皆さん、こんにちは。市民部の小林です。
今日、平成31年3月11日は、東日本大震災から8年が経過しました。未曾有の大震災により多くの方々が被災され、尊い命が失われました。
今なお、多くの方々が避難生活を強いられ、復興庁によれば平成31年2月7日現在、全国47都道府県、1,003市町村に約5万2千人が避難されています。
この大震災により犠牲になられた方々のご冥福をお祈り申し上げますとともに、被害に遭われた方々に、心よりお見舞い申し上げます。
箕面市では、亡くなられた方々、最愛の家族を失われたご遺族の皆さまに哀悼の意を表するため、発生時刻である午後2時46分から1分間の黙祷を行います。
市役所庁舎や公共施設においては館内放送などにより来庁者に呼びかけるとともに、防災スピーカーによる黙祷の放送とサイレンを鳴らしますので、1分間の黙祷にご協力をお願いします。
●改元に乗じた詐欺などにご注意ください
いよいよあと3週間ほどで新元号が発表されます。一体どんな元号になるのでしょうか?全く予想もできませんが・・・
私事ですが、娘は新元号が発表される4月1日が誕生日、息子は「平成」最後の日となる4月30日が誕生日。
だから何って感じですが、何となく感慨深いと言うか、「改元」に縁を感じる今日この頃です。
お祝いムードのこの時期に、神奈川県や静岡県では改元に乗じた特殊詐欺が発生しています。
神奈川県では、全国銀行協会をかたり、「改元に伴ってキャッシュカードの変更が必要になる」と嘘の内容の文書を送りつけ、キャッシュカードを郵送させようとする被害が相次いでいるそうです。
また、静岡県では、女性宅に市役所職員を名乗る男性から「還付金がある。どこの口座に振り込めばいいか」と電話があり、女性が金融機関を教えると、直後に金融機関職員を名乗る男性から「元号が変わるので、あなたのキャッシュカードが使えなくなる。職員が自宅に取りに行くので渡してほしい」と電話で言われ、自宅に来た男性にキャッシュカードを手渡したそうです。
箕面市内では、今のところ改元に関する特殊詐欺の被害報告はありませんが、百貨店従業員・警察官・全国銀行協会職員等をかたり、キャッシュカードを騙し取り、暗証番号を聞き出し、お金が引き出される事案が発生しています。
また、子どもや孫を装って電話をかけ、「会社のお金を使い込んだ」「女性を妊娠させた」などと嘘を言い、解決名目で現金を要求する「なりすまし詐欺(オレオレ詐欺)」の被害額も大幅に増加しています。
全国銀行協会がキャッシュカードを送付させることは絶対にありません。また、元号が変わっても今のキャッシュカードはそのまま使えます。
振り込め詐欺の犯人はプロです。言葉巧みにあなたを誘導し、考える時間を与えることもなく、現金を奪おうとします。
たとえ信頼できそうな「警察・市役所・銀行・百貨店」からの電話でも、「お金の話」「キャッシュカードの話」が出たら、直ちに電話を切り、すぐに家族や周りの人に相談するか、消費生活センター(電話072-722-0999・FAX:072-723-5538)または箕面警察署(電話072-724-1234)に連絡してください。