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Channel: 部長ブログ@箕面市役所
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うれしいこと。つながること。〜がんばるのは、わたしたち〜

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 月日の経つのも早いもので、師走になりました。すぐ、クリスマスの時期になり、○▲歌合戦があり、年が明けて、「新年あけましておめでとうございます」となるわけであり、出初め式(一月三日、萱野東小)、成人祭、節分、・・・・・・
俗に、一月は行く、二月は逃げる、三月は去る・・・と(いわゆる)三学期はあっという間に過ぎていく。というのが実感ではないだろうか。
 そして、さぁ四月、入学式。桜の季節。いかん、いかん、このままドンドン書いてしまいそうである。びしっといかんとアカン。わしの悪い癖である。
 少し風邪気味の教育推進部の若狭でございます。


【わかさの秘密】(たしか日本橋付近で見かけました)


 さて、師走ですが、よく世間では、日頃、時間的に余裕がある教師(技師、牧師、・・・)でもさすがに、この12月になれば、年の瀬も間近になり、急に忙しく、走りまわりだす。(傾向があるのではないか)
 しかし、現実は全く違い、学校の教員(教師)は、日々多用で、朝も早くから夜も遅くまで、子どものためかけずり回っているのが現状であります。頭が下がります。ご苦労様です。くれぐれも体調に留意し、ご自愛ください。
 朝は、登校指導(先日の12月2日の統一活動日も早朝からありがとうございました。わしは、とどろみの森学園に行ったが、さすが、寒かった。しかし、実に見事な紅葉がわしを迎えてくれた。更正保護女性会のみなさまをはじめご苦労様でした。「おはようございます。」の声が響きわたり、いい朝だった。)、挨拶運動、そして教材研究、研修・研究会、行事の打合せや部活動の指導、さらに土日は試合等の引率、試合の審判等々、そして明日の授業の計画等々、本当に休む暇もないのが今も昔も教職員です。(事務局の職員、指導主事も同様ですが)

さて、研修会といえば、
○算数・数学科研究協議会から(彩都の丘学園)
 この4月に、府内公立2校目の施設一体型小中一貫校として誕生したこの学園では、小・中合同で授業研究をしています。(当たり前といえば当たり前ですが)今回は、大阪府教育センター教育課程開発部学力向上推進室の宮前孝雄さん(授業力向上指導員)を指導・助言者として招聘されました。単元は、5年生の「算数」の台形の面積の公式を導く単元の授業でした。

 台形の面積の求め方を既に学んでいる三角形の面積の求め方を元に多用な考え方、求め方を子どもたちは発表していました。「電子黒板ってええなぁ」と実感させられました。
遅れました、
 テーマは『9年間をつなぐ自立した学びの創造〜いいね、その考え、わかるっておもしろい〜』でした。まさに、“いいね、その考え”の授業でした。
 よく【学力の二極化】と言われているが、実は【学習意欲の二極化】が根底にあるとわしは考えている。その解消には、授業内容、授業方法の創意工夫が大切かつ重要だとも思っている。そのためにも、各学校、各中学校区で授業研修から授業研究へと進めて欲しいと思う。ある政治家が、「教育、教育、教育」と言っていたが、「授業、授業、授業」である。子どもたちの自立に向け、夢の実現に向け、わかるっておもしろい、授業を今まで以上に。

次に、各中学校区で開催されているといえば、
○特色ある学校づくり発表会(第二中学校区)
テーマは、『つながり〜ともに生きる力をつけるために』
      〜学校・保護者・地域が力を合わせて〜
 最初に、二中校区の取組のプレゼンテーションがあり、寸劇がありました。
この寸劇、北小の中村校長、萱野北の真鍋校長、萱野小の南橋校長が出演をされてました。二中の山内校長はアナウンサー(いい表現が浮かばない、すみません。司会かな。)でした。迫真の演技した。そのなかで、ある校長先生の台詞で、「僕、中学生」というのがありましたが、(失礼ながら)「僕、中年」ではないかと思いました。(ある校長先生にはご理解いただいているので、あしからず)
 よく教員は役者(の資質が必要)といわれているが、さすがです。会場からは拍手が自然とわいていました。
 その後、グループごとの交流が行われました。テーマは、〜今、自分たちができること、具体的な例を出しながら、話が進んでいました。
・なかなか自分のことができないし、このまま自立できるのかな
・みんなと共に生きる力ってどんな力
・親と子もなかなか話ができないんだけど
・親が本好きじゃないと子どもも本を読まないのかな
・つながりが弱いような気がするんだけど  等々

ここでわしから、ささやかなプレゼントを写真ですがブログをご覧の皆様にさせていただきます。(うまくない写真で申し訳ありません。)

○うれしかったこと〜その1〜
まず【虹】です。これば京都のある場所で(家政婦の)見た。ではなく、わしが見た虹です。わたしのパートナーも『ひさしぶりに大きな虹を(家政婦は見た)見た』と言っていました。 

 

 次には、12月、世の中的にはクリスマス気分(の人ばかりではないが)。
少しだけですが【クリスマスツリー】をプレゼントします。
気づくときにだけ、携帯で撮影した写真ですので、決して見事に撮影しているわけではないのであしからず。(なんと謙虚な)

確か梅田の(ヌー)     (忘れました)

自信もって梅田の(ロフト)


これはきれい(新阪急インターナショナルホテル)

空中庭園で有名な(ドイツ村のツリー)             汽車

  

箕面の(ヴィソラ)

 

