令和2年初めてのブログです。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
消防本部の美谷(みや)です。
我々消防のお正月は、出初式で始まります。
私の写真で恐縮です。
箕面市消防出初式は、撮れたてブログでも紹介し、また部長ブログでも取り上げていただいていますので、私からはこの写真ぐらいにしておきます。
今年の出初式は、暖かい天候に恵まれ、今年一年、穏やかな平和な年になりそうな予感がする一日でした。
また、干支の始まりである子年でもあり、新しい時代の始まりを感じさせます。
私事ですが、5巡目の年男であり、今年も頑張らねばと気を引き締めた出初式でした。
◆文化財防火デー
出初式が終わりましたので、消防の次のイベントとしては、文化財の火災予防です。
ご存知のとおり、1月26日は、「文化財防火デー」です。
この記念日は、昭和24年1月26日に、現存する世界最古の木造建造物である法隆寺の金堂が炎上し、壁画が焼損したことに基づいて、昭和25年に「文化財保護法」が制定され、昭和30年に法隆寺金堂の焼損した日であること、1月と2月が1年のうちで最も火災が発生しやすい時期であることから、1月26日を 「文化財防火デー」と定め、文化財を火災・震災その他の災害から守るとともに、全国的に文化財防火運動を展開し、国民一般の文化財愛護に関する意識の高揚を図っています。
箕面市では、毎年、市内の文化財を対象に、消防訓練を実施しており、今年は、1月28日(火)午前10時から、小野原西5丁目の「春日神社」で関係者とともに、火災時の迅速な対応が出来るように、消防本部と消防団合同で訓練を実施します。
春日神社(小野原西5丁目)
「緑の森のお春日さま」の名で崇敬を集める春日神社は、天児屋根命(あめのこやねのみこと)をお祀りする本殿とその別宮、摂社、末社(計13社)の総称です。
この神社は、神護景雲2年(768年)に山林を開き、社殿を建立したのが起源です。
当時、境内一円に榊の木が繁茂して社殿を覆っていたので、社号を榊輪(さかきわ)神社と称していたが、貞観年中(868年)に春日神社と改称したとされています。
ヒメボタルが生息するその豊かな森は地域のシンボルとなっています。
(箕面市観光協会ホームページより)
昨年10月、世界遺産である首里城が焼失しました。
沖縄のシンボルである歴史そのものがなくなり、火災は、建物だけでなく、人の心までも消し去ってしまいます。
文化財は、それぞれの地域に根ざしたシンボルで、長い歴史の中で人々の気持ちや心が宿っています。
この時期、今一度文化財の大切さを感じていただき、火災予防に心がけてください。
◆令和元年中(1月~12月)の箕面市消防統計
昨年1年間の、箕面市・豊能町管内の統計をお知らせします。
1.火災件数:24件(+5件)
・箕面市:21件(+9件)
・豊能町:3件(-4件)
2.救急件数:8,363件(+367件)
・箕面消防署:7,122件(+247件)
・豊能消防署:1,241件(+120 件)
3.救助件数:32件(-8件)
・箕面消防署:23件(-10件)
・豊能消防署: 9件(+2件)
◆【火災救急発生状況】令和2年1月1日からの統計です。
1月21日(火曜日)午前9時00分現在
◇火災 2件 (昨年同時期比較 ±0件)
◇救急 486件 (昨年同時期比較 -44件)