分科会(実践報告?)
・小学校英語部会
これが小学校英語活動です
・小学校理科部会
これが理科長期研修です(簡単実験もありました)
第3分科会(実践報告?)
・とよかわみなみ幼稚園
体で遊ぼう!運動遊びを通して、心や体の育ちを探る
・小学校体育部会
わかる喜び、学ぶ楽しさを追求できる授業をめざして
わしは、サンプラザの8階に急ぎ、第1分科会に参加した。
第1分科会は、小山・丹松さんの報告でした。校長、教頭をはじめ多くの教員の皆様が熱心に報告に聞き入っていました。
中学校の研究授業についてが、主な報告内容でした。概要となりますが、魅力ある授業づくりとは、授業の工夫・改善であり、教師と生徒の人間関係作りは、生徒会活動の活性化からである。北豊島中学校の研究授業は
平成12(2000)年 年間11本
平成13(2001)年 年間12本
平成14(2002)年 ほぼ、全員
と、なっているとのことである。本市でも、中学校区での研究体制は進んでいるが、実に参考にできる報告であったと思う。今後は、(校内)研修から(校内)研究へと進んでいく必要があると感じた。
さらに、研究の方向転換を示され、学力向上のためには、学習の質を転換することが大切である。例えば、次の3点。
(1)一斉講義型授業から生徒の活動のある授業
(2)受動的に学びから能動的な学びへ
(3)先生対生徒から生徒同士
そして、
わからないことを聞いたり、考えたことを伝え、交流し(表現的)
皆の意見を聞きながら、自分の考えを高めていく(協同的)
つまり、
生徒同士が高まりあえる場のある授業づくり
が(現時点)ポイントである。
小山校長、丹松先生、ありがとうございました。また、ご指導ください。
(お時間がありましたら、時間外でのご指導を・・・・・)
○1月26日(木曜日)少々お疲れ気味。しかし、気分は元気・勇気・根気(?)
大阪府公立小学校教育研究会・大阪府公立中学校教育研究会共催で第48回中央研究発表大会が大阪府教育会館で開催されました。
研究課題は、『創意工夫を生かした特色ある教育活動の展開』でした。
教育研究論文・実践報告入選者の中から、優秀賞を受賞されたかたから報告がありました。参考までに書きますと。
■小学校の部
優秀賞 羽曳野市立羽曳が丘小学校
(テーマ)
通級から通常の学級への教育支援のユニバーサルデザイン化をめざして
〜発達障がいの早期発見・早期支援の教育相談システムづくりと認知特性を生かした教育支援の展開〜
■中学校の部
優良賞 大阪市立大正東中学校
(テーマ)
黒板にプレゼンテーションソフトを直接投影した中学校数学の授業実践
〜ICTの活用の日常化をめざして〜
日々の多用な業務(しごと)の中から論文を書く時間を産み出す努力には、敬意を表します。さらに、報告された内容は実に現場を反映されたものであり、かつ、子どもたちのためには指導者である教員はどうあるべきなのかを示唆された内容でした。筆者の教育への熱い思いがありました。(箕面も負けてへんで)
また、記念講演として、大阪大学大学院人間科学研究科教授 小野田正利さんが「保護者は怖いと身構える教職員のみなさんへ」と題して講演をされました。いつもながら、あっという間に時間が過ぎました。
○1月27日(金曜日)気分よし。三平方の定理は美しい。(さすが、数学の教員)
第一中学校で初任者の数学の授業を参観しました。
一生懸命の授業でした。(いいなぁ)
これは、初任者研修対象配置校への学校訪問へのひとつです。
指導主事には担当校(担当校区)があり、第一中学校区は、三名で担当しています。(わしもその一人である。)当然、教育センターの教育専門員と拠点校指導教員も授業参観及び協議に参加します。
やはり、数学の授業については、一言あるので、ついつい、教員の立場で授業を参観してしまった。
学校現場での研究授業、市内での研修会、等々について書きましたが、
その現場への指導・助言の立場にある指導主事はしっかりと知恵と知識と実践を学んでいるのか、という質問がされそうですが。
○1月29日(日曜日)気分爽快。
「思春期のライフスキル教育」プログラムセミナーが豊中市でありました。
キーワードは、「明日を担う子どもたちのライフスキルを高める」でした。ライフスキルとは、(少し堅いが)日常生活で生じる様々な問題や要求に対して建設的かつ効果的に対処するために必要な心理・社会的能力。のことです。(だそうです。)
簡単に言います(実に難しいが)と、良い学級集団(居心地の良い思いやりのある学級集団)づくりのもと子どもたちに自信をつける取り組みとは何か。自己肯定感(自尊感情)をいかに子どもに育むか。について研修しました。
○2月2日(木曜日) 気分高揚。機嫌良好。
