こんにちは、総務部理事の南です。
10月も残り数日となり、箕面の街も山も色づき始め、段々と紅葉が進んで、本当に秋が深まってきたという感じです。これからが“紅葉の本番”といったところでしょうか。
〜坊島付近で撮影したたわわに実った「柘榴(ザクロ)」と「柿」〜
『税を考える週間』
さて、11月11日(日曜日)〜17日(土曜日)は、『税を考える週間』です。国税においては、「税の役割と税務署の仕事」、地方税においては、「支え合い地方税」をテーマに、税の役割や適正・公平な課税と徴収の実現に向けた取り組みについて、国税庁(→こちら)及び全国地方税務協議会(→こちら)のホームページで紹介されていますので是非ご覧ください。
「租税教育」と「税に関する作文」
豊能地区租税教育推進協議会では、次代を担う子どもたちが税への関心を深め、税の意義や役割などを正しく理解していただくことを目的として、「租税教室」への講師派遣や「税に関する作文」の募集活動等に取り組んでいます。
今年度の「租税教室」は小・中学校15校及び高校1校で開催され、そのうち箕面市では、とどろみの森学園9年生(箕面市立止々呂美中学校3年生)のクラスで、7月18日に開催されました。
〜授業風景〜
また、豊能地区の中学校・高校の生徒を対象に「税に関する作文」を募集し、優秀な作品を表彰する予定です。
ちなみに昨年度、箕面市からは中学生の部において、第四中学校の植村栞奈さんが「増税について思うこと」で納税貯蓄組合大阪府総連合会優秀賞を受賞、第一中学校の三浦紗英子さんが「税の使い道」、第二中学校の小笠原功輝さんが「身近にある税」、同校の城野真穂さんが「税のある社会で生きる」、同校の中島優香さんが「税金の将来」で、それぞれ豊能納税貯蓄組合連合会優秀賞を受賞されています。
税の仕組みと種類
「税を考える週間」が近いということで、初心にかえって基本的な税金の仕組みと種類について紹介したいと思います。
まず、税の種類についてですが、ひと口に税金といっても次のようにたくさんの種類がございます。
〜 国税と地方税及び直接税と間接税 〜
〜 普通税と目的税及び財産税・消費税・流通税等 〜
続いて税の仕組みについてですが、税法という言葉がよく使われますが、少し正確ではありません。わが国における税のルールは、原則として各税目ごとに、誰が、何時、どれだけの税を負担すべきかに関して、独立した法律で規定しているからです。税に関する様々なルールを総称するものとして税法という表現を用いたとしても、それが各税目の具体的な法律を意味しているわけではありません。
税に関するルールの基本は、憲法にあることはいうまでもありません。体系でいうと次のようになります。
税に関するルールは法律だけで十分かというと、そうでもありません。
例えば、我々のバイブルといえる「地方税法」は、第1条から第760条までと、本法附則が第1条から第57条、改正法附則を含めると本当にたくさんの条文がありますが、これらの規定で様々な課税問題を解決できている訳でありません。法律をフォローするものとして、次の「命令」もしくは「通達」といわれるものがあります。
税に関する基本的なルールである法律は、法定外税を除き次のような流れで審議され、最終的に国会で決定されます。
法の改正等を受けて地方公共団体が必要に応じ条例の改正等を行います。
上記の基本的なことを踏まえ、税務室の職員は、公平な課税決定及び徴収業務を実現するため、毎年行われる税制改正への対応や収納環境の整備等を推進しています。
税金は、行政サービスを提供するための財政を支える重要な役割を果たしています。是非、市税の納期内納付にご協力をお願いします。
なお、市民の皆さまのご理解をいただくため、課税、納税について、疑問に思われることがあれば税務課、または収納対策課までお問い合わせください。丁寧かつ的確な説明をさせていただきます。
最後に余談ですが、一昨日、税務室有志で今がシーズンの「タチウオ釣り」に岬町まで行ってきました。
さて、釣果は?
70cm前後のタチウオ5匹と33cmアジ1匹 70cm〜90cmのタチウオ4匹と55cmのサゴシ
70cm〜95cmのタチウオ8匹ゲット!! 100cm超を含むタチウオ8匹でした。
朝6時から昼過ぎまで、天候にも恵まれ絶好のフィッシング日和となり、リフレッシュできた1日となりました。
箕面市では、8月13日から12月31日まで『大地震! 「うちは大丈夫」の目印は 黄色いハンカチ作戦』統一キャンペーンを実施中です。