皆様こんにちは上下水道局の武藤です。
太陽の光を浴びて若葉が芽吹く新緑の季節となりました。太陽の光といえば、人間の体内時計は25時間ですが、1日は24時間のため生活リズムが乱れてしまうので体によくなく、太陽の光を浴びると体内時計の誤差を修正してくれるといわれています。・・・・・
<退職者の顔>
3月末で上下水道局から7名の方が退職され、平成25年4月1日付で上下水道局に配属された9名中、うち8名は異動により1名は新人の職員さんで、公務員となって初めての職場経験でもあり、毎日が緊張の連続と思いますが頑張っていただきたいと思います。
異動により、初めて上下水道局へ配属された方や経験ある方もおられ不安かもしれませんが、新たな職場での対応のほどよろしくお願いしたいと思います。
また、退職された方におかれましは、水道一筋の方もおられ本当にお疲れ様でした。心から感謝を申し上げます。ありがとうございました。感謝・感謝!!!
・・・・また、外からのご指導のほどよろしく・・・・・・・
<新人職員の紹介>
真剣な眼差し・・・・ さわやかな笑顔
<大阪広域企業団と大阪市の水道事業統合について!>
◇前埋橋管理者のブログも引用して、大阪市と企業団の水道事業統合に関する情報をお伝えします。
管理者のブログは「こちら」をご覧ください。
〜府域一水道〜
近年において、人口の減少や節水機器の導入などにより水需要が減少してきたことから水道事業の課題は、水源確保や拡張整備などの新たな需要の対応から、取水、浄水、配水などシステムの維持・更新へと変化してきています。
一方、一部の市町村では、団塊世代の退職による技術の承継や施設更新に係る財政負担など厳しい経営課題を抱えています。
水道事業の経営基盤を強化し事業の効率化を図り安全・安心な水を将来にわたって安定的にかつ低廉に供給していくために府域の水道事業をトータルで考えた府域一水道を目指すものです。
第一段階としては、「大阪広域水道企業団」を府下42市町村が共同して設立し平成23年4月から用水供給事業を行っています。
第2段階は、大阪市水道局との水道事業統合を最終目標に府域一水道を目指しています。
〜大阪市との統合協議とは〜
大阪府と大阪市の取水先は同じ淀川であるため浄水場などの施設が近接しており、施設や人員を相互に活用すれば効率的な水道経営になるのではないかという問題提起がなされ、統合のあり方が検討されてきました。
○大阪府(府営水道)
・水道水を市町村に卸売の事業を行っている。(用水供給事業に限定)
○ 大阪市
・府営水道に頼ることなく、自力で用水供給から末端給水(一般家庭等に供給し料金を徴収)まで行っている。(用水供給事業+水道事業)
〜市町村共同による企業団の設立〜
橋下知事時代(平成20年)に府域内の水道の技術基準や財政基盤の安定をめざして、大阪市に統合を呼びかけ協議が始まりました。
統合の中身の内容については大きな差異はありませんでしたが、統合事業の運営のあり方が大きな相違点となっていました。
大阪市水道部からの提案は「コンセッション方式」という運営すべてを任せる方法と大阪府水道部が提示した「企業団方式」という受水する42市町村が共同で運営主体となる方法とぶつかり、大阪市の条件を丸呑みしていく流れで進められてきましたが、用水供給を受ける市町村から意見が反映されにくいことから意思決定に問題、統合後のコストメリットなども示されていないことなどの反対もあり、42市町村に委ねる企業団方式に転換され、平成23年4月に大阪広域水道企業団として用水供給事業が開始されました。
〜橋下大阪市長と大阪広域水道企業団への加入〜
橋本市長(平成23年12月就任)から、大阪市水道局に対し大阪広域水道企業団に加盟するよう指示がなされ、企業団の地域別代表の首長と大阪市長とで構成する「水道事業統合検討委員会」、その実務者会議「調整会議」などの会議で検討調整されてきており、43市町村の首長会議で統合案の協議が行われてきました。
〜大阪市長を含む43市町村首長会議〜
統合するにあたり大阪市水道局の柴島浄水場の規模を半減(ダウンサイジング)させたうえ、原則として「資産」「資本」「負債」を含めてすべて企業団に無償譲渡、当面の会計は企業団の別会計で運用し、技能職員を除く大阪市の水道局職員の身分移管などの合意がなされました。
しかし、統合メリットの共有手法をめぐり、当初は大阪市との統合メリットで発生する221億円を企業団内で「積立金等」に積立て広域化に向けた事業財源とする方向で合意がなされつつありました。
ところが、大阪市にとっては、メリットどころかデメリットでその全額を42市町村と共有することは大阪市民には到底理解が得られないと反対の意見もあり、企業団と大阪市水道局の関係者間で協議が重ねられてきました。
〜統合に向けて発進〜
さる平成25年4月23日に43市町村の首長会議が開催されました。
懸案であった、221億円とされる統合のメリットについては、その全額を大阪市域の水道事業に活用することで合意し統合案がまとまりました。
今後のスケジュールとしては、平成26年4月の事業統合に向け大阪市は5月議会に、42市町村は9月議会に規約変更案を提案する予定です。なお、大阪市議会の議決状況によっては、予定が変更になる可能性があります。
<川合受水場>
<水道料金値下げの答申をいただきました>
平成25年4月5日付で「箕面市水道事業及び公共下水道事業運営審議会」の八木会長より、去る平成25年3月22日に審議した箕面市水道料金の値下げについて、「値下げ(大阪広域水道企業団の用水供給料金の3円値下げ)によってもたらせる利益すべてを箕面市水道料金の値下げに充当すべき」との答申をいただきました。
この運営審議会は、料金や経営に関することなど上下水道事業の運営に係る重要な事項について審議するところですが、今回、大阪広域水道企業団が用水供給料金(水道水を市町村に売る卸値)現行単価78円/立方メートルから75円/立方メートルとした3円の値下げを4月より実施することから、速やかに値下げ分を利用者の皆さんに還元するため、本審議会に諮問したものです。
【参考】
○ 箕面市では、年間配水量約1,445万立方メートル(H23度決算)の水を皆様に届けていますが、この内約87パーセントを「企業団」から購入しており、単純に計算しますと税抜で約3750万円程安く購入できます。
【値下げの試算】
基本料金を値下げする予定で、一か月あたり56円の値下げを予定しています。
現基本料金 779円 → 改定基本料金 723円
※なお、値下げには、箕面市水道事業給水条例の改正と議会の議決が必要となります。
【今後の予定】
6月 市議会に条例改正(料金改定)案を提案
7月、8月頃 箕面市水道料金の値下げを実施(予定)
箕面市では、1月から4月まで「コンロ火災!!あなたの注意で防げます」統一キャンペーンを実施中です
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