Quantcast
Channel: 部長ブログ@箕面市役所
Viewing all 2068 articles
Browse latest View live

ようやく春の足音が 

$
0
0

皆さま、こんにちは上下水道局の島谷です。
今回がいよいよ最後のブログです。平成21年4月から3年間、おおむね月に一度のペースで約40回の登場となりました。毎回、テーマに悩みましたが、季節によっては毎年同じようなテーマで登場させていただきました。自分としては、その都度、グラフや表などを追加したつもりなのですが……。

さて、前回のブログの日(2月3日)は、この冬一番の寒さとなり水道管の凍結などの被害がでました。その後も寒い日が多く心配をしていたのですが、ようやく春めいた日が続くようになりました。
これからも寒い日、暖かい日を繰り返すでしょうが、徐々に、しかし、確実に季節は春に向かっています。

そして、未曾有の大災害となった東日本大震災が発生してから、まもなく1年を迎えようとしています。復興への道のりは長く、様々な課題はありますが、厳しい生活環境に加え今年の寒さにも負けずにがんばっておられる被災者の皆さまを見れば、日本全体で復興に向けた取り組みを進めていかなければなりません。箕面市も引き続き、できる限りの支援を行っていきます。一方で日頃から災害に備えて色々な準備を進める必要があります。


【大阪広域水道企業団と構成市町村による訓練実施】

2月22日には、大阪広域水道企業団と構成市町村による合同訓練を実施しました。
これは、大阪府域において震度5弱以上の地震が発生した場合には、震災対策相互応援協定に基づき、被災市町村の水道施設の被害状況を把握するとともに、府内市町村が一体となって被災市町村の応援体制を確立し、応急給水や応急復旧を実施することになっているため、いざというときに備え行ったものです。

大規模な震災が発生したときには、速やかな初動体制の確立が求められます。
今回の訓練では、まず、大阪中央本部、各ブロック本部の設置の手順等を確認しました。
そして、応急給水活動を実施するにあたって応援を受け入れる側と応援を行う側に分かれて、本部と連携しながら訓練をしました。箕面市は応援を行う側での参加でした。

具体的には、
● 被災団体から応急給水の依頼を本部に要請します。
● 要請を受けた本部は、被害の少ない団体へ応援要請を行います。
● 被災団体は、応援を受け入れる体制を整え、給水場所等を本部に連絡します。
● 応援する団体は、本部から指示された場所に行き給水活動を行う。
と、単純な訓練ですが、「情報伝達」「必要とする支援の規模、受け入れ体制」「具体的な場所等」などは、組織として情報を共有していないと混乱をまねくだけになってしまします。
特に被災団体が、「何を」「どれだけ」必要としているのかをしっかりと把握したうえで、応援することが必要ではないでしょうか。

本部から指示された場所に行き給水活動を行う行程は以下のとおりです。
今回は給水車への水の補給まで行いました。

〔最初に給水タンクを積込み固定します〕

〔現地に到着、この後あんしん給水栓から水を補給します〕

〔あんしん給水栓の蓋です〕

〔蓋を開けます〕

〔酸素濃度測定中〕

〔給水車へ水を送るためホースをもって内部に〕


【あんしん給水栓】

今回の訓練は、企業団が設置した「あんしん給水栓」を給水拠点として行われました。
「あんしん給水栓」とは、地震などでも比較的破損しにくい企業団の送水管を利用して、市民の皆さまに飲料水などの緊急用水を確保するための設備です。
イメージは消火栓を大型にしたものと考えていただいたらいいと思います。

箕面市内には、21個所あります。企業団の水道管に設置されていますので、ほとんどが国道171号沿線にあります。
あんしん給水栓の位置図は、箕面市ホームページに掲載しています「上下水道事業年報」からご覧いただけます。
「こちら」からどうぞ …… 平成23年(2011年)版巻末の〔参考資料〕に「大阪広域水道企業団あんしん給水栓の設置個所一覧表」と「大阪広域水道企業団あんしん給水栓位置図」があります。


【上下水道局でも情報伝達訓練を実施】

企業団との合同訓練にあわせて、箕面市上下水道局独自で情報伝達訓練を実施しました。
午前7時に発信者から緊急連絡網に基づき順次、情報を伝えていくという単純な訓練です。ポイントは正確な情報がいかにスムーズに関係者全員に伝達・共有できるかで、災害時初動期の基本となりますので、非常に重要な訓練であります。


【インフルエンザの患者数が減少傾向に】

最後にインフルエンザについて。
猛威をふるっていたインフルエンザもようやく峠をこえ、この4週間、35を超えていた一医療機関当たりの患者報告数も、3月2日の厚生労働省のインフルエンザに関する報道資料によりますと 29.04 となっています。
念のためにあとしばらくは、「うがい」と「手洗い」を励行しましょう。

〔インフルエンザ患者報告数のグラフです〕

昨年のグラフと比べても今年の患者数の多さがわかります。
  

● 詳細については、「厚生労働省 インフルエンザに関する報道資料」でご覧いただけます。

最後までインフルエンザの話題になりましたが、大震災と同じく新型インフルエンザも必ず発生する危機のひとつです。
皆さまも日常の中で、たえず危機を意識しながらいざというときの備えをお願いいたします。

 

箕面市では、1月から3月まで「はじめませんか?地域のボランティア活動 〜まずは箕面市役所へ!シニア・ナビでご紹介します〜」  統一キャンペーンを実施中です。


彩都の丘学園の施設監査に行ってきました

$
0
0

 こんにちは、監査委員事務局・公平委員会事務局の坂本です。
 先日、平成23年4月に開校しました箕面市で2校目となる小中一貫校・彩都の丘学園の施設監査に行ってきましたので、学園の現状などをお話しさせて頂きます。

 


 2月1日現在の生徒数は89名で、その内訳は1年生から6年生までは74名、7年生から9年生までは15名となっています。学園周辺の住宅がまだ少ないこともあり、現在の生徒数となっいますが、5年後の生徒数は800名程度に増加すると見込まれています。
  この学園の施設の特徴は、窓が多く施設内に太陽の光をふんだんに取り入れるようになっていること、廊下は広くとられ教室と一体利用できるオープンスペースとして利用できるようになっていることです。


  特に印象に残ったのは、校舎の中央に設けられた中庭です。空間的には少し贅沢に思われますが、校庭などと違った開放感を感じさせるようになっています。
 また、この中庭の一角にステージが設けられ屋外コンサートなどが出来るようになっており、この学園の近くにある大阪大学の学生によるアフリカの民族音楽の演奏などがこのステージで催され、同大学の学生との交流の場として利用されています。

 

 


 この学園の安全管理面ですが、防犯システムにより学園の出入口を24時間監視するとともに、各教室にも防犯対策が施されています。また、箕面警察署と連携した防犯訓練も実施されています。
 防災面では、校内に災害時用の資機材の備蓄倉庫が設けられ、火災や地震を想定した避難訓練等も実施されています。 

 最後に市民公募で選ばれたこの学園の校章を紹介しておきます。
 9学年を九角形で縁取り、内側にある無限大マークには彩都の丘学園の「S」を含むデザインとし「9学年のつながり」、「無限の可能性」を表しています。
 この学園の生徒の皆さんには、この校章の持つ意味を大切にしていただきたいと思います。

            


 



箕面市では、1月から3月まで「はじめませんか?地域のボランティア活動 〜まずは箕面市役所へ!シニア・ナビでご紹介します〜」統一キャンペーンを実施中です。

記憶は一瞬、記録は一生 〜29名の新人さんに、「一期一会」と「協働」という言葉を贈ります〜

$
0
0

 

三月です。一月は「行く」、二月は「逃げる」。この三月は「去る」というとのことです。以前このブログで「月日のたつのは早い」という内容の落語を一部紹介させていただきました。まさに、そのとおりです。(異論があるかた、それはそれでいいと思いますが)また、この歳になると一年間が(過ぎるのが)実に早いと思うようになった。これも聞いた話だが、一歳の子どもは一年間を1(分)の1と感じ(正味の一年間でしょう)、二歳の子どもは(自分が一歳の時に感じた)一年間の2分の1と感じ、三歳の子どもは一年間の3(分)の1と感じ、・・・・・・・・50歳であれば、1年間の50(分)の1と感じるそうです。よく、おばあちゃんたちが(おじいちゃんでもいいが)「年々、歳をとるのが早くなりましたなぁ。子どもの頃はゆっくり時間が過ぎてましたなぁ」と言っているが(「言わない」おじいちゃん、おばあちゃんもいるが)、わしとしては、時間というものは「あっという間に過ぎるなぁ」と思っていることを書きたかったということですねん。教育推進部、若狭でございます。皆様、おかわりございませんか。本年度、最終回の「わしのブログ」にしばしおつき合いください。

 

【新しい学校生活がスタートします】

この4月から、中学校で、新学習指導要領が全面実施されます。(小学校ではすでに平成23年度から全面実施されています。)
突然ですが、、「学習指導要領」とは、何か。
お答えいたします。(昔、『こんなんでました』と言って回答していた占い師さんがいたのをご記憶ですか)
全国どこの学校で教育を受けても一定の教育水準を確保するために、各教科等の目標や内容などを文部科学省が定めているもので、教科書や学校での指導内容のもとになるものです。(よく知っている。)
教育委員会では、箕面っ子一人ひとりに「生きる力」をしっかり付けるために全力で学校を支援していく決意です。「学力」、「体力」、「心の力(豊かな心)」をしっかりとはぐくみます。(決意はわかった、抽象的でわかりにくいぞ、具体的には何をするねん?)
お答えします。年間授業時数(一年間に行う授業時間数)というものがあります。そこから説明します。
中学校では、現在、980時間です。といいますのは、年間を35週とし、一週間28時間。掛けてください。なんと980時間となります。
次年度からは1015時間。35週×(29時間)で1015時間です。
早い話が、週あたり1時間修行時間が、間違った。1時間授業時間が増加します。
ちなみに、小学校では、平成22年度までは、年間授業時数が782時間〜945時間が、昨年度から850時間〜980時間となりました。
具体的には、小学校1・2年生で週2時間、それ以外の学年で週1時間増加しています。そのため、教員が箕面っ子の実態にあわせてより深い内容を指導できるように、授業をする日を増加させました。現場の教員等を構成メンバーとした「教育課程検討委員会」や「校長会」等の場で協議した結果です。その場の意見で、「子どもたちの学力の充実、学力保障」に取り組むために、授業日の増加、授業時間数の増加が必要であろう。
ご指摘の通りだと納得しました。当然に、直接、子どもたちを指導・支援する教員の一層の資質向上も含めて、教員が、今まで以上に研修・研究を深め、指導力を向上するための支援・指導は(当然)委員会の責務です。

 
【ここで少し休憩タイム】(まってました、大統領! これでなくちゃ)
各学校では、学校だよりが月一回程度作成され、各ご家庭に配付されています。
今、3月7日午前7時45分の時点で、3月分の各校の学校だよりが(少々整理ができていないわしの)机上にあります。各校長先生(教頭先生との輪番の場合もある)が書かれている表題(標題)を紹介しましょう。本当に多種多様です。(読むと)それぞれの校長先生等の思いがヒシヒシと伝わってきます。
順不同です。
まず、

○箕面小
    草の戸も
        住み替わる代(よ)ぞ
           雛(ひな)の家 
                         校長  森井 國夫

○萱野小 
    ご支援、ご協力に、心から感謝
                         校長  南橋 正博

○北小学校
    一年間の締めくくりの月です
                         校長  中村 香

○南小
    春の日に
                         校長  中村 衛

○東小
    「節目をしっかりと」
                         校長  宮崎 敏秀

○西小
    三月〜一年間のまとめ〜
                         校長  山下 千恵

○西南小
    次の学年へジャンプ!!
      〜6年生からタスキをもらって〜
                         校長  笹川 実千代

○萱野東小
    春ももうすぐ             
                         校長  渡部 吉一

○豊川北小
     春が訪れ、新たな出発の時を迎える
                         校長  齋藤 史恵

○中小
     3月  卒業証書を書くたびに
        〜新しい歩みに〜    
                         校長  新貝 廣二

○豊川南小
     思い出と新たな思い
                         校長  松村 友進

○萱野北小
     春よ、来い、早く来い    
                         校長  真鍋 あけみ 
      

○第二中
     皆さんの大きな支えに感謝の思いを込めて
                         校長  山内 美紀子

○第三中学校
     金環日食!金星の日面通過!金星食!
                         校長  奥谷 俊彦

○第四中学校
     三月を迎え、一年間のまとめの時期となりました。
                         校長  淺井 隆志

○第五中学校
     校長から         
                         校長  野村 晃一

○第六中学校
     卒業は出口でなく入口!!
      卒業シーズンを迎えて  
                         校長  主原 照昌

○とどろみの森学園
     それぞれのステージを終え、新たな世界へ旅立つ諸君へ!
                         教頭  山下 純
○彩都の丘学園
     開校1年目、巣立ちと飛躍のときです!
                         校長  樋口 弘造     

 
どうですか。皆様。楽しいでしょう。この中で、(わしは第一中学校区担当指導主事でもあるので)箕面小に注目しました。(第一中学校、西小様また今度)

【2月16日と17日に実施されたマラソン大会】
(校長先生が書かれた記事)
2月の16日も17日に親水公園で、全学年によるマラソン大会がありました。
子どもたちの中にも、本番まで、朝の時間や昼の休み時間など一生懸命練習する姿が見られました。
スタート前には、「心臓がドキドキする」という子もいて、普段の練習とは違う緊張感をもって望んでいたようです。また、保護者のかたの応援も多く、更に力が入ったのではないでしょうか。がんばってゴールしてきた子に、肩をたたきながら「がんばったね」と声をかけている子どもの姿もあり嬉しく思いました。安全ボランティアにご協力いただきました保護者のみなさま、寒い中ありがとうございました。

(余談) 
3月7日(水曜日)午前11時55分頃  定例の校長会終了後
(わし)ブログに掲載してよろしいか。
(校長)ええで。たいへんやな。ご苦労様。
(わし)なんとお優しい。ありがとうございます。

わしも、(寒い中)見学に行き、子どもたちの走る姿にいたく感激した。(若いなぁ、当たり前ですが。)応援されている保護者の皆様も湯気がでるくらい(そりゃあ、うそやろう。ちっちきちーで有名な漫才師の言葉)の熱い応援でした。
また、子どもたちが走る行き先を間違わないように肩から「矢印のプラカード」
をかけて応援されていたボランティアのかた。ありがとうございました。
携帯でとった写真(いつもながら本当に下手で申し訳ない)を次に掲載させていただきます。


