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平成24年度市府民税の主な改正について

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 こんにちは、総務部理事 兼 税務室長の南です。

 今日の日の出が4時45分、日の入りが19時09分となっています。一時と比べ随分日が長くなり、一年中最も昼が長い日である夏至まで、後2週間となりました。

  また、入梅(6月10日)に合わせるように西日本でも梅雨入りが発表されようとしています。

   

                − 紫陽花とアマガエル −


〜 市・府民税の納税通知書 〜

 市・府民税は、毎年1月1日現在、箕面市内にお住まいの人に、前年1年間の所得に対して課税されます。その納付方法は、前回のブログでご紹介させていただいた特別徴収と明日発送の納税通知書(普通徴収)によって、年4回(全納及び第1期7月2日・第2期8月31日・第3期10月31日・第4期1月31日)の納期で直接納めていただくことになります。

 市・府民税は、いずれも均等割と所得割からなり、その合計額が年税額となります。
均等割は、市民税3000円、府民税1000円の定額で課税されます。(前年中の合計所得金額が35万円×(控除対象配偶者+扶養親族数+1)+21万円(控除対象配偶者または扶養親族のないかたは加算されません)以下のときは、均等割は課税されません。
 所得割は、次の図式によって計算します。

〜 平成24年度 市・府民税の主な改正点 〜

1 扶養控除の改正

(1)年少扶養親族(扶養親族のうち、年齢16歳未満のかた(平成8年1月2日以後に生まれたかたをいいます。)に対する扶養控除が子ども手当の支給により廃止となりました。これに伴い、扶養控除の対象となる控除対象扶養親族は、年齢16歳以上(平成8年1月2日以前に生まれたかた)の扶養親族となりました。

(2)年齢16歳以上19歳未満のかた(平成5年1月2日から平成8年1月1日以前に生まれたかた)に対する扶養控除は、上乗せ部分(12万円)が廃止となり、扶養控除の額が33万円となりました。これに伴い、特定扶養親族の範囲が扶養親族のうち年齢19歳以上23歳未満(昭和64年1月2日から平成5年1月1日までの間に生まれたかた)の扶養親族となりました。

(3)扶養控除の改正に伴い、居住者の扶養親族または控除対象配偶者が同居の特別障害者である場合、扶養控除または配偶者控除の額に23万円を加算する措置に代えて、同居特別障害者に対する障害者控除の額が53万円 (改正前;30万円)に引き上げられました。
  なお、障害者控除は年少扶養親族を有する場合で、扶養控除の適用がないときにおいても適用されます。


2 寄付金税額控除の改正
  寄付金税額控除の適用下限が2000円(現行5000円)に引き下げられました。

 

〜 納税の方法について 〜
 納税通知書がお手元に届きましたら、次のチラシにある金融機関もしくはコンビニエンスストアで、各納付期限までに納付してくださいますようお願いします。

 

  最後に、余談ですが税務室職員有志で、箕面の豊かな自然と箕面川の魅力を満喫しようと「箕面川床」に行ってきました。
 箕面駅から新緑に包まれた滝道の景色を楽しみながら散策がてらに目的地まで・・・

     

   

 さわやかな風と心地よい川音を聴きながら食事を楽しみました。癒しの空間がそこにはありました。
 “春のシーズン”は6月3日で終了しましたが、次の機会(夏;7月14日から9月末頃まで・秋;10月5日から10月末頃)には、皆さまも是非一度お試しください。

                                → 「箕面川床」の詳細はこちら

 

箕面市では、6月1日から8月12日まで「あなたの1票が未来の箕面を築きます  8月12日は市長・市議会議員 選挙」統一キャンペーンを実施中です。


情報満載!! とってもお得な箕面市の子育て情報サイト。それは「おひさまネット」です!

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こんにちは。子ども部長の藤迫です。

先日、裏の川をそ〜っと覗いてみると蛍が飛び交っていました。
例年この時期になると、近所の箕面川まで出かけているのですが、我が家からこんなにたくさんの蛍を見ることができたのは初めてです。
今年は蛍が多いのでしょうか?


さて、この6月は私にとって、とても感慨深い月のひとつです。
2009年6月5日に初孫(娘)が誕生し、2011年6月7日にその妹たち(双子)が誕生したのです。
現在、3歳と1歳という目の離せない状況で、多くの人から「たいへんね?」と言われているようですが、娘は子育てをとても楽しんでいるようです。
能天気な性格が、今ごろになって功を奏するとは・・・。

 

そこで、今回は、とってもお得な箕面市の子育て情報サイトをPRします!

子どもは、物心がつき始めると、何にでも興味を示します。
この時期は、なんでも「ダメ!」と言わずに、安全を確保しながら、できるだけ多くの経験をさせてあげることがとても大切だと思います。

お家の中にじ〜っとしているのではなく、できるだけお外へ飛び出しましょう!
見るもの全てが新鮮に見える時期です。
そして、「子どももママも友だちが欲しい!!」はずです。
子どもたちがつながるためにも、まずは大人がつながりましょう!

そんなときお役に立つのが、この子育て情報サイト「おひさまネット」です。
まずは、一度、ぜひアクセスしてみてください。

メルマガ登録(もちろん無料です。年齢別に登録いただきます。)をしていれば、年齢にあったピンポイントの情報を随時発信する「おひさまメール」で、市内の子育て情報を手軽に入手することができます。旬の情報が直ぐ手にはいるのでとても便利ですよ。

それではどんな情報があるのでしょうか?
たくさんの情報の中からその一部分を紹介しましょう。
そして、その情報をもとに、現場の様子も併せて紹介します。
みんな元気で、楽しそうでした。ホント、笑顔が一杯でした!!

 

公園で遊ぼう!【箕面北公園】

子育てサークル「げんき会」の皆さんと子育て支援センターのコラボです。箕面市の子どもイベントはこのように多くの市民の皆さんに支えられています。ちなみに「子育てサークル」のカテゴリーで、皆さんの活動内容などを紹介しています。

 

在宅3歳児集まれ!親子でリトミック【市民活動センター】

音楽にあわせて元気よく歌ったり、踊ったり、走り回ったり・・・。ママもみんなもとても楽しそうでした。大きな絵本も音楽を聞きながら、歌いながらだと一段とおもしろさを増します。きっと、家に帰ってからもまた歌うんでしょうね?

 

彩都出張子育てひろば【ギャラリーくらしの杜】

ギャラリーをお借りしての取り組みです。彩都地区はこれからどんどん人口が増えてきます。この4月に彩都みのり保育園がスタートしましたが、就学前の子どもたちの対策についてさらに検討を深めていかなければなりません。

 

子育てサロン【中小校区・箕面小校区】

核家族化が進み、3世代のコミュニュケーションの場が少なくなってきているなか、こういった場での育児の先輩がたとの多世代交流の大切さを感じます。地区福祉会や民生委員・児童委員などのみなさん、ご苦労様です。今後もよろしくお願いします。

          

 

保育所の移動動物園【小野原学園】

保育所の園庭開放の一環です。春日神社の敷地内で行われました。子馬に不安そうにまたがる子ども。ウサギを大事そうに抱える子ども。みんな大喜びでした。生き物を大切にする心をいつまでも忘れないで欲しいです。

 

遊びにおいでよ!幼稚園【なか幼稚園】

こちらは幼稚園の園庭開放。どろんこ遊びです。当日はちょっと寒かったですが、子どもたちはお構いなしです。大きな土だんごを作ったり、草花で色水を作ったり、砂場で思いっきり遊んだり・・・。お友達もたくさんできました!

 

子どもと本のまつりへ行ってみよう!【桜ヶ丘図書館】

手袋人形での「おもちゃのチャチャチャ」、大型絵本「そらまめのベッド」、パネルシアター「アナンシと五」など、盛りだくさんの内容でした。会場は熱気ムンムン。本物のそらまめの紹介もあり、みんな興味深そうに眺めていました。


     
 
「おひさまネット」には、そのほかにもたくさんの情報があります。
* 離乳食のアドバイスなど食育教室
* 乳幼児健康診査(母子保健)や予防接種情報
* 夜泣きに悩んだときなどいろいろな育児相談会
* 妊産婦期からお友達をつくって!プレママ・パパのページ
* 児童手当など子育て支援制度の情報
* 子どもの夜間の発病対応など「緊急・救急対応」
* 赤ちゃんの駅の紹介 などなど
今回のブログではほんの一握りの紹介しかできませんでした。申し訳ありません。
とにかく、ぜひ、一度覗いて頂き、有効にお使いください!!


次に、これまた、おひさまネットでも情報発信しています、「放課後の子どもの居場所 わくわく子ども村」について紹介します。

「わくわく子ども村」とは、箕面つなぐ・つながる子育てネットワーク協議会が子どもの居場所づくりと生きる力の育成をめざし、箕面市船場東COM3号館2階に設けた小学生を対象にした活動拠点です。(この協議会には箕面市教育委員会も参画しています。)
大阪府の「新しい公共支援事業」交付金を活用したモデル事業として、これまで行政だけでは困難であった業務を、NPO法人等などが公共的サービスの提供主体になって活動するというものです。
ちょっと小難しい説明になりましたが、とにかく、ここをじっくりご覧ください。

 
5月20日のオープンイベントの様子です。
「壁一面水族館にしよう!」というウォールペインティングには市長が始球式ならぬ始魚式を!?
子どもたちは色とりどりの魚を壁に描いていました。さて、どのような水族館に仕上がるのでしょうか?

6月4日のオープン初日の様子
水族館もこんなに立派にできあがっていました。お兄さんと子どもたちは楽しそうに遊んでいました。その後、私も一緒におやつをいただきました。

また、支援者側の人材育成のために、併せて、研修プログラムを実施しています。
【写真は4月28日からスタートした研修の様子。地域の子育て支援の現状と課題〜国の施策と地域で求められるもの〜】

 


それでは、「私も子育てを思い出してみましょう!」第3弾。

2歳くらいでしょうか?
お外で遊ぶのが大好きで、興味のあることがあれば、あっちに、また、こっちにと・・・。
特に、動物は大好きでした。
ただ、動物園に行ってもあまり動物には興味を示さず、その辺にいるハトばかり追いかけていました。
生き物を大切にする心はいつまでも忘れて欲しくないです。
生き物すべてにやさしくしてほしいです。
そして、いっぱいお友達をつくってほしい。
そう思いながら、子育てをしていました。

あのころに、おひさまネットがあればもっと良かったのになあ・・・。

 

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6月4日は、虫歯予防デーでした。

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こんにちは。健康福祉部理事の中井です。
いよいよ梅雨の季節となりました。6月には健康福祉部や関係団体でもいろいろな行事がありますが、市民のかたがたの参加は天候に大きく左右されるため、それぞれがお天気を祈りながら準備を進めています。
まずは、すでに何人かの部長がブログで取り上げており、今日のテーマと全く関係ありませんが、5月21日の金環日食とライフプラザの写真をご覧ください。
匿名希望の市民から写真を提供いただいたもので、ぜひご紹介したいと思います。ありがとうございました。

金環日食 


●むし歯予防デー

6月4日(土曜日)は、「むし歯予防デー」でした。

その歴史は古く、昭和3年(1928年)に日本歯科医師会が提唱したのが始まりです。
今では、厚生労働省・文部科学省・日本歯科医師会が共同で
毎年6月4日から6月10日までの1週間を「歯の衛生週間」と定めています。
歯に関する正しい知識の普及啓発と、歯科疾患の予防・早期発見、早期治療を進める
様々な取り組みが、全国各地で行われています。

歯は、からだ全体の健康と密接に関わっています。
例えば、奥歯が1本なくなっただけで、噛む力は約35パーセントも低下すると言われています。
むし歯になると、食事がしにくくなりますし、唾液の分泌や消化・吸収など
栄養摂取にも影響します。
また、歯を使って食べ物をよく噛むことが、
脳に流れる血液や脳神経への刺激にも関係し、
記憶力の向上や老化防止にも効果があることがわかってきました。
歯をたいせつにする生活習慣を子どもの時から身につける。
「歯の衛生週間」は、そんな願いが込められています。


●歯のつどい・歯の健康展

「歯の衛生週間」の6月9日(土曜日)、
箕面市で恒例の「箕面市民 歯のつどい・歯の健康展」が、
みのおライフプラザで盛大に開催されました。
これは、歯の衛生週間にちなんで、市と箕面市歯科医師会が
共催で実施している楽しいイベントで、
箕面市教育委員会、(財)箕面市医療保健センター、箕面市学校保健会の協力を得て
開催しています。

 

会場となったライフプラザでは、
歯医者さんによる歯の健診や、健康相談、ブラッシング指導、
歯医者さんのお仕事体験や、口の中のむし歯菌を見ることができる細菌観察、
小型カメラによる口腔内観察、石こうで作った立体ぬり絵、プレゼント付スタンプラリーもあり、ふだんなかなかできない体験に、会場のあちらこちらで歓声があがっていました。
たきのみち・ゆずるも一緒に参加、大いに盛りあがっていました。

 

          ○ 歯科医師による催しの全体説明


 

       ○ 箕面市長賞です。なぜか受賞者より楽しそうな市長でした。


続いて、ステージでは「図画・ポスターコンクール」の表彰式が行われました。
今年のコンクールには、市内の保育園・幼稚園・小学校の子ども達2314人が応募、
歯の健康に関する図画やポスターなど、多彩な作品が寄せられました。
その中から、教育委員会や学校の先生、歯科医師会長等による厳正な審査の結果、
箕面市長賞1点、歯科医師会会長賞1点、優秀賞3点、入選80点の作品が
みごと選ばれました。
入賞作品は、みのおライフプラザで、
6月2日(土曜日)から6月17日(日曜日)まで展示しています。
皆さん、ご参加まことにありがとうございました。

 

 

箕面市長賞 図画 写真   箕面市歯科医師会会長賞 図画 写真

優秀賞3点 図画 写真


●子どものむし歯の罹患率

日本人のむし歯罹患率、特に子どもの罹患率は1940年〜50年代半ばをピークに大幅に減少しました。国民の意識の向上や予防技術が確立されたことが背景にあるといわれていますが、箕面市でも、歯科医師会の協力により予防歯科センターを設置し、定期検診やフッ素塗布など幼児からの予防歯科事業に取り組んできました。

<平成22年度の3歳児のむし歯罹患率>
全 国    21.5パーセント
大阪府   22.4パーセント
豊能地区 25.6パーセント
箕面市   17.2パーセント(予防歯科センター登録者は8.2パーセント)
この数字をもって、箕面市の予防歯科対策を良しとするか、まだまだとするかは、考えるところです。

むし歯を予防する根本的な方法は、歯垢(プラーク)がたまらないようにすることです。
そのためには、むし歯の原因であるミュータンス菌の栄養となる糖分を減らすことと、
できてしまった歯垢(プラーク)はすぐに取り除くことがポイントです。
つまり、毎日の正しい歯磨きと、定期的な歯科健康診査、
そして早期発見・早期治療が重要です。

箕面市では、箕面市歯科医師会の多大なご協力のもと、
乳幼児健診や学校・保育所・幼稚園で、歯科健診を推進しています。
また、箕面市歯科健康診査や在宅寝たきり高齢者の歯科保健(訪問歯科保健)推進事業など、成人対象の歯科保健事業も展開しています。

