Quantcast
Channel: 部長ブログ@箕面市役所
Viewing all articles
Browse latest Browse all 2068

8月はみんなで“平和”を思い願う月です

$
0
0

生涯学習部・人権文化部の浜田です。暑い日が続いています。暑さ対策は万全でしょうか。水分補給やミネラル補給などしっかりと行いましょう。
8月3日(土曜日)・4日(日曜日)には、恒例のジュニアソフトボール大会が開催されました。いつの年もですが、子どもたちは、暑さをものともせず、ボールを追いかけ、熱戦を繰り広げていました。子どもたちの元気がうらやましい限りです。
さて、例年7月から8月にかけては、平和に関する行事が多く行われます。みなさんも、いろいろな取り組みに参加されるなど、平和を考えるきっかけとされてはいかがでしょうか。今回は、平和に関する事業や7月に最終審査が行われた紙芝居コンクールの結果などをお伝えします。

●8月はみんなで“平和”を思い願う月
8月6日にはヒロシマに、8月9日にはナガサキに原子爆弾が落とされ、多くの尊い命が失われました。また、8月15日は戦没者を追悼し、平和を祈念する日です。平和を考えるきっかけや機会となるよう、いろいろな取り組みが行われています。

○へいわ21
らいとぴあ21(萱野中央人権文化センター)では、「へいわ21」が開催されます。これは、萱野小学校の平和登校日にあわせて、小学校、PTA、幼稚園、保育所、地区福祉会が協働で取り組む平和学習の行事です。
昨年は、小学生実行委員会のメンバー、保護者、地域の皆さんが協力して、戦争と平和にまつわる13のテーマで発表が行われました。6年生からは、修学旅行で広島を訪れて学んだことの報告や、ペープサート(紙人形劇)「おこりじぞう」と劇「もうひとつの戦争」が演じられました。
立候補で集まった萱野小学校5年生・6年生が実行委員会を構成し、保護者や地域のかたとともに、体験型のコーナーを通して「戦争の恐ろしさ」や「平和の大切さ」を考える取り組みを行っています。児童が自分たちでアイデアを出し、主体となって活動することで、戦争や平和について意識するきっかけとなっているそうです。
今年も児童たちによる発表や劇、実際に戦争を体験された地域のかたの話、萱野小学校PTAによる戦時中の食べ物の試食コーナーなどが行われる予定です。

日時 8月6日(火曜日)午前9時45分から午前11時まで
場所 らいとぴあ21(萱野中央人権文化センター)
参加費は無料です。



実行委員として、準備をする子どもたちのようす

 





○戦時生活資料展
郷土資料館(みのおサンプラザ1号館地下1階)では、8月2日(金曜日)から9月2日(月曜日)までの間、「戦時生活資料展」を開催しています。
軍事郵便、防火砂弾、国民服やゲートル、もんぺ、飯ごうなど、戦時中の生活を知る貴重な資料を展示しています。これらの展示を通して、戦争により庶民の生活がいかに制限され、戦時下の庶民の苦しみがどれほどであったか実感できます。
現在の私たちからは、想像もできないほどの耐乏生活を強いられた当時の庶民の苦しみを実感し、現在の平和な社会のありがたさを改めて考えるきっかけとしていただけたら幸いです。

当時の家庭の様子

電灯には覆いがかけられています。戦時において、夜間空襲を防ぐために、灯火管制がしかれ、照明の使用が制限されていました。

 

防空頭巾にもんぺ姿で、一升瓶に玄米を入れて、棒で米つき作業(糠をとって精米する作業)をしています。

 

国民服は、昭和15年(1940年)に定められ、太平洋戦争中に使用された日本国民男子の標準服です。

 

○戦争と平和パネル展
ヒューマンプラザ(桜ヶ丘人権文化センター)では、8月3日(土曜日)から8日(木曜日)にかけて「戦争と平和パネル展」とアニメ上映を行っています。
今年は、「学童疎開」をテーマとしたパネル展示が上記の期間で行われます。また、アニメ上映は、8月6日(火曜日)に午前10時から「おこりじぞう」、午前10時45分から「十六地蔵物語−戦争の犠牲になった子どもたち−」が上映されます。

各事業の詳細は、広報紙もみじだより8月号(お知らせBOXの23ページ、24ページ)をご覧ください。

その他、6月から7月にかけては、市民団体の取り組みも多数ありました。「反核・平和の火リレー」「原水爆禁止国民平和大行進」「非核・平和行進」の取り組みが行われ、多くの市民の皆さまが、核兵器廃絶・恒久平和実現に向け、真剣にまた献身的に努力されています。
これらの取り組みに対しては、心から深く敬意を表するとともに、みんなで夏に平和の大切さについて改めて考える機会にしたいと思います。
恒久平和実現の取り組みに関して近道はなく、市民の皆さまの自主的な取り組みと市の事業が一体となって、多くの市民に戦争の悲惨さや平和の大切さを考える機会を提供し続けることが大切ではないかと考えています。

●第23回箕面手づくり紙芝居コンクールの各賞が決まりました。
7月13日(土曜日)に第23回箕面手づくり紙芝居コンクールの最終審査会を開催しました。最終審査会では、第一次・第二次審査会を通過したジュニアの部入選14作品、一般の部13作品を実演いただき審査しました。今年は、これまで2年間、該当がなかった一般の部 A部門(当コンクールの入賞経験者)グランプリが、3年ぶりに選ばれました。