 

 

【新人さん29名、新規採用教職員オリエンテーションから】
 次年度、大阪府から教職員人事権(任命権)が豊能地区の箕面市、豊中市、池田市、能勢町、豊能町の3市2町に移譲されます。その年度(平成24年度)の新規採用教職員対象のオリエンテーションを2月27日(月曜日)に開催しました。
女性19名男性10名の合計29名が新たに本市の子どもたちのために教鞭(なんと懐かしい言葉)をとってくれます。
教育次長の実に人間的なあいさつからはじまり、出席した事務局の自己紹介や各課の事業内容の紹介もありました。
新規採用教職員一人ひとりからの自己紹介もありました。
自己紹介が終わるたびに自然と「拍手」があり、非常にいい雰囲気。(よかった)
各自の話が本当におもしろく楽しかった。あっという間にオリエンテーションが終了しました。(「あっと」という間じゃぁないやろぅ)
今年の新人さんはええデ、と感じた、(当然ですが、昨年度も良かったが)、元気、勇気、根気。(なんのこっちゃぁ)
各校の校長先生、教職員の皆様。配属がやがて決まりますが、よろしくお願いします。(任せなさい。)
さて、例によって例のごとく、(事務局の自己紹介は、北村課長からは「短く」と念を押されていたわしだが、)
元来、「(わしは)話し好き」であり、ついつい、数分間、お話をしてしまった。(進行に差し支え、誠に申し訳ない。謝罪、謝罪・・・)
冒頭にも書かしてもらったが、わしは、29名に熱く語った。(やっぱり教員や)

諸君!(実際は、みなさん)「記憶は一瞬、記録は一生」である。とにかく、どんなことでもメモをとって欲しい。
生徒指導はもとより、教科指導でも(児童生徒の活動、発言等々)そうだ。
保護者対応もそうだ。(その場でのメモか、対応後のメモかは考える必要があるが)恐らく、きっと、聞いたことはすぐ忘れる。(わしは忘れている)家に帰り、食事か、風呂に入ると、(もちろん、食事には入らないが)その日の大部分のことはたぶん、きっと忘れるだろう。忘れているだろう。しかし、メモがあると思い出しやすくなる。(どこにメモを書いたか忘れることはあるが)
本日の話も、メモをしている人もいる。しかし、聞いているだけの人もいる。(なんと鋭い観察、さすが、わしやな。話しながらも分かるのか。)できるだけ、ここはポイント思ったら記録して欲しい。メモをとって欲しい。・・・・・・・・・・・
皆さんに、贈る言葉がある。それは、今日の出会いは「一期一会」であり、大切にして欲しい。(ほとんど省略)また、学校の教育活動は、決して一人ではできない。チームですること。組織で対応すること。つまり、「協働」が大切。 

    

子どもたちは、学校で育てるのです。よろしくお願いします。
(当然、学校だけではないので誤解なきよう。)
一緒にがんばりましょう。とにかく、一人で悩まないで、ここにいる同僚、学校に行けば先輩、やがて、後輩もできます。相談しましょう。ここにいる教育委員会のメンバーにも相談してください。
とにかく、箕面の子どもたちのために、「協働」しましょう。(よっしゃぁ!)


【番外編】
オリエンテーションのわしの自己紹介を受けて、新人さんからすぐ反応がありました。うれしかった。

(新人A)
さきほど、「記憶は一瞬、記録は一生」と(先生が、この先生はわしである)言われたが、「記憶も一生」です。(うむ、何を言う、早見優、緊張が解けてきた)
 わたしは、(ある中学校の)卒業式の「祝辞」のなかで、
(わしの言った言葉だが)『絆』の話とその意味を話されました。(先生の話に)感動しました。わたしには、その話の内容が今でも鮮明に残っています。
 記憶も一生だと思います。(そうですな)
(よかった、褒めてくれているのだ、少し安心。この新人さんええゾ。)

(新人B)
 出会いを大切にしたい。(先ほど言われた)一期一会だと思う。
 同期生として、皆さん、よろしくお願いします。

(新人C)
 さきほど、新人Dさんが、「箕面の子どもは、いい子」と言われたが、わたしが中学校の時、(わたしの中学校時代のことをご存じの先生が前にいらっしゃるが、後にわしのことだと判明した)いろいろいとご指導いただいた。」
(今、立派な教員やで、頼むぞ)

【まとめ】
中学校の卒業式は、3月14日(水曜日)です。
小学校の卒業式は、3月19日(月曜日)です。
4月になれば入学式です。
出会いもあるが別れもある。別れがあれば出会いもある。
 

 



箕面市では、1月から3月まで「はじめませんか?地域のボランティア活動 〜まずは箕面市役所へ!シニア・ナビでご紹介します〜」統一キャンペーンを実施中です。

船場地区のまちづくり  = 国立循環器病研究センターの誘致に挑戦!=

$
0
0

 こんにちは、地域創造部専任理事(兼)みどりまちづくり部専任理事の広瀬です。

 先週末あたりから急に暖かくなってきました。 今朝、通勤途中にある桜がツボミをつけているのを見つけました。まだまだ硬いツボミですが春は確実に近づいているようです。

 さて、今回は、“船場地区のまちづくり” についてお知らせします。

クリックすると拡大します 大阪都心部から新御堂筋を北へ向かうと、千里中央を過ぎたあたりで 両側に中高層のビルが建ち並ぶ船場地区が出現します。 箕面といえば住宅地、しかもほとんどが低層の住宅地で、箕面市の一般的なイメージは “みどり豊かな住宅都市” といったところでしょう。 そうした中で唯一、船場地区は業務系の中高層ビルが建ち並ぶ 約 50ヘクタール のまちで、今から 40年以上前に大阪市内の船場地区から繊維卸の問屋さんが流通機能を移転して生まれた物流団地です。

 以来、船場地区は日本有数の繊維卸商団地として発展してきましたが、まち開き後40年以上を経過し、社会経済情勢の変化とも相まって、近年、少しずつまちの様相が変化しており、まちの更新期を迎えています。

 そうした中、北大阪急行線の延伸をひとつのきっかけとして、現在、地元、船場繊維卸商団地協同組合が自ら、団地再生に向けたまちづくりのマスタープラン策定に取り組まれています。

 船場地区は非常に交通利便性が良く、また、周辺地域に様々な研究機関が集積するなど、非常に高いポテンシャルをもったエリアで、本市の第五次箕面市総合計画においても、『地の利と知の利を生かして新産業を創り出す都市』 として位置づけられています。 鉄道が延伸すれば、多くの人が流入することになり、物流のまちであった船場地区も自ずとその性格が変わることになります。 このため、市としても、どういう方向でこのまちを転換していくのか、船場団地組合と一緒になって検討してきました。 現在、検討されているマスタープランでは、船場地区にできる新駅周辺に、健康、環境、教育など、現状にはない、多様な都市機能の導入をめざしています。

 そうした中、昨年8月に国立循環器病研究センターから本市に対し、誘致意向の有無について照会があり、第五次箕面市総合計画の位置づけや船場地区のマスタープランの方向性と一致することから、現在、市と船場団地組合が一丸となって、新駅周辺の中核施設として、センター誘致に取り組んでいます。

 全国にひとつしかない循環器病のナショナルセンター (国立高度専門医療研究センター) である 国立循環器病研究センターの誘致は、船場地区の計り知れないポテンシャルを最大限に活用するひとつの選択肢として大きな可能性を秘めており、10年後、20年後を見据えたまちづくりにとって非常に重要な意味をもっています。

 本市のほかには、吹田市、茨木市が “誘致意向あり” として手を挙げており、去る2月8日には、国立循環器病研究センターの建替整備構想検討委員会からプレゼンテーションを求められ、本市では、市長とともに船場団地組合の会長や阪急電鉄(株)の担当部長が出席し、船場地区の優位性について、精一杯アピールしてきました。

クリックすると拡大します クリックすると拡大します クリックすると拡大します
船場地区への国立循環器病研究センター誘致のイメージ図  (クリックすると拡大します)


 プレゼンテーションの資料と当日の質疑応答の内容は、箕面市のホームページにアップしていますが、我々が積極的にアピールした 主なポイントは以下のとおりです。
                                 (画像をクリックすると拡大します)

クリックすると拡大します● 圧倒的な交通利便性の良さ
 誘致予定地は関西各方面としっかりとした広域幹線道
 路で結ばれ、大阪都心部や周辺主要都市とのアクセス
 性が良いこと
 周辺道路網も充実しており、年間3000件を超える救急
 搬送に十分対応できること
 鉄道が延伸し、駅前徒歩0分の病院が実現できること
 新大阪駅や大阪国際空港からのアクセスが容易なこと


● 大学・病院など周辺施設との連携が容易
 大学や病院、研究施設など、北大阪の知的資源の集積地の中心に位置しており、
 特に、阪大病院との距離が近く、連携に最適な立地であること
 箕面市立病院や総合保健福祉センターが隣接し、地域医療・福祉との連携が容易
 であること

クリックすると拡大します   クリックすると拡大します
船場地区への阪大病院の位置関係        市立病院、総合保健福祉センター

クリックすると拡大します
● 船場地区でまちづくりが進捗
 北大阪急行線の延伸が予定されていること
 船場地区がまちの更新期を迎え、物流機能中心の
 まちから複合都市へ転換を進めていること
 センターを中心とした関連施設の集積など拡張余地
 があること
                          など

 

 ※ プレゼンテーション資料 (PDF:7,326KB) は 【こちら】
 ※ プレゼンテーションにおける質疑応答(要旨) (PDF:104KB) は 【こちら】


 今後、どのような手順、スケジュールで移転先が決定されるのかは不明ですが、まずは、センターの建替整備構想検討委員会で専門的見地から議論されるものと思われます。 市としては、北大阪急行線の延伸や船場地区のまちづくりをこれまでどおり着実に進めるとともに、センターの誘致活動についても、引き続き、熱意をもって取り組み、追加の意見聴取などの機会があれば、積極的に対応したいと考えています。

 誘致活動の成否がどうなるか、まだ予断を許しませんが、この間の動きが一部メディアに採り上げられたこともあり、船場地区が交通の要衝であることや再整備の動きがあること、また、北大阪急行線の延伸が進んでいることなど、船場地区のもつ高いポテンシャルが広く知られるようになり、実際、複数の教育機関や商業施設の関係者から強い関心をもっている旨の問い合わせが入っています。

 こうしたことから、今回の誘致活動がどのような結果になったとしても、船場地区のまちづくりにとってプラスであると考えており、センター誘致の成否にかかわらず、今後とも、船場団地組合と連携し、北大阪急行線の延伸と一体となったまちづくりを一歩ずつ前に進めたいと考えています。




箕面市では、1月から3月まで「はじめませんか?地域のボランティア活動 〜まずは箕面市役所へ!シニア・ナビでご紹介します〜」統一キャンペーンを実施中です。

 

現代版「ウサギとカメ」 〜最初にゴールテープを切ったのは?〜

$
0
0

こんにちは。子ども部長の藤迫です。

 やっと、ここ数日、暖かな日が続いています。もう春はすぐそこです。我が家のちっちゃな梅のつぼみもやっと花びらを開けました。

 東日本大震災から1年。
 昔、一緒に仕事をした仲間が、今、長期派遣職員として、現地で学校建設に携わっています。がんばってほしいものです。
 遠く離れた箕面から、私に何ができるか改めて考えさせられます。

 そんな中、この3月1日に春の全国火災予防運動(3月1日から7日)の一環として、子ども部が所管する青少年教学の森野外活動センターにおいて「事業所合同消防訓練」が行われました。これは、消防機関と当該センターが連携して消防活動を実施することにより、連携強化及び防火意識の高揚を図ろうとするものです。訓練には、箕面市消防署、箕面市消防団新稲分団をはじめ総勢44名が参加、消防自動車も7台出動しました。 

 センターの職員も初期消火活動を真剣に行いました。日頃から火の元に注意をするとともに、いざというときにはお客様の安全を第一に動けるよう、この訓練を機会にさらに心がけていきます。
 ご協力頂いた皆さん、ありがとうございました。

 

 さて、先月の18日、19日に公立幼稚園の生活発表会がありました。時間の関係で2園しかのぞけませんでしたが、とても楽しかったです。子どもたちはみんな元気いっぱいでした。保護者の皆さまや地域の皆さまにたくさん来場いただき、会場は満杯で熱気にあふれていました。日頃の練習を見せようとみんながんばっていました。
 合奏もとても素晴らしかったです。指揮者の先生もがんばってましたね。

 劇中で、時々セリフを忘れる子どもがいると、舞台袖のお友達から応援の声が聞こえてきます。その子のセリフを小さな声で教えているのです。しかし、本人は緊張してその声が聞こえず・・・。そのうちにお友達の声が複数になり、どんどん大きくなってきて、会場の皆さんにはその子が今何を言うべきかすでにわかっているのですが、本人は・・・。とても微笑ましい光景の一コマです。
 また、随所に今風の企画がありますし、音楽も楽しめました。NHKの朝の連ドラのテーマ曲や、家のリフォームをテーマにした「ビフォーなんとか」という番組の音楽が、妙に場面にマッチして流れるたびに、会場から笑い声が漏れました。音楽の力はすごいですね。演出効果抜群です。

 

 さて、ウサギとカメですが、どっちが勝つのでしょうか?

 カメさんはご覧の通り、なかなかスピードが上がりません。その点、ウサギさんは、ピョンピョン跳ねてスピード抜群!!
 でも・・・。 

途中でおいしそうなケーキ屋さんに立ち寄ったり、

みんなでカラオケを楽しんだり、

挙げ句の果ては、想定外の工事のために遠回りさせられます。

その間に、カメさんは堅実に!
 さあ、結果は!?? 