箕面市歯科医師会のホームページはこちら
箕面市歯科健康診査はこちら。
在宅寝たきり高齢者の訪問歯科保健事業はこちら
また、予防歯科センターでは、満1歳から15歳までの子どもを対象に、
定期健診やフッ素塗布、歯みがきの指導を行っています。
成人には、健診とブラッシング指導を行っていますので、
お気軽にお問い合わせください。

予防歯科センター
住所 箕面市萱野5-8-1 
電話 072-727-9556
FAX   072-727-3532
http://www.mmhc.or.jp/shika.html


●成人の歯周疾患
歯周疾患の有病状態は、一般的に「歯周ポケットを有する人の割合」で示されます。
歯科疾患実態調査では、歯周ポケット4ミリメートル以上の15歳以上の人の割合は30パーセント以上という数字が出ていますが、「出血がある」、「歯石がある」などの軽い歯周病の人を加えると、この有病率は70パーセントを超えます。よく広告などで「大人の8割が歯周病」という謳い文句を見かけますが、これは少し大げさな捉え方ですがウソではありません。

むし歯と歯周病の原因は、いずれも感染症が原因です。
むし歯は、歯の表面に付着したプラーク(歯垢)の中で発生した酸が歯質を脱灰する(初期むし歯)のに対し、
歯周病は、歯ぐきなどの歯を支える組織の病気で、歯と歯肉のわずかな隙間の中に細菌が繁殖し、菌が毒素を作り、歯ぐきに炎症を起こします。
40歳代以降の人が歯を失う原因の第1位になっています。

歯周病が進行していくと、歯ぐきの腫れや出血だけでなく、
歯を支える骨が破壊され、最終的には歯が抜けてしまいます。
また、歯周病が進行する過程でできる炎症成分が血液を介して全身へ行き渡ることや、
口腔内の細菌そのものがいろいろな病気、例えば糖尿病や心臓病などに
影響を及ぼすこともわかってきました。

歯周病を予防することは、全身の健康を守ることにつながります。
しかし、歯周病は、自覚症状のほとんどないまま進行する病気です。
歯周病を予防するには、ここでも正しい歯みがきと、定期的な歯科健康診査が有効です。
箕面市では、歯周病の兆しがみられる年齢のかたを対象に、口腔保健の普及と
歯科疾患の早期発見・早期治療により健康の保持に努めていただくことを目的に
「箕面市歯科健康診査」を実施しています。
毎年9月末には、「10月1日現在、満40歳以上74歳以下で偶数年齢のかた」に、
歯科健康診査の無料受診券を郵便でお送りしています。市内指定歯科医療機関で
10月と11月に無料で受診できますので、ぜひご活用ください。ただし、健診自体は無料ですが、治療が必要となった場合は有料となります。

箕面市歯科健康診査は、こちら

 

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あなたも立派な歴史の証人なのだ! 〜10600名の子どもたちよ〜

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【時候のあいさつ】
平年より、1日、昨年より17日遅く近畿地方が梅雨入りした8日、
府内でも午後から夜にかけて雨が降るなど、梅雨らしい空模様となりました。
我が家の近くの公園などでは、あじさい、アジサイ、紫陽花やスイレン、睡蓮など雨が似合う花が自信満々で咲いている。皆様、いかがお過ごしでしょうか。しかし、熱くなりました。暑くなりました。厚くなりました。篤くなりました。
さぁ、皆さん、復唱してみましょう。それぞれ「あつい」の意味は様々ですが、
やはり、6月11日は暑い。暑かった。(が正しいのか。)
このように導入するのは、やはり、教育推進部  若狭周二しかいないでしょ。
正解です。若狭周二です。
さて、最近、偶然にも、同じ日に、歩いている途中で双子の子ども(正確には子どもたちかな?)に遭遇する機会が三度ありました。(三度はあまりない。)
期待通りに、予想通りに、まず、わしの思い出から話をします。

確か、小学生の頃かな、広島の己斐(読めますか)の母親の実家に姉と兄と弟の周二(わしの名前)が行ったとさ。
やがて、宮島口(ここから宮島に涙の連絡船で渡り、宮島町にある自宅に帰る)に広電(広島電鉄)か国鉄の汽車に乗って帰るのです
この己斐駅から宮島口駅までを広電宮島線といい、(原爆ドーム駅は市内線である。)約30分程度の時間を要するのである。
宮島口への電車を待つために、己斐駅付近の本屋(書店か?)に入りました。当時です、漫画の月刊誌、週刊誌の全盛時代、少年ブック、ぼくら、漫画王、冒険王、りぼん、少年サンデー、少年キング、少年マガジン、少女マーガレット、少女フレンド、等々、の新刊がズラリ並んでいました。(宮島の本屋では味わえない醍醐味がありました、本当にワクワクしました、)まだ、少年ジャンプ、少年チャンピオンが発刊されていない時代です。例によって、わしは、立ち読みし、買いたい本を探していた。(50円か80円だったかな?)
で、実際に、「これください」と言って買ったのだが(実際は、姉に買ってもらったのかな?)本屋の主人さんが、紙袋に入れる際にわしは、「眼鏡をかけた男性」をはっきりと見たのであった。確かに、見たのであった。
心はワクワク、電車の中で読むか、自宅で寝ころんで読むか、それが問題だ。
新刊の本のにおい、インクのにおい、文化のにおい、今でも大好きです。
そして、時間がきたので、広電に乗って30分揺られて宮島口に着いた。
本好きのわしは、宮島口の本屋にも無理を言って入ったのである。
な、なんと、先ほど見た「眼鏡をかけた男性」が書店の奥に座っていたのだ。
えっ、えっ。不思議だ。さっきの電車には確かに、彼は乗っていなかった。乗っていなかったハズだ。ハズだ。汽車で来たのか。違う。時間があわない。
「おねえちゃん、己斐の本屋さんの主人が、宮島口の本屋のいた?」
姉は「不思議やね?」と言った。
わしは、悩んだ。なんでゃ!ゾーとするやないか?
連絡船に乗っても一人で悩み、考え、考えた。
もしかして、タクシーか、ヘリコプターか、西村京太郎シリーズか(当時は未発表)
・・・・・・・・・・・
なんと、実に面白い。答えは、答えは。本屋の店主は実は双子だったのである。(いや三つ子さんかもしれないが)
後に、聞いたら、双子さんとのことでした。双子さんで本屋を経営されているなんて。偶然だ。けっして必然ではない。しかし、納得。

○ 己斐は「こい」と読みます。鯉(こい)は、広島カープ。

このように、子どもの頃の「不思議ちゃん」は実に記憶に残っているものである。
その意味で、5月21日の金環日食は、きっときっと後々まで記憶に燦然と残ることでしょう。もしかして、科学の道に進む人がいるかもしれない。
大自然、天体、に興味・意欲・関心を持つ人も多くいるかもしれない。
ここでは、学校だよりから「金環日食」に関する記事を見てみましょう。
                       

○ 感動、「金環日食」。ありがとう「自然現象」。・・・・・・・・
さる、5月21日に世紀の天文ショー(天体ショー)の金環日食がありました。
本市では、代休の小学校を除いた全小学校で、登校時刻を早め、観察授業を実施しました。(ここでは、全部の紹介は無理ですので、任意に、無作為に、各校の学校だよりから次に紹介します。)

【箕面小学校】
金環食が見えました
5月21日は、世紀の天体ショーを子どもたちと一緒に見ることができました。早い登校時間でしたが、みんな張り切って登校してきたように見えました。神秘的な自然現象に子どもたちもこちらが思う以上の感動を受けたようでした。一人ひとりの心の中に貴重な体験として強く残った事と思います。
地域や保護者の方々には、早朝より登校指導していただき本当にありがとうございました。

【萱野小学校】
 21日(月曜日)の金環日食観測会には、早朝にもかかわりませず、子どもの登校の見まもりや学校までの付き添いなど、子どもの安全確保に多くの皆様にご協力いただき、本当にありがとうございました。雲も多い日ではありましたが、金環日食を観測することができました。

【南小学校】
 「金環日食」はいかがでしたでしょうか。急な校時の変更で、ご迷惑をおかけしましたが、天候にも恵まれ282年ぶりに世紀のショーを見ることができました。これも多くの地域の方、保護者の方の見守りの中で、できた事だと思います。皆策方のご協力に感謝申し上げます。子どもたちにとっても、私たちにとっても忘れることのできない一日になりました。

【西南小学校】
 保護者の皆様、地域の皆様の朝早くからの子どもたちの安全見守りにより、天気に恵まれ、近畿では252年ぶりの金環日食を観測することができました。ありがとうございました。木々の木漏れ日からも観ることができました。

【萱野東小学校】
 5月21日の金環日食には、早朝より子どもたちを学校に送っていただいたり、地域で見守っていただきありがとうございました。子どもたちは日食グラスで安全に日食を観察することができました。子どもたちの心に強く感動を残すことになりました。「起きていますか」「準備はいいですか」と声をかけたときの子どもたちの反応からも期待と感動が伝わってきました。

【豊川北小学校】
金環日食の日は、7時登校にご協力いただきありがとうございました。観察会のため校庭に集合したころから、だんだん雲が広がってきました。ちゃんと見られるのかと祈るような気持ちでみんな東の空を見つめていました。7時29分、金環が始まった時に雲の切れ間から太陽が顔をのぞかせ、拍手と歓声が沸き起こりました。参加したみんなが自然のパワーと美しさに感動し、心をひとつにした瞬間でした。(中略)
観察会で使用した日食メガネは箕面市からの子どもたちへのプレゼントです。3年生以上はすでに持ち帰らせています。1・2年生は安全のため、個人懇談の際に、保護者の方に持って帰っていただきます。よろしくお願いします。

【中小学校】
5月21日は代休でした。金環日食は、雲間に見えて「天文」の神秘は、きっとこどもたちの記憶に残ったことでしょう。各ご家庭での、ご理解とご協力をいただきありがとうございました。
「天文」・「科学」に興味を持つということでは、2点思うことがありました。
一つは、太陽と月の関係です。太陽は昼、月は夜というイメージがありませんか?
それなのに、急に太陽と月が同じ時間帯に同じ位置に見えるという不思議さです。
また、282年ぶりなどという計算は、だれがどんなふうにしているのでしょうか?次は何年後に起こるというみことは、計算できるのに、地震はどうして計算できないのか?こなこんなことを思う子どもがいても不思議ではないのかな。

【豊川南小学校】
去る、5月21日の金環日食の観察の際には、多くの保護者・地域の皆さまに見守っていただいたおかげで、早朝にもかかわらず、ほぼ全児童が安全かつ
元気に登校することができました。またも予想に反して天気にも恵まれ、みんなで観察し、共に感動したことは、その場にいたすべての者にとって一生の思い出になったことでしょう。

【萱野北小学校】
5月21日には世紀の天文ショーの金環日食が日本で広く観察され、ここ箕面でも見事な金環日食を見ることができました。これを巡っては、登校時刻が日食の時刻と重なり、安全面の配慮と千載一遇の機会の観察ということで、登校時刻を1時間以上早め、午前7時登校としました。地域の方々も見守り指導にご協力をいただきました。
当日は、二中の代休ということもあり多くの卒業生や保護者も交えて、子どもたちとともに観察を楽しむことができました。ご家庭の早朝の送り出し、地域のかたがたの見守り等、ありがとうございました。

【第四中学校】
5月21日(月曜日)朝、世紀の天体ショー金環日食を目の当たりにしました。学校では、朝7時過ぎから登校して、太陽がリングになる瞬間を待ちました。大人も子どもも同じものに感動し、連帯感を感じたのもこの金環日食のおかげです。この気持ちをずっと保ちたいものです。

【とどろみの森学園】
5月21日(月曜日)も登校時間を早めて、金環日食を観察する授業を実施しました。事前学習を生活科や理科の授業で実施し、当日の晴天を祈りました。当日は、絶好の観察日和となり、7時28分ごろ、太陽がきれいな光の環になった時には、児童生徒から大きな歓声があがっていました。当日、朝早くから子どもの見守り活動で協力していただいた保護者のみなさま、本当にありがとうございました。

○ 本当に、早朝から関係者の皆様、子どもたちの安全・安心のため様々な点でご協力ありがとうございました。子どもたちは、立派な歴史の証人となることができました。各校長の文章にもあるように、10600名の箕面っ子、感動、感謝を忘れてないでよ。いい思い出にジュースで、乾杯。

 

【ブレイクタイム1】
全く話は変わるが、「アイスコーヒー」という飲み物についてだが、アイス用のコーヒー豆は、冷やしても香りが立つよう深煎りするらしい。国内では明治末頃、東京のカフェが出したのが最初らしい。そうだ、広島では「冷コー」という懐かしい呼び名であった。(今でもそう呼ぶが、)大学生の頃、「冷コー」か「アイスコーヒー」かで、しょうもない議論をしていた思い出がある。実は「冷コー」は、関西を中心に使われているらしい。あなたはどっち派でしょうか。
さて、ここで、問題です。「カフェラテ」と「カフェワシ」ではなく「カフェオレ」の違いは何でしょう?

