こんにちは。議会事務局長の竹内です。
今年も残り2カ月ちょっとになりました。夏はいつの間にか終わり、秋を迎えて夜は厚手の布団を着ないと寒い季節になりました。つくづく時の経過は振り返ると早いなと感じる今日この頃です。
さて、天高く馬肥ゆる秋です。さわやかな秋空がこれから期待できますが、皆さんはやっぱり食欲の秋ですかね?
私は芸術の秋を気取って「星」を見たいと何となく思いつき、手っ取り早く見れる大阪市立科学館のプラネタリウムに出かけてみました。朝から行きましたのでガラガラなのかなと思いましたが、家族連れやアベック(ちょっと古いかな)の方で結構賑わっていました。若いアベックが多く(高校生ぐらいかな?)真っ暗の中で手を繋いだりしてるのかなとかいらんことばかり考えてましたが、普段空を見上げて星を見るなんてことはしばらくしたことがありませんでしたので、満天の星たちが輝くドーム型のスクリーンは迫力満点で、施設の職員の方の説明も手作り感いっぱいで暖かみが感じられました。少し難しいところもありましたが、何か気分が癒やされたような気になりました。私は中学校のとき北海道で見た星空を思い出しました。星の数が全然大阪とは違いました。夜歩いていても明るく感じるほどでした。職員の方の説明では、都会はネオンなどの明かりが星を見えなくしているとのことでした。都会で便利で快適な生活を営むために仕方ないことなのでしょうが、空には沢山の星が瞬いていることの再確認として皆さんも秋の行楽の一つとして如何ですか。
さて、前回紹介しました千里川の「ヌートリア」ですが、その後も散歩のとき気になって川縁を見て歩いていましたが、居るは居るは全部で私自身は5匹見ました。近所の人と話してましたら13匹は居ると教えてくれました。やっぱり誰かが餌をあげているようで、今年生まれた子どもたちも居るそうです。
確かに可愛らしいし、人に慣れているようでしたが今は特定の場所だけみたいですが、千里川の生態系を考えた場合にちょっと如何なものかなと考えさせられました。外来種であることは間違いなく、かわいいといって餌などは与えることは厳禁です。 さて、議会の話です。長丁場だった第3回定例会も10月6日に閉会しました。一部補正予算で、予防接種の個人負担の考え方で議員からの修正案が提出され賛成多数で修正案が可決されました。ほかにも子ども子育て支援条例に関しても修正案が提出されましたがこちらは賛成者少数により否決となりました。
このように、市長からの提案に対して議会は議案を修正する権利があります。最終的な団体意思の決定権は議会であることの証です。一方議会は併せて責任も持たなければなりません。修正したことで起こりえるあらゆる事態に対して想定してから事は起こすべきであり、むやみに提出されるべきものでもありません。
しかしながら、そのことを恐れていては議会としての権能が果たせないのも事実で、議会としての調査能力や政策提言能力の向上に努める必要があります。一つとしては議員各位の能力向上もありますが、議会改革の研修会などで必ず言われるのが議会事務局の機能強化です。これは議会が独自で条例などの作成を行う際、法制執務能力や企画能力、調整能力が議員のサポートをする事務局に求められるからです。
残念ながら現箕面市議会事務局の体制は十分ではありません。
現在議会改革の議論の真っ最中で、設備的な事や議会運営上のことは活発に議論されていると思いますが、根本的な議会全体の政策形成能力の引き上げが必要不可欠であると思います。23人の議員一人一人が様々な違う考え方を持つ中で議会として政策をまとめるのは困難ですが、今後の議会改革の検討課題だと思っています。
この第3回定例会は、役員改選が行われます。今年は10月3日に、議長に牧野芳治氏、副議長に川上加津子氏が就任されました。 新たな正副議長のもと来年まで議会は運営されていきますので事務局も議会運営に支障を来さないよう気を引き締めて取り組んで参ります。そしてすべての役員選出が10月6日に終了しましたので、会期は10月8日まででしたが2日間前倒しで閉会しました。現在は新正副議長と各市各団体への就任の挨拶回りなどでバタバタしています。 来月になりますと常任委員会の視察や各種議長会の視察などかなりハードなスケジュールになってきます。
慌ただしくなると間違いが起きやすいので、その中でもチェック体制を取りながらスムーズな事務執行を行っていきたいと考えています。
少し寒くなってきましたので、風邪など引かないようにくれぐれも体調には気配りをしながら、良い秋の日をお過ごしください。
箕面市では、3月31日まで『明日くるかもしれない大災害!今すぐ始めよう!家庭の備え』の統一キャンペーンを実施中です。