 同着です。めでたしめでたし。
 私らが子どもの頃に読んだ「イソップ童話」のあらすじと少し違いますが、それも愛嬌ですね。

 ところで、以前に職員研修を受講したときの講師が、この物語についてお話された言葉が印象的であったので紹介します。今でも時々、仕事の際に、そのことを思い出すことがあり、独り言のように、「そうやなあ」と思ったりしています。

 講師 「ウサギは何故、カメに負けたと思いますか?」
  受講生A 「ウサギは自分の能力を過信し、カメの能力を侮ったから」
  受講生B 「カメはまじめで着実に歩き続けたら・・・。」
  受講生C 「ウサギは夜遊びをして眠たかったから。だって、目も赤いし・・・。」

 そこで、講師の回答
  「ウサギはカメを見ていたが、カメはゴールを見ていた。」

 仕事も私生活も、目標をしっかり見据えて努力しなければならないことを改めて強く感じました。

 本当に自分には目標が明確に見えているのか?
 周りに惑わされて目標を見失っていないか?
 何か(誰か)と比較して、「この程度で十分だ」と目標を下げていないか?

 きっと、そのことは、子どもたちにも当てはまることがあるはずです。これからの長〜い人生の中で、何かで悩んだときには、この言葉を思い出して欲しいです。


 それでは、恒例の「私も子どもの頃に戻ってみましょう」第12弾!最終回です。
 このコーナーもなんとかここまで無事到達しました。そろそろネタ切れで・・・。
 みなさん、1年間お付き合いいただきありがとうございました。
 また、この4月からはチョット角度を変えて、 「私も子育てを思い出してみましょう」
ということで、1年間シリーズ化しようと密かに考えています。
 こうご期待!
 
 今回は、やはり、学習発表会の様子です。


 1枚目は幼稚園の時です。指揮をしている先生の前当たりのタンバリンが私です。わかりますか? うまく叩けているのでしょうか・・・。


 2枚目は小学校です。前でみなさんにご挨拶しているのが私です。社会科の発表で、参勤交代などを演じた記憶があります。大井川を渡ったり、途中の茶店で休憩したり・・・。でも、なんか情けない格好ですね。確か大名役のはずだったんですが。一人二役をしていたのかなあ。どう見ても、大名の格好じゃないですよね。

 演奏にしても、劇にしても、スポーツにしても、スピーチにしても、作品にしても・・・。何かを表現すること、自分の思っていることを人に伝えることは、子どもにとってとても大切なことだと思います。とてもいい経験になり、必ず、大人になってもその経験が役に立つはずです。今後も、できるだけ多くの発表の機会をつくり、できるだけ多くの子どもたちに参加してもらうよう心がけていきたいと思います。

【市内の保育所・幼稚園の子どもたちの発表の場「市役所内の子どもミュージアム】

 



箕面市では、1月から3月まで「はじめませんか?地域のボランティア活動 〜まずは箕面市役所へ!シニア・ナビでご紹介します〜」統一キャンペーンを実施中です。

病院の催し物あれこれ、やっと春の気配

$
0
0

 こんにちは。市立病院事務局の宇治野清隆です。


 3月に入り寒さも幾分和らぎましたが、今日は真冬並みの寒さです。三寒四温で春に向かいそうな気配ですが、花粉の飛散が始まって憂鬱なかたも多いようです。

 今回は、このブログの「催」の欄で毎回ご案内しています「看護師スキルアップ研修会」や今年度に開催された「市民医療講座」の開催結果を報告します。


− 研 −
 まず、一つめは「看護師スキルアップ研修会」です。これは、看護師免許を持っているかたを対象とした研修会で、開催の目的は、箕面市立病院が「地域医療支援病院」として、地域の医療従事者のスキルアップを図ることで、地域医療の発展に貢献するためです。

 平成23年度の「看護師スキルアップ研修会」は、昨年の10月21日から開催し始め、今年の1月26日までの間に延べ9回開催し、延べ28名の参加となりました。看護師免許をお持ちのかたに限定しており、市内の診療所やデイサービスセンター、老人保健施設などに勤務されているかたが22名、未就業のかたが6名参加されました。

 研修内容は、「呼吸器管理」、「ポジショニングってこれでいいの?」、「感染看護」、「糖尿病」や「褥創(床ずれ)予防」など専門性の高い実践的な内容となっています。研修の講師には、市立病院の専門分野の医師、認定看護師、理学療法士や管理栄養士などが担当しました。

 開催日時は、毎回平日の夕方19時15分から2時間程度、市内や近隣に在住の看護師さんが参加し易い時間帯で開催し、一時保育もできる環境で行いました。 

 この「看護師スキルアップ研修会」は、平成22年度から開始し、今年度が2年目となります。市立病院の現役の看護師も自己研鑽のために参加し、地域の看護師さんとの交流を深める機会にもなっています。

 24年度も開催を予定していますので、看護師免許をお持ちのかたは是非ご参加ください。このブログや箕面市立病院のホームページでもご案内します。

 次に「市民医療講座」についてお話しします。これは、一般のかたが対象で、今年は開院30周年という記念の年であったことから7回実施し、延べ409人の参加がありました。


 開催日時は、6回を土曜日の14時から行い、内容も多岐にわたり「救急医療」、「糖尿病」、「ヘルニア」や「高血圧症」など身近な病気をテーマにして、判りやすい内容で行っています。


 参加者に毎回アンケートをお願いしており、その結果、8割以上のかたが内容も判り易かった、開催時間帯などについても9割以上のかたに好評をいただいています。
 また、「どこでこの講座を知ったのか」との質問には、6割以上のかたが「もみじだより」の他、院内のポスターや広報誌「MICH」、チラシなどで知ったことも判りました。今後の案内方法に活かしたいと思います。

 この「市民医療講座」も来年度も開催を予定していますので、健康の自己管理や研鑽を含め、是非ご参加ください。開催日時や場所は、決まり次第このブログやホームページ、ポスターなどでご案内します。


− 春 −
 昨年の7月7日、大雨の日に正面玄関前の築山に「開院30周年記念」で植樹した、蝋梅の木に花が咲きました。

 植樹した時は、うまく育って、花を付けるかなと心配しましたが、2月中旬に1輪の花が咲いたのを発見し、現在はこのような状況となっています。

 香も良く、病院に来られたときは一度見てください。心が和む思いがします。


− 催 −
 締め切り迫る。明日。 早く申し込んで!
☆ ばい菌を見てみよう!「キッズ感染セミナー」

開催日時  平成24年3月28日(水曜日)14時〜15時
集合場所  箕面市立病院 総合案内前(正面玄関を入ったところ)
        (箕面市萱野5-7-1)
対   象  小学校4年生から6年生までの児童と保護者
申込方法  住所、氏名(児童名・保護者名)、年齢、電話番号をFAX又は電話で下
        記までお申し込みください。
申込締切  平成24年3月13日(火曜日)まで(申込順 先着20組)
申込先・お問い合わせ    箕面市立病院 事務局 病院管理課
電話:072-728-2001(内線2253)、FAX:072-728-8232

ご来場は「オレンジゆずるバス」をご利用ください。駐車場は、有料となります。

 



箕面市では、1月から3月まで「はじめませんか?地域のボランティア活動 〜まずは箕面市役所へ!シニア・ナビでご紹介します〜」統一キャンペーンを実施中です。

住宅を耐震化・省エネ化するときに利用できる制度など

$
0
0

 こんにちは、総務部理事(兼)税務室長の南です。

 深い悲しみに包まれた東日本大震災から一年がたち、改めて被災されたかたがた、住居を移されておられるかたがたのことを慮ると胸が痛みます。

 国中が復興に向けての懸命な取り組みを行っていますが、一定の復興と呼べるまでには、なお険しく厳しいみちのりが続くものと思います。


                   【震災発生直後、現地入りした本市消防職員が撮影】 

 本市では、震災発生後、いち早く消防職員を派遣するとともに、支援物資の輸送や街頭での募金活動などを継続して実施するとともに、これまで延べ37名の職員を現地へ派遣し、現在も戸籍、建築関係の職員2名が被災地での復興支援に参加させていただいています。
 「思いやりを東北へ、全力支援」をスローガンに今後とも引き続き、一日も早い復興を願い可能な限りの支援を続けていきます。

 
                【本市から派遣した職員が関わった仮設校舎の建築現場】 

 一方で、本市の防災を改めて振り返ったとき、救助から避難所運営まで殆どすべてを行政が担う計画になっています。しかし、全市域が被災するような大災害が発生した場合、全力を尽くしても行政だけで市民のみなさんを守りきることはできません。大災害直後の助かる命を助けるために、すばやい救助、初期消火、安否確認、外部からの支援を待てる態勢などが必要です。

 そのために各小学校区ごとに地区防災委員会を立ち上げ、市と地域が力を合わせた防災体制となるようにと、その設立に向けての取り組みを進めているところです。かくいう私も止々呂美小校区の防災スタッフとして、地域と行政のつなぎ役を果たすとともに、地域の一員として、もしものとき役に立てるように頑張っていきたいと思っています。

 地区防災委員会については、浅井総務部長が詳しく書かれています(こちら)。また、災害時の家庭・地域での備え等については、こちら をご覧ください。 
 

 本市では、大災害時に避難所となる小学校(萱野北小校区は二中)をはじめ、昨年中に府内初となる市立幼・小・中学校の耐震化率100パーセントが実現していますが、大地震時に生命、財産を守るには、事前の備えとして住宅の耐震化が大切です。阪神・淡路大震災の犠牲者となられた83パーセントが建物の倒壊などによるものでした。

 住宅のリニューアルは大きな出費になると思いますが、事前の備えとして、種々の制度がありますので省エネ化やバリアフリー化と合わせてご検討ください。

 

  住宅を耐震化するときの補助制度と税の軽減措置

 耐震基準が低かった昭和56年5月以前の木造住宅は倒壊などの可能性があります。そこで、これらを対象に本市では、「住まいの耐震化のすすめ」として、次の補助制度等を実施していますので、該当されるかたは是非ご検討ください。

《耐震診断》 補助金額;4万5千円

  ※ 診断費用は、一般木造住宅で5万円程度ですので、自己負担5千円程度で受けられます。

《耐震設計》 補助金額;最大10万円 (設計費の70パーセントかつ10万円まで) 

《耐震改修工事》 1戸当たり最大40万円として計算した額が限度。ただし、低所得者については、60万円として計算した額が限度。

  〔詳細 ; 建築指導課ホームページ〕 → こちら

 これに関しての税の軽減ですが、まず、上記の耐震改修工事(費用が30万円以上のもの)を平成24年中に実施した場合、翌年度から2年間の固定資産税が2分の1に減額されます。
 ※ 平成25年から平成27年の場合は翌年度のみ

 また、所得税についても平成25年12月31日までに耐震改修工事を行うと、かかった費用の額か標準的な費用の額のいずれか少ない金額の10パーセント(最高20万円)が税額控除されます。 詳細はこちら 〔国税庁ホームページ〕

 

 省エネ改修工事やバリアフリー改修工事を行ったとき

 平成25年3月31日までに次の要件を満たす省エネ・バリアフリー改修工事(工事費が30万円以上)を行ったときは、翌年度の固定資産税が3分の1減額されます。 

 また、所得税についても平成25年12月31日までに該当する増改築工事を行った場合、その工事に充てるために借り入れた住宅ローンの年末残高の一定割合を所得税から控除することができます。
 なお、住宅ローンを組まずに自己資金で上記工事をした場合でも、条件を満たせば、その標準的な工事費用の額と実際の工事費用の額のいずれか少ない金額の10パーセント相当額を所得税から控除できます。これは住宅ローンとの選択制ですので、住宅ローンを組まれた人でも、いずれか有利な方を選択できます。

  〔詳細;国税庁ホームページ〕  省 エ ネ 改 修 工 事  →  こちら   
                     バリアフリー改修工事  →  こちら


 復興支援・住宅エコポイントについて

 復興支援・住宅エコポイントとは、地球温暖化対策の推進に資する住宅の省エネ化、住宅市場の活性化、東日本大震災の復興支援のため、エコ住宅の新築、エコリフォームを平成24年10月31日までに建築着工した場合にポイントが発行され、被災地の商品やエコ商品等を交換できる制度です。発行ポイント数は、エコ住宅の新築で、15万ポイントです(被災地は30万ポイント)。              

 エコリフォームは、窓、あるいは外壁・屋根・天井・床などの断熱改修と併せてバリアフリー改修、太陽熱利用システムの設置や耐震改修などを行った場合がエコポイント付与の条件になります。平成24年10月31日までに工事着手したもので、上限30万ポイント(耐震改修を含む場合は、45万ポイント)です。

 ポイント交換商品は、被災地支援として「被災地産品」「被災地の商品券等」「被災地への義捐金・募金」、また、エコ関連として、「省エネ・環境配慮商品」「環境寄付」、即時交換として、「追加工事への即時交換」となっています。
詳細はこちら〔国土交通省ホームページ〕 → こちら



 春はセンバツから

 さて、話はガラッと変わりますが、この時期何故か胸の高鳴りを感じます。

 春の訪れの予感とともに、「センバツ」「春の高校野球」「春の甲子園」ともいわれる、『選抜高等学校野球大会』がもうすぐ始まろうとしています。                               

今年のセンバツは、84回目を迎え、今月21日から4月1日までの12日間にわたって阪神甲子園球場で行われる予定です。出場校は選考委員会によって決められた32チームです。 北海道(1)・東北(2)・関東、東京(6)・東海(2)・北信越(2)・近畿(6)・中国、四国(5)・九州(4)・21世紀枠(3)・明治神宮大会枠(1)

 近畿地区代表として、大阪から、昨年のベスト4チームで新2年生左腕の東君が安定し、攻撃では3割打者を多く擁し、犠打と機動力をからめたスキのない野球で得点に結びつける能力が高い「履正社」(2年連続4回目)と、身長が2m近い大型右腕・藤浪君を擁し、走攻守ともに鍛えに鍛えられた「大阪桐蔭」(2年ぶり5回目)が出場します。

 その履正社が高校野球のオープン戦解禁日となる3月10日に早速オープン戦を行い、甲子園へ向けて始動しています。

 

          

 
          
 「甲子園出場おめでとうございます。昨年以上の成績を目指して頑張ってください」と岡田龍生監督を激励。  

 明後日(3月15日)に組み合わせ抽選会が行われますが、大会途中で再度組み合わせ抽選をする夏と違って、決勝戦までの組み合わせがこの日に決まります。同じ都道府県出場校は決勝まで当たらないよう配慮されていますので、是非、大阪勢同士の決勝戦を見てみたいものです。

