おはようございます、会計管理者の南です。
和名で1月は睦月、2月は如月、そして3月は弥生。「弥」は、いよいよという意味で、「生」には生い茂るという意味があって、『弥生』は、“草木がいよいよ生い茂る”月ということことになります。
「暑さ寒さも彼岸まで」といわれますが、18日が彼岸の入りで、春分の日の21日が中日で、今日24日が彼岸明けとなります。先々週は、寒の戻りがありましたが、先週は、打って変わって気温が高い日が続きましたので、桜の開花は平年よりやや早そうで、明日には近畿地方でも開花するといわれています。大阪では来週後半から見頃となるようです。いよいよ、花満開となって春本番といったところでしょうか。
3月は別れのシーズンといわれますが、会計室でも坂本豊廣さんが定年退職されます。高校時代の野球部の先輩であった室留圭二さん(室留消防長最後のブログはこちら)も定年を迎えられます。お二人とも38年という長きにわたって、箕面市にご貢献いただきました。本当にご苦労さまでした。
また、お二人を含む30名の方がこの3月末をもって定年退職されます。それぞれの立場で職務を全うされたことに敬意を表しますとともに、心から感謝いたします。今後とも健康に留意され、益々のご活躍、ご多幸をお祈り申し上げます。
さて、平成26年度も残すところ1週間となりました。平成27年第1回定例会が開会中です。初日(2月24日)の本会議では、市長が新年度に向けての施政方針及び予算編成方針演説を行い、これを受けて3月5日、6日に各会派の代表者による代表質問が行われました。
そして、詳細審議のため各常任委員会へ付託され、3月9日から12日までの間、文教、民生、建水、総務委員会で慎重に審議され、平成27年度の箕面市一般会計及び各特別会計の予算をはじめ、各条例の制定、改正など、全ての議案をご可決いただき、明後日の本会議での審議を残すのみとなりました。
◇ 平成27年度当初予算(案)の全体像
* 一般会計の予算額は、対前年度8億80百万円増の419億20百万円です。これは、扶助費など社会保障関係 費の増加や都市計画道路の整備など普通建設事業費の増加等によるものです。
* 全会計のの予算額は、対前年度158億80百万円増の1,386億63百万円です。これは、競艇事業会計におい て、SG競走「第30回グランプリ(賞金王決定戦)」を主催するため、予算規模が拡大したものです。
* 一般会計の主な歳入の状況としては、市税収入が対前年度1億96百万円増の226億5百万円で、これは人口 増や企業の業績回復、税制改正に伴う市民税の増収などによるものです。
次に、国庫支出金は16億42百万円増の76億21百万円で、これは子ども・子育て支援新制度移行に伴う認可保育所等の増加、都市計画道路「萱野東西線」「芝如意谷線」の整備や箕面駅前駐車場・駐輪場の建替などによるものです。
次に、市債は対前年度10億96百万円増の26億8百万円で、これは都市計画道路「萱野東西線」「芝如意谷線」の整備や箕面駅前駐車場・駐輪場の建替などによる市債の増加です。
そして、競艇事業会計から6億円の繰入金を見込んでいます。
* 一般会計の主な歳出の状況としては、扶助費が対前年度10億3百万円増の102億73百万円で、これは子ど も・子育て支援新制度移行に伴う認可保育所等の増加、児童数の増に伴う児童手当の増加などです。
次に、普通建設事業費が5億83百万円増の42億26百万円で、これは都市計画道路「萱野東西線」「芝如意谷線」の整備や箕面駅前駐車場・駐輪場の建替などによるものです。
そして、『北大阪急南北線延伸整備基金』、『学校教育施設整備基金』などへ9億73百万円を積み立てます。
※ 主要施策の概要はこちら
◇ 保管現金の状況
会計管理者の業務として、現金、有価証券の出納(小切手の振り出しを含む。)及び保管(運用含む。)を行っていますが、一般会計、特別会計(5会計)、基金(22基金)の2月末現在の保管現金の状況は次のとおりです。
年度末に近づきつつあるので、一般会計と財産区事業費を除く特別会計については、予算執行がかなり進んでいます。
◇ 資金運用
低金利が長く続いており、この半年位でもさらに金利の低下が進んでいます。こういった状況を踏まえ、会計室では「箕面市公金管理運用方針」に基づき、市民の皆さまからお預かりしている大切な税金を安全かつ有効に運用するため、毎月、緻密な資金運用計画を立てて、支払準備金を除いた余裕資金を安全性・流動性・収益性を考慮しながら、効率的な運用に努めています。
春はセンバツから
最後に余談ですが、春の甲子園と呼ばれている「第87回センバツ高等学校野球大会」が先週の土曜日から阪神甲子園球場(3月21日から雨天順延で12日間)で次の組み合わせで開会しました。
センバツ恒例の入場行進曲。毎年、前年に流行した楽曲を編曲して行進曲としていますが、今年は予想通りディズニー史上最高の大ヒットとなったアニメ映画「アナと雪の女王」の劇中歌である“ Let It Go ~ありのままで~ ”で参加32校が入場行進しました。
そして、選手宣誓は、「グランドにチームメートの笑顔があり、夢を追いかけ、命輝く生まれ育ったふるさとで、移り住んだところで、それぞれの思いを抱きながら、見てくださっている全国の皆さんに生きているを実感してもらえるよう、この甲子園で、自分らしく、精一杯プレーすることを誓います。」と、敦賀気比高校の主将が宣誓しました。元気よく大きな声で大変良かったと思います。
大会初日の第2試合目に昨夏の選手権大会を制覇した、大阪桐蔭の試合がありました。東京代表の東海大菅生と対戦し、8-0と圧勝しました。
次戦は第6日目(26日)の第2試合目で、九州学院(熊本)を破った八戸学院光星(青森)と対戦します。夏春連覇を目指して頑張ってほしいと思っています。
3月初旬に「公認 野球規則」(2015 Official Baseball Rules)が手元に届きました。昨年は“3塁への偽投の禁止”という大きな改正がありましたが、今年は特に大きな改正はありませんでした。
ただ、高校野球特別規則では、延長戦で人為的に走者を置いて試合の早期決着を図る「タイブレーク方式」を採用するということが明文化されました。
これまで選手の健康管理、特に投手の連投で肩や肘を壊してしまうことが課題となっていまた。昨年のセンバツで済美(愛媛)の安楽投手が3日連投を含めて5試合で772球を投げて後日右肘を痛めたこと、また、昨夏の軟式高校野球全国大会で崇徳(広島)対中京(愛知)の準決勝戦で、4日間のサスペンデッドの末延長50回までもつれる試合があったことから検討を重ねられていたものです。
延長10回と13回から始める2つの方式から各都道府県高野連が大会前に選択し、無死一、二塁で任意の打者から攻撃に入ることになります。ただ、春、夏の甲子園やその予選にあたる地方大会では採用せず、これまで通り延長15回で再試合ということになります。
なお、今週末からプロ野球も開幕します。こちらも楽しみです。
箕面市では、3月31日まで『明日くるかもしれない大災害!今すぐ始めよう!家庭の備え』の統一キャンペーンを実施中です。