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Channel: 部長ブログ@箕面市役所
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自治体消防70周年

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 消防本部の美谷(みや)です。

 平成29年度も残すところ2週間を切りました。
 今年度の事業計画の総点検を行いつつ、次年度からの新たな課題に向けた準備期間として、職員全員で業務の整理を行っています。

 そんな中、今年度最後の訓練として、3月23日金曜日に、林野火災を想定した、災害点の確認方法の訓練を実施します。
 市街地から「箕面の山で煙が見える。」との通報では、なかなか災害現場がわかりにくく、通報内容だけで山に入ると、方向が分からなくなり、むやみに時間がかかることになります。
 そんな事案に対し、山中の災害場所の特定を行う初動時の活動を確認するもので、地上班とヘリコプターによる上空からの情報の連携を行い、迅速に災害場所を特定し、ピンポイントで現場に向かうための訓練を実施します。
 午前10時から11時の時間帯で、箕面ダム周辺の上空にヘリコプターが飛来し、地上班との無線交信やヘリテレ(ヘリからの映像を地上で受信する装置)を活用し上空からも誘導を行います。
 赤い消防ヘリコプターが上空を旋回しますが、火災ではなく訓練ですので、あらかじめお知らせいたします。

《大阪市消防局ホームページより》

  

 

◆自治体消防70周年

 去る3月7日は消防記念日です。
 戦後、元々、警察組織であった消防は、昭和22年12月23日に消防組織法が公布され、翌年の3月7日に施行されて、市町村の責任における自治体消防制度が確立し、今年の3月で70周年を迎えます。


 消防組織の記念すべき節目の年であり、同日には、東京都墨田区にある国技館で自治体消防制度70周年記念式典が開催されました。
 式典では、天皇皇后両陛下御臨席の下、三権の長である内閣総理大臣・最高裁判所長官・衆参両議院議長の他、関係機関の長の同席のもと、厳粛に執り行われました。
 本市からも、西川消防団長・久保田副団長が参加し、今後の消防活動に向け気持ちを新たにし、消防の使命の重要性を再認識され、充実強化を誓ってこられました。
 式典の様子は、撮影禁止であったためご紹介できませんが、ご報告いたします。

 

◆新名神高速道路の災害対応

 去る3月18日に新名神高速道路、神戸JCTから川西ICが開通しました。
 これで、高槻JCTから神戸JCTまで、ダブルルートとなり、今まで以上に通行時間の短縮になり、交通量も大幅に増えることになると思われます。。
 便利になる反面、我々としては、事故等の災害を想定し、気を引き締めなければと感じています。
 今年度、消防車と救急車の2台を最新鋭の車両に更新し、新たなまちの変化に対応できるように体制を強化しています。  (詳しくはこちら)

 特に、開通した新名神高速道路の対策としては、高速道路災害対応マニュアルの整備と隣接する消防本部との応援協定をはじめ、消防署内部の車両配置の変更や新年度からの組織体制の強化など、万全の体制で臨みます。

 


【火災救急発生状況】 平成30年1月1日からの箕面市と豊能町の合計値です。

  3月20日(火曜日) 午前9時00分現在
  ◇火災    3件 (昨年同時期比較   △4件)
  ◇救急  1,806件 (昨年同時期比較 +137件)
 

 箕面市では、11月11日(土曜日)から3月31日(土曜日)まで「『振り込め詐欺』に注意!今、箕面市が狙われています!」を統一キャンペーンとして実施しています。不審な電話がかかってきた場合は、家族や周りの人に相談するか、消費生活センターか箕面警察署へ連絡しましょう。

 


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