 それと、注目してほしいのが21世紀枠の3校です。

 まず、東日本から宮城県立 石巻工業(初出場)、東日本大震災の被災という極めて困難な状況を克服し、着実に実力をつけ、被災者を励まし続けている点が高い評価を受けて選ばれました。東北地区代表の光星学院(青森、2年連続6回目)・聖光学院(福島、4年ぶり3回目)とともに、「がんばれ東北」の思いで応援したいと思います。

 次に、西日本からは、兵庫県立 洲本(26年ぶり3回目)、阪神・淡路大震災当時に生まれた生徒が主力となり、県内の強豪校と互角に戦い続けている点が高く評価されて選ばれました。

 そして、地域を限定しない3校目は、小規模校で寒冷地の中で頑張っている北海道 女満別(初出場)が選出されています。これらの学校も頑張ってほしいものです。

 もう一つの注目校は、春3回、夏2回の全国制覇を達成している、甲子園常連校の横浜(神奈川、2年連続14回目)です。
 何故かといいますと、箕面市立第五中学校出身の尾関一旗君が主将としてチームをとりまとめ、同じく第三中学校出身の高橋亮謙君が2年生時から遊撃手のレギュラーとして頑張っています。これは応援せずにはいられません。

 何はともあれ、高校生たちの一球、一打にかける気迫溢れるプレーを期待しています。そして、出場校それぞれが故郷や周りの人たちの思いを背負って熱戦を繰り広げて、日本中に元気を与えてほしいと思います。

 最後に、このセンバツが終わると、4月から春季近畿大会大阪予選があり、そして、7月中旬から全国一の激戦区といわれる選手権大阪大会が行われます。
 この夏の甲子園をかける大会で、『箕面から甲子園へ』を目指して、箕面東、箕面学園、箕面自由学園が更なるレベルアップを図って、活躍してくれることを期待しています。

 



箕面市では、1月から3月まで「はじめませんか?地域のボランティア活動 〜まずは箕面市役所へ!シニア・ナビでご紹介します〜」統一キャンペーンを実施中です。 

あれから1年

$
0
0

みなさんこんにちは 市長政策室長の具田です。

三寒四温とはよく言ったもので、本当に寒い日と暖かい日が交互に現れつつ、少しずつ春に向かっています。今年は、寒さが長く続きましたが、ようやくあちこちで、春の訪れを告げるように、つぼみが開いています。

市役所では、市議会での新年度の予算審議などが行われています。昨日4つの常任委員会が無事終了し、26日・27日の本会議に向けての準備を進めています。

 

 

さて、未曾有の大惨事から1年が過ぎました。まずは、犠牲者のみなさまに哀悼の意を表しますとともに、未だ不自由な生活を余儀なくされておられる被災者のみなさまにお見舞い申し上げます。
“あれから1年”をテーマにテレビや新聞などで、特集やドラマなど様々な形で取り上げています。11日はすべての放送局で多くの時間を割いて震災特集が放映されました。もちろんすべての番組を観た訳ではありませんが、どの番組もさまざまな角度から震災、津波、原発を取り上げて、生き残った人たちの残念で切ない想い、もう少し何とかできたのではとの自分への責め、亡くなった連れ合いや子どもや知り合いへの想い、この1年がんばって復興に取り組んだ人、自衛隊やアメリカ軍など国内外から応援してくれた人、そして、特に原発事故対応への政府への不信感を映し出していました。

魚市場の復活で活気づく港町、従業員を再度呼び戻して再建した町工場、全国からの支援で復活した理容店、その一方で、未だ、身元の判明しない遺骨、町長も含め多くの職員が死亡した役場、高台移転と元の場所での再建を願う住民の意見対立で進まない復興。
特に、私たち市役所の職員として心を痛める出来事の一つは、南三陸町の防災対策庁舎で津波の避難を町民に防災放送で最後まで呼びかけ続けて亡くなった、南三陸町職員の遠藤未希さんです。その放送を聞いて多くの町民が避難をし、助かりました。遠藤さんは津波に襲われるまで放送を続けていました。防災対策庁舎だったから最後まで放送したのかもしれませんが、どこまでガンバルべきだったのか、どうあるべきだったのか、非常に悩ましく不幸な出来事の一つです。

 <南三陸町の防災対策庁舎>

 

本市でも、被災地の支援を今も続けています。
現在も岩手県大槌町へは2人、1人は主に住民課の仕事を、1人は1年半以上の派遣で、学校仮校舎の建設を行い、今は、本校舎の建設に携わっています。
市民のみなさまからの義援金も大変多くいただき、約6725万円となりました。先日、ヴィソラで行われた復興支援イベントでのチャリティイベントでも、約44万円お預かりしました。誠にありがとうございます。

また、防災対策の改革も進めています。
市役所の出来ることには限界があります。どうしても市民のみなさんにご自身で対策をしていただき、地域でも対策を考えてもらう必要があります。完全に市内が寸断された場合、震災後本格的に救助が来るのに3日はかかります。その3日間を地域で、ご自身で生き延びてください。そのため、小学校区で地域防災委員会を立ち上げていただくよう、準備会での話し合いを進めています。

幸い、箕面市は東南海・南海地震防災対策推進地域からは僅かに外れています。しかし、これまでの想定は当てにはならないことが今回のことで判りました。本市も必死で対策を講じていきますが、市民のみなさんもぜひとも改めて対策をお考えいただきますようお願いいたします。

死者1万5854人、行方不明3155人、未だ避難者34万3935人。
東北の事情も知らずに、なぜもっと津波対策をしてこなかったのかと問う立場ではないかもしれませんが、二度と津波での災害が無いように、しっかりと復興していただきたいと思います。
残念ながら、未だ将来の見えない状態かもしれません。早急に復興の道筋が見えることを希望いたします。

  



箕面市では、1月から3月まで「はじめませんか?地域のボランティア活動 〜まずは箕面市役所へ!シニア・ナビでご紹介します〜」統一キャンペーンを実施中です。


ナイトツアー企画誕生、などなど

$
0
0

こんにちは、競艇事業部の出水です。

※「ボートレース住之江・ナイトツアー」企画誕生!

 ボートレース住之江で、訪日外国人旅行者(外国人ツアー客)をメインターゲットとして、4月から11月までのナイター開催期間中、旅行代理店の協力を得て「ボートレース住之江・ナイトツアー」を実施する企画が誕生しました。ボートレース場の活性化、また、大阪の新たな旅行素材になれば、嬉しい限りです。
 さて、肝心の内容はというと、レース場の特等席「1マーク」前の迫力満点の南スタンド有料席での観戦。初めてのかたでも手軽にお楽しみいただけるよう、英語・中国語・韓国語に対応できるスタッフによる、ルール解説からレース出走表の読み方、投票券の買い方までのアドバイス。お食事は、「日本」を感じながら舌鼓を打っていただけるよう、ボリューム満点の和食懐石を用意と、盛りだくさんの内容になっています。また、普段は関係者以外立ち入り禁止となっているピットを特別に見学してもらうなど、当ツアーならではの魅力が満載です。
 外国からのお客様に限定するのはもったいないと、日本人のお客さまにも門戸を広げて、住之江ボートレース場でお待ちしております!

※外国人を招いてのモニタリングの様子

 

※ボートピア梅田がリニューアル

 平成19年3月16日に、全国で28番目のボートピアとして誕生したボートレース住之江の専用場外発売場、ボートピア梅田。早いもので、オープンから5年が経過しました。この5周年に間に合うよう、昨年から始まった工事も完了し、このほどリニューアルオープンしました。
 リニューアルでは、有料グループシートの増設や休憩室も設置するとともに、グッズショップ「うめぼー広場」をオープン。また、初心者向けコーナーも新設し、お客さまがよりボートレースを楽しめるように大変身しました。
 場所は堂山町交差点の北東角にあり、JR大阪駅より徒歩5分、阪急梅田駅より徒歩4分、阪神梅田・大阪市営地下鉄(梅田駅・東梅田駅)のM10番出口より徒歩2分に位置。梅田のど真ん中にある都市型ボートピアです。
 発売日数は年間360日で、ボートレース住之江・尼崎・桐生のレースを中心にSG・G1競走、ナイター発売など最大4場発売を実施しています。梅田にいながらにして、様々なレース場に投票できる都心のオアシス的な魅力あるスポットです。

初心者向けインフォメーションとグッズ販売、情報検索用パソコン設置

4人用少人数グループ席5ブース設置

9Fロイヤルシート10席増設

※平成24年度の開催日程が決定(箕面市主催分)

 平成24年度の箕面市主催による「SG第27回賞金王決定戦競走」を始めとする開催日程が決まりました。

 ※住之江シティーナイター

*4月18日〜23日   第26回住之江王冠競走
*5月18日〜23日   第41回飛龍賞競走
*5月28日〜6月2日  第46回しぶき競走
*7月11日〜16日   G3第23回アサヒビールカップ競走
*8月12日〜17日   第29回摂河泉競走
*9月9日〜12日    第7回森下仁丹杯競走
*10月14日〜19日  G1第40回高松宮記念特別競走
*10月22日〜27日  第46回住之江選手権競走
*11月1日〜6日    G3 2012レディスカップ競走

 ※昼間開催

*12月19日〜24日   SG第27回賞金王決定戦競走
*1月18日〜22日    2013サザンカップ競走
*2月20日〜24日    2013ダイスポジャンピーカップ競走
*3月1日〜4日       JLC杯競走
*3月12日〜17日    第30回全国地区選抜戦競走

ファンの皆様により楽しんでいただけるよう、全国各地のレース場で行われるSG、G1レースなどもできる限り発売していく予定ですので、お楽しみに!

【3月開催のご案内】

 *ボートレース住之江

 *「JLC競走」 3月28日(水曜日)から31日(土曜日)

*場外受託発売

  *「G2モーターボート大賞(徳山)」 3月28日(水曜日)から29日(木曜日)

 



箕面市では、1月から3月まで「はじめませんか?地域のボランティア活動 〜まずは箕面市役所へ!シニア・ナビでご紹介します〜」統一キャンペーンを実施中です。

ご存じですか?ジェネリック医薬品

$
0
0

みなさん、こんにちは。市民部長の千葉亜紀子です。

前回は、国民健康保険制度についてお話しましたが、今回は、「ジェネリック医薬品」についてお話します。 


1.ジェネリック医薬品とは

お医者さんから処方される薬には、同じ成分・同じ効き目で「従来の薬(先発医薬品)」と「ジェネリック医薬品(後発医薬品)」があります。このごろ、新聞やテレビなどで情報提供されているので、このことを、ご存じのかたはとても多くなっています。

 

(この調査は、平成24年1月24日から30日までの間、eモニター(※注)のかたにアンケート調査した結果です。30代〜40代のかたに中心に答えていただいていますので、ご高齢のかたを対象に調査した場合、また異なる傾向が見られる可能性はあると思います。現在、より多くのかたを対象にした調査を行っています。)


2.価格は従来の薬より安くなります!

そして、ジェネリック医薬品を選択すると値段が安くなることも、多くのみなさんがご存じです。ジェネリック医薬品について「知っている」と答えたかたのうち98パーセントが、「値段が安くなる」ことがメリットだと答えておられます。


3.実際に、ジェネリック医薬品を使われているかどうか

しかしながら、実際にジェネリック医薬品を希望されたことがあるかたは、34パーセントで、その主な理由は「勧められないから」「申し出るのが面倒だから」「効果や安全性についての情報が足りないから」でした。

 

 

 

ここで、私自身の例をお伝えしますと、いくつかの診療所に通院をして、最寄りの調剤薬局で薬をもらっています。処方されているのが「ジェネリック医薬品」なのかどうかを、正直あまり考えないでもらっていました。国保年金課の職員に尋ねてみると「医師が最初からジェネリック医薬品を処方する場合もあるので、本人が知らないうちに利用していることはあるのです」ということでしたので、確認してみなくては、と思いました。

そこで、今回、薬剤師会会長の藤本年朗さんにお会いしまして、いろいろと教えていただくことにしました。

 

 

まず、私が調剤薬局でもらっている「おくすり手帳」を見ていただきました。

「おくすり手帳」には、処方された薬の記録があります。私の場合、2種類の薬が記載されていました。

藤本会長  これはジェネリック医薬品ではありませんね。ジェネリック医薬品はきちんと厚生労働省が認めた薬ですので、診察された医師が判断して最初から処方されることもあります。どれがジェネリック医薬品なのかは、薬剤師が薬剤名を見るとわかります。

千葉  なるほど。医師からの処方が従来の薬(先発医薬品)のときに、それをジェネリック医薬品にできるかどうかは、どうやってわかるのでしょうか?

藤本会長  処方せんにはきちんと「後発医薬品(ジェネリック医薬品)への変更がすべて不可の場合、以下に(医師の)署名又は記名・押印」と記載した欄があり、調剤薬局はこの記載を見ながら処方します。この4月からは、この記載が個々の薬ごとに「不可」の場合は押印等が求められるようになりますので、より厳密な確認が必要になり、結果的にジェネリック医薬品が推進されるのではないかと思います。

千葉  わかりました。調剤薬局は、「不可」でないことを確認して、ジェネリック医薬品を市民のかたに勧められるわけですね。そのときは、どんなふうに勧められるのですか?

藤本会長  ジェネリック医薬品は、厚生労働省が効き目や安全性を確認し、従来の薬と同等と認めているものですけれども、有効成分以外の成分は、異なる場合があります。ですから、アレルギーをお持ちではないかなど、十分な聞き取りと説明をしながらお勧めしています。

また、これはジェネリック医薬品に限ったことではありませんが、「重複投与を避ける」「飲み合わせに留意する」といったことが薬による健康被害を防ぐためには大切です。複数の医療機関を受診されていると、医師側ではそのチェックができないことがありますので、「おくすり手帳」を活用しながら、そのかたの病歴をお聞きするなどして、必要があれば医師に連絡し、場合によっては処方の変更もお願いするなどして万全を期しています。

千葉  なるほど。わたしたちも、きちんと「おくすり手帳」を保管して自分自身の情報を適切に薬剤師さんに伝えることが必要なわけですね。よく理解できました!!

 

4.国民健康保険のかたにはジェネリック保険証カバーを作成しています。

市では、このように、医師、歯科医師、薬剤師の皆様にご協力をいただき、ジェネリック医薬品の利用を進めています。国民健康保険の保険証には、今年度からこのようなカバーをお付けしています。ご活用いただきたいと思います。

  


自己負担がお安くなることももちろんですが、そのことはすなわち残りの7割(場合によっては9割や10割)の医療費の軽減にもつながっています。ご自身のためのみならず、社会全体のため、これから先の医療保険制度の維持のためにも大変大切なことです。
どうぞご協力をお願いいたします。

藤本会長、今回はありがとうございました。

これからもいろいろ教えてください! 

