こんにちは。健康福祉部の大橋です。
インフルエンザが全国で猛威をふるい、今シーズンのこれまでの患者数は推計で約328万人に達し、警報レベルとの報道が先日されました。
大阪府内でも、1月7日から13日までの間に、患者数が11,117人、豊能ブロック(箕面市、池田市、豊中市、吹田市、豊能町、能勢町の4市2町)では936人発生しています。
季節性インフルエンザのウイルスには、A(H1N1)亜型(平成21年に流行した新型インフルエンザと同じもの)、A(H3N2)亜型(いわゆる香港型)、B型の3つの種類があり、今年はA(H1N1)亜型の罹患者が多いようです。実は、私も何年かぶりにインフルエンザにかかってしまいました(涙)
インフルエンザは普通のかぜとは違い、小児や高齢者、免疫力の低下している人がかかると、重症化する恐れがあります。この冬の流行から身を守るため、予防をしっかりと行ってください。
予防には、事前の予防接種が効果がありますが、予防接種をしていてもインフルエンザにはかかることがあります。(ただし、予防接種をしていることで症状は軽いそうです。)
インフルエンザにかからないためには、『マスクの着用』と『手洗いの励行』をしっかりと行うことが大切です。
さて、1月19日(土曜日)メープルホールにて、大阪大学や大阪青山大学、民間企業、市民ボランティアの皆さんと連携し、産学官民協働のもと『健康長寿フォーラム in 箕面』を開催しました。
メープルホール大ホールでは5つテーマで講演会を、リハーサル室や講義室などではセルフチェックのコーナー、各種相談コーナー、体験コーナーなどがあり、1,000人を超えるかたにご来場いただき、「体験・体感・認知」を通して、健康長寿に向けた意識を新たにしていただけたのではと思います。
足底圧や血管年齢、骨密度や認知症の各測定・簡易検査コーナーでは長蛇の列ができ、市民の皆さんのセルフチェック意識の高さを改めて感じさせられました。
体験コーナーでは、認知症のかたがどのように風景が見えているかを体験できる「認知症VR」や、稲ふれあいセンターやスカイアリーナなどに設置している健康増進器具「パワープレート」を多くのかたに体験いただきました。
薬剤師会によるお薬相談会、市民ボランティアさんヘルスメートさんのご協力よる減塩・簡単調理レシピの紹介や大阪青山大学の学生さんによる栄養相談、お口の健康に関する相談の各相談コーナーでは、皆さん熱心にお話に耳を傾けておられました。
そして、朝日放送パーソナリティ 道場 洋三さんによる「元気で楽しいシニアライフに向けて」と題した基調講演には、500人収容の大ホールが一杯となりました。
その他大阪大学の藤田 和樹先生による「元気なからだは足腰から」などの講演にも多くのかたにご来場いただきました。
フォーラムに参加・協力いただきました大学、企業、市民ボランティアのみなさまに心からお礼申し上げます。
箕面市では、今後とも健康長寿な街をめざして、様々なことに取り組んで参りますので、参加・協力いただきますようお願いいたします。
そして、ご来場いただきました市民の皆様には、フォーラムの参加にとどまらず、地域で、お友達と、健康のための取り組みを継続していただきますようお願いいたします。
なお、2月5日(火曜日)には健康ウォーキングが、3月16日(土曜日)には「春のこどもフェスティバル」で滝道ウォーキングを開催いたしますので、奮ってご参加ください。