箕面市の青少年補導員研修会にも(指導主事は)参加し、児童自立支援施設である大阪府立修徳学院の担当者(大阪府教育委員会)から施設の現状、目的をふまえた、生活指導・学習指導について研修しました。講師(担当者)のかたの子どもに対する本当に熱い思い、厳しい指導、いずれにせよ、子どもを第一に考えることが伝わる講話でした。(俵積田館長、ご苦労様でした。)
本市では、教育環境の整備として、全中学校に生徒指導担当者支援員を配置していますが、「本研修」を受けられた生徒指導担当者が、さらにステップアップし、子どもたちへの指導・支援に、かつ、学校の生徒指導のリーダーとして一層の活躍を期待しています。
○(前後しますが)2月1日(水曜日)寒かったが、報告はアツし、気分熱々。
第41回 豊能地区人権教育実践交流会が豊能町立光風台小学校でありました。テーマは「差別の現実から深く学び、生活を高め、未来を保障する教育の確立をめざして」でした。西村会長のあいさつの中で、
「子どもたちがつながり合い、差別を許さない仲間へと育ち合うことが私たちの願いであり、目的であると思います。日々の子どもたちのあり様にしっかりと向き合い、その中で一人ひとりの自尊感情を高め、家庭との連携をより一層深めることにより、子どもたちを豊かに育てていきたいものです。(中略)
互いの実践から多くのことを学び合う中で、これからも学校園所で子どもたち一人ひとりが大切にされる営みが進められることを期待し・・・」とありましたが、まさにその通りです。
本市から、各分科会で報告がありました。
A人権・部落問題学習分科会:箕面市立萱野小学校
B学力保障と進路保障分科会:箕面市立第二中学校
D共生の教育分科会:箕面市立南小学校、箕面市立西南小学校
また、企画実行委員にも市内の多くの教職員のかたが協力されていました。
当日は、寒かったけど、熱い協議がありました。(これ実感ですねん。)
ここまで、書いてきて、自己肯定感や自尊感情が各研究会、研修会で共通言語となっていることに(賢明なるみなさまは)お気づきでしょう。
「自分がすき!友だちがすき!学校がすき!」そして、「地域・社会に開かれた楽しい学校づくり」を目標に人権教育を基盤にすえた教育活動に取り組んでいるのが萱野小学校です。
○2月3日(金曜日)いい気分。
この萱野小学校において、公開研究会が開催されました。
テーマは、
「もとめる」「伝うあう」「つながる」わたしたち
それぞれの“物語”を読み解き
ともに未来を紡ぐこどもたちをめざして
です。
併せて、文部科学省「学びのイノベーション事業」(1年次)総務省「フューチャースクール推進事業」(2年次)の報告もありました。
この研究会、20回を迎えます。(正確には迎えました)萱野小学校に勤務(奉職)された先輩たちの熱い思いが延々と引き継がれているのではないでしょうか。当然に、30回、40回と期待しています。
ここでは、6年生の基礎学力保障 算数
Future 算数 〜ICTで意見交流型学習
の授業が実に楽しかった。(他の報告も研究のあとが見られました。)
動画がわかりやすかった。教材の関連もよくわかった。「学習内容がわかる」「友だちのよさがわかる」「学び方がわかる」を大切にし、算数の学習を通して、友だちのよさを見つけながら、人間関係も深めていきたい。(納得)
「教えあい」から「学びあい」か。
○2月4日(土曜日)気分最高。機嫌文句なし。
箕面小で「かきの木フェスタ」がありました。
子どもたちが自分のしたいことを自分で選ぶ。教えるのは、地域の大人たち。次に紹介するのは(いつもながら下手な写真で申し訳ない)その活動風景。
森井校長曰く「一学期、二学期で(子どもたちが)学んだことの発表会が今日です。太鼓の子どもたちも努力しました。」
地域のかたからは、「木こり体験は、もっと拡充する。」と言われていました。
体育館では、(定番で申し訳ない)寒さを吹っ飛ばすぐらい暑い(熱い)活動が展開されていました。
子どもたちの笑顔、笑顔。それを生み出しているのは、周囲の大人たちの子どもたちを見守る温かいまなざし。
いいなぁ、箕面小。
体育館の端でお茶会もありました。わしは「結構なお手前で」と言いました。
和菓子も美味しかった。ありがとうさまでした。
○2月5日(日曜日)気分は残念無念。
こども会フェスタが、ありました。
わしは、(残念ながら)行けなかったが、教育長と教育次長は出席(参加)されました。 また、教えてください。
○2月6日(月曜日)無念無想。
平成24年(2012年)2月17日(金曜日)午後2時〜
彩都の丘学園 公開授業研究会 があります。
研究主題 9年間をつなぐ自立した学びの創造
「いいね!その考え」「わかるっておもしろい」
本年度4月に施設一体型の小中一貫校として開校しました。
学園教育目標は、
『夢・未来に向けて自ら「学び・鍛える・つながる」子どもの育成』
こうご期待
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