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Channel: 部長ブログ@箕面市役所
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北急延伸、いよいよ今年度工事着手! ~新駅の駅前には阪大箕面キャンパス移転!~

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こんにちは、柿谷武志です。
4月1日付けで役職名が政策総括監(地域創造部担当)に変わりましたが、引き続き、北大阪急行線の延伸及び関連まちづくりの事業を円滑に実施するとともに、交通、地域振興等に関する政策を推進してまいりますので、よろしくお願いします。

さて、今回は、今年度の工事着手に向けて、4月15日に工事施行認可申請した北大阪急行線の延伸事業と、4月12日に正式合意した大阪大学箕面キャンパス移転についてお知らせします。

 


●北大阪急行線の延伸

【進捗状況】
北大阪急行線の延伸は、下記スケジュールにより事業を進めています。平成27年度に予定していた詳細設計、特許・許可・都市計画決定の手続きは順調に進み、平成28年4月15日に工事施行認可申請書を提出することができました。いよいよ今年度、工事着手します。

 

◆平成27年12月10日 都市計画決定
都市計画説明会(平成27年5月)を経て、都市計画法に基づき公聴会、都市計画案の縦覧・意見書の提出などの手続きを行ったうえで、大阪府と箕面市の都市計画審議会で審議され、都市計画が決定されました。

◆平成27年12月25日 特許・事業許可を取得
法律に基づき鉄軌道事業が成り立つかどうか、事業者の経営状況や延伸線への投資などについて、国の総合的な審査による特許・事業許可が必要なことから、北大阪急行電鉄株式会社は申請手続きを行い、国土交通省の運輸審議会での審議を経て、申請どおり特許・事業許可を取得しました。
※詳細は【こちら】をご覧ください。

◆平成28年3月30日 基本協定書を締結
大阪府、箕面市、阪急電鉄(株)、北大阪急行電鉄(株)の4者は、平成26年3月の基本合意以来、詳細設計や許認可手続きと並行して協議を重ねてきましたが、整備費とその負担等について定める基本協定書を締結しました。
※詳細は【こちら】をご覧ください。

◆平成28年4月15日 工事施行認可申請書を提出
特許・事業許可の取得後、工事に着手する際は法律に基づく認可が必要なことから、北大阪急行電鉄株式会社は、秋頃の工事着手をめざして工事施行認可申請書を提出しました。今後は国土交通省で審査が進められます。

 

【今後の予定】
今後は、(仮称)新箕面駅の設置に支障となる「かやの中央駐車場」を8月(予定)から解体を始めます。また、工事施行認可を取得後、秋頃には鉄軌道を整備する新御堂筋沿い全般にわたって、水道管・ガス管の移設など、準備工事を順次スタートし、その後は平成32年度末の開業目標に向けて、本格的な工事を進めます。


 8月(予定)から解体が始まる「かやの中央駐車場」


工事に伴う工事車両の通行や工事の騒音、振動、交通規制など、市民の皆さまにご不便、ご迷惑をおかけしますが、安全には十分留意いたしますので、ご理解とご協力をお願いします。

 

●大阪大学箕面キャンパス移転

【今までの経過】
◆平成19年…箕面市粟生間谷東地区にある大阪外国語大学は、大阪大学と統合して大阪大学箕面キャンパス(外国語学部のキャンパス)となりました。

◆平成23年…大阪大学総長が「箕面地区で学ぶ外国語学部の修学環境の改善のためにも、外国語学部の吹田キャンパスへの移転の“青写真”をまとめたい」と発言され、その発言は、大阪大学広報誌「阪大NOW」№122にも掲載され、周知の事実となりました。

◆平成26年…箕面市としては、大阪大学が箕面市内に立地を続けられるのかどうか、その行く末に大きな危機感を抱き、情報収集に努めていました。そうした背景があるなかで、平成26年3月31日に事業化合意した北大阪急行線延伸により新駅が船場地区にできることから、新駅周辺まちづくりの方向性を模索していたところ、大阪大学の一部から、箕面キャンパスの移転先の可能性として前向きなご意見を伺ったこともあり、その実現可能性について、大阪大学と箕面市の双方で協議を重ねてきました。

◆平成27年6月17日…大阪大学と箕面市は、大阪大学箕面キャンパス(箕面市粟生間谷東地区)を北大阪急行線延伸に伴い整備される「(仮称)箕面船場駅」東隣(土地区画整理事業予定地内)に移転することについて覚書を交換し、今後、さらなる具体案の検討を進め、平成28年4月の合意書締結をめざすこととしました。
※詳細は【こちら】をご覧ください。

 

【合意書の概要】
大阪大学と箕面市は、覚書の交換後、さらなる具体案の検討・協議を重ね、平成28年4月12日に大阪大学箕面キャンパスの移転について正式合意書を締結しました。
※詳細は【こちら】をご覧ください。

◆基本となる考え方
・大阪大学と箕面市は、キャンパス移転と現キャンパス跡地の有効活用について相互に連携・協力します。
・さらに、地域の持続的な発展と社会に役立つ多様な人材の育成・輩出を実現するため、大阪大学は、その知見や人材を積極的に、文化、教育研究、国際交流をはじめとする地域活性化の取り組みに提供し、箕面市は大阪大学の知見や人材を活用するとともに、人材が活躍する場を提供します。

◆箕面キャンパスの移転
・大阪大学は平成33年春の開校をめざして、船場東地区に校舎及び学生寮を整備し、箕面キャンパスを移転します。

◆文化交流施設、図書館
・箕面市は、箕面キャンパスの移転に伴い、船場東地区に市立文化交流施設及び図書館を整備します。
・図書館には市の蔵書11万冊と大阪大学の蔵書60万冊を所蔵します。
・大阪大学は、文化交流施設及び図書館の管理運営を将来にわたり無償で請け負い、市民及び学生等にサービスを提供します。

 箕面新キャンパスとその周辺の施設整備イメージパース

 
【今後の予定】
大阪大学と箕面市は、平成33年春の開校をめざして、各施設の整備内容等について詳細に検討を行います。また、連携して進めるエリアマネジメントの導入検討などについては、今後も引き続き協議を行います。

 

 

箕面市では、5月31日まで「目立つワイヤー錠でしっかりロック自転車の盗難を防ごう!」の統一キャンペーンを実施しています。 

 


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