ついでや、祝日と祭日の違いを説明できますか?
ついでや、「運命」「宿命」は、なんとなく、理解できるが、自分自身の人生を切りひらくと言う意味の『□命』(この□に漢字一字を入れてください)

【ブレイクタイム2】
日本は、世界最大のペンギン飼育国家とのことです。動物園や水族館に約2500羽がいて、世界の4分の1を占めているそうです。東京の葛西の水族館では、逃走したフンボルトペンギンが再公開されているとのこと。なんと、80日以上、東京湾で魚を捕って自活していたらしい。ここで、興味深かったのは、胸(というのか?)の筋肉が(というかどうか?)発達し、逞しいペンギンとなっているらしい。

【ブレイクタイム3】
メダカの種類は何種類か知っていますか。(正確には、国内の野生メダカか?)これまでは、1種類とされていた国内の野生メダカのうち、青森県から兵庫県の日本海側に生息するメダカは別種であることが、近畿大学農学研究科などが突き止めたとのことです。新種は、それ以外の地域に分布するメダカに比べオスの背びれの切れ込みが小さいことや尾の近くに斑点があることが判明した。


○6月9日(土曜日)『ぴあ・カレッジ』の第二回セミナーが萱野小学校で開催

講義・演習として、「ICT活用授業について」〜フィチャースクールの取り組み〜について、講師は、萱野小学校の教諭である小谷周平さんでした。
受講生も必死にタブレットを活用し、授業について行っていました。
デジタル教科書を活用する、メダカの雄と雌の違いをテーマにした授業でした。

 
その後、「萱野小学校の人権教育」の内容等について井上さん、一連のまとめを南橋校長からしていただきました。
「差別」は、「差別」するものがいるからある。「いじめ」も、「いじめ」るものがいるからある。「差別、いじめ」は差別する側、いじめる側の問題である。
と理解した。納得。

   


また、豊川南小学校の大濱さんから「人間関係づくり」について講義・演習をしていただきました。

受講生たちは、熱心に、真剣に講義に聴き入るとともに、演習に参加していました。南橋校長からは、「箕面の子どもたちは、皆さんと会える日を楽しみにしています。」という激励がありました。

来る6月22日(金曜日)には彩都の丘学園において「授業体験セミナー」を
7月7日(土曜日)には、第三中学校にて、第三回セミナーを、
8月4日(土曜日)には、第四回セミナーを開催します。
受講生さん、未来の受講生のみなさん。
箕面の子どもたちは、あなたを待っています。そして、出会いを楽しみにしています。

○ 追伸
以前、ブログの中で、「ピースサイクリング2011」を紹介しました。
小学校4年生から高校1年生までの子どもたちと大人総勢26名が自転車で広島までの約400キロを7月31日から8月7日をかけて走り抜きました。本番に向けて何度も走行練習をしたり“平和”ってどんなことだろう?仲間の絆など、この長い旅路の中でたくさんのことを学んだことでしょう。(2012年度総会議案書から)
そして、参加者の思いや熱がこもった感想文集が次の写真です。
一文一文、感動させられます。

 

 
「気合い・絆・平和」って、なんて気持ちがこもっている。感心した。ありがとう。

 また、去る9日には、市社会福祉協議会の法人化40年を記念式典では、東日本大震災の被災地を支援する元アクション女優の長渕悦子さんが講演されました。震災直後に「何かしたい」と宮城県に行き、がれきの撤去や物資の仕分けなどを手伝われ、「全国から集まった人の思いが結集すると、大きな力になると知った。人間の絆は大事だ」と話されていました。
                                               納得。

 

 

□の中には、立。立命。(こんな名前の大学がありますね)

 

 

箕面市では、6月1日から8月12日まで「あなたの1票が未来の箕面を築きます  8月12日は市長・市議会議員 選挙」統一キャンペーンを実施中です。

良き交流、楽しく遊び、よく学ぶ

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 箕面市立病院 事務局長の宇治野清隆です。今回は、箕面市立病院の「登録医意見交換会」と、同時に開催された「北摂臨床医療研究会」について報告をします。

− 交 −
 箕面市立病院は、近隣病院や地域の医療機関との連携を密にして、地域全体の医療水準の向上を図る拠点となる地域医療支援病院です。

 先週の6月9日(土曜日)の午後から市立病院に登録いただいている箕面市内を始め、豊中市、吹田市、池田市や豊能町地域の先生方46名に参加を頂き意見交換会と研修会を開催しました。


 箕面市立病院からは事業管理者、総長、病院長を始め、各診療科の医師や看護局、薬剤部、地域医療室の職員など43名が参加し、総参加者が89名となりました。
 
 黒川病院長の挨拶、参加者の自己紹介の後、骨粗鬆症外来や4月から新に開始した消化器内科、消化器外科などの診療紹介を行い、市立病院と地域の医療機関が如何に連携し、患者さんに少しでも効率的な医療サービスをスムーズに提供できるかという観点での意見交換を行いました。

 次に「当院における胆石症、特に急性胆のう炎の治療の現状」と題して、箕面市立病院外科部長の大島医師が治療方針、鏡視下手術の現状や手術内容、治療実績の説明を行い、講演後は地域の先生方からの質問を受け、市立病院への紹介時期等についての質疑応答が行われました。

 特別講演では、金沢医科大学の臨床感染症学教授の飯沼先生から「薬剤耐性菌制御のための抗菌薬適正使用」というテーマで、耐性菌の薬剤使用と耐性菌の発生抑制、治療効果などについて講演をいただきました。

 薬剤が効かない耐性菌の院内感染は、全国の医療現場での大きな課題です。一つの医療機関だけでは解決できない状況があり、地域の医療機関が協力し、如何に情報を共有するか、改めて地域完結型の医療システムが重要であるかを認識させられた研修会となりました。

 現在の医療は、治療する部位毎に専門の医師がいるほど様々な分野で専門分化されています。初期診療も役割を分担しており、最初に症状が出た場合は、近くの診療所で診察を受けていただくようにお願いしています。
 より詳しい検査や入院治療が必要な場合は、診療所の医師が箕面市立病院を始め、適切な病院を紹介する仕組みになっています。

 近くの診療所が日曜日や祝日、夜間等で休診の場合は、市立病院の救急診療を受診してください。(事前に電話をしてください。)
 ただし、救急診療は、あくまでも応急的な治療となり、入院が必要と診断される場合以外は、後日、速やかに近くの診療所、若しくは専門の病院を紹介することになります。
 医療の役割分担は進んでいます。ご理解とご協力をお願いします。


− 楽 −
 市立病院の開院当時には職員同士や関係機関との交流、懇親を深めるため、山登り、釣り、テニス、ゴルフなど多くのサークル活動が盛んに行われていましたが、時代と共に活動するサークルも少なくなりました。
 
 僕が参加しているサークル名は「みのむし会」というゴルフサークルで、会長が総長、幹事長が病院長、幹事が僕です。今年は6月2日に「第81回 みのむし会」コンペを開催しました。

 何と81回目の開催です。資料を見ますと市立病院の開院1年前の開院準備段階の昭和55年に第1回目が開催され、30年以上の歴史のある由緒あるサークルです。

 参加人数も古い資料では1回に28人も参加されている時期もありましたが、最近では12人〜20人程度と減少傾向ですが、参加職種は市立病院の医師、看護師、市役所の職員や消防職員、転勤した医師も参加して懇親を深めています。

 今回のコンペも日頃の精進で天気も良く、参加者14人で楽しくラウンドができました。その結果、昨年度の研修医(女性)が優勝され、大きな優勝カップを持ち帰られました。一方、ブービーメーカー(最下位)が彼女のご主人(医師)となり、夫婦の極端なランキングに参加者から笑いを誘う結果となりました。

 お名前は名誉と不名誉?のため発表はしませんが、楽しい1日を過ごすことができました。参加者の皆さま、お疲れ様でした。

− 催 −
 今年度2回目となる「市民医療講座」のご案内です。
 入場無料、事前の申し込みも不要です。是非お気軽にお越しください。
 
 開催日時 7月21日(土曜日)14時〜16時
 開催場所 みのおサンプラザ1号館8階(箕面市箕面6−3−1)
        箕面文化・交流センター「大会議室」
 講   座  「白内障について」
 講   師 市立病院 眼科主任部長  西   康雄   医師
                     医長 浅川 恵美   医師
                     医長 金山 慎太郎 医師

 


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委員会の報告です

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市民のみなさまこんにちは 市長政策室長の具田です。

梅雨入りと共に、うっとうしい毎日が続きますが、この雨によって、潤う草木や大地があります。新緑の山々が水を湛え、箕面の山がさらなる輝きを魅せることでしょう。

 

 

 

 

 

一昨日に終わりました、4つの常任委員会では条例関係5件、予算関係3件やその他の質疑が行われました。今回のブログでは、各委員会での主な案件をご紹介します。

【6月7日 文教常任委員会】
平成24年度の一般会計補正予算が議案として審議されました。
主なものは、
*箕面子どもステップアップ調査 1720万6000円
 9年間の小中一貫教育を通して、子どもたちの「学力・体力・豊かな心」をバランスよく育むため、全ての市立小中学校で独自の調査を行うもので、子どもたちの毎年の状況を把握・分析し、教員の指導力・授業力を高め、翌年度の指導・授業に反映しようとするものです。当たり前のことですが、調査を行うのが目的ではなく、子どもたちの9年間の育ちをしっかりと把握すると共に、教員が自らの授業実践を評価し授業改善に活かすことです。

 

 

*自転車安全教育デジタル教材作成事業 400万円(内200万円寄附)
 平成22年1月に自転車事故で亡くなられた当時中学2年生の遺族から、その深い悲しみが再び繰り返されないよう、自転車事故再発防止に向けた交通安全教育に活用されたいとして、寄附の申し出があったものです。そのご意志を受け市としても同額を加算し、デジタル教材を作成し、安全教育に活用するものです。未来ある子どもたちがそれぞれの命を大切にするために有効な教材を作り、更には全国の子どもたちにも活用してもらいたいと考えているものです。

【6月8日 民生常任委員会】
平成24年度の補正予算の他、箕面市ホームヘルプサービス手数料条例の改正案などが審議されました。
*箕面市ホームヘルプサービス手数料条例改正の件
 所得税法が改正され扶養控除の一部が廃止になりましたが、その影響をホームヘルプサービスのご利用者が受けないように改正するものです。同時に、日常生活用具の費用の負担への影響の軽減についても改正するよう別途提案しています。

*平成24年度一般会計補正予算では
 あかつき園やワークセンターささゆりへの委託料について、国が通所サービス送迎に対する加算を創設したため、その相当額について市からの委託料を減額するよう提案したものです。

【6月11日 建設水道常任委員会】
市営住宅の明け渡しや家賃納入請求に係る訴えを提起する議案や、平成24年度の一般会計、水道事業会計、公共下水道会計のそれぞれの補正予算などが審議されました。
*市営住宅の明け渡及び家賃納入請求に係る訴えを提起の件
 市営住宅に入居する住民が家賃を滞納し、後に市外に転居したままと成っているもので、この議会で了解をいただいた後、裁判所に提訴し判決の後に明け渡し作業を行うものです。これまでも、同様の手続きを経て裁判に勝訴し住宅の引き渡しを行っています。今後も引き続き悪質な入居者に対しては、毅然な対応をしていくものです。

*平成24年度一般会計補正予算では
 コストを抑えながら消防力の向上を図るため、40メートルのはしご車の運用を豊中市と共同で行うこととしたものです。これまで本市が所有するはしご車が排ガス規制により廃車となることから、その対応について検討を進めていたもので、本市単独ではしご車を買い換えるよりも大幅に安価となることや応援時間にさほどの差異がないこと、また、本市の消防力に丸々豊中市のはしご車隊が1隊増えたことになることなどから、豊中市との協定を結ぶもの。(15年間の節減効果は約9500万円)

 

 

【6月12日 総務常任委員会】
平成24年度の補正予算の他、公的年金の所得者の寡婦控除の申告書が不要にすることなどの市税条例の改正や、財団法人箕面市障害者事業団が一般財団法人になったことに伴う公益的法人等への職員の派遣等に関する条例改正などが審議されました。
平成24年度の一般会計補正予算において審議されました主なものは、

*職員採用事業 339万1000円
 本市では、「やる気」と「豊かな創造力」のある優秀な職員を幅広く求めるため、平成24年度採用試験から、企業で実績の多い「総合能力試験(SPI2)」を導入するものです。いわゆる「公務員試験」を完全に廃止し、第1次試験を「総合能力試験(SPI2)」に移行する市町村は府内で初めてです。これまでの公務員試験では、公務員試験に特化した試験勉強が必要と言われており、受験者にとっては大きなハードルとなっていました。今回のSPI2の導入で民間受験希望者の受験が容易となり、受験者の裾野が広がり優秀な人材の確保をめざすものです。

*人件費全般
 日本経済新聞において、本市職員の平均年収が近畿で3位、全国で17位との報道があり、それについて質疑がありました。本市では他市に先駆けて平成18年度から給与の3パーセントカットを続けてきていますが、それらのことから、人事院勧告に基づく期末勤勉手当の引き下げを他市よりも4カ月遅れて(平成23年4月)実施しました。また、地域ごとに差異がある給料の調整を行うため国が決めている地域手当においては、豊中市や池田市の10パーセントと違い、吹田市や高槻市と同様に12パーセントの手当が認められています。その他のことも相俟って、報道のような結果になったのですが、まだまだ不明確の点があります。いずれにしても、現行の給与制度を総点検し、更には頑張る職員が報われる給与制度の再構築をめざすものです。

 専門用語もあり分かりにくい紹介となったかもしれませんが、各常任委員会においてさまざまな議論をしています。(議事録は2カ月程度でアップされます)この後は、本会議において議案の議決と、一般質問があります。私たちの室では、各部局が作成した答弁書を市長や副市長と調整する役割を担っていますので、来週1週間はその仕事に忙殺されると思います。

  
 先日、全国市長会に市長の随行で行ってきました。その時の会議室の窓からほんの少しだけ“東京スカイツリー”が観れました。

 


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平成25年度SG競走開催場決定

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 こんにちは、競艇事業部の出水です。

 平成25年度のSG開催が決まりました。日程や開催場は次のとおりです。

【第40回笹川賞競走】平成25年5月21日〜5月26日
*人気選手が集まるレースで、ファン投票上位選手が出場
*福岡ボートレース場で4年ぶり2回目の開催

【第23回グランドチャンピオン決定戦競走】平成25年6月25日〜6月30日
*過去1年のSG競走優勝戦完走者及び着順点上位選手が出場
*常滑ボートレース場で初開催

【第18回オーシャンカップ競走】平成25年7月23日〜7月28日(ナイター)
*「海の日」を記念して創設されたレースで、過去1年のG1優勝戦の着順点上位選手が出場
*若松ボートレース場で4年ぶり6回目の開催

【第59回モーターボート記念競走】平成25年8月27日〜9月1日(ナイター)
*全国ボートレース場推薦の選手及び主催者希望選手が出場
*丸亀ボートレース場で4年ぶり7回目の開催

【第60回全日本選手権競走】平成25年10月15日〜10月20日
*年間勝率上位選手が出場
*平和島ボートレース場で2年ぶり10回目の開催

【第16回チャレンジカップ競走】平成25年11月19日〜11月24日
*賞金上位選手が出場、賞金王出場に向けての勝負レース
*津ボートレース場で11年ぶり2回目の開催

【第28回賞金王決定戦・シリーズ戦競走】平成25年12月18日〜12月23日
*決定戦は賞金上位12位までの選手が出場し、1億円を巡る4日間の短期決戦のレース、またシリーズ戦は賞金上位13位から60位の選手が出場
*住之江ボートレース場で6年連続24回目の開催

【第49回総理大臣杯競走】平成26年3月18日〜3月23日
*その年最初のSG競走で、過去1年のG1優勝及び一般戦優勝回数上位の選手が出場
*尼崎ボートレース場で13年ぶり2回目の開催

 競艇のレースには様々なグレードがあり、その最高峰はSGと呼ばれる8競走で、このレースを走れるのは全選手約1500名中52名という、まさにハイレベルなレースです。
 この8つあるSGの中でも賞金王決定戦に出場できる選手は、過去11カ月間の獲得賞金額上位12名で、優勝賞金1億円をめざし熱いバトルが繰り広げられるSGのなかでも最高峰のレースで、今年の「第27回賞金王決定戦・シリーズ戦競走」は12月19日から24日まで住之江ボートレース場で箕面市主催の開催となっています。
 ちなみに、現在の獲得賞金額上位の選手は次のとおりです。

【獲得賞金ランキング(6月11日終了現在)】
1位 井口 佳典(三重・85期・4024) 57,029,000円
2位 今垣 光太郎(石川・63期・3388) 51,177,000円
3位 馬袋 義則(兵庫・71期・3612) 51,112,000円
4位 坪井 康晴(静岡・82期・3959) 42,431,000円
5位 白井 英治(山口・80期・3897) 38,421,000円
6位 菊地 孝平(静岡・82期・3960) 35,610,000円
7位 中島 孝平(福井・84期・4013) 33,597,000円
8位 松井  繁(大阪・64期・3415) 31,233,000円
9位 瓜生 正義(福岡・76期・3783) 29,195,000円
10位 平石 和男(埼玉・58期・3251) 28,734,000円
11位 赤岩 善生(愛知・82期・3946) 28,529,000円
12位 湯川 浩司(大阪・85期・4044) 28,243,000円

(左から、賞金順位、選手氏名、現住所、登録期、登録番号、獲得賞金額)

