こんにちは、地域創造部長の広瀬幸平です。
ゴールデンウィークが過ぎて、暑すぎず、寒すぎず、1年で一番良い季節を迎えていますが、私にとっては “花粉症” がピークを迎え、気の重い毎日です。 この時期の花粉はイネ科の “カモガヤ” ではないかと言われており、毎年、梅雨の到来とともに症状がおさまるため、ひそかに梅雨入りを待ちわびる今日この頃です。
さて、今回は、先日、箕面森町への誘致に合意した “(仮称) 履正社大学” について、ご紹介します。
新聞各紙でも報じられましたので、すでにご存知のかたもいらっしゃるかと思いますが、去る4月25日付けで、学校法人履正社と大阪府、箕面市が 「箕面森町における大学の設置に関する協定書」 を締結し、箕面森町にスポーツ指導者や体育教員の養成を目的とする4年制大学を誘致することで合意しました。 また、これに合わせて、市民と大学の交流や施設の利用、スポーツ教室の開催など大学との連携協力に関する 「基本合意書」 を履正社と箕面市、箕面市教育委員会の3者で締結しました。
箕面森町は、箕面市北部、止々呂美地域の丘陵地で大阪府が土地区画整理事業を進めているニュータウンで、本年4月末現在の人口は 約 1千 700人 となっています。 豊かな自然環境に恵まれていることや、府内初となる施設一体型の小中一貫校を開校したこともあってか、子育て世代が多く住まわれており、少子高齢社会とは無縁のまち、平均年齢 27歳という若々しいまちとして発展しています。
箕面市では、「子育てしやすさ日本一」 をめざし、箕面森町で保育所、認定こども園、小中一貫校など子育てに関連した施設や教育施設の充実を図ってきましたが、このたびの (仮称) 履正社大学の誘致は、さらなる教育環境の充実やまちの活性化が期待できる、たいへん喜ばしい出来事だと考えています。
学校法人履正社は、高校野球の強豪、履正社高校や医療スポーツ専門学校などを幅広く運営されており、これまでの実績やノウハウを活かし、科学的な知見に基づいて全国で活躍できるスポーツ指導者やスポーツトレーナー、体育教員などの人材育成を図るため、新たに4年制大学の開設を計画されているものです。
そうした中で、箕面森町が候補地のひとつに取り上げられ、約 1年間、大阪府と箕面市、履正社の 3者で協議を重ねてきた結果、今回、合意に至ったもので、約 12万 6千 平方メートルの敷地を履正社が買い取り、校舎や体育館、野球場などを建設する予定です。 2年後の平成27年4月の開校をめざされており、今後、具体的な協議を進め、建設工事が進められることになります。
新設される大学の概要 《構想中》
● 名 称 (仮称) 履正社大学
● 設置主体 学校法人 履正社
● 開校予定 平成27年4月1日
● 場 所 <右の図のとおり>
● 学生定員
段階的に400名から800名 (総収容人員)
● 敷地面積 約 12万 6千 平方メートル
● 施設概要 本校舎およびスポーツ施設等
(施設内容は学校法人履正社で調整中)
● 教育概要 スポーツ指導者、スポーツトレーナー、体育教員等の養成
※ 以上の内容については、現在構想中のため今後変更等が生じる可能性があります。
学校法人履正社と箕面市、箕面市教育委員会で締結した基本合意書では、お互いの連携協力について、以下の内容について今後、具体的な協議・検討することに合意しています。
● 市民と大学の交流や公開セミナー、子ども向けスポーツ教室の開催
● 大学のスポーツ施設の市民利用
● 大学図書館の市民利用及び市立図書館との連携実施
● 公共交通による学生等の通学
● 市立小中学校への教育実習の受け入れ ほか
こうした連携協力により、図書館やスポーツ施設の市民利用や学習機会の増加など 文化、スポーツ面での市民サービスの充実や地域の活性化が期待できるとともに、すばらしい自然環境の中で学生生活を送った卒業生が全国各地で活躍することによって、箕面の魅力を少しでも全国に発信できるのではないかと期待しています。
オレンジゆずるバスの運行ルート、ダイヤが変わっています!
今週の月曜日、5月20日から “オレンジゆずるバス” の運行ルート、ダイヤが変わっています。 2年7ヵ月にわたる実証運行 (実験的な運行) を経て、平日 (月曜日〜土曜日) の本格運行を開始するとともに、日曜・祝日を対象に “お買い物バス” として新たな実証運行を実施するものです。 特に日曜・祝日の運行形態が大きく変わりますのでご注意いただきますとともに、皆さまのご理解とご協力をお願いいたします。
詳しくは、柿谷統括監のブログ 【こちら】 をご参照ください。
箕面市では、5月から8月まで、「オレンジゆずるバスで行こう!日曜・祝日はお買い物バスとして運行」統一キャンペーンを実施中です。