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Channel: 部長ブログ@箕面市役所
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思い新たに

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こんにちは 健康福祉部の大橋です。
先週の冷え込みで一気に紅葉が進んだ感じがします。
私の自宅前の木々も鮮やかに色づいてきました。

  

箕面大滝周辺の紅葉も色づき始めたようです。
これからの気温にもよりますが、あと1週間くらいで見ごろを迎えるのではないでしょうか。

     

写真のような紅葉が皆さまをお待ちしています!
箕面の紅葉情報は、こちらで日々更新されていますので、お出かけの参考にしていただければと思います。


昨日(11月13日)、平成28年度 箕面市戦没者追悼式が、多くの御来賓、御遺族、多くの市民の皆様のご参加のもと挙行されました。

戦後71年、今年5月には、戦後初めてアメリカ大統領が広島を訪問されるなど節目の年となりました。
オバマ大統領は、広島で行った演説の中で
「むごたらしい戦争、これまで起きた戦争、そして、これから起こるかもしれない戦争による、罪のない犠牲者に思いをはせます。言葉だけでは、このような苦しみを表すことはできません。しかし、私たちは正面からこの歴史に向き合い、このような苦しみを再び繰り返さないためにできることを自らに問わなければなりません。」
と言われました。

この地球上で行われた戦争は、分かっているだけで過去約15,000回、そして、この2016年現在でも約30の戦争が現在進行形で行われていると言われています。
アメリカ大統領選挙が終わり、日本を取り巻く国際情勢も大きな変化の時を迎えようとしているのではないでしょうか。

日本に住む私たちは、この71年間戦争とは無縁の生活を送ってきました。
戦没者追悼式を終え、改めて、戦没者並びに戦争受難者の方々のご冥福をお祈り申し上げますとともに、悲惨な戦争の歴史に向き合い、再び繰り返さないためにできることを自らに問い、不戦の誓いと世界の恒久平和を願う気持ちを新たにしました。


さて、話は変わりますが、10月31日から2日間の日程で、箕面市議会民生常任委員会の行政視察があり、私も随行させていただきました。

 
        (新幹線の車窓から望む富士山)

常任委員会の行政視察は、箕面市の行政課題や将来展望を考える上で、先進地、また先人の知恵を学び、先進的な取組や内容を取捨選択し、まちづくりや政策に反映させるために、テーマを決め、各常任委員会ごとに市議会議員の方々が先進都市を視察されるものです。

随行する行政職員にとっても、先進的な施策やユニークな取組を学ぶとともに、議員さんたちが先進都市の事例の何に関心を持ち、どのような視点で受け止められるのか、また視察先で様々な角度から議員さんたちと普段にはない意見交換ができる場となり、大変有意義なものとなっています。

今回の行政視察は、埼玉県さいたま市の「さいたま市立病院」と千葉県柏市の介護保険における介護予防・日常生活支援総合事業(いわゆる「総合事業」)について、視察せていただきました。

視察1日目は、感染症病棟や周産期母子医療センターがあり、標榜診療科目21診療科、病床数567床を有する「さいたま市立病院」を視察させていただきました。
窪地 淳病院長をはじめ多くの職員のかたに病院経営の理念や方針、昭和47年建築の病院の建替えに向けた検討状況などを詳細かつ丁寧にご説明いただきました。

病院経営のあり方や地域の医療機関との連携、老朽化した施設でのアメニティーの向上策、また建替えに向けた検討のあり方など、学ぶべきことが多くありました。

視察2日目は、本年2月から総合事業をスタートされた柏市において、住民主体の自主活動として行う生活支援サービス等について、柏市の職員の方々に加えて、実際に住民型生活支援サービスに取り組んでおられるNPO法人のかたにもさまざまな視点からご説明をいただきました。

総合事業は、介護保険スタートから15年目の大きな制度改正で始まった事業です。
総合事業に対する市民の皆さんの関心も高く、本市の議員さんは素直な疑問や総合事業を進める上での課題と工夫など、核心を突く質問を時間ギリギリまでされておられました。

  

本市では、住民型生活支援サービスは総合事業では現在行っていませんが、社会福祉協議会の「ふれあいホームサービス」や、自治会・子ども会などによるごみ出しなどの支援を別のスキームで行っています。
今後、柏市さんで学ばせていただいた内容を参考に、箕面市にあった住民型生活支援サービスのあり方やサービスの提供体となっていただける市民団体について研究するとともに、実際、生活支援サービスの担い手となっていただける「生活支援サポーター」の養成に早期に取り組む必要があると改めて感じました。

天才画家といわれるゴッホは、模倣の天才でもあったと言われています。
代表作のひとつ『種まく人』は、ミレーの『種まく人』の人物を丸写ししています。また、『レストランの内部』という作品では、ジョルジュ・スーラと同じ技法で描かれているそうです。
つまり、ゴッホは「これは一流だ!」と思うと、それに対して張り合うのではなく、その素晴らしさを認めてどんどん取り入れることによって成長していった人だったのです。
素晴らしいもの、優れているものを、素晴らしい、優れていると認めるということから全てが始まり、そして自分自身の、自分らしい味のある素晴らしい作品を制作し、後世に残したのです。

今回の視察は、他の自治体の素晴らしい施策や事業を素直に受け止め、取り入れるべき内容は取り入れながら、箕面市らしいものを作り上げていかねばと考えさせられる行政視察となりました。
視察を受け入れてくださった、さいたま市立病院と柏市に心から感謝申し上げます。



お礼

今年も箕面ライオンズクラブの黒山会長はじめ役員の皆さまが市役所にお越しになり、会員の方々で運営する「ほっこりポテト農園」で収穫したたくさんのサツマイモの御寄付をいただきました。

  

箕面ライオンズクラブ様では、毎年、障害者の方々が働く障害者事業所で活用してほしいという思いを込めて、御寄付してくださっています。
いただいたサツマイモは、市内の様々な障害者事業所で、商品づくり・収益向上に活用させていただきました。
本当にありがとうございました。



 

  

 「自転車事故ゼロ」をめざして「ながら運転」をなくすために、箕面市では2017年3月31日(金曜日)までの間「絶対ダメ!ながら運転 自転車を安全に乗りましょう!」を統一キャンペーンとして展開します。

 

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