※注 eモニター とは?

市では、これまで市政に参加する機会が少なかった市民のかたからも、できるだけ広くご意見を伺い、政策に反映していきたいと考え、市が様々な施策を進めていく中で「市民のかたはどっちが良いと思われるだろう」と迷ったときなどに、インターネットを使って簡単なアンケート形式で登録モニターに問いかけさせていただく取組「eモニター」制度を、平成23年7月から2年間の予定で試行しています。

 



箕面市では、1月から3月まで「はじめませんか?地域のボランティア活動 〜まずは箕面市役所へ!シニア・ナビでご紹介します〜」統一キャンペーンを実施中です。

明日に向かって一歩ずつ前へ

$
0
0

今日は箕面市立北小学校の卒業式に出席しました。

高校や中学の卒業式は既に終わっており、私は箕面高校と市立第四中学校の卒業式に出席させていただきました。
今日の北小学校の卒業生は1クラス37名、第四中学校では238名と人数には大きな差がありますが、どちらもその一人ひとりに総ての課程を終えた証として校長先生から卒業証書が授与されました。





(箕面高校では代表が証書を受けました。)

証書を受け取った後に卒業生は唄で感謝や卒業にあたっての気持ちを伝えてくれましたが、ところが最近の曲なのでしょうか初めて聴く曲なので、歌詞を読んで初めて卒業生の思いを感じ取ったところです。卒業生が意外にさらりと歌ってくれた「仰げば尊」などは私にはなじみがあり、かえって重たく感じられます。



この辺りからですね、少し“じ〜ん”とくるのは。
そして卒業生代表謝辞の頃になると式場の中は感極まった雰囲気となり、前を向いていた中学生も次第にうつむき加減に、謝辞の中で先生への感謝の言葉が伝えられるとそれまで卒業生の横でじっと見守ってきた担任の先生の頬にも光るものが。

第四中学校の体育館、ステージの前面を覆う卒業制作は「Departure一歩ずつ前へ」

卒業生自身が自分たちの将来に向け、卒業にあたって思いを込めてつくった大壁画、その言葉のとおりこれからの人生、先はまだまだ長いですが明日から始まる新しい生活、一歩一歩前に向かって歩んでほしいと思います。

「一歩ずつ前へ」
この言葉を他の場面でも中学生から聞きました。
第一中学校の生徒会が岩手県大槌町の大槌中学校生徒会と交流、支援のため現地を訪れましたが、その生徒たちが報告会で口々に語ってくれたのが「まだまだ終わっていない」「今から始まる」「心は一つに」そして「一歩ずつ前へ」です。

訪問にあたって事前にできるだけ現地の学習をし、そして大槌中学校の生徒会とも連絡を取り合っての訪問となったのですが、準備を進める中で彼女たちは次のことを大事にしようと考えました。

現地では僅か2日間の短い滞在、交流でしたが内容は濃かったようです。こちらでも現地の様子がTVなどで報道され、津波による悲惨な状況も画面を通して知ってはいたものの、やはり現地の状況を肌で感じ、同じ中学生から直接話を聞かされると全く知らなかったのと同じであったと言います。

仮設住宅へおじゃましてこちらから持って行ったプランターに、お住まいの方と一緒に花の種を蒔き、その後部屋の中でこたつに入りながらいろんな話を聞かせて貰ったようです。
「元気になって貰おうと大槌町に来たのに、こちらが元気を貰いました」
「1年も経ったので少しはましになっていると思っていましたが一人ひとりの生活は全然改善されていないとわかりました」
「聞かせて貰ったお話しは箕面に帰ってきちんと伝えないといけないと思いました」

今回の訪問にあたって、多くの皆さんやいくつもの団体から大きな賛同と多額のご寄付もいただきました。今はそのかたがたへのお礼と報告に取り組んでいるところです。
先日もご協力頂いた箕面ロータリークラブの例会で報告の機会をいただきました。
大槌町で感じとったことをそのままお伝えする。きっと「きちんと伝えないと」との思いは感じとって頂けたのではないでしょうか。

「きちんと伝える」
先日、姫路文学館で開催中の写真展に行ってきました。東北沿岸部を中心に撮影された復活への記録でしたが、普通、写真展は「会場内写真撮影禁止」が多いのに「どうぞ自由に撮ってください」そして「このことをできれば広めてください」というものでした。
多くの写真の中で目にとまったのがやはり大槌町の写真





ここでもやはり「まだ終わっていない」「今から始まる」「心は一つに」でした。
一年が過ぎたいま、改めて「明日に向かって一歩ずつ前へ」

 

 

 

 



箕面市では、1月から3月まで「はじめませんか?地域のボランティア活動 〜まずは箕面市役所へ!シニア・ナビでご紹介します〜」統一キャンペーンを実施中です。

春の箕面へいらっしゃ〜い!

$
0
0

こんにちは、地域創造部長の小泉です。

一年は早いもので、3月ももうすぐ終わり、いよいよ4月です。4月は入学式や新しい仕事など新しいスタートの季節です。また菜の花や桜など花の季節でもあります。
例年に比べ、桜の開花がすこし遅れるようですが、箕面の山々には、山桜も多く、そして新緑が、秋の紅葉にも負けないくらい見事なものです。是非、春の箕面公園にお越し下さい。

   

 

足湯1周年
昨年の3月27日にオープンした箕面駅の新名所、箕面駅「もみじの足湯」、みなさんは、もう体験されましたか?
すでにご利用のかた、まだのかた、毎日ご利用のかた、全員必見です。開業1周年を記念してお得な企画が行われます。詳しい内容は、3月25日頃から阪急各駅ほかで設置されるTOKK4月1日号に掲載されますので、そちらをご覧ください!

 

大阪検定チラシに「たきのみちゆずる」が!
さて、大阪商工会議所が7月1日に大阪のまちの歴史と上方文化を再発見し、その多様な魅力を知っていただくことを目的とした第4回「なにわなんでも大阪検定」を実施します。
http://www.osaka-kentei.jp/(大阪検定のホームページへ。フラッシュムービーが表示されます。)
ホームページに登場する女の子の”髪型”にご注目を!
なんと、頭の上に、箕面の柚子PRキャラクター滝ノ道ゆずるがひょっこりと現れます。

ポスターにも登場しています。

拡大すると・・・
通天閣と大阪城の間にゆずるがいますね。

大阪のシンボルの一つとしてご採用いただいた背景として、ゆるキャラ(R)グランプリ2011での9位入賞をはじめ、大阪府内外、果てはタイでのイベントにまで活動の幅を広げた昨年来の活動をご評価いただいた結果ととらえており、皆さまのご支持に心より感謝します。
今後ともご愛顧いただきますようお願いします。

また、昨年の第3回なにわなんでも大阪検定の際には、箕面市では、大阪商工会議所と連携して、大阪を学び歴史や文化に直接触れることができるよう箕面まちあるきツアーを企画・実施しました。
身近な歴史や文化に対し、楽しみながら学べる大阪検定に皆さんも参加されてはいかがでしょうか。

撮れたて箕面ブログでもご紹介していますのでご覧下さい。
http://blog.goo.ne.jp/minohblog/e/87fc6304d33dce884466246345da84dc

 

箕面山七日市の開催
箕面山瀧安寺は古くから山岳信仰修験道の根本道場として知られ、毎年4月、7月、11月には全国各地からが集まった山伏姿の修験者約100名が阪急箕面駅から瀧安寺まで練り歩き、大護摩法要が行われています。
その賑わいと地元商店街が連携し、毎月7日にイベントやセールを行っています。また、瀧安寺前広場では護摩の市や箕面駅前の桜通り商店街では恒例の寄席「わいわい亭」が開催されます。

 

4月15日開催の「護摩の市」では手づくり市とキッズフリマが開催されます。

 

私事にはなりますが、市民のかたがたや市職員の皆さんに助けられ、この3月末をもって無事定年を迎えます。「部長ブログ」は皆さんに箕面の魅力を少しでも知っていただけるようイベントを中心にお知らせをしましたが、伝わりましたでしょうか。
これからも、立場は変わりますが、箕面のすばらしさを伝えていければと考えています。
長い間お世話になり、ほんとうにありがとうございました。 

 

箕面市では、1月から3月まで「はじめませんか?地域のボランティア活動 〜まずは箕面市役所へ!シニア・ナビでご紹介します〜」統一キャンペーンを実施中です。

部下が上司を評価するマネージメントサポート

$
0
0

こんにちは、総務部長の浅井です。
梅の花も満開を迎え、足早に春が近づいています。しかし、私もそうなのですが、杉花粉症のかたは、目が痒い、鼻がムズムズするなど我慢のシーズンを迎えています。 

                                   
           
さて今回は、職員課が実施している、部下が上司を評価するマネジメントサポートについて、お話したいと思います。

箕面市が魅力的なまちづくりを進めていくためには、市民サービスを担う職員の能力や業務効率の向上などをさらに進める必要があります。
これらを具体的に進めるためには、組織マネジメント(事業目的を達成するために、継続的・計画的に意思決定を行って実行に移し、事業を管理・遂行すること)や人材育成に携わる管理職の役割がとても重要になります。
そこで、課長級以上の職員について、身近で働く部下に意見を求め、今後のマネジメントの参考にしてもらうため、平成21年度からマネジメントサポートを実施しています。

課長級以上の職員のマネジメントが、部下からどのように見られているかを知ることで、上司と部下との双方に気づきを与え、上司の意識変革の促進および上司と部下のコミュニケーションの円滑化を図るとともに、管理職のマネジメント能力を向上させ、人材育成の視点に立ったよりよい職場運営につなげていくことをねらいとしています。

具体的には、部長に対しては次長や課長が、次長に対しては課長や課長補佐が、課長に対しては課長補佐や担当主査(係長)が、それぞれ上司のマネジメントに対して次の項目について、意見するものです。

部長及び次長に対して意見する項目

課長に対して意見する項目


業務の進捗状況を常に把握し、的確な指示命令、指導助言を行っている


同左


適切な業務分担や柔軟な人事配置を行い、部下に目標や課題を伝え、意欲的に取り組める活気のある職場風土を形成し、組織力の向上に努めている


コミュニケーションを円滑に行い、働きやすい職場づくりを行っている


組織におけるリーダー的役割を自覚し、責任ある行動をとっている


同左


緊急度、重要度等を検討し、的確な判断を迅速に行い、問題解決に向けた最善の方策を選択している


関係機関等と粘り強く話し合い、複雑かつ困難な問題の調整に努めている


常に新しい情報の収集に努め、部下から出された改善・改革案を取り上げ、新しい政策の形成や業務の改革を推進している


指導助言や業務を通して人(部下)を育てることに努め、現に私たちの成長につながっている


上司のマネジメントに求めたいこと


同左


部下が意見した内容は、部局室長等から面談方式によって次長課長に伝えられ、自己の意識とのギャップを自覚させ、自らのマネジメントを振り返ります。

今年度のマネジメントサポートについては、来年度以降の組織マネジメントに活かすべく、3月中旬に本人に伝えられたところです。私も、意見をもらった項目については、真摯に受け止め、改善しなければならないと反省をしています。

今後も更なる職員の能力開発と意識改革を進めていくため、引き続き、人事制度全般について検討し改革を行って、組織力の強化と市民サービスの向上を図り魅力的なまちづくりを目指して行きます。

 

箕面市では、1月から3月まで「はじめませんか?地域のボランティア活動 〜まずは箕面市役所へ!シニア・ナビでご紹介します〜」統一キャンペーンを実施中です。

農業委員会を卒業します!

$
0
0

こんにちは農業委員会事務局長の岡山です。
自然をたたえ、生物をいつくしむ日である春分日(国民の祝日に関する法律から)に、春を探しに久しぶりにゆっくり時間をかけて散歩をしました。住居地周辺である外院地区から粟生外院・石丸・白島地区と。
時々、農地の一部に菜の花が咲いているのを見て、「あった」と喜び、春の近さを感じました。このあたりはもうすぐれんげ畑に変わるので楽しみです。

●農業委員会を卒業
さて、3月下旬ともなると心浮き立つシーズンです。春の訪れもそうですが、職員である以上、人事異動等の情報の方がより大きいですね。
でも、今回の内示は私には影響がありません。定年退職しますから。それより、最後のプログとなり、ホッとします。

●ソフトテニスも卒業
私は市役所厚生会のソフトテニス部に所属しています。
53歳から始めて7年。なかなか上達しませんが、それでも継続は力なりと練習に頑張ってきました。これも部員の暖かい励ましのお陰と喜んでいます。
先週の土曜日に、その集大成となる退職テニス大会が予定されていましたが、雨で中止となり残念です。
今、市役所厚生会のスポーツクラブの中で、一番活動しているのはソフトテニス部と思います。それは、毎週のきっちりとした練習と他市との試合でも優勝争いができるほど強いチームを維持しているからです。(私は貢献度0です)
若い人も少し増え、和気あいあいのチームでもあります。
参考に練習の場所・日時をご案内しますと、第1総合グランドのテニスコートにて、毎週土曜日13:00〜17:00です。

テニスバッグを記念にいただきました

●箕面中央朝市は変わります
平成22年8月から農業収益拡大支援として、市開催でスタートした「箕面中央朝市」は、農家の皆さんが出荷する地元産の新鮮で安全・安心な農産物等を販売してきましたが、平成24年4月1日から新たにJA大阪北部が農産物朝市直売所として運営されます。(JAのサイトはこちら)
皆様から愛され・親しまれる朝市販売所をめざしてガンバリますとのことで、箕面産を中心に豊能町・能勢町・池田市・豊中市で栽培された農産物、加工品などを販売されます。
・営 業 日……週4日(火・木・土・日)
・営業時間……10:00〜12:00頃まで


 