 27回の開催のうち住之江ボートレース場で23回目、そのうち箕面市主催で14回目の開催となる、我々職員も思い入れの強いレースです。住之江では関係団体で「賞金王実行委員会」を結成し、準備を始めたところです。
 年末の賞金王決定戦競走、楽しみに待っていて下さい。

【110期新人選手5名のデビュー戦】
 5月にデビューした大阪支部110期の新人選手5名の住之江でのデビュー戦が終了しました。各選手の節間成績は次のとおりで、さっそく舟券に絡むなど健闘しました。今後も彼らの活躍にご期待ください。

 
*4701 福本 悠 選手
住之江ゴールデンレース(6着・6着・6着・5着・6着・6着・6着)


*4707 岸田 崇 選手
第41回飛龍賞競走(6着・6着・6着・3着・6着・6着・6着・6着)


*4710 福田 宗平 選手
第46回しぶき杯競走(5着・5着・5着・6着・3着・3着・6着・6着)


*4716 近久 大志 選手
第41回飛龍賞競走(3着・6着・6着・6着・6着・6着・5着・6着)


*4719 上條 暢蒿 選手
第41回飛龍賞競走(6着・6着・2着・5着・5着・2着・6着・6着)

【開催のご案内】
*第23回アサヒビールカップG3:7月11日(水曜日)から7月16日(月曜日)ナイター

【場外発売のご案内】
*G2大村モーターボート大賞:7月10日(火曜日)から7月15日(日曜日)

 

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6月、ただいま決算調整中

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みなさん、こんにちは、会計室長の谷口です。

6月も半ばを過ぎ、梅雨の季節となりました。
「梅雨」から連想する言葉には、うっとおしい、じとじと、べたべた、長雨、食中毒などなど、マイナスイメージが多くありますが、山の木々、公園の樹木など雨に洗われた緑がひときわ美しく、この時季を象徴するあじさいの鮮やかな色どりが、なおいっそう私たちの目を楽しませてくれる時季でもあります。


        

 

 

                             

 

               

 

現在、会計室では、5月31日の出納閉鎖を経て、平成23年度の決算数値を確定させ、各決算書類の作成作業に取り組んでいます。
法律では、会計管理者は、毎会計年度、決算を調整し、出納閉鎖後三か月以内に、決算書類を市長に提出しなければならないとなっています。
市長は、決算書類を監査委員の審査に付し、監査委員の意見を付けて議会の認定に付さなければならないと定められています。
本市では、議決結果や決算審査での指摘事項を新年度当初予算編成に、これまで以上に反映させるため、平成22年度から第3回市議会定例会会期中(例年9月上旬から10月中旬まで)に上程し、委員会審査を経て議決をいただいています。

 

    

   

現在は、各原課が入力した行政評価の事後(事業)評価調書を元に事業成果説明書として作成し、記載形式の統一や記載漏れ、入力漏れ事業などのチェックを会計室で行い、各事業の内容や記載数値の確認を再度原課が行っています。
また、決算書の事項別明細書に記載の国や府からの補助金等の積算根拠や公有財産、物品などの財産に関する調書等について、各原課のデータを元に入力するとともに、予算現額に対し収入不足額及び支出不用額説明書等を作成し、市長への決算書類提出に向け、作業を進めているところです。


ー<東日本に想いをはせて・・・>ー

多くの尊い命を奪い、人々の日常を破壊した東日本大震災から1年3か月が経過しました。
そして、今なお、広範囲に及ぶ放射能汚染、原子力発電の問題は人々を大きな不安に陥れています。そんななか、昨年は自粛傾向にあった祭りや花火大会などのイベントも、今年は1日も早い復興への想いを込め、そして、なによりも被災地の元気を取り戻すため、取り組まれるようです。

さて、5月12日に、子どもの人権を基軸に、多様な研修や研究を実施しているNPO法人が主催する講演会が、保育園や幼稚園、子育て支援センターなどで保育の仕事に携わる人々を対象に、大阪市内で行われましたので、その内容の一部をご紹介します。

【テーマ】 子どもたちを守りぬいた保育者たち
       ー「3.11その時、保育園は」の監修を通してー

【講 師】 日本女子体育大学幼児発達学専攻 准教授  天野 珠路 


甚大な被害をもたらした大震災、この未曾有の事態に対し、保育園はどのように子どもたちを守りぬいたのか。
また、保育園の防災対策はどうあるべきかについて、震災時の保育現場の対応を検証し、今後の防災対策や保育実践に生かすことを目的として、「3.11そのとき保育園は?!ーいのちをまもる・いのちをつなぐー」と題した2枚のDVD、検証編(58分)・証言編(124分)が岩波映像社から出されています。
 
    
このDVDは、公立・民間の両保育園・幼稚園で保育士としての豊かな現場経験を元に、現在は大学で教鞭をとっておられる天野さんが、昨年5月末から8月まで約3か月間に及ぶ現地取材を重ね、まとめられたものです。

当日は、最初に検証編(58分)のDVDを視聴したのち、被災地の状況とともに保育者や保護者、子どもたちの状況をとおし、浮かび上がった課題や対応策などについて、お話がありました。

1.避難先・避難ルートの確認・検証(事前に歩き、職員間で共有する)
 ◎気仙沼市のある保育園では、日頃から防災で定められた避難ルートの確認を行っていたが、第1避難所、第2避難所も津波がきたらダメと判断し、農道を通り別の避難所へ避難して全員無事に避難することができた。
 ◎また、同市のある保育園では、迎えにきた保護者を帰さず、一緒に避難し助かった。
  
2.避難訓練の成果
 ◎ある保育園(どこの市・町だったかは?)では、毎月避難訓練をしていたことが、職員・子どもたちの迅速な避難行動、役割分担につながったとのこと。日頃からの訓練はもちろん、訓練の計画・実施・評価・見直しが必要である。

3.避難先での厳しい状況・避難生活
 ◎福島市内のある保育園では、地元ラジオ局を活用し、厳しい状況にある子どもたちに保育士が電波をとおし唄や読み聞かせ、子どもたちへの呼びかけなどを行い、子どもたちの心のケアに努めた。このことは、地域資源の活用とともに、保育士にとっても、保育の役割と可能性を考えさせられたことの一つであった。

4.保護者への連絡・伝達
 ◎電話がつながらない、電源喪失時の対応、一斉メールなど、複数の連絡方法が必要である。
 ◎東京都内のある保育園では、今回、多くのかたが帰宅困難者となったため、そのような場合の通信手段が課題であることが明確になった。

5.食料の備蓄
 ◎3日間の備蓄が必要。今回被災した保育園は、全て3日以内に救援されている。日頃から備蓄リストの作成、内容や量の確認、見直しなどを行っておくことが大切である。

6.保育のなかの安全教育
 ◎子ども自身が身の安全を守るために、様々な環境による安全教育(絵・写真・カルタ・絵本などなど)について、研究・実施する。

7.地域との協力・連携体制の強化
 ◎横浜市のある保育園では、日頃から地域との顔の見える関係づくりに努め、保育園から毎月地域の自治会等に、「園だより」の回覧を直接依頼している。


ほんの一部しか紹介できませんでしたが、大震災がもたらしたいろいろな教訓や課題について、取り組まなければならないことはいっぱいあると、考えさせられました。
なかでも、大槌町の保育園で、保育士が子どもたちをつれて(小さな子どもは保育者がおんぶして)山の斜面をよじ登り、無事避難できたとのことですが、映像の中で、保育者がその斜面をあらためて確認し、「よく、あんな急斜面を登ったものだと、今更ながらに思う」と話されていたのが、印象的でした。

 

ー<想い出の一冊 その2>ー


★ 「てんにのぼったなまず」 1985年発行、福音館書店 当時の値段 1000円
  
  作・絵 田島 征彦

 

        


          

 

浜辺の村に絵の好きなおじいさんが住んでいました。畑の手入れもせずに村の子どもや大人たちのためにたくさんの絵を描いていました。そんなある日、村の結婚式の最中に大地震が!!

そして、海に異変がおこり大津波がやってきます。命からがら山へ逃げましたが、塩をかぶったたんぼや畑には、蕎麦さえ育たない。
元気のない子どもたちになにか・・・と、絵を描く紙もないなか、おじいさんは自分のふんどしに、大きななまずの絵を描きました。

子どもたちはおおよろこびで、そのふんどしを空にはためかせながら走ります。
そのふんどしなまずは、おどりながらそらへのぼっていきました。そして、・・・・・

続きは、どうぞ、この絵本を手にとって。


作者の田島征彦さんは、みなさんよくご存じの「じごくのそうべい」(1978年、第1回絵本にっぽん賞受賞作品)で、一昨年の「第1回箕面・世界子どもの本アカデミー賞」の絵本部門で大賞に選ばれたかたです。

今回の「てんにのぼったなまず」は、昭和61(1986)年10月20日、近隣市の図書館で田島さんの講演会があり、その時に購入。その場で、絵本の表紙裏になまずの絵とサインをかいてくださったものです。

 

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台風4号

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市民部長の千葉亜紀子です。

1.台風4号への対策

●今、6月19日午前11時39分です。

朝からの風に加え、雨が強さを増してきました。

今夕から今晩にかけて、台風4号が近畿にも上陸する模様です。

現在、すでに西日本の多くの地域が気象警報と土砂災害警戒情報の対象になっています。

市民安全政策課から連絡が入り、本日午後2時30分に、関係者が招集され、今夕から夜にかけての台風への対応を協議することになりました。

●6月19日午後1時9分 箕面市市民安全メールが配信されました。内容は次のとおりです。

「箕面市で、以下の警報・注意報が出ました。→大雨警報・洪水警報・暴風警報・雷注意報」

「強い台風第4号の接近により、今後、土砂災害や浸水害、河川の増水やはん濫、暴風に警戒して下さい」

●6月19日午後2時30分 関係者が招集され、この会議が「災害対策本部会議」に位置付けられました。

今晩の配備体制が、この場において決定しました。市民部は、「市民窓口対策部市民相談班」の要員として2名の職員を配置することになります。

●6月19日午後5時7分現在 雨は小降りですが、風は強さを増しています。

みなさん、仕事から帰宅される時間帯なので、十分気をつけてお帰りいただきたいと思います。

 

2.今夏の節電について

●先月も、お願いしましたが、改めて、7月、8月の節電のご協力を、皆さんどうぞよろしくお願いいたします。

●大飯原発稼働に向けての情報が流れてはきておりますが、稼働は7月下旬。フル稼働はもっと先です。電力需給がひっ迫する状況は当面続きます。

●国は、「セーフティネットとしての計画停電」を準備する方針を現時点も変更していませんので、私たちも、「計画停電の可能性がある」ことを前提に準備をしています。

●もしも、停電になった場合ですが、去年の東京電力の計画停電の状況からしますと、たとえば、交差点の信号が消える、断水の可能性がある、などの事態が想定されます。市役所の業務もほとんどが電算システムで行っていますので、これらが一時停止します。

●こういったことを避けるため、まずは、節電の取組を、昨年度にも増して行っていきたいと考えています。

●ただし、熱中症には、十分気を付けていただだきたいと思います。(濡れたスカーフを首に巻くのが、今年は、はやりそうですね。私もやってみたいと思います。)

 

 

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箕面駅周辺と滝道のリニューアルが完了しました!

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 こんにちは、地域創造部長(兼)みどりまちづくり部専任理事の広瀬幸平です。

 昨日、台風4号が和歌山県南部に上陸しました。 6月の上陸は8年ぶりだそうです。 箕面市でも 大雨、洪水、暴風警報が発表され、災害対策本部が設置されました。 30名体制で災害に備えましたが大きな被害はなく、倒木が数件あった程度です。本当に良かったです。


 さて、今回は、箕面市が大阪府と連携して、平成 21年度から 3年間かけて進めてきた “箕面駅周辺と滝道の再整備” について、お知らせします。

 本件については、昨年 12月のブログ で、滝道のリニューアルが完了したことと、箕面駅前広場の残工事として、駅前トイレの建て替えや交番の移転工事、野外ステージの整備などに着手することをお伝えしました。

 非常にタイトなスケジュールではありましたが、その後、順調に工事が進捗し、本年4月29日に無事、駅前広場のリニューアルオープンを果たしました。


1.箕面駅前広場の再整備

 箕面駅前広場再整備のねらいは、年間120万人訪れる観光客の皆さんに箕面駅周辺の商店街に立ち寄っていただくための仕掛けづくりで、滝道から商店街へ人の流れを生み出すために、見通しを良くして観光客が商店街の存在に気づきやすくしたり、暗くて閉鎖的だったシェルターを撤去し、新しくガラス屋根のおしゃれなシェルターに造り替えて、舗装を “石畳の風合い” が感じられる透水性の擬石平板に改修するなど、歩きやすく商店街方面へ行きやすい、開放的な空間づくりを進めようとすることです。

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 照明はガス灯風の省電力型 LED 照明を採用しており、駅前のガレリアは屋根のある “たまり空間” として設置したもので、ひときわ目をひくドーム状のオブジェとしてその存在感が話題を呼んでいます。 また、本通り商店街の入口に設置したウエルカムゲートは、滝道の観光客が商店街の存在を認識できるようにするためのもので、駅前から商店街方面への見通しをよくするため、噴水を撤去しました。

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 そのほか、阪急電鉄(株)さんが創立100周年記念事業として箕面駅舎の一部を改装し、足湯(駅湯)を設置されたことにともない、ここに観光案内所を移転し新たに 「箕面交通・観光案内所」 を併設しました。 このため、旧・観光案内所跡に新たに空間を確保できることになり、隣接する駅前交番をここへ移設することによって駅前のエントランスゾーンの “たまり空間” を拡大し、より開放感のある駅前広場の整備を進めることができました。


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 また、駅前トイレについては、当初は既存トイレの改修にとどめる予定でしたが、市民の皆さんの強い要望を受けて事業内容を見直した結果、全体事業費の枠内での建て替えに目処がついたことから、現在の約 2 倍の広さに拡張し、観光地箕面の玄関口にふさわしい清潔感のあるものに建て替えることにしました。 加えて、駅前広場東側の歩道を広げるとともに、南側に横断歩道を新設し、バス乗場へのアクセスが安全、かつ、スムーズにできるように改善しました。

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 今回のリニューアル工事では、駅前広場の西側の一角を活用し、ミニライブなどイベントに使える “野外ステージ” を整備しました。 この野外ステージはウッドデッキでできており、普段は自由に使えるオープンスペースとしてベンチ代わりに憩いの場として活用していただけます。 イベントなどで独占して利用される場合には貸し出しが可能ですので、サンプラザ1号館2階の箕面都市開発(株)の窓口でお申し込みください。
                             (利用に際しては利用料金が必要になります)

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 野外ステージの一角には大きなクスノキがあります。 このクスノキは、昭和55年に駅前広場が整備されたときに植え付けられたもので、以来、30年以上にわたって箕面のまちを見つめてきた生き証人です。 この度のリニューアル工事では、当初は地区外の公園などへ移植する予定でしたが、多くの市民の皆さんから “この地に残してほしい” とのご意見をいただき、検討した結果、ステージの利用と共存できるように、もとの場所から北へ約 3メートル移動させることになりました。

