皆さまこんにちは。
みどりまちづくり部長の肥爪です。
今年もよろしくお願いします。
さて昨年の12月、スペインで「国連気候変動枠組み条約第25回締約国会議(COP25)」が開催されました。
1995年にドイツのベルンで開催されたCOP1以降毎年開催され、1997年に京都でCOP3が開催されたときは、各国の温室効果ガスの削減目標を具体的数値で決めた「京都議定書」が締結されました。
2015年にはパリにてCOP21が開かれ、平均気温の上昇を産業革命前に比べて2度未満(できれば1.5度)に抑えるという長期目標を掲げた「パリ協定」が締結され、2020年から本格的に始動します。
今回の課題は、積み残されたパリ協定のルールに合意すること、そして各国が提出した温室効果ガスの削減目標を引き上げる機運が強く打ち出せるか否かでした。
COP25にはスウェーデンの16歳のグレタ・トゥーンベリさんをはじめとした世界の若者たちも参加し、大人たちに温暖化対策の強化を訴えました。
会期を2日間延長した末、COP25はギリギリのところで、各国に対して対策強化のメッセージを打ち出すことができましたが、湧き上がる若者たちの叫びに充分に応えたものとはいえないものとなり、報道では「大きな進展がなく終了した」と伝えられています。
私たちも温暖化について、あらためて考えていく必要がありますね。
環境学習について
本市では市内の小学5年生を対象に、地球温暖化対策の一環として本市のNPO団体である「箕面アジェンダ21の会」と地球環境問題に関する授業を行っています。
この授業は、子供たちが地球環境問題を学習し、環境にやさしいライフスタイルを家庭や学校で実践し、子供の頃から地球環境問題に意識を持つという狙いがあります。
この取り組みは平成14年から行っており、今年で17年目となりました。
今年は、市内9校でこの授業を実施し、これまでに約17,000人の児童がこの授業に参加しています。
①授業のテキスト
②授業の風景