Quantcast
Channel: 部長ブログ@箕面市役所
Viewing all articles
Browse latest Browse all 2068

ご存知ですか? あなたの街の民生委員さん

$
0
0

こんにちは。健康福祉部の大橋です。

11月に入り、紅葉の季節を迎えました。
紅葉は、気温と大きなかかわりがあります。
特に、朝夕と日中の寒暖差が大きいと
より美しい紅葉を楽しむことができるそうです。
実は、紅葉は木々が葉を落とす準備なんだそうです。
つまり、老化現象!
老いてゆく中で、より美しく輝き、周囲を楽しませてくれるのです。
なんて素晴らしいのでしょう。

        

今年は10月後半から朝夕と日中の寒暖差が大きく、
箕面大滝周辺の紅葉は例年になく綺麗になるのではと期待しています。
皆さまには、是非、箕面大滝にお越しいただき紅葉をお楽しみください。
(箕面の紅葉情報はこちらをご覧ください)


さて、今回は「民生委員さん」をご紹介します。
一般的に「民生委員さん」と呼ばれますが、
実は「民生委員・児童委員」が正式な名称です。

民生委員・児童委員制度の起源は、
1917年(大正6年)岡山県に設けられた済世顧問制度と、
翌年1918年(大正7年)大阪府に発足した方面委員制度で、
100年の歴史と伝統があります。

      
      (民生委員制度創設100周年シンボルマーク)

民生委員・児童委員は、「民生委員法」「児童福祉法」によって設置され、
厚生労働大臣と大阪府知事から委嘱された特別職の地方公務員です。

ですが、給料は支給されず、全員が無償で活動されており、
その活動は、
   地域住民が尊厳をもって、
   その人らしい自立した生活ができるよう支援を行うことによって、
   『誰もが安心して暮らすことのできる地域社会づくり』
をめざしたものです。

民生委員・児童委員の具体的な活動は、
高齢者・障害者・子育て世帯の訪問や見守り、住民からの相談対応をはじめ、
行政や社会福祉協議会、学校等と連携・協力した活動、
さらには地域の福祉力を高めるための取り組みなども進めています。

本市での活動内容は、例えば、
 心豊かな子どもを育てる運動や高齢者の見守り活動などの独自活動、
 研修会や会議への参加、児童虐待防止キャンペーン、
 元気はつらつ頑張る高齢者表彰、長寿祝金事業、
 地区敬老会など市や各種団体と協働した事業など、
年間を通じ多彩な事業活動を展開されています。

こうした活動の一環として、先月25日管外研修が神戸市の「阪神・淡路大震災記念 人と防災未来センター」と淡路市の「野島断層保存 北淡震災記念公園」で開催され、私も参加させて頂きました。


      (阪神・淡路大震災記念 人と防災未来センターの館内)

「阪神・淡路大震災記念 人と防災未来センター」では、当時神戸市消防局にお勤めだったかたの講和を聴きました。
その中で、「日本は、阪神・淡路大震災の発災から、東日本大震災、熊本地震と巨大地震が続き、地震の活動期に正に入っています。いつ南海トラフ巨大地震が起こってもおかしくありません。震災が起こった時、一番大切なのは地域のつながりです。阪神・淡路大震災の時、消防よりも地域の方々による救出が多かったのです。」と力強く語っておられたのが印象的でした。 

      
                 (阪神淡路大震災の大きな力を示す野島断層)

「野島断層保存 北淡震災記念公園」でも、元行政職員のかたの講和をお聴きし、保存されている野島断層を見学しました。


                (野島断層保存 北淡震災記念公園)

改めて、地震の恐ろしさを思い起こし、今からできることは何か、実際に大地震が箕面市を襲った場合、どうするべきか考える切っ掛けとなりました。
「備えあれば、憂いなし」と言います。私自身、しっかりと災害用備蓄品などを自宅にも用意し、日ごろから向こう三軒両隣、地域とのつながりが大切にしなければと改めて思いました。
また、民生委員さんとともに、誰もが安心して暮らすことのできる地域社会づくりを進めなければと、思いを新たにしたところです。


先週11月3日には、教学の森で児童養護施設の子どもたちを招いての民生委員・児童委員協議会による「一日里親」の取組が開催されました。
この「一日里親」の取組は、さまざまな事情により家庭での養育が困難又は受けられなくなった子どもたちを対象に、児童施設と連携した独自の取組です。

6人の子どもたちと民生委員・児童委員さんが4班に分かれて、カレーライスとフルーツサラダを作りました。みんなと一緒に食べるカレーは格別!楽しい昼食のひと時となりました。

食事の後は、オリエンテーリングです。
ポイント、ポイントにゲームが用意され、各ポイントを通過していきます。

      

素朴なゲームでしたが、子どもも大人も一緒になって楽しみました。
こうした民生委員・児童委員さんたちの取組は、子どもたちにとって楽しい思い出となることでしょう。


昨今、地域社会における日常のつながりの希薄化が進み、社会的な孤立・孤独が深まる中、国においては、地域共生社会の実現をめざした取組が進められています。
地域福祉の最前線の担い手として民生委員・児童委員の役割はますます重要になっています。

箕面市には、現在167人の民生委員・児童委員がおられます。
皆さんは、箕面の地域を思い、地域の絆を大切にされ、地域の皆さんからの相談には親切・丁寧に対応され、地区福祉会をはじめ地域の各団体との連携を図り、活動に誠実に取り組んでおられるます。
民生委員・児童委員お一人おひとりの姿勢に、心から敬意と感謝を表します。

民生委員・児童委員は、日々の暮らしの中で困ったり悩んだりしたことを相談できる相手のひとりです。
地域住民の一員として、皆さんと一緒のまちで生活しながら、皆さんの立場に立って心配ごとや困ったことを解決するお手伝いをして下さいます。
あなたのお住まいの地域にも、民生委員・児童委員はおられます。
生活のこと、子育てのこと、学校のこと、介護のこと、経済的なことなど、
どうぞ一人で悩まず、お近くの民生委員・児童委員に気軽にご相談ください。
お住まいの地域の民生委員・児童委員を知りたいときは、健康福祉部健康福祉政策室までお問い合わせください。電話 072-727-9513 FAX 072-727-3539

 

 

 「ゆるキャラ(R)グランプリ2017」が8月1日(火曜日)にスタートしました。市では11月10日(金曜日)の投票期間終了までの間、「滝ノ道ゆずる」を応援する統一キャンペーンを展開中です。

滝ノ道ゆずるは、6年連続で大阪1市を獲得しており、有名企業とコラボしたり、数々のイベントに参加したりと活躍の場を広げています。箕面市を広くPRするため、グランプリでの日本一を目指していますので、市民のみなさまの投票、応援をよろしくお願いします。

 


Viewing all articles
Browse latest Browse all 2068

Trending Articles