こんにちは。総務部の中井です。
今年は8月末に関西を縦断した台風20号や、9月4日に大阪を直撃し、箕面市内にも甚大な被害を及ぼした台風21号など、大型の台風の発生が目立ちます。
9月以降の台風は南海上から放物線を描くように日本付近を通るようになります。このとき秋雨前線の活動を活発にして大雨を降らせることがあります。台風シーズンは10月まで続くので、今後とも気象情報に注意してください。
ハザードマップ
市内には、大雨が降ったときに、土砂災害、崖崩れなどのリスクがある区域が山間部や山麓部に点在しています。これを地図にまとめたものが「箕面市ハザードマップ」で、毎年、広報紙とあわせて全戸配布しています。
このハザードマップには、市内の避難所、浸水害のエリアだけでなく、いざという時に役立つ緊急連絡先などの情報も掲載していますので、ご活用してください。
・平成29年5月に発行しており、内容がリニューアルするときは全戸配布します。
・転入されてこられた時は、転入届の窓口でお渡しします。
・市役所本館ロビーの案内窓口、本館2階の市民安全政策室、豊川支所、止々呂美支所でもお渡しできます。
風水害エリア別ハザードマップ
ハザードマップだけでは、万一の時、ご自分のお住まいの区域にどのくらいの高さの土石流が流れてくる可能性があるのか、ご自分の自宅は安全なのかなど、地域の詳細な情報まで掲載していません。
そこで、各ハザードエリア毎に詳細な情報を掲載した「風水害エリア別ハザードマップ」を作成し、当該エリアを含む町丁目にお住まいの方を対象に今年の広報紙9月号と一緒に配布させていただきました。
風水害エリア別ハザードマップ(27種類)の一例
台風・豪雨時の避難
豪雨や長期間の降雨などにより、雨量や土壌雨量が一定量を超え、土石流の危険が発生したとき、あなたはどこに避難されますか。
ハザードエリアでは、雨が強くなってきたり、周囲が暗くなる前、安全な内にエリアを出て、避難所に避難しておくのが最も安全です。
風水害エリア別ハザードマップで自宅がどのゾーンにあるか確認し、台風・豪雨時に適切な避難行動を取ってください。
広報紙9月号でも特集していますので、是非ご覧ください。
イエローゾーン
・イエローゾーンでは、土石が来ても家が壊れないので、家の中にいれば安 心です。
・屋外は土石が来る危険がありますので、外に出ないでください。
ハイリスクエリア
・上の風水害エリア別ハザードマップの橙色のエリアです。
・このエリアは、土石流の高さが0.5メートル(床上)以上の可能性があるため、二階以上に避難してください。
また、平屋建てのかたは風雨が強くなる前に避難所に避難してください。
レッドゾーン
・レッドゾーンは、屋外も屋内も危険です。災害が発生すれば生命に関わる被害にあう危険があります。一刻でも早くハザードエリアの外に出てください。
また。エリア外に逃げる暇がないときは、近くのできるだけ頑丈そうなビルに上って命を守ってください。
市民安全政策室では、今回ご紹介した台風・ゲリラ豪雨時に、「避難所に行く」ほうが安全×「家にいる」ほうが安全をテーマに、各地域や団体のかたなどを対象に説明会を開催しており、開催回数は8月からすでに40回を超えています。
自治会や市民のグループのかたで、ハザードエリアにお住まいや興味をもたれたかたはご相談ください。
市民安全政策室 電話 724-6750