Quantcast
Channel: 部長ブログ@箕面市役所
Viewing all articles
Browse latest Browse all 2068

明日来るかもしれない大災害に備えて ~全市一斉総合防災訓練~

$
0
0

こんにちは、総務部の中井です。

今週1月23日火曜日に、草津白根山の本白根山(群馬県草津町)が噴火しました。報道によると、噴火による噴石や近くのスキー場で起きた雪崩で1人が死亡し、11人がけがをされたということですが、同山の噴火は前兆が見られず、噴火警戒レベル5段階のうち最も危険度が低いレベル1(活火山であることに留意)のまま発生しました。

 

30年以内の発生確率が70パーセントと想定され、倒壊家屋数や死者数まで想定されている南海トラフ地震や、より甚大な被害が予想される有馬高槻断層帯地震などは、明日あるいは今発生してもおかしくありません。

定期的な訓練で「明日来るかもしれない大災害」に備えましょう。


全市一斉総合防災訓練を実施しました

平成7年1月17日に阪神・淡路大震災が発生しました。

本市でも震度4を記録し、死者1人、重軽傷者63人という人的被害に加え、全壊8棟95戸、半壊122棟186戸、家の傾きや屋根瓦の崩落など一部損壊が3,289棟の家屋被害などが発生しました。

 

前回のブログでもご紹介しましたが、箕面市では、阪神・淡路大震災が発生した1月17日に、毎年曜日にかかわらず防災訓練を実施しており、今回は平日の水曜日が訓練当日となりました。

 

各地域では、黄色いハンカチを使った安否確認訓練を始めとして、備蓄食糧の一つであるアルファ化米を作って試食したり、マンホールトイレを組み立てたりと、それぞれに工夫を凝らした訓練を実施されており、その様子を一部ご紹介します。

撮れたて 箕面ブログ でも既に紹介されていますので、併せてご覧ください。

 

○自治会などで安否確認した結果を避難所に報告し、集約しています。


○各避難所では、備蓄物品を保管しています。避難所の状況に合わせ、屋内の一室を利用したり、屋外に専用の倉庫を建てるなどして、必要な備蓄物品の保管を行っています。
  

○備蓄食糧の一つであるアルファ化米を作る様子です。梱包されている段ボールをそのまま鍋代わりに利用し、アルファ化米とお湯または水を入れます。 

 

○出来上がったご飯に、添付されている具材(これはわかめで、アレルギー対応となっています。)を入れて混ぜます。 


○容器や割り箸も同梱されているので、1人分ずつに小分けして出来上がりです。 

 

○アルファ化米は、わかめご飯の他、海鮮おこわ、梅がゆなどを備蓄しており、同じ作業手順で作ることができます。


○小学校でも避難訓練が実施されました。しっかり頭部を守りながら避難する様子が分かります。 

○この避難所では、マンホールトイレの組み立てと展示などがあり、小学生も訓練に参加し、3つのブースで防災器具を使う体験をしていました。

○避難所には、停電に備えて発電機や照明器具も配置していますが、多くのかたは発電機を使ったことがないため、実際に動かす訓練をしていました。

         

○車いすの誘導などをスムーズに行うための体験訓練です。

 

阪神・淡路大震災発生から23年、東日本大震災発生からまもなく7年を迎えようとしていますが、「前兆のない災害」、「想定外の災害」は毎年のように各地で発生し甚大な被害をもたらしています。

各ご家庭でも、家具の固定や食糧の備蓄など、ちょっとしたことから防災の備えを始めることができます。

広報紙「もみじだより」には、毎月、防災の特集ページを掲載していますので是非ご覧ください。

 

    お問い合わせ  市民安全政策室  電 話   072-724-6750

                                    ファクス  072-724-6376

 

 

 

 

  

 箕面市では、11月11日(土曜日)から3月31日(土曜日)まで、「『振り込め詐欺』に注意!今、箕面市が狙われています!」を統一キャンペーンとして実施しています。不審な電話がかかってきた場合は、家族や周りの人に相談するか、消費生活センターか箕面警察署へ連絡しましょう。

 

 


Viewing all articles
Browse latest Browse all 2068

Trending Articles