 移植してみてわかったことですが、もとの場所には地下 1メートルのところに古いコンクリートの構造物があり、根を深く伸ばすことができない状態でした。 今回の移植先にもコンクリートがありましたが、移植の際これをきれいに取り除き、根を深く張り巡らすことができるように改善しましたので、クスノキも元気に育ってくれるものと思います。 “怪我の功名” ということでしょうか…。


2.滝道の整備

 滝道については昨年の秋にリニューアルを完了しており、詳しくは昨年 12月のブログ をご覧いただきたいと思いますが、箕面市にとってかけがえのない観光資源である箕面大滝や滝道の環境を維持・保全し、最大限に活用するため、大阪府と箕面市が協調して整備を進めてきたものです。 電線類の地中化を進めるとともに、舗装を自然の風合いが感じられるものに改修し、景色を台無しにする電線類をなくすことによって、より自然に近い状態で箕面の滝道を楽しんでいただけるように整備したものです。 また、照明をガス灯風の省電力型 LED 照明に交換し、川の柵沿いにフットライトを設置して、夜も歩きやすく、昼間とは違った滝道の魅力を楽しめる仕掛けづくりを進めました。

 現在の滝道 (音羽山荘前) の様子です。 電柱や電線がなくなり、ガス灯風の LED 照明やフットライトが設置されています。

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 この度の事業は、大阪ミュージアム構想の一環である 「石畳と淡い街灯まちづくり支援事業」 のモデル地区に採択された事業で、国や府の手厚い財政支援を受けて滝道から箕面駅周辺を情緒ある明治風のまち並みに再整備したものです。 また、「電線類の地中化」 についても、別の補助制度に採択され、大阪府との役割分担のもと、橋本亭のある “一の橋” までの区間を市が、それより北の府営箕面公園内を大阪府が施行したもので、国・府の補助金を最大限に活用することによって、市の負担を全体の15パーセント程度にとどめることができました。

 今回のハード整備は箕面駅周辺地区の活性化を後押しするため、補助金を活用して公共空間の整備を一気に進めたものですが、こうしたハード整備をひとつのインセンティブとして、特色あるソフト施策を展開するなど、地元商業者や関係団体と連携し、箕面駅周辺や滝道の活性化に取り組みたいと考えています。 併せて、滝道沿道部について、昔ながらの風情や落ち着いたまち並みを守り、観光地としての魅力を維持・向上させるためのルールづくりや仕組みづくりについても関係者と協議したいと考えていますので、よろしくお願いいたします。


箕面市では、6月1日から8月12日まで「あなたの1票が未来の箕面を築きます  8月12日は市長・市議会議員 選挙」統一キャンペーンを実施中です。

裸足になって

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こんにちは。教育次長の中井です。

6月21日は夏至、夏に至ると書いて夏至なんだと改めて思いますが、昼の時間が一番長いというけれど梅雨のまっただ中で日照時間は返って少なく、カラッとした夏本番まではあともう少し。
夏至は二十四節気の中でも実感として認識することはあまり多くないですね。
丁度反対の季節、冬至であればカボチャを食べるとかよく言われますが、はて、夏至の時の食べ物って何だろう?
鰻は土用の丑の日、鱧は祇園さんの頃、う〜ん、鱚か鯵ですかね旬の食べ物は。

最近は早くからクールビズをしていますので特段夏至の日をもって何かが変わることはありません。ところが古くはこの日を境にというのがあったようで、冷房の開始日はこの日からとする、というようなことも聞きました。
今や一日に何本もの特急を運転している近鉄電車ですが、初めて特急に冷房車を導入しその使用を開始したのも昭和32年の夏至の日からだったようです。

夏に至った今日ですが、これから夏本番までというか夏休みまで、学校では水泳指導に取り組みます。そのフィールドとなるプールはもちろん子どもたち自らが掃除をします。
中学校のプールとなれば深く大きいものですからみんなが必死にならないとなかなか捗りません。時には走りまわってのブラシかけとなります。でも裸足でビシャビシャと走るのは快適そのもの。

幼稚園でも自分たちで掃除をすることには変わりありません。みんなで輪になって最初は底面から、次にサイドを洗って、最後はプールサイドまで丁寧にタワシで擦っていきます。

最初はぬれたプールに裸足で入って「冷たあ〜い」と言っていた子どもたちもだんだん気持ちよくなって「先生、こっちにもお水かけて」そして
「先生、石あったよ、石踏んで痛かった」
子どもたちは素足となった足裏から多くのことを感じ取ってくれたようです。

箕面市は小学校、幼稚園、保育所の運動場の芝生化を進めています。今月29日(金曜日)は豊川南小学校に芝生の植え付けをします。
芝生化に取り組んだ当初、芝生の効果をいろいろ調べました。研究事例の中に芝生の上を素足で運動することにより扁平足や浮き指が少なくなる、それは年齢が小さい程効果が高いというものがありました。

我々大人も含めて、いま裸足になることは普段の生活の中でもずいぶん減ったなと感じますし、子どもたちも裸足で過ごす、走りまわることが減ったのではないでしょうか。
足裏健康法なるものもあるようですので、子どもたちが裸足になって足の裏から多くの刺激を受ける機会をもっと増やしたいと思います。

究極の裸足感覚とも言えるのが田植え、泥の中に素足を入れるその感覚は正に経験した人でないとわからないと思いますが、何とも言えないものです。
泥の田んぼと言っても堅さもまちまち、もちろん小さな石はいくつでもあります。
天気の良いときなどは泥までが暖かく、また反対に田に水を入れたばかりの時には冷たくも感じ、稲が育つ環境を足先で感じ取ることも出来ます。

多くの小学校では5年生の社会科の授業として田植えの体験をします。校区の農家のご協力により稲作の体験をさせて貰います。といっても稲作の多くの作業の中から田植えと稲刈りくらいではありますが、自分たちで植えた稲の育ちを観察していくことになります。

(きれいに並んで植えていきます)


(バッチリきまっています。スーッと植えるあたりプロ級です。
とよく見たら日本代表ですね。)

ところで、ずっと疑問に感じていたことがあります。稲苗を植えることをなぜ「田植え」と言うのでしょうか?
例えば、ジャガイモやトウモロコシ、タマネギなどを畑に植えても、畑植えとは言わないですよね。畑だと何種類もの作物を植え、水田には稲しか植えないからでしょうか。
田んぼと畑、同じように並列として考えていましたが少し違うのかもしれません。土があると畑にはなりますが、そこに単純に水を入れても田んぼにはなりません。水がすぐに抜けてしまうからです。
田んぼの表土は泥ですが泥の層の下には分厚い粘土の層があり、これがあるため水をためることが出来るのです。

というようなことを考えていると「田」という字は特別なものに見えてきます。元々象形文字として4つの田んぼが畦で仕切られていることを表している、というふうに勝手に解釈していましたがどうもそれだけではないようです。

塩田、油田なども田の字が使われていますので、田という字には最も必要なものが生み出されるところという意味もあるのでしょうか。水田は私たちにとって一番必要な主食を産するところ、そんな意味もあるのかもしれません。

社会科の授業として体得した田んぼの生の感覚、それを忘れずにいてほしいですし、学校の周りにはまだまだ多くの田んぼが残り、蛙の鳴き声も聞こえてくる、この箕面の良き環境を後生にも残していってほしいと思います。

 

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いよいよ本市防災の要「地区防災委員会」の始動です!

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 こんにちは、総務部長の浅井です。
 梅雨でむしむしとした日々が続いていますが、節電に取り組まれているなか、体調管理は万全でしょうか。  
 さて、今年の1月24日のブログで「地区防災委員会」を取り上げましたが、今回は、その発足についてのお知らせです。
  箕面市では、全市域に甚大な被害が及ぶ大地震が発生した場合、行政だけでは住民の皆様の命を守りきれないとの認識のもと、13万人市民の安否確認、救助、消火、要援護者の避難支援、また避難所の開設運営など、単時間かつ網羅的に対応しなければならないことの数々をすみやかに行い、助かる命を助けるために、行政と市民の皆様が力を合わせて、対処することが重要であると考えています。
 

  そのため、まず行政としては、できることから素早く対応しており、既に学校の耐震化や備蓄食糧、資機材の整備充実を図るとともに地域防災計画の見直しなど、様々な取り組みを行っています。
  また市民の皆様には、住宅の耐震化や事前の備え、ご自身の身を守るとっさの行動も大事ですが、行政だけでは対処できない発生時の近隣の安否確認や救助、消火への取り組み、そして、避難所における外部からの支援を待てる体制をいかに素早く構築するかが重要であるとのご理解をいただき、これらを実現するために統制の取れた地域組織の必要性から、この間小学校区ごとに「地区防災委員会」の設立に向けて地域団体の皆様などを中心に準備会に取り組んでいただいたところです。
 

  そして、地区防災委員会については、既に萱野小、中小、豊川南小校区と次々と発足されており、今後もその他の校区で発足会が予定されています。

                                         

  発足した地区防災委員会では、役員の選出をはじめ、さっそく具体的な取り組みとして、自治会やマンション管理組合において、いざというときに安否確認が効率よく、漏れなくできるよう、安否確認分担表(一定のグループ分けをし、安否確認をする責任者を決める)の作成に取りかかられ、さらに安否確認の集約方法や班長の選任、具体的な行動マニュアルの作成に着手されています。
 

 私も、発足会に参加させていただいておりますが、当初から熱心な議論が交わされており、災害対策に対する市民の皆様の意識の高さと真摯な取り組みに感謝すると同時に大変心強く感じています。
 今後は、地区防災委員会と行政をつなぐパイプ役となる、地区防災スタッフとして各地区防災委員会に3名の職員を配置し、市民の皆様方と一緒に真に災害に強い地域づくりをめざしていきます。
 しかし、大規模災害時においてのセーフティネットについては、やむを得ず自治会やマンション管理組合を優先いたしますので、自治会に入っておられない方がございましたら是非この機会に入会されることをお願いいたします。
 

  なお、市民安全政策課では、毎月の広報紙(もみじだより)に「命のパスポート」と題して、シリーズで防災関連の記事を掲載しています。 シリーズ12段となる「6月号のもみじだより」には、大規模災害が発生した場合の自治会やマンション管理組合で取り組んでいただく「安否確認のしくみ作り」を紹介しています。
  また同時に、折り込みで「平成24年6月発行保存版 箕面市災害危険区域、避難所マップ」を配布しています。災害マップはもちろん避難場所や備蓄品など、災害時に役立つ情報などが満載ですので、ご家族で、いざというときのために集合場所を確認しあっていただくなど、ご利用ください。
  このように箕面市では、市民の皆様にご理解とご協力をいただきながら、災害に強い地域づくりをめざしていますので、市民の皆様には、より一層のご支援ご協力とご参加をお願いいたします。

 

箕面市では、6月1日から8月12日まで「あなたの1票が未来の箕面を築きます  8月12日は市長・市議会議員 選挙」統一キャンペーンを実施中です。 

「住みよさランキング」 箕面市が大阪府内で第 1 位!

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 こんにちは、地域創造部長(兼)みどりまちづくり部専任理事の広瀬幸平です。

 台風4号に続き、台風5号くずれの熱帯低気圧の影響で大きな雨が降りました。今日は打って変わってさわやかな青空が広がっています。

 さて、本日は私の順番ではありませんが、箕面市にとって喜ばしいニュースが飛び込んできましたので、飛び入りで紹介したいと思います。

 経済情報誌 「会社四季報」 などでおなじみの東洋経済新報社という会社があります。 この会社は毎年、全国の市を対象に 「住みよさランキング」 を調査し、公表していますが、このほど最新結果がまとまり、発表されました。

 この中で、なんと箕面市が全国で33位、大阪府内で 1位に輝いたのです! 市役所で働くものとして、これほどうれしいことはありません。


 「住みよさランキング」 は、東洋経済新報社が公的統計をもとに、それぞれの市が持つ “都市力” を、「安心度」 「利便度」 「快適度」 「富裕度」 「住居水準充実度」 の5つの観点で分類し、採用14指標について、それぞれ平均値を50とする偏差値を算出して、その単純平均を総合評価としてランキングしたものです。

 今回、対象となった市・区は、本年6月18日現在の788都市 (全国787市と東京区部全体) で、箕面市はそのうち33位、しかも大阪府内で第 1 位となりました。

 昨年は東日本大震災が発生したため調査結果が公表されていませんが、一昨年のランキングと比較してみますと、一昨年が58位で 2年間で25位アップという大躍進です。

 箕面市が今以上に住みやすく、自然環境に恵まれた住宅都市としてより一層発展できるように、これからも知恵をしぼり、汗をかいてがんばりたいと思いますので、ご理解とご協力をお願いいたします。 来年、さらにランクアップできるように!

 


箕面市では、6月1日から8月12日まで「あなたの1票が未来の箕面を築きます  8月12日は市長・市議会議員 選挙」統一キャンペーンを実施中です。

山川農木 水無月

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皆さん、今回でお会いするのは3度目ですね、お忙しい中ようこそお越しくださいました。
古来、三度目の正直と申します。石の上にも三年、とも申します。
要するに3回目の今回が大切だ!というわけで、ちょっとだけ、少しだけ趣向を変えて新シリーズも始めます。
名付けて「いわゆる田畑における昆虫及び爬虫類、そして鳥類もあるよ」シリーズだ!
さらに、さらに隠し玉、「思い出のこんなんあったよ」シリーズもデビュー開始!
さあいってみよう、記念すべき最初のページ、冒頭を飾るのはこいつだっ!

 

うちの隊員の辻岡さん、物知りで農地視察の相棒です。イモリをget。

さて、冷静に戻りまして皆さんいかがお過ごしでしたでしょうか。
初夏の空、天も高くテンションも高く、最初のツカミの成否を気にしながらポチッポチッ、とキーを叩いております。

この時期、いたるところで栗の木が花を満開にし、あたり一面に香りを漂わせています。

外は台風と大雨一過で、梅雨の谷間の久々の青空。
25日のブログアップ日は梅雨空のようですが、梅雨といえば古来からアジサイ。
(この時点では22日。いま25日の9時15分。おやおや、外は晴れてますね。)
今月の部長ブログもアジサイが人気者でしたが、こうした梅雨時の雨に濡れた花の風情はアジサイに限らず、いかにも日本的でいいものです。

新稲地区のアジサイ。

上3枚は箕面ドライブウェイ沿いで撮影。

さて、「農」について少しずつ関心を深めていただく、という思いで始めた写真主体のブログですが、なにより直接的で体感効果大なのが実体験でしょう。
先日、市内某小学校の5年生4クラスの子どもたちが地元の農家さんのご協力を得て「田植え」の体験学習を行いました(詳細はこちら「撮れたて箕面ブログ」で)。

 

 

田泥初体験!

