みなさん、こんにちは。子ども未来創造局担当部長・人権文化部長の浜田です。
5月も半ばを過ぎ、沖縄や奄美などでは入梅の声も聞こえてきました。
恒例となっている「箕面・世界子どもの本アカデミー賞」や「紙芝居コンクール」もスタートしました。
さて、今回も所管している文化関係やスポーツ関係などの取り組みを中心にお伝えします。
まず、今回は国際関係でのうれしいお知らせからお伝えします。
◆国際関係で協力いただいている皆さんの叙勲や表彰がありました。
箕面市は、メキシコ クエルナバカ市、ニュージーランド ハット市と国際姉妹都市関係にあります。
クエルナバカ市とは、平成25年に国際友好都市提携の盟約締結10周年を迎え、市民訪問団が双方の市を訪問するなど交流が深まっていますが、そもそも箕面市とクエルナバカ市との関係は平成4年にモレロス大学の学生を語学研修として受け入れたことに始まります。
この学生受入に力を尽くされ、研修を終えた多くのかたから父親のように慕われているのが、深原さんです。
この度、長年の功績に対して、「瑞宝小綬章」が送られました。
(市長・教育長に叙勲の報告をされました。)
深原さんは、クエルナバカ市との国際交流の立役者のお一人です。90歳を超えた今でも、メキシコまでお一人で渡航されるなど、精力的に箕面市とクエルナバカ市の交流にお力添えをいただいています。
もう一つは、タイ北部の無国籍ストリートチルドレンの救済、教育支援を行っているカルナーの会が憲法記念日知事表彰を受賞しました。
(写真中央:庵谷会長)
カルナーの会は、箕面市が箕面市国際交流協会を設立する以前から国際協力の分野で活動されている団体で、国際交流協会などと連携して地域の国際理解や多文化共生の事業に積極的に協力され、市内の国際交流活動の草分けとして他の団体の手本となっています。
特に、早くから地域の小・中・高校等からの要請があれば、自身の団体の活動(タイ現地の子ども達の様子・活動等)を紹介することによって、日本の子どもたちの国際的視野の広がりに貢献されている団体です。
今後とも、箕面市の国際化の推進へのご協力をお願いします。
次は、スポーツ関連のお知らせです。
◆オリックス・バッファローズ箕面市民デーが開催されます。
昨年度から始まったオリックス・バッファローズ箕面市民デーが6月19日(日曜日)に開催されます。
あこがれのプロ野球選手とのふれあいや、野球を教えてもらえるイベントも用意されています。
野球好きの皆さん、ご参加ください。
◆市バスケットボール協会が「バスケットボールクリニック」を開催します。
バスケットボール協会では、箕面第四中学校出身のプロバスケットボール選手林亮太さんを招いてバスケットボールクリニックを開催されます。
クリニックでは、林選手がプロ選手になるために一人の人間として取り組んできた姿勢や考え方を話していただけるそうです。バスケットボール好きのみなさん、参加してみては如何でしょうか。
◆第2回わんぱく相撲箕面場所が開催され、熱戦を繰り広げました。
32回を数えるわんぱく相撲全国大会の予選でもある「わんぱく相撲箕面場所」が5月22日(日曜日)にスカイアリーナで開催されました。
全国大会は、公益社団法人東京青年会議所と公益財団法人日本相撲協会の共催で開催されるもので、箕面場所は一般社団法人箕面青年会議所が主催して行われています。
わんぱく相撲は、子どもたちに「夢」や「励み」を与えています。貴乃花や豪栄道といった大相撲の人気力士も生まれています。
また、「スポーツとしての相撲」を通じ、「礼」を学び、「努力する」ことや「思いやり」等、社会生活に必要な徳性の涵養の場を与えるとともに、コミュニティの形成という重要な役割を果たし、「心豊かな青少年の育成」を強力に推進するといった取り組みでもあります。
今年の箕面場所は、昨年を大幅に超える約200人の小学生の参加があり、盛り上がった大会でした。こんなに相撲人気があるのかと驚きました。
まずはルール説明からスタート。力士に扮した青年会議所のみなさんが、分かりやすくルールを説明
またわりで準備(さすがに子どもたちは身体が柔らかい)
熱戦スタート
箕面場所の優勝者・準優勝者には、大阪府決勝大会への参加資格が与えられます。大阪府決勝大会での健闘を期待しています。
また、この大会には、箕面市スポーツ推進委員のみなさまや大阪大学相撲部のみなさまなど、多くの方々が運営に協力されていました。
本市の子どもたちのため、ご協力いただきありがとうございました。
次は、生涯学習・文化関連のお知らせです。
◆「箕面・世界子どもの本アカデミー賞」が今年もスタート
