市民のみなさまこんにちは 教育長の具田です。
新緑のたいへん気持ちのいい季節となりました。山のみどりも、まち中の花々も、太陽の光を精いっぱい吸収しようとしています。
“通勤途上にて”
“勝尾寺にて”
“すでに紅葉?”
すでに、ご覧いただいた方もおられるかも知れませんが、私たち6人の教育委員も、市役所の部長のみなさんに交じって“ブログ”を始めています。(高野委員さんと、中委員さん)。ご覧いただける場所は、“部長ブログ”のページに一緒に入れさせてもらいました。これまで、発信力が弱く、教育委員さんって“だれ?”“何者?”と、非常に知名度が低かったことから、どんどん発信していこうと6名全員の思いが一致し、“ブログ”に挑戦しています。
週1回、各委員が順番に発信し、6週間で1周する形で書いていきますので、楽しみにしてください。
さて、教育委員会では昨年10月に実施しました“箕面市いじめ実態把握アンケート調査(無記名)”によって、4人に1人の児童・生徒が、H24年4月から10月までの間に、“いじめを受けたことがある”と答え、その内の4割が、“今もいじめが続いている”とも答えています。その内容が“悪口や無視、仲間外れ”など、周囲が気づきにくいものが全体の半数を占めています。
また、いじめについて“誰にも相談できない”子どもや、“黙って見過ごす”子どもがそれぞれ2割以上もいます。
これらの調査結果から、いじめの実態がみえにくい、いじめの潜在化が浮き彫りになりました。
一方で、“学校が認知していた、いじめの数は114件で、非常に残念なことですが、子どもたちの意識・実態と、学校の認知件数に、大きな隔たりがあることも分かりました。
もちろん、残念な結果と言うだけで終わるわけにはいけません。教育委員会としても、”緊急に対応すべき事案“については、担当職員を学校へ派遣し、学校での対応への指示、支援を行い、いじめの確認と対策を講じてきました。
また、周囲が気づきにくい状況ではありますが、早期発見、早期対応をめざし、ご家庭でも確認できる、“チェックシート”を作成しているとことです。
“すべての子どもたちの笑顔を絶やさない”ことを実現するためには、もちろん私たち教育委員会も、学校もしっかりと対応してまいりますが、各ご家庭でも、地域でも、しっかりと取り組んでいただきたいと思います。行政だけで子どもたちを健全に育むことはできませんので、そのあたりもご理解いただき、一緒になって子どもたちの笑顔を増やしていきたいと思っています。
“チェックシート”の一部を紹介します。
□不自然な外出が増えている
□友達からの電話に出ない
□おどおどしている
□学校の友達のことを話さなくなった
□自分を否定する言葉を言う
□お金づかいが荒くなった
などなど
*該当する項目が1つでもあれば、すぐに相談をしてください。
さて、私事ですが、先日うちのワンコが交通事故で他界しました。未だに悲しい思いでいっぱいです。実は、この子は、近くの公園で衰弱していたのを拾ってきた子で(きちんと警察への手続きはしています)、まだ、9か月しか居なかったミックスさんでした。それでも、よくなついてかわいかったので、突然の別れに、未だ気持ちの整理が出来ていません。
3か月前にも、別のワンコの訃報を勝手ながら、当時のブログでお伝えしたところでしたので、家族も含めショックが大きくてなりません。次の世界でのふたりのワン子が仲良くしてくれることを祈っています。
箕面市では、5月から8月まで、「オレンジゆずるバスで行こう!日曜・祝日はお買い物バスとして運行」統一キャンペーンを実施中です。