箕面市では、1月から3月まで「はじめませんか?地域のボランティア活動 〜まずは箕面市役所へ!シニア・ナビでご紹介します〜」統一キャンペーンを実施中です。

奇跡のホスピス

$
0
0

こんにちは。健康福祉部長の小野啓輔です。

年度末です。
1年間を振り返って、
たくさんの出来事があり、
たくさんの人にご迷惑をかけ、
たくさんの人に助けられました。

人との暖かなふれあいや、
人からの優しい思いやりや支援に、
大きな喜びを感じ、
何度救われたたことでしょう。
また、トラブルや困難に打ちひしがれ、
追い込まれた中で、さらに人を傷つけてしまう「おろかな自分」を
何度繰り返したことでしょう。

それでも、人は日々の営みを歩んでいく。
生かされているありがたさを
思わずにはいられません。
来年度は、人として少しは成長したいと思います。


●萱野小学校のコマーシャルづくり完成

前回のブログで、
萱野小学校の3年生の子どもたちが、
ライフプラザのコマーシャルづくりに取り組んでくれていることを
ご紹介しました。
そのコマーシャルがついに完成し、
萱野小学校のホームページで公開されています。

箕面市立萱野小学校のホームページは、こちら

萱野小学校3年生がつくったライフプラザのコマーシャルは、こちら
放映は、3月末までのようですので、
お早めにご覧ください。


●みのおライフプラザ・箕面市立病院が、テレビドラマのロケ地に

先月、みのおライフプラザ・箕面市立病院が、
テレビの2時間ドラマの撮影ロケ地として選ばれ、実際の撮影が行われました。
このドラマは、毎日放送が制作する春のドラマスペシャルで
題名は「奇跡のホスピス」。
放送は、3月28日(水曜日) 午後9時から11時
MBS-TBS系全国ネット放送で、大阪では、4チャンネルです。
出演は、真矢みきさん、石田ひかりさんなど

  【撮影中の様子です】

内容を、番組企画書から引用します。

余命わずかと宣告されたら、あなたは残りの時間で何をしたいですか?
人が死ぬまでにしたいこと・・・それは人の数だけある。
いずれも最期の時間を、精一杯生き切りたいという気持ちで・・・。
そんな人々を支え、その実現に尽力するチームがあります。
そのリーダーがこのドラマの主人公、ホスピス看護師長・田辺礼子。
実在する日本のホスピスの草分け的存在・田村恵子さんをモデルにした作品。
若い看護師たちが悩み、成長しながら、
生き切ろうとする余命短い患者さんを応援する熱い気持ち。
精一杯生きる患者さんや看護師たちの姿は、
見ている人の心を熱く揺さぶることでしょう。
誰もが直面する死という問題を、ホスピス看護の立場から描く
クオリティの高いヒューマンドラマです。

ドラマでは、みのおライフプラザの広場や階段、市立病院の玄関、ろうか、
処置室などが、ロケ地として映るはずです。
ドラマの内容はもちろんのこと、
「あっ、あそこ箕面や!!」とわかる密かな楽しみとともに、
ぜひご覧ください。


  【箕面市立病院です】


●奇跡のホスピス

ここに出てくる実在の人物「田村恵子さん」。
淀川キリスト教病院の看護師さんです。
がん医療の高度な知識と技術を持つがん看護専門看護師の
パイオニア的存在です。
私は、NHKテレビ「プロフェッショナル 仕事の流儀」で
「希望は、必ず見つかる
〜 がん看護専門看護師・田村恵子 〜」として
特集された番組を見て、何度も涙した覚えがあります。
20年間、人の生と死を見つめてこられた実践と、
暖かく強いお人柄からくる深い言葉が胸に沁みます。
引用は断片にしかなりませんが、
番組の中から、言葉やエピソードを少し書き留めておきます。

終わりはあるけれど生きる希望を持って最後まで生ききる。

「どんなときも光はある}

がん看護専門看護師 田村恵子さん。
がん患者を最後まで支える看護のスペシャリストだ。
日本のホスピスにこの人ありと言われる田村さん。
命の限りを告げられた人も、
彼女の前では笑顔になる。
田村さんは信じている。
希望は必ずみつかる。


「声にならない声を聞く」

舞台はがん治療を行わず患者さんの苦痛を和らげる緩和ケアをするホスピス病棟。
ホスピスに来るまで、
自分が「見捨てられた」という感覚を持つ事が多い患者さんたちに、
「見捨てられたんではない」ということを、かかわりの中でわかってもらうこと。
患者さんたちは迫り来る死への恐怖や悔しさなど様々な苦しみを抱えている。
その苦しみの中にある人と、正面から向き合う。
言葉では正確に伝えきれないがんの痛みを表情から読み取り、心の動きを汲み取り、
その心の痛みを癒す。
向き合うとき、田村さんはベッドサイドにひざまづく。
絶望のどん底にあっても、人は心のどこかに、必ず希望を持っている。
それに気づいてもらうために、田村さんはとことん話す。
相手がつらい思いを話し始めたときには、決して励ましたりはしない。
言葉を受け止めながら、少しずつ心の奥へと目を向けてもらう。


「支えるのは自分らしい人生」

医学的には治療の余地がない状態とされながらも、もう一度抗がん剤治療に挑みたいと
希望される36歳の男性患者さん。
医師と看護師で話し合い、副作用で苦しむリスクの高さを伝えたうえで
本人の気持ちを確認することにした。
男性の決意は固かった。
今後、苦痛が増す可能性は高い。
田村さんたちは、男性の選択を全力で支え続けようと確認しあった。
自宅に戻って治療に臨む男性のために、田村さんは支援の体制を整え、送り出した。
その男性は退院から3週間後、皮膚からの出血が止まらず、
再び救急車で運ばれてきた。
「こんなにすぐ帰ってくるとは思ってなかった」と言いながら、
男性は「やりきった」という思いを田村さんに告げた。
そして田村さんが立ち上がったとき、男性は手を差し伸べて言う。
「ありがとうございました」と。
5日後、男性は亡くなった。

命の終わりを看取ったとき、田村さんはいつも一人涙を流す。
そして「よし、行こう」と顔を上げ、
また次の病室へと向かって行く。


「命の重さと向き合う日々」

スタジオでは、
「現場を離れてこうして映像をご覧になるとどんな思いが」という問いに対し、
笑顔の田村さんが、ふっと泣きそうに歪みました。

「それぞれの人の人生がよみがえってくる感じです。」
それを見てキャスターも涙がぽろぽろ落ちています。
「離れているよりも現場にいて患者さんを前にしたほうが
ニッコリできるかもしれません。」

「生き抜いた、という支えがあればいい。
患者さんが亡くなり、悲しくないといえば嘘ですが、
生き方を間近で見せていただき、生ききった人のパワーを頂いて
次に向かう人に少しでも役立てたらと思います。」

今はかなりの痛みをホスピスで取れるようになってきたそうで、
痛みで入院してきた患者さんも7〜8割は痛みが取り除かれている。
症状が消えるとその後の生活を考えることもできるし生き方を広げることもできる。

自宅に帰ることで悲観的だった患者さんが前向きに変わっていく。
今を生きなくてはという思いが患者さんに湧いてくるという。
遠い先は分からないけど明日のことを考えることはできる。
うちに帰ったらこんなこともできるかなと、もう一回生きてみようと思い始める。


「希望は必ず見つかる」

「覚悟が決まった人間は、凄く強いと思います。」

「患者さんには、その日そのときを大事にしようというのはあったと思います。
体はしんどくなっていくけれど心の持ち方で豊かに生きられる。
人には前向きに生きていく力があると思います。」

人間は一人でいきてるわけじゃない。
自分の生が終わるとわかって、自分をはぐくんだものは何かと思うようになる。
そして一つひとつ検証していって残ったものは身近の親しい人たちのこと。
こういう人たちに支えられているという思いがあれば頑張ろうという
前向きさが宿ってくる。

心残さず生ききる。
自分の最後を納得できれば患者さんは安らかに旅立っていく。


「プロフェッショナルとは」

「私の中のこれまでの経験に基づいてできている直感を信じてゆるがないこと。
そして相手の力をそれ以上に信じてあきらめない。そういう人。」

以上、番組からの引用でした。


●プロフェッショナル〜仕事の流儀

がんやホスピスというテーマは、
私にとって、とてもとても重たいものです。
実はこの2年間で、身近で大切な人を3人、ガンで亡くしました。
うち2人は、まだ40代の若さでした。
その衝撃や悲しみから、私は未だ立ち直れていません。

以前にも書きましたが、
健康福祉部の仕事は、人の生老病死に深く関わります。
だから、仕事に私事の感情を交え、揺れていたのでは、
プロフェッショナル失格です。
しかし、だからこそ、人の気持ちや思い・感情を無視したのでは
仕事に魂が入りません。
この矛盾をみごとに解決しているのが、
田村恵子さんの仕事の流儀だと思います。
私は、まったく足元にも及びませんが、
めざすべき理想として、背中を追い続けたいと思います。

 

 箕面市では、1月から3月まで「はじめませんか?地域のボランティア活動 〜まずは箕面市役所へ!シニア・ナビでご紹介します〜」統一キャンペーンを実施中です。


春のトピックス

$
0
0

こんにちは。教育推進部の大橋です。
皆さまには、いかがお過ごしですか。3月も終わりに近づき、ウグイスの声も聞かれるようになり、心躍る季節となりましたが、花粉症のかたはつらい時期に入ったのではないでしょうか。私の周りにも、鼻をグズグズ、目をショボショボさせているかたがちらほら。私も花粉症で悩まされた時期がありましたが、数年前から発症しなくなっています。こんなこともあるんですね。

[トピックス1] 春の訪れ
今年は、寒さが長引き、庭の梅も例年から2週間程度遅れ、今が満開です。

 


ですが日差しは、もう春。着実に春がやってきています。花々もそこここで咲き誇り始めました。

 

桜の開花も遅れているようですね。先日やっと高知で開花した便りを耳にしました。家の前の桜のつぼみもやっと膨らんできました。今年は小学校の入学式の頃が一番の見ごろになるのではないでしょうか?

 

 

[トピックス2] 春 別れの時 巣立ちの時

箕面市では、小学6年生1162名、中学3年生1103名の子どもたちがご卒業を迎えられ、私は第二中学校と箕面小学校の卒業式に出席させていただきました。

<第二中学校 卒業式>

 


第二中学校では、山内校長先生から卒業生122名一人ひとりに卒業証が手渡され、新たな一歩を踏み出しました。

式の最後に、卒業生が中学校生活3年間を思い起こし、卒業の歌「栄光の架け橋」を合唱し、在校生、保護者、教職員、そして来賓のかたがたも一緒に送る歌「乾杯」を歌い、卒業生の門出をお祝いしました。

どの卒業生も清々しく、凛として胸を張り、式場を退場する姿。これからの道も平坦なことばかりではなく、悩み、苦しみ、様々な試練にぶつかるかも知れません。そんな時こそ「栄光の架け橋」の歌詞「悲しみや苦しみの先に それぞれの光がある さあ行こう 振り返らず走り出せばいい 希望に満ちた空へ…」を思い出してください。心からエールを送ります。


<箕面小学校 卒業式>

箕面小学校では、76名の卒業生一人ひとりが将来の夢や希望を語り、森井校長先生から卒業証書を受け取りました。

「人を喜ばすことのできるパティシエになります」「野菜ソムリエになります」「お百姓になります」と将来の夢を語り、「笑顔で人を喜ばせます」「中学校で勉強に部活にがんばります」と決意を語りました。
まだまだ、幼さが残る卒業生ですが、私の小学6年生の時と比べると、なんとしっかりとし、将来に目を向けていることでしょう。感動です。思わず目頭が熱くなりました。

 

その後の祝辞では、感動のあまり、原稿を読み飛ばしてしまうほどでした。
中学生、少し大人の香り、小学生とは違い、自分自身のこと、周りの人たちのことを考え、判断し、行動しなければなりません。時には成功し、時には失敗することもあるでしょう。また、躓いたり、悩むこともあるでしょう。でも、失敗を恐れず、大いに悩み、何事にも立ち向かってください。希望は、決して失望に終わることはありません。


[トピックス3] 「箕面子どもステップアップ調査」の実施

3月19日に開催された「箕面市教育委員会定例会」において、小中9年間を通して子どもたちの「学力・体力・豊かな心」をバランスよく育むため、平成24年度から全ての市立小・中学校の全ての学年の児童・生徒を対象に独自の「箕面学力・体力・生活状況総合調査(箕面子どもステップアップ調査)」を実施することが決定されました。
この調査により、毎年、子どもたち一人ひとりの各学年における学力・体力・生活の状況を把握・分析し、教員の指導力・授業力を高めるとともに、翌年度の各学年の授業に反映させるなど、9年間を通して継続的かつきめ細やかな子どもたちの「生きる力」(学力・体力・豊かな心の総合力)の育成を進めるものです。  

 

<学力の状況調査>
本市では、平成19年度から全ての市立小・中学校が「全国学力・学習状況調査」に参加し、全国との比較の中で、子どもたちの学力・学習状況の把握・分析を行ってきました(国の方針が抽出校のみの調査となった平成22年度以降も全校参加)。
この調査は、対象が小学6年生・中学3年生の2学年のみに限られており、毎年、調査対象となる子どもたちが異なるため、一人ひとりの学力状況の経年変化を把握できず、課題となっていました。
そこで、全国学力調査に加え、各学年の全ての児童・生徒(※)を対象として、学力状況の継続的な把握に重点を置く市独自調査を実施します。
この独自調査は、学年ごとに習うべき範囲において、子どもたちがどのくらい理解し、習熟したかを調査する、いわゆる「到達度調査」です。
子どもたち一人ひとりの「到達度」を把握・分析することより、自学年への進級にあたって、子どもたちの学びの連続性と、教員による指導の継続性を確保するものです。
そして、教員の指導力・授業力を高め、各学年の傾向分析をもとに次年度の指導・授業内容を組み立てるサイクルを確立し、子どもたち一人ひとりの毎年の成長を把握しながら着実な学力の向上を図るものです。(※ 実施時期が第3学期となるため中学3年生は除く)

<体力の状況調査>
本市では、平成21年度から全ての市立小・中学校が「全国体力・運動能力、運動習慣等調査(対象:小学5年生・中学2年生)」に参加し、全国との比較の中で、子どもたちの体力等の状況について把握・分析するとともに、市独自に対象を拡大した「箕面市体力・運動能力、運動習慣等調査(対象:小学4年生から中学3年生)」を実施し、全国調査と合わせて分析を行ってきました。
しかしながら、体力向上については、幼少期から発達段階に応じた基礎体力と運動習慣を身に付けることが大切であり、子どもたち一人ひとりの発達段階に応じた体力状況を継続的に把握することが重要です。
このため、市独自調査の対象を小学1年生からの全学年に拡大し、全ての児童・生徒の体力状況の把握・分析を実施し、さらなる体力向上策に取り組むものです。