この後は悲鳴と歓声で賑やかなこと。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私もご一緒させていただきながら、今日の体験が子どもたちにどのような形で記憶にのこるのかな、と考えていました。
子どもたちにとって、秋の刈り入れ時も含めて一年365分の2の記憶です。長い人生で考えるとほんのわずかな点でしかありません。
でも、「ぼくたちの苗がちゃんと育っているかなあ」と学校の行き帰りや休日に立ち寄ってみると、およそ365分の120、点から線につながります。


6年生になっても中学生になってもこの田を見る度に思い出して、ずっと後輩たちが植えた苗も見守ってくれたなら、生涯この日を忘ることはないでしょう。
このように考えると、こうした農業体験は「農」に対する特別な思いを育むとても大切なきっかけになるように思います。

 

何より素晴らしいのは、ご指導された農家さんが厳しい指導の中で実に柔らかな視線を子どもたちに注いでおられたことです。

 

 

 

 

 

農地を利用させていただいた3農家さん。愛情たっぷりですね。

 単に子どもたちが可愛いというだけでなく、農家さんの「農」に対する深く熱い思いというか、「農」の未来を託す子どもたちへの願い、といったものを感じさせられた1日でした。
子どもたちの思い出とともに、この田が失われることのないように、農業委員会も頑張らなければ!


さて、一息入れて、新シリーズ「いわゆる・・・」、略して「虫もん」。
この時期、「農」の主役の一つである田には様々な生き物が現れます。
生き物を取り巻く世界の不思議さと自然の摂理に驚くばかりです。でも私は専門家じゃないのでとりあえず写真だけ。

ご存知、オタマにエビにカブトですね。

代掻きによりあわてて這い出てきたヤゴ。また、田んぼで生きる彼らを捕食する者もやってきます。

おや? こいつはなんだ?


失礼、虫もんではありません、箕面市のゆるキャラ「滝ノ道ゆずる」君でした。
この日は、近くにオープンしたお店の前で営業活動だったそうです。

そこで新シリーズ、「思い出のこんなんあったよ」へ強引ですがつなげます。

突然ですが、皆さんは「みのお坊や」をご存じですか?
昭和61年、箕面市が市制施行30周年を迎えた年に「箕面まつり」を始めいろんな記念イベントが行われましたが、その30周年記念のマスコットキャラクターです。
ゆずる君のようなりっぱな着ぐるみなどはなく絵柄だけの存在だったため、紅葉まんじゅうのような髪型の、と説明しても覚えている人は少なかったのですが、ブログネタを拾うため古いフィルムを見ている時にみつけました。
初公開、幻の「みのお坊や」とはこいつです!


右の女性ではありません、左ですよ、左のへんなの。今見ると胸のMマークが新鮮ですね。
この写真は当時開催していた「ライトミュージックフェスティバル」というアマチュアバンドコンテスト表彰式の様子です。

結構人気のあるイベントで出演バンドも多く、この種の催しにしては珍しくたくさんの入場者がありました。
楽器やアンプもかき集めたりレンタルしたり。公募した中高生のスタッフとともに舞台や照明などみんな手作りでしたが楽しかったのを覚えています。

で、この「みのお坊や」、確かお面を作ったような記憶があるんですが、それにしてもよくできてるなと思えたのは正面だけ、次の写真をみて納得しました。

よく見ると後頭部にも何か貼ってますね。手作りの良さが滲み出ていますが、スタッフは大真面目、これもよき思い出です。

 

さて、「農」の話題に戻りましょう。
5月に田植えがあった止々呂美地域から約1月遅れで他の地域も田植えが始まりました。
風景写真の素材としては、田にかかわるものはすべて格好の撮影対象です。

箕面警察署近くの農地。耕作されているのは女性です。

粟生地区、モノレール東側農地の田植え前。電車のライトが点いていれば鉄チャンもの。

市立病院北側の萱野地区の苗代。すごい量ですね。

上2枚も市立病院北側の萱野地区農地。まとまって美しい農地が拡がっています。
円を描くような畦作りが珍しいですね。

うーん、撮影にも力が入ってしまいますが、作業をされている農家さんにとっては比較にならない重労働です。
高齢化や後継者不足によりこうした作業が困難な農家さんが増えており、農地の減少とともに耕作をされていない農地、いわゆる遊休地化農地が増えていく傾向にあります。
農業委員会では農業委員さんとともに農地パトロールを始め、遊休地化解消対策に向けて取り組んでいますが、いずれそのことについてもお話していきたいと思っています。
それにしても、私たちの主食である米作り。農地は美しく、働く人々は力強く逞しいと思いませんか。

粟生地区の農婦さん、なぜかホッとしますね。

上3枚は石丸地区。迫力のある絵が撮れました。

いやぁ、最近部長ブログも写真が増えたなあと思っていましたが、今回の私も多かったですね。
最後に、箕面といえば「滝」という写真でお別れです。


先日、台風4号が上陸する前ですが何年ぶりかで「箕面の滝」まで歩きました。
もう撮り尽くされているといわれる箕面滝周辺ですが、いつ行っても同じ顔のないのが自然です。


最近は田を撮ることが多かったので、久々にリフレッシュできました。
やはり、いいところですよ、箕面は!

おっと、今月の一枚を忘れるところでした。

今月は「農の未来を託す思いを込めた一枚」、ちょっとオーバーかな?(石丸地区で)

 

(お詫び)先月の今月の一枚を稲地区としましたが萱野地区の誤りでした。お詫びして訂正いたします。 

 

 

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私のスマホ奮闘記

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こんにちは。健康福祉部長の小野啓輔です。

人生には、決断が必要です。
これまで優柔不断を旨としてきた私も、
とうとう、思い切りました。
そう、携帯電話を、iPhoneに変えたのです!!


●私の携帯電話

もともと、私の携帯電話は、10年間、大切に使ってきました。
カメラは付いてませんが、アンテナが付いてます。
その愛機が、電波の周波数再編のため、
2012年7月に電波が終了し、使えなくなる事態となりました。
既に2年ほど前から、何度もダイレクトメールが来たり、
直接電話がかかって来たりして、新しい機種への乗り換えを
督促され続けていました。


【今までの携帯電話です】

 

ちょうど妻の携帯も、同じ周波数再編で電波が終了するため、
私と同じようにダイレクトメールが来ていました。
ところが、妻へのダイレクトメールでは、案内される新しい電話の機種が、
グローバル携帯とか、最新ワンセグとか、カッコいいものが多いのです。
一方、私へのダイレクトメールで案内される電話は、
文字が大きい「らくらくフォン」。
同じ期限で終了するのに、妻と私で、なぜ案内の内容が違うのか?
妻がなんとなく優越感をもって私をなぐさめてくれるのですが、
どうも納得がいきません。

ところが、その次に妻のところへ来たダイレクトメール。
封を開けると、なんと「らくらくフォン」シリーズに
変わっているではありませんか。
私は、ニヤニヤしながら、妻の仲間入りを歓迎しました。
実は妻は、前のダイレクトメールと今度のダイレクトメールの間に
誕生日を越したのです。
これによって、電話会社は、四十X歳を区切りに、
グローバル携帯シリーズと、らくらくフォンシリーズの案内を
使い分けていることが判明しました。

こんな不幸な体験もあり、携帯電話の機種交換をずるずる先延ばしにしていました。
でも、いつまでも優柔不断ではいけません。
地デジの時に、ギリギリになって大慌てした苦い経験もあります。
私の地デジ奮闘記は、こちら

また、このブログの懸案であった「写真」も自由に使いたい。
プロ級の写真家である農業委員会事務局長のブログにはとても及びませんが、
きれいな写真を自分でも撮ってみたいという想いもありました。

そこで、電波終了の2か月前、
思い切って、機種変更を断行しました。
それも、最新機種スマートフォンであるiPhone4Sに!

これは、去年、パソコンをWindows98からWindows7に買い替えたことに続く
英断と快挙です。
思えば、Windows 98も、約13年間、愛用していました。
私は、優柔不断ではなく、物持ちが良いのです。


【新しいスマートフォンです】

 

 

 

●電話の仕方が、わからない

ところが、このスマートフォン。
買っただけでは、使い方がまったくわかりません。
説明書らしきものが付いているのですが、字も小さく、読んでもさっぱりわかりません。
わからないまま、あちこちいじってると、時間がどんどん過ぎていきます。
とりあえず、時計・アラームの使い方と、計算機の使い方だけをマスターし、
このままでは電話がかかってきても出られへんがな、どうしょうと
思っているうちに、電源バッテリーが切れました。はやっ!!
なんとかコンセントにつないで、スマートフォン初日は終了。

次の日は土曜日で、朝から出勤。
帰りに本屋に直行。2時間の立ち読みの末に、
「500円でわかるiPhone入門」を購入。
急いで家に帰り、本とにらめっこしながら、
徐々に進むことができました。
iPhoneから家の固定電話に電話。OK!
家の固定電話からiPhoneに電話。
なんと、電話に出るときは、指を右にスライドさせるんやねえ。
さらに、念願の「カメラ」も、とりあえず近くにあった焼酎のビンを
ひたすら写す練習をして、使えるようになりました。

こうして、「電話をかける」と「電話を受ける」、
「写真を撮る」ができるようになって、スマートフォン2日目が終了しました。
以後、しばらくは、覚えたての写真を撮りまくりました。
嬉しがりです。

【初めて撮った焼酎の写真】

 

 


●メールも送れない

3日目の日曜日は、メールにチャレンジ。
「前の携帯電話のメールアドレスが、そのまま使えますよ。
やり方は、ここに書いてあるとおりで、簡単です。」と説明を受けていました。
しかし、実際にやってみると、これもうまくいかない。
説明書に書いてある最初の画面に、どうしてもたどり着かない。
またまた1時間、悪戦苦闘して、偶然指が触れたところから、画面が展開し、
やっと説明書に載ってる画面が現れました。

なんとか、メールアドレスの登録を完了。
そこで自分のパソコンにiPhoneからメールを送りました。
ところが、パソコンにはメールの本文が、
「$ BF gK膦 ?Oȝ?^b?=ŒjJ?? uȌ/ ?D??D: AQ?6??ޤ?•ڽ?#???s3¬,M̞H^H?򶘘OqLLv」
と表示され、まったく読めません。
あわてて、パソコンで「文字化け」を検索し、
「エンコードを変える」という操作を発見して、
ようやく日本語が読めるようになりました。
日本語の変換が、うまくいかなくなる場合が時々あるそうで、
これは、きっと、MAC派とWindows派の対立の結果だと思いました。


●アドレス帳が使えない

一番痛かったのは、前の携帯電話の電話帳・アドレス帳が、
一切、移行できなかったことです。

最初、携帯電話ショップの店員さんも、
「新しい携帯電話に、電話帳やアドレスはすぐに移せますよ」とおっしゃってました。
ところが、私が前の携帯電話を見せた途端、
なんとなく「プッー」と笑いを押しころした雰囲気の中、
「ずいぶんと、よくお使いですねえ」と営業スマイルでほめてくれながら、
電話帳・アドレス帳の移行を試みてくれました。
しかし、2人がかりで首をかしげながら何度やってもうまくいかず、
結局「お客様の電話は、アドレス帳の移行サービスに対応していません」となり、
「新しい携帯に、1件ずつ手で入力していただくことになります」と
宣告されてしまいました。

これが、どういう意味をもつのか、のちに痛いほどわかりました。
スマートフォンの入力って、めっちゃ、じゃまくさいんです。
特に、指が画面のあちこちに当たると、勝手に画面展開していくので、
入力が思うように進みません。文字も、思った文字の隣の文字が入力されてしまう。
結局5人分のアドレスを入力するのに、約1時間かかって、しんどくなって
やめました。

電話がかかってきても、アドレス帳に入力していない人は
電話番号しか表示されないので、誰から電話があったのか、わかりません。
そのため、古い携帯電話で名前を確認する必要があります。
しかたがないので、今も、古い携帯電話と新しいスマートフォンを、
常に一緒に持ち歩いているしまつです。あ〜、じゃまくさい。

 

 


●目標は高く

ということで、なんとか少しずつ、使い方を習得しています。
嬉しがって、まるで水戸黄門の印籠のように
「このアップルマークが目に入らぬか!!」と
いろんな人に見せびらかしていると、

「アプリは何もってる?」「クラウド使った?」
「Facebookやってる?」「LINEできる?」などなど、

意味不明のツッコミをされ、そのたびに底の浅さが露呈する日々です。
スマートフォンをカッコよく使いこなすビジネスマンをめざして、
「500円でわかるiPhone入門」を唯一の武器に、
今日も悪戦苦闘の毎日です。
そして学んだこと。

「スマートフォンをさわると、なんぼでも時間が経つ。」


 


 

箕面市では、6月1日から8月12日まで「あなたの1票が未来の箕面を築きます  8月12日は市長・市議会議員 選挙」統一キャンペーンを実施中です。


8月12日は市長・市議会議員の選挙です。

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 選挙管理委員会事務局の林です。

 8月12日は任期満了に伴う箕面市長選挙及び箕面市議会議員選挙の投票日です。

 選挙期日の告示日は、8月5日です。 8月6日から11日まで期日前投票の期間です。

箕面市役所別館6階の会議室で、午前8時30分から午後8時まで投票することができます。

投票日に、帰省や仕事で投票所に行くことができないかたは、期日前投票制度を利用してください。

 6月27日の午後1時30分から立候補予定者説明会を開催します。これから立候補予定者のかたの活動も。 くれぐれも事前運動とならないようお願いします。

 今後、選挙関係のお知らせは、選挙管理委員会のホームページに掲載していきますので、ご覧ください。

 

箕面市では、6月1日から8月12日まで「あなたの1票が未来の箕面を築きます  8月12日は市長・市議会議員 選挙」統一キャンペーンを実施中です。

魅力あるまちづくりに向けて

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 こんにちは、みどりまちづくり部長の山田です。
 まちでは、たくさんの人々がさまざまな活動をしています。それは住む場所であったり、働く場所であったり、また、学び・遊びの場所であったりします。これらの場所がルール無く土地利用された場合、道路や公園・緑地のないまちになったり、住宅や店舗、事務所などが混在し、美しくない住みにくい不便なまちになってしまいます。

 このようなことを防ぐために都市計画法などの法律を初め、様々な手法で住みよいまちづくりを進められていますが、これだけでは箕面らしさがでるようなまちづくりはできません。
 
 このため、箕面市では市独自の「まちづくり推進条例」「都市景観条例」などを策定し、開発許可などの建設行為に対する市独自の基準を設け、住みよく魅力的なまちづくりを進めています。

 今回はその中でも、特に民間の開発について、みなさんに事例をご紹介いたします。箕面市の独自性が分かりやすいように、隣接市と比べてみました。

<ケース1 共同住宅の戸数が・・・>


 この写真は、箕面市と△△市とにまたがって建てられたマンションです。建物を建てる際には、建ぺい率や容積率などが、建築基準法で定められていますが、敷地の形状等により、思いがけなく大きな(高層)建物が建設されることがあります。 
 そこで、箕面市は建設敷地に対する計画人口(戸数)の制限を定め、全体としての建物ボリュームを下げることで、日照、風通し、圧迫感など住宅環境の保全を図っています。
 
 しかし、このマンションにおいては、△△市では建てることのできた住宅戸数が箕面市では確保できず、その分の戸数を減らさなければなりませんでした。マンション開発業者からは、「箕面市は何でこんなに厳しいルールを作っているのや」と、愚痴を聞かされました。
 
 どれだけ厳しい内容なのか概略な計算で比較しますと、
 例えば、第二種中高層(建ペイ率60%、容積率200%)で敷地面積が2000平方メートルの場合に戸当たり90平方メートルの共同住宅を建設すると最大で約44戸が可能です。

 (2000平方メートル×200%÷90平方メートル/戸≒44戸 道路や土地の形状等により変わります。)

