こんにちは。健康福祉部の大橋です。
2月も残すところ今日を含めて、あと2日となりました。
平成31年度第1回箕面市議会定例会も始まり、新しい年度に向けて、平成30年度の総仕上げと来年度に向けた準備をしっかりと行い、心新たに新年度を迎えたいと思います。
箕面市では「健康長寿なまち」をめざして、様々な取り組みを行っていますが、
特に、今年度は、シニア塾を「健康に寄与する」よう内容を大きく見直すとともに、より多くのかたに受講いただけるよう工夫し、開催しました。
また、今年1月には、大阪大学や大阪青山大学、民間企業、市民ボランティアの皆さんと連携し、産学官民協働による健康長寿をテーマとした「健康長寿フォーラム in 箕面」を開催させていただき、多くのかたにご参加いただきました。
いよいよ今年度最後の健康長寿イベント「春のこどもフェスティバル in 箕面」を3月16日(土)に芦原公園を中心に開催します。
「春のこどもフェスティバル in 箕面」は、私の記憶が正しければですが、確か平成24年11月に、健康維持を目的としたウォーキングイベント「第1回水戸黄門歩こう会 in 箕面」の開催を切っ掛けとして、毎年、春に開催されていた「こども会フェスタ」を合体させて、老若男女を問わず、楽しみながら“健康維持”と“ふれあい・仲間づくり”をテーマに平成25年度から開催しているイベントです。
(水戸黄門さんにふんした若かりし(?)倉田市長)
今年も、「謎解き 滝道ウォークラリー」をはじめ、ビンゴ大会やお餅つきなど様々なイベントが盛りだくさんに開催されます。
また、子どもたちに大人気のミニトレインが走り、焼きそばや焼き鳥など美味しい屋台コーナー、白バイと一緒に記念撮影ができるコーナーなどがあり、1日を十二分に楽しめること間違いなしです。
「春のこどもフェスティバル in 箕面」に是非お越しいただき、、楽しんでください。
こうしたイベントに加え、来年度は、更にスポーツ人口を増やすなど健康長寿の取り組みを進める予定です。
2020年は東京オリンピックが開催されます。
スポーツの機運の高まりに合わせて、来年度当初予算案には、「スポーツ版シニア塾」や「大人のスポーツ・トライアル事業」など新規事業に必要な予算を市議会にご提案させていただきました。
ご家族そろって、ウォーキングでも、ジョギングでも、昔していたスポーツでも、なにか体に良いことに取り組んでいただければと思います。
麻しん(はしか)・風しんの予防接種を!
病院の稲野事業管理者もこのブログに掲載されていますが、今大阪では麻しん(はしか)の患者が多く出ています。
2018年の1年間の府内感患者数は15人でしたが、今年はすでに80人を超えています。実に5倍以上です。
麻しんは「麻しんウィルス」によって引き起こされる病気で、感染の約10日後に、38℃程度の発熱やかぜ症状がはじまり、2~3日発熱が続いたあと、再び39℃以上の高熱とともに発しんが出ます。時には脳炎を発症するなど重症になることもあります。
また、麻しんの感染により、全身の免疫力が低下するため、他の細菌などに感染しやすくなり、肺炎や中耳炎などを併発することもあります。
妊娠している方は流産や早産の原因ともなります。
麻しんは、空気感染が多く、人から人へと容易に感染します。
その感染力はきわめて強く、麻しんの免疫がない集団に1人の発症者がいたとすると、12~14人の人が感染するとされています。(ちなみに、インフルエンザでは1~2人とされています)
麻しんウイルスは非常に小さいので、マスクでの予防は難しいと言われ、唯一の予防方法は、ワクチン接種によって麻しんに対する免疫をあらかじめ獲得しておくことです。
なお、麻しんの予防接種は、1966年に任意接種がスタートし、1978年に定期接種化(1回のみ)され、2006年から2回の定期接種となりました。
麻しんに罹ったことがないかたや、予防接種を受けていないかた(母子手帳をご確認ください)は、ぜひ予防接種を受けていただくようお願いします。
予防接種には、主に麻しんと風しんの混合ワクチンが多く使用されています。
今シーズンの日本国内の麻しん患者は、その約50%が20歳~40歳までのかたとなっており、この世代は、今年度の流行している「風しん」の患者層と世代がほぼ同じです。
箕面市では、今年度の流行している風しんの患者層をターゲットに、風しんの予防接種制度を拡大して実施しています(詳細はこちらをご覧ください)。
この制度の対象となるかたは、麻しんと風しんの予防を同時に行うことができますので、是非、ご利用ください。