<生活の状況調査>
全国学力・学習状況調査によると、全国的に子どもたちの自尊感情が低下傾向にあるとともに、本市においては「いじめ」に対する意識の低さが指摘されています。
本市では、これまで全国学力調査や全国体力・運動能力調査をもとに生活習慣等の把握・分析を行ってきましたが、対象学年が限られており、家庭や学校での生活状況、人間関係等の意識について、十分な把握が行えませんでした。
このため、全ての学年の児童・生徒を対象とする市独自の生活状況調査を実施し、教員が子どもたちの意識の現状や変化をきめ細やかに把握することにより、仲間づくりや学級運営なども含めて、子どもたち一人ひとりを取り巻くさまざまな生活環境の整備・改善に取り組むものです。

 

 

 

 箕面市では、1月から3月まで「はじめませんか?地域のボランティア活動 〜まずは箕面市役所へ!シニア・ナビでご紹介します〜」統一キャンペーンを実施中です。

カラスの習性と対策

$
0
0

 こんにちは。みどりまちづくり部長の山田です。
 今回は、皆さまの暮らしに実は深くかかわりのある「カラス」と「耐震診断」のご案内をさせていただきます。

〈カラスの習性と対策〉
 箕面市が本格的にカラス対策に乗り出してからまる3年が経過し、その間様々な取り組みや実験を精力的に実施してきました。その結果、特に桜井地域で甚大であったカラス被害はほとんど解消されました。(最大時300羽飛来していたカラスが10〜15羽まで減少)また取り組みの経験からカラスの習性(特に箕面のカラス)について少しずつわかってきたことがありますので、その内容を一部ご紹介します。

【カラスの習性】
 ・ 季節によって活動時間が異なること
 ・ 雑食性で何でも貪欲に食べ、特にマヨネーズやポテトチップなど脂っこいものを好むこと
 ・ 食べ物を貯えること
 ・ 『ねぐら(集団で寝る場所)』と『巣(繁殖の場所)』は異なること
 ・ キラキラした光を嫌がること
 ・ ごみの排出日がわかること
 ・ 嗅覚ではなく、視覚で餌を探すこと
 ・ 黄色は見えないと言われているが、それは単なる噂であったこと
 ・ 西部地域のカラスは豊中方面から早朝飛来し、東部地域のカラスは吹田方面から飛来すること
 ・ カラスの飛来防止にテグス(釣り糸)を張ると効果があること
 ・ 鳴き声でコミュニケーションを図ること
 ・ 果物や野菜のおいしい頃合いがわかること等

 今後はカラスの習性に合わせた対策を市民のみなさんにお知らせしていこうと考えています。                       

(カラス飛来の様子)

 最近、早朝からカラスの鳴き声をよく聞くようになりました。繁殖期を迎えて、この時のカラスの会話が盛んになってきたことが原因です。
 また、カラスは日の出の約30分前(早いときには午前4時半頃)に『ねぐら』を飛び立ち、その日の餌場を話し合って集団で探し回ります。
 
 カラスが会話なんて「そんなアホな!」と思われるかたがいらっしゃるかもしれませんが、ひとたび餌場を見つけると鳴き声で仲間に場所を知らせ、どんどん集まり、気づいた時には20羽から30羽集まっていることがあります。

 こうなるともう怖いですね。追い払うにしてもちょっと近寄りがたくなり、カラスが立ち去るまで呆然と見ているだけということになると思います。そこでこのような事態を招かないためにも、市民のみなさんにはカラスが集まって来ないように日頃から心がけてほしいことをお知らせします。

【心がけてほしいこと】
 1.ごみはカラスネットをしっかりかけて、生ごみを見えないようにするなど出し方に気をつけてください。
 2.ごみの収集日やごみ出し時間を守ってください。
 3.飼っているペットの餌を屋外に放置しないでください。
 4.カラスに直接、餌を絶対に与えないでください。

 
 (カラス避けの様子)                            

 カラスがごみを荒らしているときは、鏡などで光を反射させたり懐中電灯の光で追い払ってください。その隙にごみを片付けてしまうとカラスはあきらめてどこかへ飛んでいきます。
 
 カラスはこれから、大きな木や電柱等に巣を作ります。巣の近くを人が通ると「カッ、カッ、カッ」と鳴き声で威嚇したり、時には攻撃したりすることがありますので注意してください。
 また、市ではみなさんの安全を確保するために市街地に作られた巣を撤去しています。見つけた時には動物担当(直通724-7039)までご連絡ください。

(カラスの巣)


(カラスの卵)

 
(カラス避けネット)

【市でのカラス対策の取り組み紹介ページ】
 http://www.city.minoh.lg.jp/animal/karasu/karasu-chuihou.html

〈狂犬病予防集合注射を実施します〉

 箕面市では狂犬病予防注射の接種率を向上するために、箕面市獣医師会と協力して、平成24年4月7日(土曜日)、4月8日(日曜日)の2日間に市内15か所で集合予防注射を実施します。

(画像を拡大) 

 

(画像を拡大)

(画像を拡大)

 

 【予防注射にかかる費用(3200円)】
 ・ 注射代   2650円
 ・ 注射済票  550円

 現在、狂犬病は日本では発生していませんが、近隣の諸外国では発生しており、いつまた日本に侵入するかわかりません。狂犬病は発症するとほぼ100パーセント死亡する恐ろしい病気です。人や犬が命を落とさないためにも予防注射は大切です。
 厚生労働省は万が一狂犬病が日本に入ってきた場合には、予防注射の接種率が70パーセント以上であれば蔓延を防止できると予測しています。

【予防注射接種率(平成22年度)】
 大阪府下:63.0パーセント 箕面市:64.4パーセント

  (注射済票)

 
(獣医さんに相談を) 

  箕面市の接種率は決して高いとは言えません。
 予防注射をしてない犬が、人や他の犬に咬み付いた場合に大きなトラブルに発展する可能性があります。狂犬病予防法により飼い主さんは毎年1回必ず愛犬に狂犬病予防注射を受けることが定められていますので、この機会にぜひ受けていただくようお願いします。
 また、もし受けられなかった場合には、お近くの動物病院で受診してください。(その場合、病院によって料金は若干異なることがあります。)

狂犬病予防集合注射について詳しくはこちら
http://www.city.minoh.lg.jp/animal/inu_folder/syuugoutyuusya.html

(お知らせ)住宅の耐震化補助

 4月2日(月曜日)から木造住宅の耐震化補助申請を受け付けします。
先着順になりますので、お早めに箕面市の建築指導課又は市と耐震対策に関する協定を締結している事業者にご相談ください。
 巨大地震はいつ発生しても不思議ではありません。「備えあれば憂いなし」、昭和56年5月31日以前に建てられた木造住宅にお住まいのかたで、耐震化がまだお済みでないかたは、是非、我が家の耐震化を検討して下さい。
 なお、マンション等非木造の建築物の耐震化については、市建築指導課までお問い合わせ下さい。

(協定事業者一覧:画像を拡大)

 


箕面市では、1月から3月まで「はじめませんか?地域のボランティア活動 〜まずは箕面市役所へ!シニア・ナビでご紹介します〜」統一キャンペーンを実施中です。

第1回定例会閉会! 市議会議員定数25人から23人に

$
0
0

こんにちは。議会事務局の竹内です。

早いもので、もう3月も終わりです。しかしながら、何か寒い日が多く、まだコートを着て通勤してます。いつもならコートは着ていないと思える時期なんですが?桜の蕾もまだ堅そうで少し開花は遅くなるのかな?

市役所では、人事異動の内示が行われ、異動する人や残留する人、昇格する人などざわざわしている時期です。そして、永年勤務され定年を迎えて退職されるかた、長い間色々教えて頂きありがとうございました。残して頂いた業績や伝統は微力ながら引き継いでいきたいと思っています。
私は今のところ何も受けてないので4月以降も、このブログに登場予定ですので引き続きよろしくお願い致します。(何もなければ)

3月は、年度末で何かと慌ただしい時期ですが、個人的には一番好きな月です。何かをリセットしたり、4月からの新しい年度に期する事など何かを始められる季節なのか軽い昂揚感が味わえるからかも知れません、それと、もう一つ最近はご無沙汰ですが、例年この時期は渓流釣りに北陸方面に遠征していました。
まだまだ残雪が多く、雪解け水も多く非常に釣りづらい時期ですが、残雪の間を縫うように流れる川や、岸辺のネコヤナギやふきのとうなど何とも言えない美しい景色が広がります。
その中で姿を現してくれるイワナやアマゴが実に美しい魚体を踊らせて、釣れたときは何にも代え難い至福の時でした。
最近足腰や体力の衰えがありもっぱらアームチェアーフィシィングですが、何とかこの至福を体調を整え是非味わいたいと思っています。

さて、今回は議会の話題が中心です。箕面市議会3月定例会が3月27日に閉会しました。
2月22日に開会してから35日間のロングランでした。この間、施政方針、代表質問あり、各常任委員会、一般質問を経て平成24年度一般会計予算など実に79件の議案等の処理を完了しました。結果は全て可決決定となり、平成24年度の新しい年度の政策・施策や予算が固まり出発することになります。

写真は、代表質問されました5会派の議員さんの写真です。

                 (公明党代表質問 田代議員) ※後列左は西田議長 右は私です。


                                (市民派ネット代表質問 尾上議員)


                               (民主党代表質問 二石議員)


                           (自民党・市民クラブ代表質問 中井議員)


                                 (日本共産党代表質問 神田議員)

議案では、市長から提出された、当初予算や補正予算、条例の制定・改正などがあり、今回は、市民の安心・安全に関わる防災関連の内容が多く提出されました。その中で「箕面市災害時における特別対応に関する条例制定の件」が可決されました。全国に先駆けて、大規模な災害発生時における災害対策に早期に着手出来るよう、手続きをあらかじめ定めるとともに高齢者等の安否確認について地域住民が実施可能な方法を定めるなどの災害に対処するための特別態勢を整えることを目的として制定されたものです。
審議の中では、安否確認の名簿の個人情報保護法との整合性や地区防災委員会との連携など議論されましたが、全会一致で可決になりました。しかしながら意見としては今後の防災訓練などを通して改善点や修正点が有れば、議会としても改正提案をしていきたいとの意見もありました。いずれにしても市民の生命財産を守るための重要な条例だと思いますので、皆さんも是非内容についてご覧頂きたいと存じます。

平成24年度一般会計予算は38,070,000千円で対前年度比▲0.2パーセントで可決されました。この一般会計予算において、一部議員から2本の修正案が提出され本会議で質疑・討論が交わされましたが、最終原案どおり可決されました。

最終日27日には、議員からの「動議」が提出されました。内容は、「独立行政法人国立循環器病研究センターの箕面市における飛躍発展を希求する決議」です。
これは簡単に言いますと現在吹田市に有ります循環器病センターが移転建て替えを検討されていることを受け、是非箕面市に来て欲しいとの市が名乗りを上げたことに対し、議会としても同一の思いであることを表明したいとの思いからの決議です。27日いきなりの動議での提出でしたので各議員にとまどいも有ったかと思われ、質疑がなされた後全員賛成で決議を採択することが出来ました。
この後、議会は関係機関に対しましてこの決議を送らして頂きまして、誘致に対する熱い思いをお伝えしたいと思っています。決議文は次の通りです。

  

独立行政法人国立循環器病研究センターの
箕面市における飛躍発展を希求する決議

独立行政法人国立循環器病研究センターは、これまで数多くの住民の命を救ってこられたかけがえのない医療機関であると同時に、ナショナルセンターとして日本の循環器医療を牽引し、全国の医療研究・技術研究の進歩に大きく貢献し続ける日本最高峰の研究機関である。

現在、同センターにおいて、開設35年を経た建物の老朽化等が事業展開上の制約となっていることから、移転建て替えを検討されている。その候補地として、本市は大阪船場繊維卸商団地協同組合とともに名乗りを上げているところである。

この移転建て替えは、同センターにとって大きな飛躍の機会である。その一方で、我々箕面市民が安心の拠り所として信頼を寄せてきた同センターが、万が一この地を離れるとすれば、その喪失感は計り知れないものとなる。

本市の船場地域は、現センターに近接し、交通の要衝であるとともに、大学や病院、研究施設などが集積する北大阪の中心に位置しており、高いポテンシャルをもつエリアである。同地域の地権者であり、同地域を拠点に発展してきた大阪船場繊維卸商団地協同組合も誘致に強い意欲を示していることから、船場地域こそ、同センターの今後の発展を大きく支え得る、全国でも最適の候補地だと確信している。

独立行政法人国立循環器病研究センターにおいては、ぜひ箕面市を拠点とされ、かつ、本市のまちづくりの中核としてさらに飛躍発展されることを強く希求するものである。箕面市議会として、同センターの移転と将来にわたる発展、同センターを支えるまちづくりに、最大限の力を尽くすことを表明し、ここに決議する。

 平成24年3月27日

                                      箕  面  市  議  会

 

 

そして、最後になりましたが議会としては、最も大きな出来事として、「箕面市議会議員定数条例改正の件」が議員提出議案として提出されました。
この内容は、次回市議会選挙(平成24年8月5日告示、8月12日投票)から議員の定数現行25人から2名減少させ、23人にする内容です。

その理由は市民に対して市の施策として財政健全化のためのゼロプランにより負担がかけている中で議会としても、何らかの議会費の削減を果たすため、平成20年から続けている議会改革の流れの中の一つとして議論が交わされました。
しかしながら、議会改革会議では全会一致には至らず、意見集約を断念致しました。この後一部会派から再度やはり何らかの措置は必要との判断から3会派の代表者から議員提出議案として提出されたものです。その理由は人口同規模の他類似自治体の議員数との比較により箕面市の人口13万人に対して約6千人に1人の議員が適数ではないかとの理由や経費として議員1人あたり報酬等で年約1千万円、合計約2千万円の削減になるなどによるとのことでした。
一方、議員数削減すべきでは無いと考えている一部の会派から対案として「箕面市報酬及び費用弁償条例改正の件」が提出されました。この内容は議員の期末手当に加算されるいわゆる役職加算分の削減や競艇運営審議会の報酬を月額から日額に改正する内容でした。
理由は、定数よりもこの提案内容の方が喫緊に議会として対処すべき課題であるとの事でした。

以上2件は、議会運営委員会に付託して議員同士が提案者と委員の形で審査することになりました。
いままで経験がないくらい激しい議論が4時間に渡って展開され、議会運営委員会では定数条例改正が可決、報酬条例が否決すべきとなり、本会議に於いても各議員からそれぞれの思いを討論として述べられたのち、採決の結果定数削減が14:9の賛成多数で可決されたものです。

結果として、8月の市議選は23人で戦われることに決定されました。これは、平成12年に定数27人から25人になってから12年ぶりの定数見直しであります。
今議会として、定数が少なくなることは、少数精鋭で今まで以上に市民の声を聞き市政等に反映していく必要が有ります。事務局としてもますます補助機関としての役割が重要になるとの意識を持ち、常に市民の皆様に議会が今何をしているのか、どういう問題意識が有るのか積極的に発信していく必要が有ると考えています。
議会改革には終わりが有りません。今後も機会を捕まえて改革の提案も含め一助になっていきたいと考えています。今後ともよろしくお願い致します。 

 

箕面市では、1月から3月まで「はじめませんか?地域のボランティア活動 〜まずは箕面市役所へ!シニア・ナビでご紹介します〜」統一キャンペーンを実施中です。

春よ来い!さあ、新年度!!

