あの、東日本大震災から2年1か月。昨夜も宮城沖、三宅島で地震が発生したところです。先日、13日早朝の地震は、短い時間ではありましたが、発生の時間帯も近い18年前の阪神淡路大震災の恐怖を思い起こしました。枕元においていた携帯電話から、今まで聞いたことのない発信音が、と同時くらいに大きな揺れを感じ飛び起きました。結果的には箕面市は震度3とのことでしたが、改めて防災への準備の必要性を痛感しました。
みなさま こんにちは。 会計室長の谷口です。
3月、4月は別れと出会いの季節。
保育所や幼稚園、小・中学校の卒業(園)式や入学(園)式の様子が幾たびか部長ブログでも紹介されていますが、子どもたちの成長の節目に立ち会え、感動のひとときを共有できるのはいいものですね。
箕面市役所でも永年の勤めを終え退職されたかた、また、新たな道へと歩まれたかた、そして、4月から職員となってスタートをきられたかたなどなど、多くの別れと出会いの時季でもあります。
会計室でも1名退職のかたを送り、その後に新規採用の職員を迎えました。フレッシュな視点で貪欲に仕事に取り組んでいってもらいたいと思います。
●出納整理期間
現在、会計室では、4月1日〜5月31日までの2か月間を出納整理期間として、平成24年度と25年度の両年度の会計処理を行っています。
国や地方自治体などの官庁会計は、当年の4月1日から翌年の3月31日までの1年間を会計年度とすることが法律で規定されています。
しかし、3月末までに購入した物品や完了した工事、また、年間通した事業の委託契約などに係る経費の支払いは、4月以降になってしまいます。また、国や大阪府などで交付決定している事業に対する補助金なども、4月以降に会計管理者口座に振り込まれ、収入となる場合があります。
このように、前会計年度中に発生した支出の原因となる契約やその他の行為、また、確定している歳入などについて、未収や未払いとなっている現金の出納上の整理を行うため、2か月間の出納整理期間が認められています。
そして、その間に当年度の歳入歳出にかかる会計を確定させ、最終日の5月31日を持って出納閉鎖とします。その後、6月から決算調整の作業にとりかかっていくこととなります。
●山笑うー春ー
明後日、4月20日は、二十四節気の「穀雨」にあたります。春雨が百穀を潤すことから名づけられたもので、雨で潤った田畑は種まきの好期を迎え、昔からこの日に合わせて農作業の準備に入る目安にされているそうです。
「故郷やどちらを見ても山笑う」
これは正岡 子規 の句ですが、春の山の草木が一斉に芽吹き、明るく生気にあふれた姿になることを「山笑う」といい、春の季語となっています。
この句のように、職場の窓から見える箕面の山々も、もうすぐれんげ色に染まる田畑も、家々の庭先に咲き競う花々も、春の息吹を体いっぱい感じて動き出した虫たちも、みんなみんな笑顔の春でありますように。
●ー< 想い出の一冊 その7 >ー
今回は、我が家の子どもたちが保育所に通っていた頃、購読していた月間絵本の中から、ハードカバーの絵本になったなつかしい作品を二冊ご紹介します。
どちらも30年前に初版発行されていますが、今もぜひ子どもたちと一緒に読んでいただきたい作品です。
★「いってらっしゃーい いってきまーす」 1983年7月初版発行 福音館書店
作 : 神 沢 利 子 絵 : 林 明 子
この絵本は、主人公のなおちゃんが、朝、おとうさんと一緒に自転車で保育園へ向かう途中の街の様子や、いつも出会うたばこやのおばあちゃんとのふれあい。そして、保育園での生活の様子やおかあさんとの帰り道での様子が、小さな子どもの目線で描かれています。
当時は、保育園の送迎もまだまだおかあさんの役割ということも多かったのではないでしょうか。おとうさんとの楽しい登園のひととき。
子どもの成長の過程で紡がれる貴重な時間と経験だと思います。
ほんとに、元気な「いってらっしゃーい いってきまーす」の声が聞こえてきそうです。
★「 は る に れ 」 1982年初版発行 福音館書店
作 : 姉 崎 一 馬
北海道の草原に立つ一本の「はるにれ」の大木。 日の出の光をうけて、また、暮れなずむ夕陽のなかで、
夜半の静寂のなかで、北国の厳しい風雪のなかで、凛とたたずむ「はるにれ」の息をのむほどに美しい四季の姿を、写真が雄弁に語ってくれます。
作者はフリーの写真家、日本の森や野生の樹木など生物の世界にひかれて写真を撮りはじめ、子どものための自然体験の場を作るなど、自然観を大切にした写真を撮り続けています。
絵本は幼児から大人まで楽しめる本です。子どもだけでなく、大人の私たちこそ手にとって、その絵本の世界を感じていただきたいなと思います。
箕面市では、1月から4月まで「コンロ火災!!あなたの注意で防げます」統一キャンペーンを実施中です。