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Channel: 部長ブログ@箕面市役所
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地域の医療機関と連携した医療を推進します 〜近所のお医者さんは市立病院とつながっています〜

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 箕面市立病院事務局長の宇治野清隆です。

 台風第3号が太平洋をゆっくりと北上して熱帯低気圧に変わりましたが、関西にはほとんど影響がなく、ほとんど雨が降っていません。梅雨なのにこんなに雨量が少ないと水不足が心配になってきます。

 箕面市立病院は、地域の基幹病院として、また地域医療支援病院としての医療の役割についてこれまで幾度かお話しているのですが、患者さんや市民のかたからは解りにくいとのご意見があり、5月末に市内の自治会回覧で「市立病院の診療について」と題したパンフレットを配布しました。

 このパンフレットが解りやすいと好評でしたので、箕面市立病院のホームページにも掲載しています。より多くのかたがたにどのような診療を行っているかを知っていただくためにこのブログでも紹介します。

− 紹 −
 ☆ もしも体の調子が悪いと感じたら!
           まず近くの診療所に受診してください。

 そこで入院治療や検査が必要と判断された場合は、すぐに箕面市立病院が引き継ぎます。その場合は、診療所の先生から箕面市立病院に診察や検査の予約をすることもでき、市立病院での診察や検査の待ち時間を短縮できます。

 診療所の先生は、診療するだけでなく健康管理や生活習慣、介護などのことも相談できる心強い存在です。

 日頃から診療所の先生に診てもらっていると、いざというときも普段の状態を把握されているので適切な判断をしていただけます。ぜひ、近所の診療所「かかりつけ医」を作ってください。

 ☆ 箕面市立病院を受診する場合は!
            診療所からの紹介状を持参してください。

 箕面市立病院では、病状に応じて専門的な診療を行っています。

 市立病院での診療や入院治療により病状が落ち着いたら、その後の治療や経過観察、お薬の処方などは近所の診療所「かかりつけ医」で受けていただきます。

 症状によっては、近所の診療所「かかりつけ医」にかかりながら定期的に箕面市立病院での診察を受けていただく場合があります。

 紹介状が無く直接受診された場合、初診料に加算して2,100円のお支払いが必要となりますのでご了解ください。

 ☆ 診療所が閉まっている休日や夜間、けがや急病で翌日の通常診察まで待てない症
   状の場合は!
          内科、外科系については救急診療(24時間)を受診できます。

 中学生までの子供の急病の場合は、「豊能広域こども急病センター」で受診してください。箕面市立病院も後送病院の一つとして入院を受け入れています。

 救急診療は、医師が交代で勤務するため、専門の医師は不在です。緊急の治療を必要としない場合は、応急処置だけを行います。
 急性症状は、診断や治療方針は時間が経つと変化するので、最小限の日数の薬を処方します。そのため後日、必ず診療所や専門の医療機関を受診していただくための「紹介状」をお渡しします。

 救急診療は、重症患者さんの処置を行うため、他の診察ができない場合があるので、受診前に必ず電話でご連絡ください。(代表:072-728-2001)

 ☆ 箕面市立病院がめざす診療
   診療所や大学病院などと連携して、患者さんが地域で安心して治療を受けていた
  だける地域医療支援病院として、次の医療体制を整備しています。

 ◆ 急性期(けがや病気の発症から病状が安定するまでの時期)の治療や入院、検
  査、手術などが必要な患者さんを一人でも多く診療したいと考え、診療所などか
  らの「紹介状」をお持ちの患者さんを優先して診療します。

 ◆ 救急医療機関として、入院や検査の必要な救急診療を24時間行い、地域医療の
  セイフティーネットの役割を果たします。

 ☆ 箕面市立病院の特色ある診療

 ◇  鏡視下(内視鏡)手術
   開腹や開胸手術と違い、体に小さな穴を開けて小さなカメラを入れ、その画像を見
  ながら器具を差し込んで行う手術です。
   術後の痛みが少なく、早期の回復とともに社会復帰が可能となる体にやさしい手術
  方法で、患者さんの病状などを把握したうえで積極的に実施しています。

 ◇  内視鏡検査
   年間5,000件以上行っている検査で、口(鼻)から又は肛門から小さなカメラを入れ、
  その画像による検査です。早期の腫瘍であれば検査時に摘出治療が行うことが可能
  な検査方法です。

 ◇ リハビリテーション医療
   症状の発症後や手術後間もない急性期のリハビリテーション、入院中の回復期か
  ら退院後の在宅での訪問リハビリテーションまで、一貫した急性期、回復期、生活維
  持期のリハビリテーション医療を実施しています。
   今後、嚥下(飲み込み)機能の評価なども実施していきます。
 
 ◇ お産
   複数の診療科を備えた箕面市立病院では、帝王切開など万が一の対応のために
  小児科医の立ち会いなどの環境を整えています。
   産婦人科外来では最新の超音波診断装置で診察し、保健指導、母親教室、すこや
  か教室、乳房外来など、妊娠、出産から産後までのサポート体制を整えています。

− 催 −
 ☆ 今年度最初の「市民医療講座」を開催します。
  入場無料、事前のお申し込みも不要です。是非お気軽にお越しください。

  今回の講座は、肩の痛みについての種類や原因、治療方法などをわかりやすくお話
 しします。

  ○ 開催日時 6月22日(土曜日)14時〜16時
  ○ 開催場所 箕面市立病院(箕面市萱野5-7-1) 
    リハビリテーションセンター4階 「いろはホール」
  ○ 講  座 「肩の痛みと治療」
  ○ 講  師 箕面市立病院 整形外科医長 後 藤  晃 医師

箕面市では、5月から8月まで「オレンジゆずるバスで行こう!日曜・祝日はお買いものバスとして運行」統一キャンペーンを実施中です。


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