【時候のあいさつ】
平年より、1日、昨年より17日遅く近畿地方が梅雨入りした8日、
府内でも午後から夜にかけて雨が降るなど、梅雨らしい空模様となりました。
我が家の近くの公園などでは、あじさい、アジサイ、紫陽花やスイレン、睡蓮など雨が似合う花が自信満々で咲いている。皆様、いかがお過ごしでしょうか。しかし、熱くなりました。暑くなりました。厚くなりました。篤くなりました。
さぁ、皆さん、復唱してみましょう。それぞれ「あつい」の意味は様々ですが、
やはり、6月11日は暑い。暑かった。(が正しいのか。)
このように導入するのは、やはり、教育推進部 若狭周二しかいないでしょ。
正解です。若狭周二です。
さて、最近、偶然にも、同じ日に、歩いている途中で双子の子ども(正確には子どもたちかな?)に遭遇する機会が三度ありました。(三度はあまりない。)
期待通りに、予想通りに、まず、わしの思い出から話をします。
確か、小学生の頃かな、広島の己斐(読めますか)の母親の実家に姉と兄と弟の周二(わしの名前)が行ったとさ。
やがて、宮島口(ここから宮島に涙の連絡船で渡り、宮島町にある自宅に帰る)に広電(広島電鉄)か国鉄の汽車に乗って帰るのです
この己斐駅から宮島口駅までを広電宮島線といい、(原爆ドーム駅は市内線である。)約30分程度の時間を要するのである。
宮島口への電車を待つために、己斐駅付近の本屋(書店か?)に入りました。当時です、漫画の月刊誌、週刊誌の全盛時代、少年ブック、ぼくら、漫画王、冒険王、りぼん、少年サンデー、少年キング、少年マガジン、少女マーガレット、少女フレンド、等々、の新刊がズラリ並んでいました。(宮島の本屋では味わえない醍醐味がありました、本当にワクワクしました、)まだ、少年ジャンプ、少年チャンピオンが発刊されていない時代です。例によって、わしは、立ち読みし、買いたい本を探していた。(50円か80円だったかな?)
で、実際に、「これください」と言って買ったのだが(実際は、姉に買ってもらったのかな?)本屋の主人さんが、紙袋に入れる際にわしは、「眼鏡をかけた男性」をはっきりと見たのであった。確かに、見たのであった。
心はワクワク、電車の中で読むか、自宅で寝ころんで読むか、それが問題だ。
新刊の本のにおい、インクのにおい、文化のにおい、今でも大好きです。
そして、時間がきたので、広電に乗って30分揺られて宮島口に着いた。
本好きのわしは、宮島口の本屋にも無理を言って入ったのである。
な、なんと、先ほど見た「眼鏡をかけた男性」が書店の奥に座っていたのだ。
えっ、えっ。不思議だ。さっきの電車には確かに、彼は乗っていなかった。乗っていなかったハズだ。ハズだ。汽車で来たのか。違う。時間があわない。
「おねえちゃん、己斐の本屋さんの主人が、宮島口の本屋のいた?」
姉は「不思議やね?」と言った。
わしは、悩んだ。なんでゃ!ゾーとするやないか?
連絡船に乗っても一人で悩み、考え、考えた。
もしかして、タクシーか、ヘリコプターか、西村京太郎シリーズか(当時は未発表)
・・・・・・・・・・・
なんと、実に面白い。答えは、答えは。本屋の店主は実は双子だったのである。(いや三つ子さんかもしれないが)
後に、聞いたら、双子さんとのことでした。双子さんで本屋を経営されているなんて。偶然だ。けっして必然ではない。しかし、納得。
○ 己斐は「こい」と読みます。鯉(こい)は、広島カープ。
このように、子どもの頃の「不思議ちゃん」は実に記憶に残っているものである。
その意味で、5月21日の金環日食は、きっときっと後々まで記憶に燦然と残ることでしょう。もしかして、科学の道に進む人がいるかもしれない。
大自然、天体、に興味・意欲・関心を持つ人も多くいるかもしれない。
ここでは、学校だよりから「金環日食」に関する記事を見てみましょう。
○ 感動、「金環日食」。ありがとう「自然現象」。・・・・・・・・
さる、5月21日に世紀の天文ショー(天体ショー)の金環日食がありました。
本市では、代休の小学校を除いた全小学校で、登校時刻を早め、観察授業を実施しました。(ここでは、全部の紹介は無理ですので、任意に、無作為に、各校の学校だよりから次に紹介します。)
【箕面小学校】
金環食が見えました
5月21日は、世紀の天体ショーを子どもたちと一緒に見ることができました。早い登校時間でしたが、みんな張り切って登校してきたように見えました。神秘的な自然現象に子どもたちもこちらが思う以上の感動を受けたようでした。一人ひとりの心の中に貴重な体験として強く残った事と思います。
地域や保護者の方々には、早朝より登校指導していただき本当にありがとうございました。
【萱野小学校】
21日(月曜日)の金環日食観測会には、早朝にもかかわりませず、子どもの登校の見まもりや学校までの付き添いなど、子どもの安全確保に多くの皆様にご協力いただき、本当にありがとうございました。雲も多い日ではありましたが、金環日食を観測することができました。
【南小学校】
