新年明けましておめでとうございます。
健康福祉部の大橋です。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
2020年、いよいよ東京オリンピックが開催されます。
年末には、新国立競技場が完成し、オープニングイベントが開催され、聖火リレーのコースが発表されるなど、オリンピックモードが高まってきました。
箕面市でも、聖火リレーが行われることが発表され、すでに1,000人を超えるかたがボランティアのご応募をいただいています。
箕面市ではできる限り多くの方に、可能な限り長く健康でお過ごしいただくことを目指し「健康と長寿」をテーマに様々な事業を行っています。
特に、令和元年度からシニア塾にボウリングやゴルフなど20種目のスポーツコースを新設するなどの取り組みを進めてきました。
多くの方々にご応募・ご参加いただき、オリンピックイヤーを前に、健康長寿への興味・関心が一層高まってきたのではないかと思います。
市民健康教室「口腔ケア講習会」のご案内
健康長寿、介護予防・認知症予防にはお口の適切なケアが大変重要です。
最近よくテレビなどで「オーラルフレイル」という言葉を聞くようになりました。
「オーラルフレイル」とは、お口の機能、つまり歯や舌や唇などの機能の低下、衰えのことを言います。
お口の老化「オーラルフレイル」は、お口のケアを怠ると、早いかたは40歳代から始まると言われ、体の老化よりも比較的早い段階から起こるそうです。
健康長寿の秘訣は、「栄養」「社会性」「運動」の3 つの要素をバランスよく保つこと大切ですが、特に、「栄養」ではお口の機能維持が大きく関わります。
歯やお口の健康をおろそかにすると、食べ物を噛む力や舌の動きが悪くなり、うまく噛めない食べ物が増え、十分な栄養が摂れなくなります。
また、滑舌が悪くなったり、話しにくくなるなどの理由で、人との交流を避けるようになり、その結果、活動量が減り、家に閉じこもりがちな生活を送るようになりかねません。
お口の機能低下は、誤嚥(ごえん:食べ物を飲み込んだ時、誤って気管に入ってしまうこと)の原因となり、誤嚥は肺炎の原因ともなります。
高齢者にとって肺炎はとても恐い病気です。
肺炎が死につながるケースも多く、高齢者やその家族にとって日常的な健康課題となります。
健康で自立した生活を維持するためには、
老化のサイン「オーラルフレイル」を見逃さず、予防していくことが大切です。
1月18日(土)午後2時から、総合保健福祉センター2階の大会議室にて「口腔ケア講習会」を開催します。
先着100名にかたには、デンタルグッズのプレゼントもご用意していますので、奮ってご参加ください。
稲ふれあいセンターのご案内
(1)パワープレート講習会
「稲ふれあいセンター」は、健康維持や体力の向上、趣味の発見や仲間づくりができる施設です。
トレーニングルームには、足腰を鍛えるためのマシーン「パワープレート」が設置され、専門のトレーナーによる運動指導やミニセミナーも実施しています。
「パワープレート」は、オリンピック選手などトップアスリートも使用している優れもの。
足腰の衰えを予防したいかた、走ったり歩いたりするのは面倒くさいというかたにはもってこいのマシーンですので、是非ご利用してください。
そのほか「稲ふれあいセンター」には、卓球や健康麻雀やフラダンスなど27の同好会が活動中です。
何か新しい趣味をとお考えの方は、同好会を覗いてみてはいかがでしょうか。
また、「稲ふれあいセンター」には、無料でご利用いただける大浴場があり、喫茶コーナーを始め、ゆったりとお過ごしいただけるコーナー、ヘルストロンをご利用いただける癒やしのコーナーなどもあります。
(2)稲ふれあいセンター見学・体験Day
1月22日(水)に「稲ふれあいセンター 見学・体験Day」を開催します。
まだ利用したことがないかたは、是非、ご参加いただければと思います。
市役所では、来年度の当初予算編成に向け、様々な議論が交わされています。 健康福祉部関連では、来年度も「健康と長寿」をテーマにした事業の充実をはかっていきたいと考えています。 当初予算の内容が決定し次第、またブログでもご紹介させていただきます。