皆様こんにちは。市長政策室の稲野です。
新年度が始まってはや20日が過ぎました。新しい職場や環境に移ったかたは少し様子がわかり、慣れてこられた頃でしょうか。
箕面市役所も4月1日に新規採用職員を受け入れるとともに、定例の人事異動もあり、新体制のもとで、ようやく本来の動きをはじめたところです。
今年度は何といっても「北大阪急行延伸元年」。もちろん、それ以外にも新たな施策・事業が目白押しです。スピード感を持って、さらなる市民サービスの向上にむけ頑張ってまいりますので、ご支援・ご協力の程よろしくお願いいたします。
(冬に植えたエンドウの花が咲いてきました。もうすぐ収穫です)
さて、今回は久しぶりに「小野原の歴史・魅力スポット紹介」をお届けします。
○北の杜と南の杜
「小野原の歴史・魅力スポット紹介その3」として、昨年10月に小野原の区画整理の経過とゆとりあるまち並みをご紹介しましたが、今回はそのうち「小野原東特定土地区画整理事業」として、当時の住宅・都市整備公団が整備した「おしゃれな公園とまち並み」を改めてご紹介します。
「小野原東特定土地区画整理事業」の区域内には、北の端と南の端に『杜(もり)』と名付けられた大きな公園があります。それが「北の杜(きたのもり)公園」と「南の杜(みなみのもり)公園」です。
北の杜公園はフラットで、草が生い茂る、比較的広い円形のグラウンドがあります。朝夕には多くの市民が散歩やジョギング、体操などで、昼間にはたくさんの子どもたちが走り回ったり、球技をしたりして遊んでいます。石で造られた野外ステージもあります。
(北の杜公園)
南の杜公園は、グラウンド部分は狭いですが、北に向かって区画整理地全体を見下ろす高台にあります。斜面の階段を上がると吹田市・茨木市との境界にかけて散策道があり、南側には大阪大学の吹田キャンパスも望めます。
(南の杜公園)
○アートアベニュー
そして、この2つの公園を南北に結んでいるのが、「アートアベニュー」という名の遊歩道です。アートアベニューは長さが約700メートルあり、その所々にモニュメントが配置されています。それが、アートアベニューと呼ばれる所以です。
(南の杜公園から見たアートアベニュー)
(市道小野原豊中線上空を横切るアートアベニュー)
○彩都の丘学園中庭のステージ
ここからは余談です。(いつもながらスミマセン。)
私は小野原東に住んでいますので、北の杜公園周辺はお気に入りのスポットとして、昔からよく散歩していました。そして、あるとき、ヒラメキがありました。
それは、平成23年(2011年)4月にオープンした本市2校目(大阪府内でも2校目)の小中一貫校「彩都の丘学園」の建設を担当していたときです。
これまでの学校は、中庭がうまく活用できていないのが課題でした。建設当時はそれなりに美しいのですが、年が経つにつれて、雑草が生い茂ったり、湿気たりして、厄介者になっていくのが常でした。
そこで、小中一貫校の設計にあたり、これまでの発想の延長線上ではなく、「ずっと大切に活用され、手入れで悩まない中庭」とのコンセプトでいろいろと知恵を絞っていたとき、北の杜公園の野外ステージを思い出しました。
職場の上司・同僚やプロの設計士に提案したところ、すぐに賛同が得られ、現在の彩都の丘学園のユニークな中庭とステージが実現しました。
「彩都の丘学園ブログ」を見ると、いまもさまざまな学校行事で大切に活用されており、とてもうれしく思っています。(少し自慢でした。失礼しました。)
(彩都の丘学園の中庭とステージ)
箕面市では、4月1日から8月31日まで統一キャンペーン『お家の耐震化チェック無料キャンペーンを実施中!』です。