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Channel: 部長ブログ@箕面市役所
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(仮称)箕面船場駅前のまちづくりが動き出しました! ~土地区画整理事業が開始~

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こんにちは、政策総括監の柿谷武志です。
紅葉シーズン真っ只中、滝道は今が見ごろとなっています。川のせせらぎを聞きながら、赤や黄が鮮やかに彩る紅葉が楽しめます。
箕面にご来訪の際は、箕面駅周辺の道路及び箕面ドライブウェイにおいて、かなりの交通渋滞が予想されますので、公共交通機関をご利用ください。
紅葉情報は【こちら】、交通規制情報は【こちら】をご覧ください。


 

さて、今回は、北大阪急行線の延伸に伴う(仮称)箕面船場駅前のまちづくりとその基盤を再整備する土地区画整理事業についてお知らせします。


 

●(仮称)箕面船場駅前のまちづくり
駅前の船場東地区は、住宅都市の箕面において唯一、高層ビルの建築が認められてきたビジネス地区です。この特徴を活かして、駅前のまちづくりは空間デザインを統一し、市民、学生、ビジネスマンが行き交う活気あふれる拠点の形成をめざしています。

現在、整備を予定している拠点施設について、各施設の整備主体が具体的な計画づくりを進めています。今後は、土地区画整理事業による基盤整備の完了後、拠点施設の建築工事に着手して北大阪急行線延伸の開業目標に合わせた平成33年春のまちびらきをめざしています。

 

◆大阪大学箕面・新キャンパス
・大阪大学は、平成33年春の開校をめざして、校舎及び学生寮を整備し、箕面キャンパスを移転します。
・新キャンパスは、境界を設けない“都市型キャンパス”として、街と融合していきます。

◆図書館
・箕面市は、立地が悪く規模の割に利用者が少ない萱野南図書館を駅前に移転整備します。
・図書館には市の蔵書約11万冊と大阪大学の蔵書約60万冊を所蔵し、市民に開かれた「知の拠点」を創出します。

◆文化・交流施設
・箕面市は、会議室や音楽スタジオなどの生涯学習機能を有する文化・交流施設を整備します。
・文化交流施設は図書館と合わせて、大阪大学が管理運営を将来にわたり無償で請け負い、市民及び学生等にサービスを提供します。

◆市民文化ホール
・箕面市は、グリールホールの老朽化に伴い、市民文化ホールを移転整備します。
・文化芸術の鑑賞機会を提供する1,000~1,400席程度の大ホールと、市民の皆さんの生涯学習活動を発表する場を提供する250~300席程度の小ホールを予定しています。

◆商業等複合ビル
・民間事業者が駅前の立地特性を活かした商業等複合ビルを整備します。
・複合ビル内には、大阪大学医学部・工学部、民間企業等と連携して、予防医学研究を進めるなど、健康寿命の延伸に資する拠点「(仮称)関西スポーツ科学・ヘルスケア総合センター」の設置をめざしています。

◆昇降口、駅前広場
・地下駅の改札口からエレベーター、エスカレーターなどで地上レベルと2階レベルの歩行者デッキにつながる開放感のある昇降口を整備します。
・まちの玄関口として、イベントも実施できる魅力ある駅前広場を整備します。

◆地区内デッキ、歩行者デッキ
・駅前まちづくりの地区内は、地上レベルは車両、2階レベルは歩行者という上下に分離した導線とし、地区の中央部を2階レベルで貫く歩行者専用の地区内デッキを整備します。
・地区内デッキの沿道建物には、店舗等を配置して賑わいを創出する予定です。
・国道423号(新御堂筋)西側の住宅地エリアから、駅改札口に直接アクセスできる昇降口や各種施設にアクセスできる地区内デッキに接続する国道423号を跨ぐ歩行者デッキの整備を検討しています。

◆駐輪場
・地下駅の空間を活用して約500台収容可能な駐輪場を整備します。さらに、地区内デッキ下の空間を活用して数百台規模の駐輪場の整備も予定しています。


 

●土地区画整理事業
船場東地区は、昭和45年の繊維卸商団地創設から45年が経過し、建物の老朽化や繊維業を取り巻く社会情勢の変化などにより、まちの更新期を迎えています。
北大阪急行線延伸を契機とし「物流のまち」から「人が集うまち」へと転換を図るため、新駅駅前に拠点施設が建築できるように、街区を大街区化する必要があります。

 


地権者による土地区画整理組合が平成28年9月28日に設立認可され、(仮称)箕面船場駅の駅前4.8ヘクタールで大街区化に再整備する箕面船場駅前土地区画整理事業が始まりました。 

 

 

現在、既存建物の一つについて、撤去工事に着手しました。今後、順次既存建物を撤去していきます。

撤去工事に着手した建物


 

●工事の期間中、ご迷惑をおかけします
船場東地区では、北大阪急行線の延伸工事と土地区画整理の工事が実施されます。さらに、土地区画整理の工事が完了後も拠点施設の建築工事が引き続き実施されます。
平成33(2021)年春のまちびらきに向けて工事期間中、工事車両の通行や工事の騒音、振動、交通規制など、市民の皆さまにご不便、ご迷惑をおかけしますが、安全には十分配慮いたしますので、ご理解とご協力をお願いします。

 

 

 

 

 「自転車事故ゼロ」をめざして「ながら運転」をなくすために、箕面市では2017年3月31日(金曜日)までの間「絶対ダメ!ながら運転 自転車を安全に乗りましょう!」を統一キャンペーンとして展開します。


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