実演審査では、熱演が繰り広げられました。

ジュニアの部最優秀賞「ねむれそう」小林晴奈さん(京都市)

(ストーリー)
いつも寝不足のばあばのために、ねむれそうのくすりをつくることにしました。
みんなのあくびを集めて、植木鉢に埋めてあげました。お経を聞かせたり、催眠術をかけると、花が咲いて家じゅうのみんなが、眠ってしまいました。さあ、どうしましょう……

 

A部門グランプリに輝いた「春でもないのにホーホケキョ」竹山洋子さん(箕面市)


みなさん緊張しながらも大熱演。第二次審査でも実演を見せてもらいましたが、最終審査では、さらに熱の入った紙芝居が演じられました。

最終審査の結果、箕面市からは4人のかたが受賞されました。

箕面市長賞 近藤玲於さん(小学校3年生)「うごいた かまくらの大仏」

 市議会議長賞 西山梨央さん(小学校6年生)「ゴロゴロたんけん」


 
ジュニアの部 優秀賞 近藤すみれさん(小学校6年生)「外に出たおひなさま」


一般の部 A部門グランプリ 竹山洋子さん「春でもないのに ホーホケキョ」

 

みなさん、素敵な作品をありがとうございました。
来年も多くのかたの応募をお待ちしています。

受賞されたみなさん


グランプリに輝いた作品は、市役所本館1階のロビーで展示しています。


(ストーリー)
ヨウムのむねことゆうちゃんはとても仲良し。でもおじいさんとは……。そこでおじいさんは、何とか仲良くなろうと、むねこの好きなひまわりの種をやろうとしたが、逆にむねこに指を噛まれる。そこで、次は、「ホーホケキョ」と口笛を吹いて一緒に遊んだ。むねこは、だんだん上手に鳴ける様になり、おじいさんとも仲良くなっていった。
そんな秋の日の夕方、窓からむねこが飛んで行った。おじいさんたちは、追いかけて探すが見つからない。一方むねこは、初めは広い外に喜んでいたが、カラスに囲まれたり、暗い寒い夜に、心細く雑木林で一夜を過ごす。翌朝、皆でむねこを探すが見つからない。おじいさんは「ホーホケキョ」と口笛を吹いてみた。その口笛にむねこは「ホーホケキョ」と鳴き返した。鳴き声を頼りにむねこを見つける。
「おじいちゃんたちの居るお家が一番 ホーホケキョ」と秋の雑木林にむねこの声が響き渡った。


また、14日(日曜日)には、紙芝居まつりで、全国から来られた紙芝居作家や紙芝居グループのみなさんが紙芝居を実演。演じられる数はなんと100作以上!
来場いただいたみなさんは、プログラム片手に各会場を移動して楽しまれていました。

 

全国から箕面にお越しいただいたみなさん。楽しい紙芝居を見せていただきありがとうございました。また来年もお願いします。


●多文化交流センターにおもちゃの寄贈をいただきました
7月17日(水曜日)、株式会社日本育児(石迫立壮代表取締役社長)箕面市立多文化交流センターを訪問され、同センターに来館される子どもたちのために役立ててほしいと、おもちゃを寄贈してくださいました。


ありがとうございました。多文化交流センターで行われる講座の一時保育や、親子で訪れる皆さんのために活用させていただきます。

●夏恒例、子どもたちのスポーツ大会が行われました
8月2日(金曜日)には、第35回北摂中学生バレーボール大会が、また、3日(土曜日)・4日(日曜日)には、第53回ジュニアソフトボール大会が開催されました。
子どもたちは、日ごろの練習の成果をいかんなく発揮し、一生懸命に試合に臨んでいました。

 


いずれの大会においても、保護者の皆さんや指導者の皆さん、そして大会を支えておられる多くの大人たち(バレーボールでは、サントリーサンバーズの選手や関係者の皆さん、ジュニアソフトボールでは、箕面市体育連盟の皆さん、箕面市ソフトボール協会の皆さん、箕面市こども会育成協議会の皆さんをはじめとする関係者の皆さん)が、子どもたちが日ごろの力を発揮できるよう尽力されていました。本当にご苦労様です。子どもたちが感謝の気持ちを持ってくれればと思います。


試合前に整備をされるソフトボール協会のみなさん

ジュニアソフトボールからの帰りに見かけた光景をご紹介します。グラウンドの横を通って帰るチームがありました。グラウンドでは、終了後の整備をソフトボール協会のかたなどが行っていました。指導者のかたは、選手に向かって、「君たちが試合に専念して頑張れるのは、こういった皆さんのおかげです。しっかりと見なさい」とおっしゃっていました。子どもたちは、直ぐにグラウンドで整備されている皆さんに向かって、「ありがとうございました」と大きな声でお礼を言っていました。暑さで少し疲れていましたが、心がさわやかになりました。




箕面市では、5月から8月まで、「オレンジゆずるバスで行こう!日曜・祝日はお買い物バスとして運行」統一キャンペーンを実施中です。


Viewing all articles
Browse latest Browse all 2068

Trending Articles