 これに対して、箕面市では人口密度規制という独自基準があるので23戸になります。
 
 (2000平方メートル×350人÷3人/戸≒23戸)

 これは戸建て住宅のまち並みの横で大規模で高層な共同住宅の建設や自動車交通の急増などを防ぐためのものですが、共同住宅だけが厳しい基準になっているのではなく戸建て住宅も戸当たりの敷地面積規制があります。
 高密度なまちではなく少しゆとりのあるまちづくりを進めています。 

 

 

 
<ケース2 道路の幅が・・・>

 これは、箕面市と○○市とが一体となった住宅開発地です。ところが、両市における道路基準が異なりました。箕面市は道路の側溝を含むと6.6メートル、○○市は6.0メートルで、箕面市側は公共空間にややゆとりを持った計画となっていました。
 しかし、同じ道路で基準が異なると、通行上の問題がありますので、箕面市の道路幅員を6.0メートルとする代わりに、道路の両サイドに0.5メートルの植樹帯を確保することを住民側に義務づけました。このことにより、6.6メートル以上の道路空間を確保した事例です。

 みどりが道路際により多く配置され、緑視率(目に飛び込んでくる緑の率)もぐっと上がっています。

<ケース3 箕面の緑の景観は・・・>

 箕面市と□□市とに建築されたマンションですが、どちらの建物もほほ同じ時期に、同じ業者により建築されました。両市とも建物を建てる際に敷地に占める緑地面積の割合が定められています。箕面市の場合、建物敷地の10パーセントが、□□市では15パーセントが義務づけられていました。
 「なのにどうして、箕面市の方が多いのだろう?」と疑問に思われるかたも多いと思います。
 箕面市は、みどりの持つまちなみ景観に力点を置いて緑化指導を行っています。
 道路などの公共空間に面してみどりを多く配置してもらうことを、強くお願いしてきました。建物の隠れた場所に植えられるよりは、よく見える場所に植えてもらい、緑豊かなまちなみに貢献していただく考えによるものです。

 <ケース4 店舗が違う・・・>

キャノピーの厚みを薄く。彩度(あざやかさ)を抑える。その他に複数看板の排除

看板文字色の反転(この会社のコーボレートカラーは鮮やかな青色)

 これは、箕面市と他市に建てられた同じ業者の店舗です。どちらの方が目を引きますか。いやいや、どちらの建物がみなさんのお住まいの近くにふさわしいですか。これは、都市景観条例に基づき、事業者と話し合いを重ねて、箕面市として造り上げた看板デザインです。

<さいごに・・・>

 私たちは、明日の住みよい箕面のまちを築くために努力を積み重ね、その成果を未来の子供たちに伝承していく使命を担っています。みんなが心地よい住まいの造り方には個人の利害を超えた全体の調和を考えることも必要です。

 箕面市には開発や住宅建設に関して、厳しい基準等がありますが、長い年月を重ねるなかで他都市との違いが表れてきます。
 都市間競争があるなかで、箕面市の特性と魅力を高めることは重要なことで、開発においては、戸建て住宅が中心となるまちづくりを進めてきました。

 最近では、箕面市独自の景観行政や山なみ景観保全地区による山麓の保全、戸建て住宅と高層住宅の建設場所を明確に区分するために、高度地区の絶対高さ指定などにより戸建て住宅の居住環境を保全してきました。

 更に、素晴らしい都市にはまとまりのある農地があって、のんびりとした広がりと自然の風が通る空間が大切なことから農地の緑の保全にも取り組んでいます。
 また、箕面の開発などの基準が厳しすぎると業者のかたがたに言われていましたが、最近は「箕面なら自信を持って戸建て住宅の販売が出来る。」と言われるようになりました。
 
 船場地区などでは共同住宅に変わって戸建て住宅が建設されています。
 戸建て住宅は個々の単位で土地利用の更新ができますが、共同住宅は権利関係が複雑になりスラム化する可能性もあることから、私は戸建て住宅を中心とするまちづくりを進めています。
 今後も魅力的で素晴らしい箕面になるように努力を重ねて参りますので皆様がたのご理解とご協力をお願い申し上げます。

チヌ竿の作り方

 チヌ(黒鯛)竿を作って欲しいと頼んでいた親父が急死して、何日か経った頃から自分で竿を作らなくてはとの思いが段々と強くなってきました。
 元々、物作りは苦手だったのですが竹の節を通す長い(1.2m程度)錐先の様な道具まで買うことになりました。

 そして、、、、、、
 夜が深まると何故か、、、
 竿を作るんだ、作るんだとの思いが、、、、
 そして、真夜中に竹の節を通す音が、、、ギーコ、ギーコ、、、、
 毎日のように、、、、、、何かに取り憑かれたのか、、、、、、、
 (怖いですね、、、、、)

それでは、チヌ竿の作り方です。

1.大きな釣り道具店(近くでは池田のエサ一番の手作りコーナー)で、気に入った竹と節通しの道具などを購入して下さい。それと穂先と穂先と竹との継ぎ手も購入して下さい。(必ず店の人に相談して下さい。種類が多くて専門的です。)
 竹は種類と太さで1本当たり、1千円から2千5百円程度です。
 (自然の竹を利用する場合は、真冬に切って油抜き後、3年ほど乾燥させて下さい。)

2.竿の完成時をイメージして、竹と継ぎ手とのバランスを十分に考えて双方を切って下さい。この作業が一番重要です。切った竹の節を通して、竹穴を拡げ出来るだけ竹を軽くしましょう。作業が終わったら竹の中に漆を塗りましょう。

問題1 どうやって長い竹の中を塗るのでしょうか。

(回答) 長い筆などは使いません。竹の片方をセロテープ等で液が漏れないようにします。そして、漆を専用薄め液で薄めて流し込み、軽く回転させ上下にします。簡単でしたね。

問題2 竹に表と裏がありますか。

(回答) 少し凹みのある方が裏です。竿の強度の関係から凹みを横側にして利用して下さい。

3.次に、竹と継ぎ手をアロンアルファ等で真っ直ぐに固定します。更に、薄い和紙を巻いてその上から釣り糸でコイル状に巻きます。最後に木工用パテで覆い、乾燥したら紙ヤスリで形を整えて下さい。完成したら穂先を付けてみてリール受けの位置を定めます。
  位置は弥次郎兵衛の支点になるところです。
  そして、釣り糸のガイドを継ぎ手の先端とリール受けとの中間に取り付けます。取り付け方法は、ガイドをアロンアルファ(ゼリー状)等で止めて、細い釣り糸で巻き付けて木工用パテで固定します。

4.穂先は最も目の細かい紙ヤスリで注意深く削ります。チヌのエサ(オキアミ、貝、エビなど)によって竿先の感度を変えます。この作業はセンスのいい人でも20から30本は練習する必要があります。穂先が動かないようにセロテープで固定して、ガイドを付ける位置を定めます。ゼリー状のアロンアルファの上にガイドを乗せて取り付けて、乾燥後に0.8号以下の細い釣り糸で先端からコイル状に個々のガイドごとに切らずに連続して巻きましょう。その方が簡単です。

5.次は、漆を塗ります。黒色が最も乾きやすく付きも良いと思います。十分に乾燥させて、何度か漆を塗ります。いろんな色がありますので自分なりにアレンジして下さい。この行程が一番楽しいかもしれません。

6.乾燥したらリール受けを取り付けます。取り付け方法はいろいろありますが、私は少し太めの凧糸を利用しています。金色と紅色を混ぜて淡い茶色にして、薄め液で凧糸を染めやすくして利用しています。
  凧糸の先が外に出ないように連続巻きにして最後の糸を千枚通し等で巻き込んだ中へ押し込みます。その場所をアロンアルファで止めます。

7.最後の作業は、穂先の色塗りです。いろんな蛍光ペイントがありますが、赤、白が一般的です。綺麗に塗れたら出来上がりです。 

 

箕面市では、6月1日から8月12日まで「あなたの1票が未来の箕面を築きます  8月12日は市長・市議会議員 選挙」統一キャンペーンを実施中です。

6月定例会が閉会しました。まもなく熱い選挙の夏!

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こんにちは。議会事務局の竹内です。
6月も残すところあとわずかです。今月2回目のブログ登場です。

先日、元自衛隊のひげの隊長として有名な佐藤正久参議院議員の講演を拝聴する機会が有りました。
中々感慨深いお話でしたので少しご紹介致します。

ご本人はご存知の通りイラクに自衛隊が初めて派遣されたときの隊長で、その後制服組の思いを国政の場で発言出来る機会を求め参議院議員に出馬され、当選されました。その後、国政において国防の重要性など鋭い指摘を国会で行われています。

講演の中で印象的だったのは、「国防」に対する日本と他国との温度差についてです。アンケート調査で日本は国防に関しての重要性を感じているのは15パーセント程度で、イスラエルなどは90パーセントを超えるのを始め、70パーセント前後が多いとのことでした。
その現れの一つとして、PKO活動やイラクなどに部隊を派遣していた各国は派遣先の現場にその国の元首クラスの要人が視察に訪れ、部隊の隊員を激励されたそうですが、日本では無かったそうです。

「守るべき人がいる。」という著書の中で東日本大震災の災害復旧で初めて自衛隊10万人規模の派遣が行われ、被災地だけではなく全国で自衛隊の活動を讃える声が大きくなりました。しかしながら、自衛隊の有るべき姿は「国防」なんだと著者は言われています。
自衛隊の海外での活動などがもっと国民に知って欲しいという切なる願いが込められて居ました。
色々な考え方が有るでしょうが、平和を考えるときには避けて通れない問題が提起されているように感じました。

さて、6月議会は、6月26日に最終日を迎え全52議案を全て議了しました。 
本議会では、選挙前でもあるからか大きな条例改正などは、有りませんでしたが補正予算を中心とした熱い議論が交わされました。

その中で、一つ職員採用試験の仕組みが大きく変わる内容が有りました。簡単に言いますと今まで北摂七市共同採用試験により、実施していた採用方法から離脱し、箕面市単独で民間企業が社員採用時に実施している「SPI2」という採用試験を導入しようとするものです。
今までの学力や公務員としての知識を必要とする試験から性格や判断力を重視する試験に移行することにより、より幅広く人材を確保していくことを目的に提案されました。
これに関し、一部議員からは地方公務員法に基づき一定の公務員としての知識は問うべきではないのかなど懸念の声も上がりましたが、最終的には賛成多数で補正予算は可決になりました。
民間がすることが全て正しいとは限りませんが、人材確保は将来の箕面市にとって最重要な項目です。その門戸が広がったことに期待したいと思います。

本会議2日目と最終日には一般質問が18人の議員から行われました。任期中最後の議会なので皆さん気合いが入っていて、いつもより時間がかかったような気がします。(提出議案・議決結果はこちらへ
一部議員から不規則な発言もあり一時議場も混乱しましたが、午後5時30分に終了しました。その模様はまもなく公開されますので市ホームページからご覧下さい。

この本会議終了後、選挙まで緊急時以外本会議開催は有りませんので、議員、理事者、事務局が集まり、議員団主催の任期満了に先だっての任意の懇談会を開き、今期限りで勇退を表明されています3議員に対しまして、花束を贈呈し感謝の気持ちを表させて頂きました。
現時点で勇退を表明されてるかたは、公明党 牧原 繁議員、同 田代 初枝議員、無所属 北川 慎二議員です。

 


                (懇談会の様子 箕面観光ホテルにて)


6月27日には市長・市議選の立候補予定者の説明会が開催され、委員会室は満員の盛況ぶりでした。果たして何人ぐらいの立候補があるのか現時点では分かりません。
定数が2人減って23人になったことも踏まえ激戦になることが想定されます。
いずれにしろ、議会事務局といたしましては、いかなる体制になろうとも来る任期開始の8月29日から新たな体制ですぐに議会として活動が出来るよう細かいところまで準備を行って参りたいと考えています。


 


                (梅雨の花 あじさい  市内)


もうまもなく梅雨も明け、本格的な夏到来です。今年も昨年に引き続き節電の夏です。皆さんも夏に向けて色々対策を講じられていることでしょうが、我が家でも2台あるクーラーの内寝室にあるクーラーの稼働をやめ扇風機を購入して頑張ろうと考えています。一昨年のような猛暑にならないことを祈るばかりです。

体調を崩しやすい時期ですし、しっかり食べてしっかり寝てしっかり遊んで、そしてしっかり仕事して夏本番を迎え撃ちたいと考えています。
前回ブログで書かせて頂きましたが私事で今日29日は56回目の誕生日です。特に何の感慨も無いのですが、丁度ボーナス支給日でも有りますので家族はそちらの方が嬉しいようですので、ちょっと複雑な気持ちになります。しかし、一応健康で56歳を迎えられたことに感謝して57歳めざして頑張って参りますので、今後ともよろしくお願い申し上げます。

 

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自然の恵みの素晴らしさ、大切さを学ぶ

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教育推進部の大橋です。
皆様、いかがお過ごしでしょうか? 今年は梅雨入れ後も比較的過ごしやすい日が続いていましたが、先週末ごろから流石に蒸し暑くなってきました。ですが、この梅雨も植物の実りにとっては大切な時期です。感謝を持って日々を過ごさなくてはいけませんね!

