箕面市立病院事務局長の宇治野清隆です。
5月は、最も過ごし易い季節だと思っていましたが、今年は気温の変化が大きく先週の始めには北海道で積雪があり、茨城県では巨大な竜巻が同時に3箇所で発生し大きな被害が出ました。
地球温暖化と関係があるのかは解りませんが、これまで異常といわれた自然の様々な現象が通常でも起こりうる状態になっているように思います。
− 看 −
市立病院では、毎年フロ−レンス・ナイチンゲール生誕の日(5月12日)に由来した「看護の日」の前後に「医療・看護フェア」を開催しています。
今年は5月10日(木曜日)と11日(金曜日)に開催し、昨年より426人多い延べ1475人のかたが来場されました。市の「撮れたて箕面ブログ」にもアップしましたが少し詳しく報告します。
医療、薬剤、リハビリ、放射線、かかりつけ医、看護や介護などの相談コーナーで様々な分野の相談に応じました。相談コーナーでは看護に関する相談が63件と最も多く、次に医療(医師)への相談でした。
また、毎年人気がある骨密度、体脂肪、肺年齢や血圧などの測定コーナーにはそれぞれ300人前後のかたが訪れました。
救急への関心も高まっているようで、昨年は26人の参加であった箕面市消防職員のAED(自動体外式除細動器)による救急蘇生の実技演習には50人のかたが参加されました。
他にも栄養部による病院食や栄養管理の紹介コーナーにも多くのかたが訪れ、1日看護体験には男性も含め5人のかたが参加されました。
外来エリアには、市立病院の各部門や在宅介護に関係する部署の業務内容や職員の紹介をパネル掲示するなど、箕面市立病院に関わる医療や看護について啓発を行った2日間でした。アンケートにも快く応じて頂き、医療・看護フェアの継続開催の要望が多く寄せられました。
ご来場ありがとうございました。来年度も同じ時期に開催予定ですので、よろしくお願いいたします。
− 悟 −
先週の金曜日の夕方に「何か体の調子がおかしいな」と感じながらお酒を嗜む機会があり、調子に乗って飲んでしまいました。
早々に帰宅したのですが、土曜日の早朝に喉の痛みで目が覚め、体温を測ると38.1度。近くの診療所が開院するのを待って受診しました。
診察室で僕の喉を診るなり医師から「インフルエンザの可能性も・・・」と言われましたが、解熱薬と咳止め薬を処方してもらい土曜日と日曜日はベッドで過ごし、月曜日の朝には熱も37度まで下がったのでマスクをして出勤し、現在、咳は続いていますが、回復傾向です。
今年の市立病院でのインフルエンザ患者数は、1月の第1週目からA型の患者さんが増え始め、2月の第1週がピークで81人/週の陽性患者さんを確認し、その後は減少傾向で4月には終息。
一方、2月初旬からはB型の患者さんが増加し、3月中旬に34人/週まで増加しましたが、その後はいずれも減少傾向で現在はほぼ終息しています。
インフルエンザの流行は、寒い時期だけではないので、これからも帰宅時の手洗いを励行し、感染防止を心掛けてください。
急な発熱や体調がおかしいな、と思ったら早い時期に近くの診療所(開業医)で診てもらってください。
せっかくの休日に何もできず、健康のありがたさは、病気になったときは悟りますが、回復すれば直ぐに忘れます。悟りを開くにはだいぶ時間がかかりそうです。
− 催 −
今年度の「市民医療講座」の現時点での予定を紹介します。入場無料、事前の申し込みも不要です。是非お気軽にお越しください。
〜 来週の土曜日! 〜
第1回 開催日時 5月26日(土曜日)14時〜16時
開催場所 箕面市立病院リハビリ棟4階「いろはホール」
(箕面市萱野5−7−1)
講座(1)「内視鏡の検査と治療」
講 師 市立病院 内視鏡センター長 由良 守 医師
講座(2)「内視鏡の最新治療 〜消化器癌の内視鏡治療〜」
講 師 市立病院 消化器内科医長 西原 彰浩 医師
ご来場は、「オレンジゆずるバス」をご利用ください。駐車場は有料です。
第2回 開催日時 7月21日(土曜日)14時〜16時
開催場所 箕面文化・交流センター8階「大会議室」
(箕面市箕面6−3−1)
講 座 「白内障について」
講 師 市立病院 眼科主任部長 西 泰雄 医師 他
箕面市では、4月から5月まで「みんなで乗ろう!オレンジゆずるバス まちのどこへでも 365日、毎日運行中!」統一キャンペーンを実施中です。