今年で7回目となる「箕面・世界子どもの本アカデミー賞」が始まります。
平成28年度「箕面・世界子どもの本アカデミー賞」ノミネート本についてお知らせします。
①絵本賞【小学1~2年生対象】:6作品
②作品賞【小学3~6年生対象】:6作品
③主演男優賞【小学3~6年生対象】:5作品
④主演女優賞【小学3~6年生対象】:5作品
⑤ヤングアダルト賞【中学生対象】:8作品
5月から7月の間、各学校などでノミネート作品を紹介、子どもたちはこれらの本を読み、自分のお気に入りを投票します。
夏休みには、各市立図書館に「アカデミーコーナー」を設けます。大人のみなさんも各館へお立ち寄りいただき、手に取ってみてください。子どもたちと話をするきっかけにもなります。
◆「みのおキッズシアターwith末成由美 第11弾」
今年も「みのおキッズシアターwith末成由美」が行われます。
「みのおキッズシアター」は、公益財団法人箕面市メイプル文化財団が2006年に市民協働事業として始めた事業で、今回で11回目を迎えます。
今回公募で集まった小学3年生から18歳までの子どもたちは、8月27日(土曜日)、29日(日曜日)の本番に向けて、6月から練習を重ねていきます。
毎年、この練習期間、本番を経て子どもたちは大きく成長しています。今年もたくさんの子どもたちが参加しています。いまは名もない物語ですが、子どもたちはひと夏を懸けてわたしたちに感動的なお芝居を見せてくれます。これから、どんなストーリーになるか、そしてどんなお芝居になるか本当に楽しみです。
もちろん公演タイトルに入っている吉本新喜劇の末成由美さんも出演されます。
ぜひ、皆様も楽しみにしていてください。
「みのおキッズシアターwith末成由美 第11弾」
日時:8月27日(土曜日)午後4時開演(午後3時30分開場)
8月28日(日曜日)午後2時開演(午後1時30分開場)
会場:箕面市立メイプルホール 大ホール
料金:《全自由席》大人1,800円(会員1,500円)
高校生以下600円(会員500円)
発売日:(会員)6月16日(木曜日)午前9時から
(一般)6月23日(木曜日)午前9時から
お問い合わせ:(公財)箕面市メイプル文化財団 グリーンホール
TEL 072-723-2525
FAX 072-723-2526
◆「平成28年度箕面シニア塾」受講生募集中
「平成28年度箕面シニア塾」の受講生をただいま募集中です。
箕面シニア塾は、60歳以上の皆さまが、ともに学び、物事を知る楽しさについて語り合える、箕面オリジナルの講座です。また、負担の少ない運動に継続して取り組んだり、健康維持を目的とした講座を取り入れ、介護予防・健康長寿を目指すこともできます。
今年度はプログラムが増え、受講いただけるかたも延べ400名に拡大しております。さまざまなテーマを取り上げ、このシニア塾を受講することで日常を豊かに、楽しく暮らしていただけるような内容です。皆さまのご応募を心からお待ちしています。
受講期間:6月~12月
申込み締め切り:6月11日(土曜日)
基本受講料:1プログラム1,000円(全10回、別途実費負担がございます。)
*お申し込み方法および各プログラムの日時など詳細は、箕面市内各公共施設に設置の募集要項をご覧ください。緑色の冊子が目印です。
(公財)箕面市メイプル文化財団のホームページからダウンロードすることもできます。URL: http://event.minoh-bunka.com/article/175137873.html
お問い合わせ:(公財)箕面市メイプル文化財団 メイプルホール
TEL 072-721-2123
FAX 072-721-0495
◆箕面からはじまる、魅力あふれるコラボレーション「森本レオさん(朗読)と熊本マリさん(ピアノ)が箕面にやってきます。」
「森本レオがご案内する ピアノが奏でる“ふるさと”の旅」絶賛チケット発売中です。
【出演者からのメッセージ】
◆熊本マリ(ピアノ)
箕面のみなさま、こんにちは。ピアニストの熊本マリです。今回初めて箕面市で森本レオさんとのコラボレーション「ピアノで奏でるふるさと」を実現できることをたいへん嬉しく思っています。
森本レオさんは、クラシック音楽にお詳しいだけでなく、たいへんな勉強家でもあります。森本さんの癒される声で聴く朗読は、きっとみなさまをほっとさせ、暖かい気持ちにしてくれます。
今回のコンサートでは、日本をはじめ、海外の作曲家のふるさとを、ピアノで奏でたいと思います。みなさまにお会いできることを楽しみにしています!
