こんにちは。子ども未来創造局 高橋 です。
梅雨に入り、なかなかすっきり晴れる日がないですね。でも、確実に暑くなり、 蝉の鳴き声が聞こえたり、ところどころで見るツバメの巣のヒナも確実に大きくなり、ヒナ数匹が巣の中にいるのが難しいくらい成長するなど、確実に時間は進み、夏に向かっていることが感じられます。
☆「第22回 みのおの子どもを育てる大人たちの学習会」が開催されました
箕面市青少年を守る会連絡協議会、箕面市教職員組合で構成された第22回みのおの子どもを育てる大人たちの学 習会実行委員会主催の「第22回子どもをを育てる大人たちの学習会」が、7月13日(土曜日)にメイプルホール大ホ ールで開催されました。
今回は、「「スマホ・ネットでつながる子どもたち」~今、大人たちが知っておきたいこと~」がテーマでした。子どもたちの間で急速に利用が進んでいるスマートフォンやインターネットについて、知らず知らずのうちに加害者や被害者になってしまうなどのトラブルに巻き込まれることを防ぐため、大人が知っておくべきことについて学校や地域での実践や講演などが行われました。さまざまな年代の方々が参加されており、参加者数は約350名と伺い、皆さんの関心の高さが感じられます。
第1部では、豊川北小学校からは「「であい」と「つながり」を大切に」、萱野小校区青少年を守る会からは「つくってあそぼう!かやのキッズ!」と題して、それぞれの実践について発表がありました。
第2部では、守る会の方々と箕面市教職員組合の方々による寸劇と兵庫県立大学環境人間学部の竹内 和雄先生からの講演でした。
寸劇では、出演されている方々の名演技!で、現在の子どもたちのスマートフォンを巡るやりとりの再現や、大人のスマートフォンの使用方法についても問題を投げかける内容でした。時に笑いが起こるなど、大人も子どもも楽しめるものでした。
講演では、竹内先生から、まず、現在の子どもたちのスマートフォンの所持率や使用時間など、データを用いてお話されていました。また、現在、子どもたちの間でつかわれているアプリについても紹介され、こうした利用を通じて、いじめや不登校につながるといったお話もありました。
特に、子どもたちの間で使われているアプリの紹介の場面では、会場から「へぇ~」、「そうなんや~」「知らんかった~」といった声があがっていました。私も、全く聞いたことないアプリや、その使い方に驚くとともに、こうした利用が進めば、確かに子どもたちも自分でスマートフォンを持ちたいという願望が強くなるのも理解できるなと思いました。同時に、子どもたちにどのようにスマートフォンとの正しい付き合い方を教える、守らせることは本当に難しいなと思いました。
竹内先生からは、スマートフォンの使い方のルールを決めるときには、一方的にルールを押しつけるのではなく、子どもの話をちゃんと聞いた上で、ルールをつくるということが大切であるとのお話がありました。このことは、スマートフォンのみならず、日常生活における様々なルールを決める時にも通じる話だなと思いました。
本会の実行委員会のみなさま、ありがとうございました、また、おつかれさまでした。非常に勉強になる時間でした!