箕面小学校の柿の木が逝く 「ありがとう柿の木」
私が市役所に入庁した時、阪急牧落駅を降り、市役所に向かって歩いていると、箕面小学校の校庭に凛として立つ柿の木が目に飛び込んできました。その姿に不思議と心癒されたことを思い出します。
この柿の木、創立100年を超える箕面小学校の校庭に創立以来ずっと子どもたちの成長を見守ってきました。尋常小学校、国民学校、そして小学校と時代の流れの中で、いつも変わらずに校庭に立つその姿。「春」は、新芽を芽吹かせ、「夏」は、青々と葉を茂らせ、木陰をつくり、「秋」は、たわわに実を結び、「冬」は、春に備えて箕面山から降り注ぐ木枯らしに耐え、130年余りの時を刻んできました。

「渋柿」だった柿の木、秋の実りの時期には、子どもたちや地域の方々が一緒になって柿の実をとり、とった柿の実を子どもたちが干し柿にして頂いたそうです。その数や、十分に子どもたちに人数分以上毎年獲れたそうです。


その柿の木もここ数年樹勢に衰えが見えはじめ、樹医さんによる定期診断を受けるようになり、2008年には痛んで弱っている枝を落とすなどの大手術を受けました。
しかし、今年春になっても新芽の芽吹きがなく、樹医さんに診ていただいたところ「枯れています」とのことでした。大変残念で、悲しいことですが、天寿を全うした柿の木に感謝の気持ちで一杯になりました。

箕面小学校では、6月9日に子どもたちはもちろんのこと、保護者の皆様や卒業生が集って「柿の木 お別れ会」が開催されました。あいにくの雨で体育館でのお別れ会となりましたが、ここに集った一人ひとりが柿木の思い出を胸に、「ありがとう、本当にありがとう」と感謝の気持ちを伝えたのではないでしょうか。

 

 

柿の木は、子どもたちに自然の恵みの素晴らしさ、大切さを伝え続けてくれました。校庭の柿の木は、天寿を全うし、その役割を終えましたが、実はこの柿の木の子孫が箕面小学校の中庭にしっかりと根付いてくれています。それも2本! この子孫もこれから何十年も子どもたちの成長を見届けてくれることと思います。

「柿の木お別れ会」では、3人の子どもたちがお別れの言葉をそこに集われた皆さんの前で伝えました。そのうちの1つをここでご紹介します。

 「箕面小のシンボルかきの木さんへ」

 箕面といえば「かきの木」です。
 かきの木さんは、雨の日も晴れの日も、毎日毎日私達を見守っていてくれ
 ました。
 私が初めてかきの木さんを見た時、それは約5年前の入学式の時でした。
 私はかきの木を見てビックリしました。
 大きくてりっぱなかきの木だなぁと。
 かきの木に実ができているのを見た時は、
 とてもいい色で今すぐに食べたくなるぐらいでした。
 そんなかきの木さんとも今日でおわかれとなりました。
 私は、かきの木さんとおわかれすれのはさみしいですが、
 私達の時代まで長生きしてくれたかきの木さんへの感謝でいっぱいです。
 おわかれをしても箕面小をず〜と、ず〜と見守っていてください。
 よろしくお願いします。

                            6年3組 元目 凪咲さん


田植え 「収穫の時に思いを馳せて」
箕面市内の小学校では、「田植え」や「芋の植え付け」など体験学習が行われています。
箕面は大阪の都市部から電車等で約30分という土地柄にもかかわらず、明治の森国定公園を背景に、市街地に田んぼや畑が残る田園都市です。この地の利を生かして、農業体験の学習が各学校で取り組まれ、自然の恵みの大切さや食物を育む大変さを学んでいます。

田植え体験では、まず今の田植え、田植え機を使って行う田植えについて学習しました。次に、昔ながらの手による田植えの方法について学びました。
皆さんはご存知でしょうか。田植え機の構造は人の手による田植え方法を真似ていることを。しっかりと稲を植えないと次の日にせっかく植えた稲が水面に浮かんでしまいます。手で植える場合は、中指と人差し指の間に3株の稲を挟み、その指をしっかりと土の中に差し込まなければなりません。
田植え指導をしてくださった方は、まず機械の動きを子どもたちに見せてから、手植えの方法を丁寧に伝授されていました。


真剣に田植えの方法に聞き入る子どもたち。いよいよ田植えです。初めて田んぼに入った子どもたちが多いのか、最初は「気持ち悪い〜」「冷たい〜」など恐る恐るの状況でしたが、いざ田植えが始まると一生懸命に田植えをしていました。


田植えから稲穂が頭をたれるまでには、日照時間400時間以上(確か、じいちゃんがそう言ってたと思うのですが、正確かどうかは自信がありません。)が必要で、寒暖の差が大きければ大きいほど美味しいお米ができるのだそうです。稲作をはじめ農業は自然との共生が大切であることは言うまでもありませんが、人の大変な手間と労力が必要です。田んぼの水の管理に始まり、夏の盛りには「田の草(雑草)」取りなどなど・・・。
この秋、子どもたち自身が植えた稲が実りの時を迎え、自然の恵みとお世話をする人への感謝の気持ちを感じることと思います。

 
                (昨年の稲刈り風景です)


豊川南小学校校庭の芝生化 「緑のじゅうたんを楽しみに」
箕面市の小学校では、校庭の一部芝生化を進めています。平成21(2009)年度までは校庭全面の芝生化を行いましたが、いろいろな課題が見えてきたことから、平成22(2010)年度は検証期間とし、芝生化のあり方を検討しました。検討の結果、全面ではなく校庭の一部を効果的に芝生化することとし、昨年度は箕面小学校、北小学校、中小学校の3校の一部芝生化を地域の方々のご協力のもと行いました。
今年度は、豊川南小学校で地域の皆様で構成する校庭緑化委員会(井上会長)を立ち上げ、学校、地域、教育委員会が一体となって6月29日に芝生の植え付けを行いました。
芝生植え付け式には、市長をはじめ、小川教育委員長やPTA会長、地域の各団体の方々、地元選出の議員の皆様、大阪府の職員も駆けつけてくださり、子どもたちへのポット苗の贈呈式を行いました。

その後、緑化委員会 井上会長の合図とともに、1年生から3年生まではポット苗をそれぞれ受け取り、植え付けを行いました。

4年生から6年生までは貼り芝の植え付けを行いました。


前日までの涼しさに打って変わって30度にもなる暑い日でしたが、地域の方々も子どもたちと一緒になって芝生の植え付けをし、最後まで整地作業などをしてくださいました。


運動会までには、豊川南小学校の校庭の一部が緑のじゅうたんになっていることでしょう。
子どもたちが芝生の生育していく様子を見て、自然の力強さ、ひいては自然環境に興味・関心を持ち、また緑のじゅうたんの上で思いっきり体を動かしてくれることと思います。
ご協力を頂いた皆様、暑い中、本当にありがとうございました。

 

 

箕面市では、6月1日から8月12日まで「あなたの1票が未来の箕面を築きます  8月12日は市長・市議会議員 選挙」統一キャンペーンを実施中です。

気象異変!!恐れましょう。

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皆さん、こんにちは、消防長の三上です。
今朝も、先日からの九州の大雨がTVニュースでトップになっていました。そうです、気象異変です。私見ですが、異常気象は、一過性の状況を言うものかと思いますが、これからずーっと続く異常は、ここ数年で異変と言える状況になってしまったのではないでしょうか。だから、もう、異常気象ではなく、ある時点で異変が起こったとしか思えません。

地球は、地震等の発生により地軸が現在よりも1度傾くだけで、とんでもない異変につながると聞いたことがあります。そうはなっていないのでしょうが、少しでも“恐ろしい”思わないといけないのではないでしょうか。

何でもない水の一滴、一滴が集まると、とんでもないパワーに変わります。雨の一滴を、恐れ、考え、そのための準備が必要です。

準備の一助として、『箕面市「災害危険区域・避難所」マップ』(くらしに役立つ情報付き)が全戸配布されています。大切な情報ばかりですから、しっかり読んでください。そして、家族の皆さんでご自宅の地域の状況と避難所をしっかり確認してください。
まだ入手されていないかたは、市役所本庁、豊川支所、止々呂美支所そして消防本部で配布しています。

また、うっとうしい残り梅雨が続くと体調を崩すことが多くなります、お互いに健康に注意ですね。食中毒も注意です。食品の安全管理も忘れずに!!

    

 

【消防現況】※平成24年1月1日からの統計です。
本日、7月3日(火曜日)午前9時00分現在です。
   火災      9件(昨年同時期比較    − 6件)
   救急    2704件(昨年同時期比較     −30件)

今年1月から本日までの状況です。火災は、昨年と比較して−6件です。この1カ月間では1件発生しています。この火災は、洗面台照明用の白熱灯にタオルが接触してもタオルが燃えたと推定される火災で、家人が水道水で消火され、大事に至りませんでした。しかし、在宅でなければ…。前回の火災もライトアップ照明の電球の熱によるものが1件ありましたので、電球の熱にも十分な注意が必要です。

また、雨が降っているから大丈夫だろう…、の気持ちから“家庭ごみ”を夜中に出すことのないようにしてください。最近は雨だけでなく、風も強風になります。どこへ転がっていくか分かりませんので、思わぬ交通障害、ひいては交通事故の原因にもなりかねません。いつものとおり、放火されない環境づくり(家の周りに燃えやすいもの等を置かない)のためにも、引き続きごみは、「回収の当日の朝に出す」を徹底してください。お願いします。

救急は、昨年より減少の傾向にあります。このまま減少が続けばいいのですが。状況としては、平成23年の救急統計で、65才以上のかたの搬送が全体の約50パーセントになっています。救急車の適正利用をさらにお願いします。

ここからは、毎回のお願いです。
病院に行ったほうがいい?応急手当の方法は?近くの救急病院はどこ?救急車を呼んだほうがいい?と思った時等に24時間・365日、いつでも利用ができる(但し、大阪府下からの電話に限ります。また、この制度は、既に東京消防庁でも実施されています。)「救急安心センターおおさか」「#7119」を大いにご利用ください。相談員・看護師・医師がいつでも対応できる体制で待機しています。 

救急車は、ほんとうに必要な人のために待機しています。本センターをご利用いただくことが、救急車の適正な利用につながります。ご理解のほどよろしくお願いいたします。
そして、あなたの大切な人を、いざというときに守るため、応急手当もぜひ身につけてください。災害時のいざという時に、ほんとうに役に立つ知識が身につきます。(救命講習の案内へ)


【今年も「箕面まつり」パレードに参加します。】
昨年の参加風景

はい、今年も参加します。今、どんな風に参加するか、職員で考えてくれています。毎年、暑い、暑い、熱い日になります。
箕面市役所から阪急箕面駅までの、「箕面公園通り」(府道豊中亀岡線)をパレードします。
さて、今年の消防は、何をアピールするでしょうか。見てください。

 第27回箕面まつり(メインイベント)  ※詳しくは、公式サイト
   平成24年7月28日(土曜日)
     ○「ときめき広場」  15時30分から22時00分
       ステージイベント・ちびっ子工作コーナー・夜店 他
       (芦原公園・中央生涯学習センター・メイプルホール)
   平成24年7月29日(日曜日)
     ○「ときめき広場」  15時30分から21時00分
       盆おどり・ステージイベント・ちびっ子工作コーナー・夜店 他
        (芦原公園・中央学習センター・メイプルホール)
     ○「パレード」  16時00分から19時00分
       吹奏楽・各種フロート・よさこい鳴子踊り・民舞など出演
        (箕面公園通り 箕面市役所〜阪急箕面駅前)
   その他、関連イベント(サマーフェスタ箕面公園2012)が開催されます。
   みのおキャンドルロード等必見です。ぜひ、お出かけください。

【全国消防長会・アジア消防長会へ出席しました。】
       

6月20日(水曜日)から23日(金曜日)までの3日間、第64回全国消防長会と第27回アジア消防長協会(略称「IFCAA」〔イフカ〕)の各総会に出席するために北海道・札幌市へ出張しました。

札幌市の札幌コンベンションセンターが開催会場でした。出発日の20日は台風4号が去った翌日で、大阪の気温は、蒸し暑く25度ぐらいでしたが、機内での放送で、札幌は14度ということでした。千歳空港に降りると、雨も降っていてさすがに寒かったです。夏物のスーツの関係者は、しまったと言う始末でしたが、私は、暑いのを我慢して春夏用で行きましたので助かりました。

初日には、全国の各支部から選出された消防職員の意見発表会(第35回全国消防職員意見発表会)や平成23年度「消防機器の改良・開発及び論文」の発表会が開催され、それぞれ素晴らしい意見や機器改良等の発表がありました。今年は、箕面消防でも独自の「意見発表会」を開催しようと考えていますので、たいへん参考になりました。

また、翌日21日のそれぞれの総会では、昨年度の実績報告と本年度の実施計画が審議され、全国レベルとアジア・オセアニア地域の消防活動体制等が承認されました。

23日には、アジア・オセアニア地域の消防局長等の各国の消防事情等の講演、また同地域から来日された消防職員と札幌近郊消防職員との大震災想定の合同消防訓練が披露され、観客の拍手を浴びていました。費用は相当かかるものの、これからは世界レベルでの合同訓練がますます必要ではないかと実感しました。札幌のドクターヘリ等も参加されての良い訓練でした。

しかし、本総会等には全国の消防長が相当数参加されており、総会後に開催された意見交換会(懇親会)では、全国の消防長や世界の消防関係者との交流を図ることができました。

今回の総会等に参加して気が付いたことや身に付いたこと、また各消防長から得た情報は、職員に伝えて行かなければと思っています。

さて、まず、来年は、福島の会津若松市・喜多方市等やオーストラリアへ行く予定を立てようと思っています。
総会等の詳細は、全国消防長会発行の「週間情報」を見てください。

 

【レスキュー隊 「救助大会」へ!!】
前回のブログで紹介しました近畿地区指導会が間近に迫ってきました。
さて、どのぐらいの訓練成果がでているのか、明後日の5日に消防長視閲を行います。順調な仕上がりで、迅速・安全・確実な技術が身に付いていることを期待しています。自分の身も安全に確保されているか、も含めてです。

 下記の日程で開催されます。親子同伴で楽しめる大会です。皆さんのご来場をお待ちしています。
 また、本市救助隊の参加結果は、次回ブログ(7月31日予定)でお知らせします。

〔近畿大会〕第41回消防救助技術大会近畿地区指導会
     ・開催日時   平成24年7月14日(土曜日)
               9時30分から16時00分
     ・開催場所   大阪市消防学校
               (東大阪市三島2-5-43)
     ・参加本部   大阪府下・兵庫県下各消防本部
 
  ※当日は、各種イベント(レスキューカーニバル等)開催されます。ご家族で楽しめますよ。
 
【消防士タスキリレー】
前回のブログでお知らせしました「消防士タスキリレー」が現在も引き続き日本列島を走っています。今日7月3日、明日4日は、静岡市を通過します。
3月11日に鹿児島市を出発して、19都府県、2000キロメートルを走り抜け、本年9月11日(火曜日)に宮城県石巻市への到着予定です。
詳しくは、「消防士タスキリレー」ブログで。

無事にタスキをリレーがつながってしてくれることを祈ります。
       Fight!! 〜愛と希望と元気を君へ〜
             Fire Fighters Tasuki relay !!
          

【お知らせです。】
東日本大震災で甚大な被害があった岩手県の釜石市・大槌町の消防本部(釜石大槌地区行政事務組合消防本部)の監修による、東日本大震災―釜石大槌消防の活動記録『猛威への挑戦』が初版限定発行されます。

頑張っておられます。やはり震災を風化させないで後世の消防全体に伝えたいという思いだと思います。たいへんな作業ですが、頑張ってほしいです。

ただ、この予約日時が6月30日になっています。本日のブログが遅くなってしまったので申し訳ないです。
取り急ぎご入り用のかたは、直接下記まで連絡してください。
 
 釜石大槌東日本大震災活動記録誌編集委員会
  〒026-0052  岩手県釜石市小佐野町3-4-5
          電話・ファクス 0193-23-5308


【気になっています。】
 
上の左の写真は「思索の道」です。私はそう思って命名しています。

箕面の中で、私の好きなスポットですが、この道には不思議なパワーがあります。何時間も考えていたことがここを通過すると、「アレっ」と思うぐらいに簡単に解決してしまうのです。不思議です。

ほんの20秒(早ければ10秒ぐらい?)で通り過ぎる道ですが、下手の考え休むに似たり、ということで、リラックスしながら歩いているかたが頭にはいいようです。時には、歩く数秒間が、何時間にも感じることがあります。
かなりの頻度で、答えや解決策をもらい、心の軽さも感じさせてもらっています。いい場所です。時々、隣の珈琲ショップのいい香りが漂っています。

今朝は、あいにくの雨の風景ですが、天候にかかわらずいろいろなことに気付かせてくれます。この場所は、市立第2駐車場の西側通路です。
一度歩かれてはいかがですか。
その先は、とんでもない場所に出るかも知れませんが…。お楽しみに。 

今年の箕面市消防出初式でこれからの取り組みを下記「標語」により表明しました。
『 広げよう「地域の絆」 高めよう「地域防災力」!! 』

 

箕面市では、6月1日から8月12日まで「あなたの1票が未来の箕面を築きます  8月12日は市長・市議会議員 選挙」統一キャンペーンを実施中です。

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