$
0
0

皆さん、こんにちは、消防長の三上です。
朝の風の中に、春の匂いが混じってくるようになりました。
平成23年度が終わります。そして明後日の4月1日から平成24年度が始まります。今日、明日のうちに今年度を振り返ってみるとともに、新たな年度に向けた熱い闘志を燃やす炉に点火します。

平成24年度は、私の消防人生の最終年度になります。

今月の3月11日付けの読売新聞(日刊)、3・11震災メモリアルデー特集の一面に『時は流れない。雪のように降り積もる。人は優しくなったか。賢くなったか。』の見出しがありました。

人は優しくなったか。賢くなったか。を自問自答しながら、私の思いを職員とともにできる限り形にし、今まで以上に「安全・安心」を高めていきたいと思います。
次年度も全員の全力投球とチームワークで頑張ります。応援してください!
  

  

梅、開花前の桜並木など

 

【3月7日は、消防記念日】
全回のブログに消防記念日の紹介をしました。今年の消防記念日の様子です。
消防に関する理解と認識を深めることと併せて消防職員として消防組織法の精神の自覚と消防記念日の意義の再認識を図りました。

本年度中に様々な功績のあった職員の表彰、消防長の訓示の様子です。 

 

【消防現況】
本日、3月30日(金曜日)午前9時00分現在です。
   火災            5件(昨年同時期比較    − 1件)
   救急       1370件(昨年同時期比較     +49件)

今年1月から本日までの状況です。火災は、昨年と比較して−1件ですが、徐々に昨年同期の件数に近づいてきています。

乾燥注意報が発令されて5日になります。空気の乾燥が続き、物がよく燃えやすくなっています。こうなると、いったん火災になれば大きな火災になることが多いです。火の取り扱いには十分気をつけてください。このような状況を放火犯はねらっています。放火されない環境づくりを引き続きお願いいたします。家の回りに燃えやすいもの等を置かないよう、また、ごみは、回収の当日の朝に出す。徹底してください。

救急は、相変わらず多いです。昨年との比較では+49件です。予想は相変わらず昨年以上となりそうです。救急車の適正利用をお願いします。

救急出場の事案から一言。今年1月からお年寄りの入浴中の事故が多発しています。同居の場合は、いつもと様子が違う場合は要注意です。お風呂場に「大丈夫」の声をかけてください。お一人暮らしの場合は、入浴の時間を決めて、その後に電話連絡する、または電話をかけてもらう等の方法はどうでしょうか。

ここからは、毎回のお願いです。
病院に行ったほうがいい?応急手当の方法は?近くの救急病院はどこ?救急車を呼んだほうがいい?と思った時等に24時間・365日、いつでも利用ができる(但し、大阪府下からの電話に限ります。また、この制度は、既に東京消防庁でも実施されています。)「救急安心センターおおさか」「#7119」を大いにご利用ください。相談員・看護師・医師が対応しています。

今年度の利用、効果等については、まだ集計結果がでません。4月以降に報告させていただきます。
救急車は、ほんとうに必要な人のために待機しています。本センターをご利用いただくことが、救急車の適正なご利用につながります。ご理解のほどよろしくお願いいたします。

そして、あなたの大切な人を、いざというときに守るため、応急手当もぜひ身につけてください。災害時のいざという時に、ほんとうに役に立つ知識が身につきます。(救命講習の案内へ)

 

【昨年の秋の新規採用職員が帰ってきました。】
声を合わせて「頑張ろう!」

昨年の秋に大阪府立消防学校の初任科へ派遣していた職員3人が帰任しました。入校前は、「はい。」の返事でしたが、『はいっ!!』の元気で大きな声が帰ってきました。気持ちを初任に戻してくれます。

はい!私たちも頑張ります。と、先輩の職員全員が心の中で言っているのが聞こえます。
また、3人は、精神的にも、肉体的にも一回り、二回り大きくなって帰ってきたてくれたのがよく分かりました。今後に期待したいです。

昨晩は、彼らのごくろうさま会と人事異動内示による歓送迎会で盛り上がりました。しっかりと自分のこと、これからのことをみんなの前で語ってくれました。頑張れ!!とれ玉「消防士」!!

【消防川柳】
初任の3人が、今の気持ちを川柳で表してくれました。ご披露します。
「 仲間との  絆は永遠の  宝物 」   (山口消防士)
「 仲間との  絆を胸に  これからへ」  (南 消防士)
「 消防の  誇りを持って  日々努力 」 (石田消防士)

 

【知っていますか?】
『消防』という言葉の語源を知っていますか?

ちなみに『警察』は、「警戒」と「査察」の一文字ずつがくっついて「警察」となったようです。
では、『消防』は、「消○」と「防○」だと言われていますが…、分かりますか。はい、それは偶然同じ漢字一字がはいりますが…、どうですか?
はい、「火」の一文字です。
「消火」と「防火」のの一文字ずつがくっついてできたようです。

今回は、語源のお話だけではありません。私は、昨年からの大きな災害から、「消防」の「防」にはもう一つ「防○」を付けなければいけないのではと考えました。「防災」です。そして「防災」には「減災」も含みます。
消防の業務エリアは、明らかに広がっていっています。その第一番が、「防災」だと思います。各市・町の防災担当部局と連携を強化し、市民・町民とともに地域の防災力アップが今こそ必要です。

今年の箕面市出初式でこれからの取り組みを大きな旗で下記「標語」により表明しました。
『 広げよう「地域の絆」 高めよう「地域防災力」!! 』

 

【お隣りの茨木市で「新消防分署」竣工式!!】
  

  

   
茨木市消防署・西河原分署が新築されましたので、平成24年3月21日(水曜日)午前10時からの竣工式と見学に行ってきました。旧分署からは、北に300メートルほど移転したようです。
本分署は、同時に新設された「広域避難地 西河原公園」(茨木市初の防災総合公園)と同時竣工でした。分署の裏には北運動広場、テニスコート、屋内運動場、ヘリポート、芝生広場、公園管理事務所等があり、消防職員には運動のできる場所が豊富にあり、うらやましい限りでした。
 
さて、当の新分署には、随所に工夫がされており、こんな分署ならみんな勤務したくなるだろうなと感心するばかりでした。また、数十年前に絶えてしまった「すべり棒(中央の写真)」が復活されており、懐かしく思いました。

実際には、使用されるようです。そのわけは、本分署が今年度立ち上げられた『高度救助隊』の分署となり、救助の精鋭が勤務する分署となるからできたのではないかと思います。身軽で、鍛え上げた職員でなければ、このすべり棒を使って容易に階下まで滑り降りできないからです。(階段を使用するより速く降りられる。)

帰りには、茨木の消防長に「ぜひ、合同での救助訓練を!」と話ししましたところ、「ぜひとも!」との返答をいただきました。何事においても、連携強化です。ありがたいです。さあ、どんな訓練を合同でするか、検討です。
 

【婦人防火クラブ代表者交流会開催】

平成24年3月24日(土曜日)に市内婦人防火クラブの新旧年度の役員、事務局職員一同が会し、総勢31人で交流会が開催されました。当日は、あいにくの不安定なお天気でしたが、会場は美味しい料理と各クラブ皆さんの「情報交換」というお喋りで和気藹々とした中で楽しい時間が過ぎていきました。

私も消防本部を代表して日頃からお世話になっている皆様へお礼のご挨拶をさせていただきました。
特に平成23年度は、東北地方太平洋沖地震をはじめとする自然災害が多く発生し、人と人の結びつき「絆」がクローズアップされた一年でもありました。

そこで、挨拶の中でお話しましたが、皆さんは「絆」の意味は分かりますか?
「糸」の「半分」がどうなるのでしょうか?(※私なりの自分勝手な考えですが、答えは、このブログの最後の「気になっています」をご覧ください。)


【大地震に備えてブラインド(ロールプレイング方式訓練実施】
訓練1  大地震初動対応訓練の様子
 

 

3月28日(水曜日)12:45発令、大地震初動対応訓練を実施しました。きょとんとしている職員に「することあるやろ!!」の言葉をかけると、やっと実感したようで、初動体制に入っていきました。職員の安全確認、庁舎の被害調査、市内の被害調査…、と続いていきました。コントローラーと次々とでる指示書に対応している職員の顔が徐々に真剣になっていくのが分かりました。

しかし、ほんまの大地震なら違うやろ、こんなことではすまへんで、と思いながら。後は、………。反省はたくさん出てきたはずです。結果は、すぐにまとめて事後対応策はしっかりしておかなければならないです。
いつ来るか分からない、三連動地震のために。

訓練2  緊急消防援助隊準備訓練
  

  

  

  

訓練1に引き続き、同日15:00発令で、緊急消防援助隊の出動準備訓練を実施しました。昨年10月にも実施していたこともあり、まあ順調に準備ができたと思います。しかし、反省点はあるはずです。
 
市長がいつも言っています。『訓練ではなんぼ失敗してもいい。本番で「しまった」と思わないように。』を実践しています。
今後も、危機管理と緊張感が持続していなければいけない職場です。これからもどしどし訓練で失敗していきます。いざと言うときのために。


【気になっています。】

『絆』ってなんやろ?
「絆」の一文字は、「糸」と「半」からなっていますね。ほんまに、自分勝手な考えですが、この「絆」をつなごうと思えば、ひとり一人が、それぞれ半分の糸をいつも持っていることが条件になるのではないでしょうか。

そうでないと良い「絆」は結べないように思います。みんなと、いや特定の誰かと仲良くなりたいと思うなら、冒頭に書きましたが、いつも心優しく、賢く、人のことを思い、いつでもつなげる、気持ちの「糸」がなければつながるチャンスも逃してしまいます。

さあ、明日と言わず、今から、ちゃんと気持ちの「糸」を持ちましょう。
その糸が赤い「糸」に変わるかもしれないですから。

 

箕面市では、1月から3月まで「はじめませんか?地域のボランティア活動 〜まずは箕面市役所へ!シニア・ナビでご紹介します〜」統一キャンペーンを実施中です。

平成24年度のスタート

$
0
0

こんにちは、副市長の奥山勉です。

平成24年度が始まりました。箕面市役所では、定例の人事異動を実施し、気持ちも新たに業務を開始しました。
この「部長ブログ」も4年目に入ります。本年度も市役所の動きや旬の話題などをお届けしていきますので、引き続き、よろしくお願いします。

さる3月27日に閉会された平成24年第一回箕面市議会定例会では、平成24年度当初予算をはじめ、「箕面市災害時における特別対応に関する条例」(報道資料はこちら)など提出した議案については、全て可決ご決定をいただきました。市議会でご審議いただいた予算概要及び主要施策はこちらをご覧ください。

3月30日の金曜日。平成23年度末をもって退職される45名の職員に対し、倉田市長から感謝の言葉を添えて退職辞令が渡されました。長い間のお勤め、本当にお疲れ様でした。

そして、4月1日の日曜日。平成24年度のスタートとして新規採用職員の辞令交付式を行いました。今年度の新規採用職員は総勢81名。近年にない大人数となりました。
これは平成24年度から全国初となる豊能3市2町(豊中市、池田市、箕面市、豊能町、能勢町)が大阪府教育委員会から教職員人事権の移譲を受けたことに伴って、箕面市の小学校、中学校の教職員と市役所職員とが同時に交付式を行ったことによります。

交付式では、まず倉田市長から、引き続いて、埋橋上下水道企業管理者、森田教育長から、それぞれ所属する職員に言葉を添え、採用辞令が手渡されました。



新たなステージに立たれる職員の皆さんには、箕面市で働きたいと思った気持ちを忘れることなく、同期の絆を大切にし、それぞれの職場で活躍されることを期待しています。


話は変わりますが、3月16日、福岡県柳川市にあるボートレーサー養成機関「やまと学校」の卒業式に参加してきました。

卒業生は30人。そのうち4人が住之江ボートレース場をホームとする大阪支部所属。その中に箕面市立第6中学校出身の福田宗平(ふくだしゅうへい)君がいます。

卒業記念誌に寄せられた教官のコメントには、『真面目で器用であり、常にトップ成績であった。センスの良さと仕事の速さを備えており、今後は「訓練中にも勝る努力」を続け、トップレベルを目指せ。・・・』とあり、卒業式では成績優秀により表彰を受けています。この5月には住之江ボートレース場でプロデビューの予定。ファンに愛される強いレーサーになる日を楽しみにしています。



このブログで毎回紹介している市役所敷地にある桜の木。週末の雨にも負けず、例年より少なめですが、今年もしっかりと咲いています。

東日本の被災地も桜の季節を迎えます。今年の桜の開花は遅いということですが、被災地の復興が一日も早くなるよう、本市もできる限りの支援を継続していきますので、市民の皆さまのご協力をお願いします。

 

箕面市では、4月から5月まで「みんなで乗ろう!オレンジゆずるバス まちのどこへでも 365日、毎日運行中!」統一キャンペーンを実施中です。

Viewing all 2068 articles
Browse latest View live