こんにちは、総務部長の浅井です。
早いもので今年も残りわずかになってきました。
年末、年始を迎えるにあたり市民の皆さんも慌ただしく過ごされていると思いますが、体調には十分ご注意ください。
総務部の仕事をこれまでいろいろご紹介しましたが、今回は少し固い、統計についてお話ししたいと思います。
総務課にある統計担当は、市勢年鑑の作成や国、府が実施する統計調査を行う最前線として活躍しています。
特に、近々実施される「経済センサス‐活動調査」について、お願いと説明をさせていただきます。
まず、国が実施する統計調査には、以下のようなものがあります。
※総務省統計局のホームページより
よく知られているのは国勢調査で、5年に1回行われるものです。最近では昨年実施され、調査員のかたがたをはじめ、市民の皆さんには大変ご協力をいただき感謝いたしております。
今年度は、平成24年2月1日を基準日として「経済センサス‐活動調査」が実施されます。
聞き慣れない調査だと思いますが、今回初めて実施されるものです。簡単に説明しますと、経済センサスとは「経済に関する国勢調査」として、会社やお店など、全国すべての企業と事業所を対象に、本市では、大阪府知事から任命された調査員が訪問し調査させていただきます。
今回実施する「経済センサス‐活動調査」の、主な内容は次のとおりです。
○事業所の名称、所在地、連絡先
○経営組織
○本所・支所の別、本社・本所の名称、所在地
○事業所の開設時期
○事業所の従業者数
○資本金
○売上高
などを調査します。
この調査によって産業分野別統計の精度が大きく向上すると期待されています。
また、これまで、商業統計調査をはじめ、いくつかの調査が行われていましたが、今回、改廃統合し、「経済センサス‐活動調査」にまとめられています。
これにより、統計の精度を維持しながら、市民の皆さんのご負担が少しでも軽くなるよう改善されています。
今回の調査を基に、国内総生産(GDP)や都道府県民所得等の推計及び地方消費税を都道府県や市町村に交付する際に利用され、さらに、地域の産業振興や商店街活性化のための施策推進など、経済の発展のための基礎資料として活用されます。
なお、平成24年の1月中旬から調査員が訪問し、説明と調査票をお渡しいたしますので、ご記入をお願いします。提出は、専用封筒での郵送となります。
今回収集された資料は、国の総務省統計局により厳重に管理され、統計の目的以外に使用されることはありません。つきましては、市内で事業を行っている皆さんのご協力をよろしくお願いします。
総務課統計担当では、今後も、地域発展の基礎資料となる、各種統計調査を実施いたしますので市民の皆さんのご理解とご協力をお願いいたします。
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