みなさん、こんにちは。子ども未来創造局の樋口です。
新緑から梅雨に向けての季節になってきました。
昨年は1月から12月まで、毎月台風が一個以上発生していたようですが、今年は、いまだ台風が発生していないとのこと。気象庁によると、台風1号の発生が遅い年は、7~9月にまとまってできる傾向があるらしく、今後の動向に要注意です。
さて、今回も地域、学校で大人のみなさんや子どもたちが頑張っている様子を紹介します。
◆危険箇所・問題箇所点検!
箕面市では毎年5月から6月にかけて、14の小学校区(2小中一貫校区を含む)の青少年指導員のみなさんを中心として、青少年を守る会など地域のかたやPTA、教職員、警察、市職員などの多くのかたがたにご協力いただき、「危険箇所・問題箇所点検」を実施しています。
毎年約1,000人のかたがたに、地域ぐるみの点検活動に取り組んでいただき、見つかった危険箇所などを青少年指導員さんが取りまとめて市に報告し、市ではこの活動で報告された箇所を優先的に改善していきます。この活動は30年以上前から続いており、毎年市内約250件の危険箇所などが改善されています。 詳細はもみじだより5月号(http://www.city.minoh.lg.jp/kouhou/momijidayori/documents/10-11.pdf )に掲載されましたが、6月5日日曜日まで続きますので、ぜひご参加ください。
○萱野東小学校区の危険箇所・問題箇所点検の取組です。5月14日土曜日午前9時から開催されました。(学校ホームページから)
道路に書かれている文字が消えそうになっている様子がわかります。また、溝の横に建てられたポールは、昨年度の危険箇所点検の結果を受けて、「溝に落ちないように注意を促すためのポール」として設置されたものです。
校区の危険箇所点検から戻った後、灯ろうの家にて萱野東小学校区「青少年を守る会」の総会が行われ、そこでみなさんが確認してきた危険箇所・問題箇所の報告会が行われました。お疲れ様でした。
○5月28日土曜日に、中小学校区危険箇所・問題箇所点検が、ナギノキ公園周辺、第五中学校周辺、中小学校周辺の3コースに分かれて実施されました。私は中小学校周辺コースに参加し、地域のかたがたから「子どもを見守る視点」、「事故の情報」、「交通安全への思い」などについて、たくさんのご意見を伺うことができ、大変参考になりました。
まずは9時からの出発式。コースや点検の観点の説明がありました。
交差点でのスピード出しすぎの車両への注意喚起について意見交換。
なか幼稚園前の道で「歩行者用道路」の表示や「通行禁止」の看板があるのに、誤って車両が進入することがあるそうです。手前に民家があるのでいたしかたないのですが、「せめて幼稚園の前に、大型プランターを置くなどして、明確に<この道は通れない>とわかるようにした方がよいのではないか。」という意見が出ていました。まさしく、その通り!と思いました。
終了後は中小学校多目的室において、危険箇所について電子地図上で確認しながら、警察、道路課、市民安全政策室、公園緑地室、教育委員会事務局も交えて意見交換しました。ゾーン30の考え方や自転車のスピード出し過ぎへの注意喚起、子どもの手本となるはずの大人のマナー、モラル違反についても意見が出されていました。
「子どもやお年寄りが大切に見守られるまち=誰もが住みよいまち」になることから、今後もこのような「地域のみなさんと行政がつながった活動」が、本当に大切だと改めて感じた半日でした。
◆子どもの頑張り~小学校での英語授業について~
箕面市では、ご存じのように小学1年生から英語教育に取り組んでいますが、毎日15分のモジュール授業だけではなく、3年生から6年生は週一回45分の英語授業を実施しています。
「小学生の英語授業ってどんな内容?」と思われるかもしれませんので、今回は小学4年生での45分間の授業の流れを、順を追ってお示ししたいと思います。
○まず4年生の教室にALT(英語指導助手)の先生が担任の先生と入ってこられて、元気よく英語であいさつします。子どもたちの机上にはローマ字で書かれた名札があり、ALTの先生から見えるようになっています。
○そして、今日のめあてを示します。今日は「20までの数字を学習します!」
○まずは、カードを見ながらリピートです。特に11Elevenの「v」や13Thirteenの「th」の発音は何度も繰り返しました。次に、12Twelveと20Twenty、そして13Thirteenや14Fourteenとの違いなど、耳で聞いて、口の形を見て、音を伸ばすのか、短くするのか、上げるのか、下げるのかなど、違いを考えながら大きな声で発音していました。
最初は順に、次に逆から、だんだん難しくなり、数字をバラバラにしたりしながら楽しみました。
○次に、全員下を向いて目をつぶり、ALTの先生がカップに入れるおはじきの数を当てます。これはなかなか難しく、カップの中でおはじきどうしが、はねてあたったりするので答えがばらつきます。その後、自分が思った数をワークシートに書き込み、最後にカップに入っているおはじきの数をみんなで数えます。もちろん当たった子は大喜び!ゲーム感覚で学習します。
○最後の活動として「HOW MANY」ゲームです。電子黒板に出てくる写真を2から5秒見て、その数を数字でワークシートに書いていきます。その後、再度写真を見て、みんなで映っている数を英語で数えて答え合わせをします。子どもたちからは「ワン(ス)モア」(Once more)「ワン(ス)モア」という声が飛んでいました。
これからの箕面っ子の英語力がどこまで伸びるか、楽しみです!
箕面市では、5月31日まで「目立つワイヤー錠でしっかりロック自転車の盗難を防ごう!」の統一キャンペーンを実施しています。