こんにちは、上下水道局の武藤です
2月に入り「日の出」が6時台となりました。1日暮れるごとに1分「日の出」が早くなります。朝早く明るくなると暖かくなったと思いがちですが、3月の彼岸の声を聞くまではまだまだ寒い日が続きます。
風邪など引くことのないよう体調管理に十分注意してください。
インフルエンザのピークは過ぎたかもしれませんがシーズンの最中で注意が必要です。特に65歳以上の高齢者の方はインフルエンザにかかると肺炎等の合併症をおこしやすく重篤な事態に陥る危険性があるそうです。
「とにかく手洗い、うがいを心掛け、マスクは顎までしましょう。」
※政府インターネットテレビ「インフルエンザ予防のために~手洗い・マスクのススメ」で「正しい手洗いの仕方」が紹介されています。(←ここをクリック)
さて、今回のブログは、この4月から上下水道局庁舎1階にある「お客様サービス課」が行っている上下水道料金等徴収や滞納などに関する業務を委託しますので、その内容や平成27年3月末完成予定の彩都高区配水地工事についてご案内します。
1.上・下水道料金等計量・徴収等に関する業務の委託化について
上下水道局のお客様サービス課では、これまで職員が行っていた上下水道料金等の徴収・滞納整理業務などを全面委託します。
これについては、平成24年2月に策定した「箕面市上下水道事業経営改革プラン」に基づく経費削減の一環としてすでに委託で実施している計量(検針・水道メーター開閉栓)業務を含め更なる経費削減のため収納部門の委託化を進めるものです。
委託実施の時期 平成27年4月1日から実施(契約期間は5年間)
委託する業務内容 従前から委託している業務(予算額127,204千円)
(1)計量(検針・水道メーター開閉栓)業務
新たに委託する業務(予算額223,560千円)
(2)水道料金等の徴収、督促等の滞納整理業務
(3)水道料金等の調定・消込業務
(4)水道メーターの出入庫・在庫管理業務
委託業者:株式会社ジェネッツ関西支店
※上下水道局庁舎1階の事務フロアに「料金センター」を設置し委託業者の社員が従事します。
※委託事業者の選定方法については、総合評価落札方式による一般競争入札により決定しています。(総合評価結果の価格は消費税抜)
【効果額】
新たな委託による効果額(平成27年度から平成31年度の5年間)
新たな委託に係る経費(a)223,560千円
直営の場合(2)から(4)に係る人件費(b)366,486千円
効果額(a-b) -142,926千円
上下水道局ではこの4月より水道料金等の徴収等を委託化しますが、上下水道局から事務がなくるものではなく委託業者が市の職員にかわって業務を実施するもので、従来と変わりなく安心していただけるようしっかりと管理監督をして市民サービスの低下や収納率が下がることのないよう努めていきますのでよろしくお願いします。
2.彩都高区配水地の建設工事・電気機械工事について
工事監査が2月4日に行われ、下記の2施設が工事監査の対象となりました。
工事監査の内容については、次週のブログで吉田監査委員事務局長からふれ
られると思いますのでお願することにして彩都高区配水地について簡単にご
紹介します。
(1)彩都中区配水地内の中継ポンプ場(高区配水地まで送水するためのポンプ施設とその電気・機械設備及び建屋)
(2)彩都高区配水地の宅盤整備とステンレス鋼板製容量500立米の配水池設置と電気・機械設備、建屋)
<彩都高区配水地の経緯>
彩都地区へ上水を配水するためにUR都市機構の開発の進捗にあわせて水道施設を整備しています。平成16年4月には一部まち開きが行われ、さらに平成19年春にはモノレール延伸と本格的なまち開きが行われており、水道供給のエリアも拡大してきました。
これまでに彩都地区内では川合受水場、低区配水地、中区配水地の整備を順次進め水道の供給をしており、現在、最後に残る高区エリアへ供給するため高区配水地、中区での中継ポンプ棟を平成27年3月末完成を目ざし整備しています。
【彩都高区配水地】
敷地面積約3800平米
配水池有効容量:500立米(250立米×2層)
配水池の構造 :ステンレス鋼板製
※ステンレスは、鉄筋コンクリート製等と比較してトータルコストで有利
高区配水池へ送水するため中区配水地内に中継ポンプ場設置し、停電時に備え自家発電機も装備しています。
【中区配水地の中継ポンプ棟】
【自家発電装置】
【中継ポンプ】
【工事中高区配水池】

箕面市では、3月31日まで『明日くるかもしれない大災害!今すぐ始めよう!家庭の備え』の統一キャンペーンを実施中です。