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Channel: 部長ブログ@箕面市役所
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山川農木 水無月

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皆さん、今回でお会いするのは3度目ですね、お忙しい中ようこそお越しくださいました。
古来、三度目の正直と申します。石の上にも三年、とも申します。
要するに3回目の今回が大切だ!というわけで、ちょっとだけ、少しだけ趣向を変えて新シリーズも始めます。
名付けて「いわゆる田畑における昆虫及び爬虫類、そして鳥類もあるよ」シリーズだ!
さらに、さらに隠し玉、「思い出のこんなんあったよ」シリーズもデビュー開始!
さあいってみよう、記念すべき最初のページ、冒頭を飾るのはこいつだっ!

 

うちの隊員の辻岡さん、物知りで農地視察の相棒です。イモリをget。

さて、冷静に戻りまして皆さんいかがお過ごしでしたでしょうか。
初夏の空、天も高くテンションも高く、最初のツカミの成否を気にしながらポチッポチッ、とキーを叩いております。

この時期、いたるところで栗の木が花を満開にし、あたり一面に香りを漂わせています。

外は台風と大雨一過で、梅雨の谷間の久々の青空。
25日のブログアップ日は梅雨空のようですが、梅雨といえば古来からアジサイ。
(この時点では22日。いま25日の9時15分。おやおや、外は晴れてますね。)
今月の部長ブログもアジサイが人気者でしたが、こうした梅雨時の雨に濡れた花の風情はアジサイに限らず、いかにも日本的でいいものです。

新稲地区のアジサイ。

上3枚は箕面ドライブウェイ沿いで撮影。

さて、「農」について少しずつ関心を深めていただく、という思いで始めた写真主体のブログですが、なにより直接的で体感効果大なのが実体験でしょう。
先日、市内某小学校の5年生4クラスの子どもたちが地元の農家さんのご協力を得て「田植え」の体験学習を行いました(詳細はこちら「撮れたて箕面ブログ」で)。

 

 

田泥初体験!

この後は悲鳴と歓声で賑やかなこと。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私もご一緒させていただきながら、今日の体験が子どもたちにどのような形で記憶にのこるのかな、と考えていました。
子どもたちにとって、秋の刈り入れ時も含めて一年365分の2の記憶です。長い人生で考えるとほんのわずかな点でしかありません。
でも、「ぼくたちの苗がちゃんと育っているかなあ」と学校の行き帰りや休日に立ち寄ってみると、およそ365分の120、点から線につながります。


6年生になっても中学生になってもこの田を見る度に思い出して、ずっと後輩たちが植えた苗も見守ってくれたなら、生涯この日を忘ることはないでしょう。
このように考えると、こうした農業体験は「農」に対する特別な思いを育むとても大切なきっかけになるように思います。

 

何より素晴らしいのは、ご指導された農家さんが厳しい指導の中で実に柔らかな視線を子どもたちに注いでおられたことです。

 

 

 

 

 

農地を利用させていただいた3農家さん。愛情たっぷりですね。

 単に子どもたちが可愛いというだけでなく、農家さんの「農」に対する深く熱い思いというか、「農」の未来を託す子どもたちへの願い、といったものを感じさせられた1日でした。
子どもたちの思い出とともに、この田が失われることのないように、農業委員会も頑張らなければ!


さて、一息入れて、新シリーズ「いわゆる・・・」、略して「虫もん」。
この時期、「農」の主役の一つである田には様々な生き物が現れます。
生き物を取り巻く世界の不思議さと自然の摂理に驚くばかりです。でも私は専門家じゃないのでとりあえず写真だけ。

ご存知、オタマにエビにカブトですね。

代掻きによりあわてて這い出てきたヤゴ。また、田んぼで生きる彼らを捕食する者もやってきます。

おや? こいつはなんだ?


失礼、虫もんではありません、箕面市のゆるキャラ「滝ノ道ゆずる」君でした。
この日は、近くにオープンしたお店の前で営業活動だったそうです。

そこで新シリーズ、「思い出のこんなんあったよ」へ強引ですがつなげます。

突然ですが、皆さんは「みのお坊や」をご存じですか?
昭和61年、箕面市が市制施行30周年を迎えた年に「箕面まつり」を始めいろんな記念イベントが行われましたが、その30周年記念のマスコットキャラクターです。
ゆずる君のようなりっぱな着ぐるみなどはなく絵柄だけの存在だったため、紅葉まんじゅうのような髪型の、と説明しても覚えている人は少なかったのですが、ブログネタを拾うため古いフィルムを見ている時にみつけました。
初公開、幻の「みのお坊や」とはこいつです!


右の女性ではありません、左ですよ、左のへんなの。今見ると胸のMマークが新鮮ですね。
この写真は当時開催していた「ライトミュージックフェスティバル」というアマチュアバンドコンテスト表彰式の様子です。

結構人気のあるイベントで出演バンドも多く、この種の催しにしては珍しくたくさんの入場者がありました。
楽器やアンプもかき集めたりレンタルしたり。公募した中高生のスタッフとともに舞台や照明などみんな手作りでしたが楽しかったのを覚えています。

で、この「みのお坊や」、確かお面を作ったような記憶があるんですが、それにしてもよくできてるなと思えたのは正面だけ、次の写真をみて納得しました。

よく見ると後頭部にも何か貼ってますね。手作りの良さが滲み出ていますが、スタッフは大真面目、これもよき思い出です。

 

さて、「農」の話題に戻りましょう。
5月に田植えがあった止々呂美地域から約1月遅れで他の地域も田植えが始まりました。
風景写真の素材としては、田にかかわるものはすべて格好の撮影対象です。

箕面警察署近くの農地。耕作されているのは女性です。

粟生地区、モノレール東側農地の田植え前。電車のライトが点いていれば鉄チャンもの。

市立病院北側の萱野地区の苗代。すごい量ですね。

上2枚も市立病院北側の萱野地区農地。まとまって美しい農地が拡がっています。
円を描くような畦作りが珍しいですね。

うーん、撮影にも力が入ってしまいますが、作業をされている農家さんにとっては比較にならない重労働です。
高齢化や後継者不足によりこうした作業が困難な農家さんが増えており、農地の減少とともに耕作をされていない農地、いわゆる遊休地化農地が増えていく傾向にあります。
農業委員会では農業委員さんとともに農地パトロールを始め、遊休地化解消対策に向けて取り組んでいますが、いずれそのことについてもお話していきたいと思っています。
それにしても、私たちの主食である米作り。農地は美しく、働く人々は力強く逞しいと思いませんか。

粟生地区の農婦さん、なぜかホッとしますね。

上3枚は石丸地区。迫力のある絵が撮れました。

いやぁ、最近部長ブログも写真が増えたなあと思っていましたが、今回の私も多かったですね。
最後に、箕面といえば「滝」という写真でお別れです。


先日、台風4号が上陸する前ですが何年ぶりかで「箕面の滝」まで歩きました。
もう撮り尽くされているといわれる箕面滝周辺ですが、いつ行っても同じ顔のないのが自然です。


最近は田を撮ることが多かったので、久々にリフレッシュできました。
やはり、いいところですよ、箕面は!

おっと、今月の一枚を忘れるところでした。

今月は「農の未来を託す思いを込めた一枚」、ちょっとオーバーかな?(石丸地区で)

 

(お詫び)先月の今月の一枚を稲地区としましたが萱野地区の誤りでした。お詫びして訂正いたします。 

 

 

箕面市では、6月1日から8月12日まで「あなたの1票が未来の箕面を築きます 8月12日は市長・市議会議員 選挙」統一キャンペーンを実施中です。


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