「金環日食」はいかがでしたでしょうか。急な校時の変更で、ご迷惑をおかけしましたが、天候にも恵まれ282年ぶりに世紀のショーを見ることができました。これも多くの地域の方、保護者の方の見守りの中で、できた事だと思います。皆策方のご協力に感謝申し上げます。子どもたちにとっても、私たちにとっても忘れることのできない一日になりました。
【西南小学校】
保護者の皆様、地域の皆様の朝早くからの子どもたちの安全見守りにより、天気に恵まれ、近畿では252年ぶりの金環日食を観測することができました。ありがとうございました。木々の木漏れ日からも観ることができました。
【萱野東小学校】
5月21日の金環日食には、早朝より子どもたちを学校に送っていただいたり、地域で見守っていただきありがとうございました。子どもたちは日食グラスで安全に日食を観察することができました。子どもたちの心に強く感動を残すことになりました。「起きていますか」「準備はいいですか」と声をかけたときの子どもたちの反応からも期待と感動が伝わってきました。
【豊川北小学校】
金環日食の日は、7時登校にご協力いただきありがとうございました。観察会のため校庭に集合したころから、だんだん雲が広がってきました。ちゃんと見られるのかと祈るような気持ちでみんな東の空を見つめていました。7時29分、金環が始まった時に雲の切れ間から太陽が顔をのぞかせ、拍手と歓声が沸き起こりました。参加したみんなが自然のパワーと美しさに感動し、心をひとつにした瞬間でした。(中略)
観察会で使用した日食メガネは箕面市からの子どもたちへのプレゼントです。3年生以上はすでに持ち帰らせています。1・2年生は安全のため、個人懇談の際に、保護者の方に持って帰っていただきます。よろしくお願いします。
【中小学校】
5月21日は代休でした。金環日食は、雲間に見えて「天文」の神秘は、きっとこどもたちの記憶に残ったことでしょう。各ご家庭での、ご理解とご協力をいただきありがとうございました。
「天文」・「科学」に興味を持つということでは、2点思うことがありました。
一つは、太陽と月の関係です。太陽は昼、月は夜というイメージがありませんか?
それなのに、急に太陽と月が同じ時間帯に同じ位置に見えるという不思議さです。
また、282年ぶりなどという計算は、だれがどんなふうにしているのでしょうか?次は何年後に起こるというみことは、計算できるのに、地震はどうして計算できないのか?こなこんなことを思う子どもがいても不思議ではないのかな。
【豊川南小学校】
去る、5月21日の金環日食の観察の際には、多くの保護者・地域の皆さまに見守っていただいたおかげで、早朝にもかかわらず、ほぼ全児童が安全かつ
元気に登校することができました。またも予想に反して天気にも恵まれ、みんなで観察し、共に感動したことは、その場にいたすべての者にとって一生の思い出になったことでしょう。
【萱野北小学校】
5月21日には世紀の天文ショーの金環日食が日本で広く観察され、ここ箕面でも見事な金環日食を見ることができました。これを巡っては、登校時刻が日食の時刻と重なり、安全面の配慮と千載一遇の機会の観察ということで、登校時刻を1時間以上早め、午前7時登校としました。地域の方々も見守り指導にご協力をいただきました。
当日は、二中の代休ということもあり多くの卒業生や保護者も交えて、子どもたちとともに観察を楽しむことができました。ご家庭の早朝の送り出し、地域のかたがたの見守り等、ありがとうございました。
【第四中学校】
5月21日(月曜日)朝、世紀の天体ショー金環日食を目の当たりにしました。学校では、朝7時過ぎから登校して、太陽がリングになる瞬間を待ちました。大人も子どもも同じものに感動し、連帯感を感じたのもこの金環日食のおかげです。この気持ちをずっと保ちたいものです。
【とどろみの森学園】
5月21日(月曜日)も登校時間を早めて、金環日食を観察する授業を実施しました。事前学習を生活科や理科の授業で実施し、当日の晴天を祈りました。当日は、絶好の観察日和となり、7時28分ごろ、太陽がきれいな光の環になった時には、児童生徒から大きな歓声があがっていました。当日、朝早くから子どもの見守り活動で協力していただいた保護者のみなさま、本当にありがとうございました。
○ 本当に、早朝から関係者の皆様、子どもたちの安全・安心のため様々な点でご協力ありがとうございました。子どもたちは、立派な歴史の証人となることができました。各校長の文章にもあるように、10600名の箕面っ子、感動、感謝を忘れてないでよ。いい思い出にジュースで、乾杯。
【ブレイクタイム1】
全く話は変わるが、「アイスコーヒー」という飲み物についてだが、アイス用のコーヒー豆は、冷やしても香りが立つよう深煎りするらしい。国内では明治末頃、東京のカフェが出したのが最初らしい。そうだ、広島では「冷コー」という懐かしい呼び名であった。(今でもそう呼ぶが、)大学生の頃、「冷コー」か「アイスコーヒー」かで、しょうもない議論をしていた思い出がある。実は「冷コー」は、関西を中心に使われているらしい。あなたはどっち派でしょうか。
さて、ここで、問題です。「カフェラテ」と「カフェワシ」ではなく「カフェオレ」の違いは何でしょう?
