箕面市はゼロ「消えた子どもたち」 - その2
こんにちは、健康福祉部理事の中井です。
先月、他市の例ですが、住民票を残したまま行方不明になり、学校には在籍扱いになっている児童で、学校が居場所をつかめていないというケースが報道されました。
昨年の居所不明の児童生徒数は、全国で1191人にのぼっていますが、箕面市では家庭訪問を含め総ての子どもの調査が出来ており、報道されたようなケースは存在しないことが確認されています。
そこで、児童だけでなく、学校に入学する前の子どもはどうか、ということで確認作業を行いました。平成23年度に実施した「乳児家庭全戸訪問(こんにちは赤ちゃん訪問)」や、同時期に実施する4か月児健診の対象者は、海外や市外在住者を除くと1118人になりますが、いずれでもこどもたち全員の姿が確認できました。
箕面市では、年間約1100人の赤ちゃんが誕生しています。ライフプラザでは月齢に合わせて各種の健診を行っていますが、健診の対象者は毎月毎年入れ替わっていきます。また、DVなど家庭の事情で所在確認が難しい子どももいますが、この健診の機会をとらえ「消えた子どもたち」がないよう、常に100パーセントの受診率をめざしていきます。
ライフプラザでは、妊娠期から新生児、乳児、幼児期の月齢に応じて、保健師や助産師などの専門職が家庭訪問し、情報提供や育児相談を行っています。また、2か月児の育児相談会、4か月児の健康診査や離乳食教室など各種の講座や教室も開催していますので、こどもに関することで何か困ったこと、疑問に思ったことがあれば何でも相談してください。
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BCG予防接種の会場です。
BCG予防接種を接種すると泣き出す子が大半ですので、落ち着いてから場所を移して4か月児健診が始まります。
写真2
保健師、栄養士による4か月児健診の全体説明
私を含め、これをご覧の皆さんにも、こんなかわいい時期があったんですね。
写真3
身体計測です。この後に、小児科医師による健診があり、続いて検診の結果説明と、離乳食や育児、健康に関する相談を受けています。
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離乳食は、こどもの成長を支え、本物の味覚を覚えていく重要な過程です。
思わず大人でも食べたくなる???おいしそうなフードモデルです。
「本当に消えた金魚たち」 〜金魚池の復活計画 その2〜
4月にライフプラザと市立病院との渡り通路横にある人工池、愛称金魚池に防鳥用のネットを設置したとご紹介しました。(4月のブログはこちらへ) これで、「サギ」に食べられ4匹に激減した鯉、十数匹の金魚は安全と思ってしまい、さらに近所のかたも50匹程度の金魚を放流されました。
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完成した防鳥ネット
ところが、5月のゴールデンウィーク明けに、不吉なものが金魚池の横で発見されました。鳥が食事を終え、飛び立つ前に出した排泄物です。
写真 7
もし、食事中のかたがいらっしゃったらごめんなさい。
たばこの箱の縦が約8.5センチ、横が約5.5センチですので、その大きさを想像してください。
写真 8
池の中を見ると、60匹〜70匹いた金魚の姿がほぼ消えていました。写真の金魚も消え、25センチ以上の鯉も1匹が消えていました。
写真 9
消えた仲間を懐かしみ、どこかもの悲しい鯉の姿
寂しくなった金魚池も、5月に入り水温が上がり、水もどんどん汚れてきていますが、天気の良い日には何人もの市民が池の中を覗き込み、金魚やメダカたちを観られています。
そこで、改めて金魚池を市民の憩いの場、職員の癒しの場として復活すべく、今後清掃活動と防鳥ネットの増設を計画していますので、再度ご紹介したいと思います。
*仕事が暇でやっているのではありません。くれぐれも誤解なきようお願いします。
箕面市では、4月から5月まで「みんなで乗ろう!オレンジゆずるバス まちのどこへでも 365日、毎日運行中!」統一キャンペーンを実施中です。