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Channel: 部長ブログ@箕面市役所
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新たな気持ちで ~「健康長寿のかたが多いまち 箕面」の実現~

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こんにちは。健康福祉部の大橋です。

熊本地震の被災地の皆様に心よりお見舞い申し上げます。
箕面市では、地震発生直後から義援金の受付や消防隊2隊を派遣するなどの活動を行っています。
義援金の受付は、市役所や総合保健福祉センター(ライフプラザ)、公共図書館など市内25か所で受付を行っています。(詳細はこちらをご覧ください。) 
皆様の温かいご支援をよろしくお願いいたします。
なお、救援物資の受付につきましては、被災地の状況を把握し、救援物資の品目等について、箕面市社会福祉協議会と連携し調整を行っています。今後、品目や受付方法など決定し次第ホームページ等でお知らせいたします。 


さて、私は、4月1日、5年間勤めてきた子ども未来創造局から健康福祉部に異動して参りました。



健康福祉部は、平成10年4月から11年間勤務し、その間に介護保険制度や障害者支援費制度・自立支援制度の立ち上げに関わらせていただいた思い出深い職場です。
特に、思い出深いのは介護保険制度の立ち上げ。
平成12年(2000年)4月から始まった介護保険制度(今は当たり前の制度となっていますが・・・)は、来る超高齢社会の到来に備え「介護の社会化」、つまり市民・事業者・行政の協働により介護を社会全体で支える仕組みに移行することを目的に創設された日本で5番目の社会保険制度です。

                      
                (第1期高齢者保健福祉計画・介護保険事業計画)

第1期計画書を、策定当時を思い出しながら読み返してみると、冒頭、平成28年(2016年)に本市の高齢化率が21.5%になると推計し、「介護・介助が必要な高齢者の増加や介護期間の長期化、少子・高齢化、核家族化による家族の負担の増加など、高齢者介護は誰もが直面する問題となり、老後生活における最大の不安要因となっていきます」とありました。

「なぜ、平成28年の高齢化率?」と疑問。介護保険の事業計画は、3年ごとに策定しますし、5年や10年の区切りでもない平成28年(2016年)の高齢化を推計したのか・・・。
この年健康福祉部に帰ってくるとは、何か大きなものを感じています。

平成12年(2000年)からの高齢者人口と高齢化率の推移を見ると



となっており、第1期計画策定時の推計を上回る状況です。

皆様もお耳にしたことがあると思いますが、2025年(平成37年)の日本は、団塊の世代(1947年(昭和22年)~1949年(昭和24年)に生まれの方々)が75歳を超えて後期高齢者となり、国民の3人に1人が65歳以上、5人に1人が75歳以上という、人類が経験したことのない『超・超高齢社会』を迎えます。これは『2025年問題』と言われるもので、医療保険財政はもとより、認知症高齢者や身体介護が必要な高齢者が増加し、介護保険財政も急激に増加し、社会保障制度そのものに大きな影響を及ぼすと言われています。

     

国においては、「2025年(平成37年)を目途に、高齢者の尊厳の保持と自立生活の支援の目的のもとで、可能な限り住み慣れた地域で、自分らしい暮らしを人生の最期まで続けることができるよう、地域の包括的な支援・サービス提供体制(地域包括ケアシステム)の構築を推進」していくとしています。

     
                     (国が考える地域包括ケアシステム)

国の考え方を受け、本市においても、第6期介護保険事業計画が策定され、昨年度から「2025年問題」を見据え、高齢者が住み慣れた地域でいつまでも安心して暮らし続けられるよう「医療」「介護」「住まい」「生活支援」「介護予防」を地域で一体的に提供することを目指し、地域包括ケアシステムの充実に向け取り組んでいます。

                    
                                (箕面市が目指す地域包括ケアシステムの姿)

特に、「健康長寿のかたが多いまち 箕面」の実現に向け、大阪府内でいち早く介護保険制度による新しい「介護予防・日常生活支援総合事業」を始めています。

                       

この事業は、
   ●要支援のかたや要支援に相当するかたを対象とする訪問型サービスや通所型
  サービスなどの「介護予防・生活支援サービス事業」
   ●65歳以上の高齢者のかたを対象とする転倒予防教室認知症予防教室などの
  健康教室、高齢者の健康づくりに関心がある方を対象とする介護予防推進員養
    成講座などの「一般介護予防事業」
で構成されています。

                     


                

サービスの利用につきましては、健康福祉部 高齢福祉室またはお近くの地域包括支援センターまでお問い合わせください。

男性の平均寿命が初めて80歳を超えた平成25年の平均寿命は、女性が86.61歳、男性が80.21歳となっていますが、一方で健康上の問題がなく日常生活を普通に送れる状態を指す健康寿命は、女性が74.21歳、男性が71.19歳です。
実に健康寿命と平均寿命の差は、女性で12.40年、男性で9.02年となっており、この期間は介護など人の手助けが必要となる可能性が高いということです。

本市では、介護保険事業計画の着実な実施とともに、健康寿命の伸長に向けた取組を強化していきたいと考えています。
私自身もウォーキングを今年から始め、バランスの良い食事に心掛けていますが、皆さまも今一度ご自身の生活を振り返っていただき、健康寿命の伸長に取り組んでいただければと思います。


男 料 理

今回は、栄養バランスを考えて(?)3品の料理を作りました。
「チンジャオロース」と「茄子とシイタケの生クリームスープ」

     

そして「コールスロー」です。

     

最近、はまっているのが新キャベツとニンジンを使ったコールスロー。
コールスローは、古代ローマ時代から食べられており、英語の「コールスロー (coleslaw)」という名前は18世紀ごろにオランダ語の "koolsalade"(キャベツサラダ)を短縮した「コールスラ (koolsla)」から生まれたものだそうです。1860年ごろまでのアメリカ合衆国とイギリスでは誤って "cold slaw"(冷たいスロー)と呼ばれており、ホットスローという温サラダが作られたとの逸話があり、多くの人々に愛されているサラダです。
コールスローはお酢を使ったサラダで、あっさり、かつ、カロリーも抑えられ、健康的なサラダではないかと思います。

作り方は、いたって簡単。
(1)細かく切ったキャベツ(千切りでもOK)とニンジンを塩で和えておきます。
(2)その間に、酢(すし酢がおススメ)に砂糖(私は蜂蜜を使います)とマヨネーズ、マジックソルト(既にキャベツなどは塩で和えていますので控えめに)を合わせたドレッシングを作ります。
(3)塩で和えたキャベツとニンジンの水気をしっかりと搾り、ドレッシングと合わせます。
(4)1時間ほど冷蔵庫内で味をなじませて出来上がりです。
なお、和食の場合は、マヨネーズとマジックソルトを使わず、酢に砂糖と岩塩、黒コショーだけを合わせたものが合いますよ。

 



箕面市では、5月31日まで「目立つワイヤー錠でしっかりロック自転車の盗難を防ごう!」の統一キャンペーンを実施しています。


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