ついでや、祝日と祭日の違いを説明できますか?
ついでや、「運命」「宿命」は、なんとなく、理解できるが、自分自身の人生を切りひらくと言う意味の『□命』(この□に漢字一字を入れてください)
【ブレイクタイム2】
日本は、世界最大のペンギン飼育国家とのことです。動物園や水族館に約2500羽がいて、世界の4分の1を占めているそうです。東京の葛西の水族館では、逃走したフンボルトペンギンが再公開されているとのこと。なんと、80日以上、東京湾で魚を捕って自活していたらしい。ここで、興味深かったのは、胸(というのか?)の筋肉が(というかどうか?)発達し、逞しいペンギンとなっているらしい。
【ブレイクタイム3】
メダカの種類は何種類か知っていますか。(正確には、国内の野生メダカか?)これまでは、1種類とされていた国内の野生メダカのうち、青森県から兵庫県の日本海側に生息するメダカは別種であることが、近畿大学農学研究科などが突き止めたとのことです。新種は、それ以外の地域に分布するメダカに比べオスの背びれの切れ込みが小さいことや尾の近くに斑点があることが判明した。
○6月9日(土曜日)『ぴあ・カレッジ』の第二回セミナーが萱野小学校で開催
講義・演習として、「ICT活用授業について」〜フィチャースクールの取り組み〜について、講師は、萱野小学校の教諭である小谷周平さんでした。
受講生も必死にタブレットを活用し、授業について行っていました。
デジタル教科書を活用する、メダカの雄と雌の違いをテーマにした授業でした。
その後、「萱野小学校の人権教育」の内容等について井上さん、一連のまとめを南橋校長からしていただきました。
「差別」は、「差別」するものがいるからある。「いじめ」も、「いじめ」るものがいるからある。「差別、いじめ」は差別する側、いじめる側の問題である。
と理解した。納得。
また、豊川南小学校の大濱さんから「人間関係づくり」について講義・演習をしていただきました。
受講生たちは、熱心に、真剣に講義に聴き入るとともに、演習に参加していました。南橋校長からは、「箕面の子どもたちは、皆さんと会える日を楽しみにしています。」という激励がありました。
来る6月22日(金曜日)には彩都の丘学園において「授業体験セミナー」を
7月7日(土曜日)には、第三中学校にて、第三回セミナーを、
8月4日(土曜日)には、第四回セミナーを開催します。
受講生さん、未来の受講生のみなさん。
箕面の子どもたちは、あなたを待っています。そして、出会いを楽しみにしています。
○ 追伸
以前、ブログの中で、「ピースサイクリング2011」を紹介しました。
小学校4年生から高校1年生までの子どもたちと大人総勢26名が自転車で広島までの約400キロを7月31日から8月7日をかけて走り抜きました。本番に向けて何度も走行練習をしたり“平和”ってどんなことだろう?仲間の絆など、この長い旅路の中でたくさんのことを学んだことでしょう。(2012年度総会議案書から)
そして、参加者の思いや熱がこもった感想文集が次の写真です。
一文一文、感動させられます。
「気合い・絆・平和」って、なんて気持ちがこもっている。感心した。ありがとう。
また、去る9日には、市社会福祉協議会の法人化40年を記念式典では、東日本大震災の被災地を支援する元アクション女優の長渕悦子さんが講演されました。震災直後に「何かしたい」と宮城県に行き、がれきの撤去や物資の仕分けなどを手伝われ、「全国から集まった人の思いが結集すると、大きな力になると知った。人間の絆は大事だ」と話されていました。
納得。
□の中には、立。立命。(こんな名前の大学がありますね)
箕面市では、6月1日から8月12日まで「あなたの1票が未来の箕面を築きます 8月12日は市長・市議会議員 選挙」統一キャンペーンを実施中です。