○うれしかったこと〜その2〜
 まだまだ、ありますが、このぐらいにしときます。少し、気分ゆったりされましたか。(うぅん〜)
 実は、(今ちゃんの実は的に書けば)
クリスマスといえば、わしのご幼少(『ご』は不用だがあえて使わせていただきます。)の時には、地区の子ども会で「クリスマス会」があった。この地区というのは、宮島町北ノ町表(小野原6丁目よりかなり小さい人口)であり、参加できるのは小学校4年生以上の子どもたちであった。
わしの姉と兄たちが会に参加し、わしは、自宅で1人こたつに入ってテレビを見ていた。父や母は、自営業なので、店で仕事をしていた。兄とは五歳違いである。わしは、兄たちがサンタクロースのブーツをプレゼントとして家に持ち帰って自慢するのをみて、早く(人間になりたい ではなく)4年生になり、「お菓子の入ったブーツ」が欲しいと思っていた。
 しかし、悲劇は突然に起こった。わしが、小学校4年生になった時に町内の子ども会主催の「クリスマス会」は消滅してしまったのだ。子どもの人数が減少したからだと、いう。悔しい、残念だ。10歳のわしはひとり、涙した。
 この年になっても、当時の「(カノッサの)屈辱」は覚えている。ペコちゃんの某不二屋の前に行くと、「お菓子の入ったブーツ」が異常に欲しくなる。いや、お菓子が入っていなくてもいいが、あのブーツだけでも欲しい。
しかし、いいこともあるものだ。梅田のドイツ村に行ったら、なんと、コップ型のブーツを発見。

買ってしまった。少々うれしい。(秀樹)感激。
このうれしさ以上のことが一昨日、この箕面の地でありました。

○うれしかったこと〜その3〜
 稲野部長のブログの中で、「みのお市民人権フォーラム26th」の紹介がありました。わしも早速、参加体制をとりました。
全体会が、去る土曜日、分科会が日曜日にありました。
 たくさんの市民のかたが参加されていました。教職員のかたも多く参加されてました。ご苦労様です。

今年のテーマが、  
  がんばるのは私たち
  いま、自分ができること
  であう  考える   行動する

また、全体会の講演は、講師 内閣府参与 湯浅 誠さんが 
『震災と貧困から考える社会と人権』というテーマで話をされました。

 震災によって厳しい状況下におかれた被災地では、半年をすぎた今も多くの問題が山積みになっている。それらの問題は、現代の日本社会が抱えている問題が震災によってあらわになったにすぎない。いま、被災地に、日本社会に必要なこととは何か   について「就活(就職活動)」や「婚活(結婚活動)」にもふれながら、さらに、湯浅さんのご家族のお話や数々の活動を中心に、お話されました。ありがとうございました。

 わし的には、26回目を迎えた「市民人権フォーラム」の名称より、発足当時のつまり、第1回目の「いっさいの差別を許さない箕面教育・保育研究集会」の名称のインパクトが強かったが、そのインパクトをいとも簡単に超えたのが、
北芝解放太鼓保存会  鼓吹(こぶき)の演奏でした。

 パンフレットによれば、(抜粋)
“鼓吹”にとって15周年の節目になる年に起こった東日本大震災。津波や火災によって多数の尊い命を奪われながらも復興に向けて懸命に生きる被災地の姿は、差別に苦しめられながらも力強く打ち続けられてきた部落の伝統文化「太鼓」と響きあいました。
 箕面から東日本へ、今こそ、「太鼓」のパワーを被災地にとどけたい
 北芝の思いを打ち続けてきた「鼓吹」が、「人権フォーラム」を起点に、支援の輪を広げます。
 確実に広がったと思います。
少し、記憶をたどると。(パンフレットのプロフィールによれば)
【1985年、地元青年によって伝統文化「たいまつ・むぎわら」と共に「鐘と太鼓のリズム」が復活。】とある。そうや、そうや、「たいまつ」のことはあぁう覚えている。当たり前だ(のあっちゃん)。当時、第二中学校で数学の教員だった。たしか「聞き取り」から「しぶとういかんと」という教材も作成したと思う(?)。

 とにかく、演奏に感動した。心に響いた。「すごい」の一言だ。太鼓に合わせてわしは、手拍子を一生懸命した。手が痛くなった。本当に子どもの、演奏者の「思い・気持ち」がヒシヒシと伝わってきた。グリーンホール全体が感動していた。揺れていた。会場者全体が、一つになっていた。絆が結ばれていた。つながっていた。

“鼓吹”よ、ありがとう。

指導者のかたはもとより子どもたちの日々の努力には頭が下がる。(これで2回目だ)
まさに、箕面の誇りである。

(追加)
   わし「子どもってすごいなぁ」
   奥谷校長「体で覚えているやろな」
   石井校長「弁論大会でがんばった生徒もいるよ」

 今回のみのお市民人権フォーラムのテーマは、まさに、箕面市民はもとより、大阪府民、世界市民のテーマでもある。

 紹介します。本市では、平成23年(2011年)に、今日の人権教育の課題をふまえ「新箕面市人権教育基本方針」を策定しました。
 本方針では、「つながる」をコンセプトとしています。また、市民のみなさまの参画による「人権のまちづくり」の取組やそのさまざまな活動を支えてこられた人々の熱い思いを「人権の花束」と表しています。本市のみならず、社会全体に「花」を咲かせましょう。
 それこそ、いっさいの差別を許さない社会をともにつくりましょう。
   
しつこいけど、“鼓吹”サイコー。

 箕面市では、10月から12月まで「子どもたちに残したいみのおの山なみ!みのお山麓保全ファンドに寄附をお願いします!」統一キャンペーンを実施中です。


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