◆森本レオ(朗読)
今回マリさんから「ふるさと」をテーマに、〝日本と世界の民謡″を中心としたコンサートに出演して欲しいとお誘い頂きました。メロディーをマリさんのピアノ演奏で、歌詞を私の朗読でそれぞれ聴いて頂いたり、有名なクラシック曲などに民謡が隠れていたりと、形を変えて現代に伝えられてきた事などを皆さまにご紹介したいという企画です。例えば「ダニー・ボーイ」にはアイルランド民謡の「ロンドンデリーの歌」が隠れていたりします。
時を経るごとにより新鮮に響くのはなぜでしょうか。古臭いというイメージをお持ちのままでしたら、もったいない事ですよ。これを機に今回の新しい楽しみ方を御一緒に探してはいただけませんか。
日時:9月4日(日曜日)午後2時開演(午後1時30分開場)
会場:グリーンホール(箕面市立市民会館)
料金:一般3,500円(会員3,150円)《全指定席》
※未就学児のご入場はご遠慮ください。
出演:熊本マリ(ピアノ)、森本レオ(朗読)
プログラム:岡野貞一作曲/熊本マリ編曲:故郷(ふるさと)
北海道民謡/奥村一編曲:ソーラン節
熊本民謡/奥村一編曲:おてもやん
アイルランド民謡/熊本マリ編曲:ダニー・ボーイ
F.ショパン:マズルカ
F.リスト:ハンガリー狂詩曲 ほか
※曲目および曲順は、都合により予告なく変更になる場合があります。予めご了承ください。
お問い合わせ:(公財)箕面市メイプル文化財団 グリーンホール
TEL 072-723-2525
FAX 072-723-2526
◆4月から女性活躍推進法が施行されました。
最後に、今年4月から施行された女性の職業生活における活躍推進のための法律について概略をお伝えします。
平成27年8月に「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律(女性活躍推進法)」が成立(公布は9月)し、平成28年4月1日から事業主には(常時雇用する労働者が300人以下の場合は努力義務)女性の活躍推進に向けた行動計画の策定が義務づけられました。
この法律の成立には、働く場における女性の活躍が必要であるにもかかわらず、長時間労働や転勤を前提とした労働慣行や家事の負担を一手に担わざるを得ない状況から、働きたくても仕事と生活の両立が出来ない女性が数多くいることが背景にあります。
女性活躍推進法は、働く場で活躍したいと望むすべての女性が、その個性と能力が十分に発揮できるよう、国や地方公共団体が必要な施策を策定・実施することに加え、民間企業等及び国・地方団体自らが事業主として行動計画を策定することにより、女性の活躍推進に向けた取組を実施していくことが期待されています。
女性の活躍推進のためには、男性のこれまでの働き方、生き方を見直すことも不可欠です。箕面市では、今後も引き続き社会の動きを見据えながら、男女が共に仕事と生活を両立するための保育所などの環境整備や男女協働参画への理解・意識改革などの施策を進めていきます。
箕面市では、5月31日まで「目立つワイヤー錠でしっかりロック自転車の盗難を防ごう!」の統一キャンペーンを実施しています。