こんにちは。子ども未来創造局の樋口です。
平成28年度(2016年度)の新年度が始まりましたが、早いもので今週で4月も終わりです。小・中学校においては入学式、始業式、離任式、対面式等の行事も終わり、新しい学年、学級での生活も、少し落ち着いてきたところではないでしょうか。
児童生徒全員が、入学・進級した仲間とともに、よいスタートを切ってほしいと願っています。
今回は、各校での入学式や授業など、学校での子どもたちの様子をお知らせしたいと思います。
◆入学式
今年(4月8日現在)は、小学1年生1,359人、中学1年生1,158人が入学式を迎え、全児童生徒数は小学校8,050人、中学校3,474人、合計11,524人となりました。平成27年度と比べると全体で131人の増加となります。ちなみに、小学校で一番児童数の多い小学校は豊川南小学校で875人、中学校は第四中学校で671人となっています。
箕面小学校ホームページから とどろみの森学園ホームページから
第一中学校ホームページから
中小学校校門横の八重桜も満開です。子どもたちの登校を温かく見守ってくれています。
◆新しい学級のスタート
新しい学年、学級で新たな出会いがあり、子どもたちはワクワク、ドキドキです。それは学級担任も同じで、この一年間、何を大切にして子どもたちと過ごすか、「学級開き」で子どもたちに伝えます。
次の写真は、中小学校の6年生の学級の後部黒板に書いてあったメッセージです。
「・・・優しさのつぼみ、努力のつぼみ、喜びのつぼみ、
勇気のつぼみ、感謝のつぼみ、仲間のつぼみ…
みなさんは可能性にあふれています。たくさんの花を咲かせて、
最高の笑顔を見せてください。その笑顔が今から楽しみです。」
これを見た6年生たちは、きっと「よし、頑張ろう!」と、新たな気持ちになったことでしょう。
いよいよ新しい学級が動きだしました!
◆授業の始まり
新学年となって初めての英語(45分)の授業です。“What do you like?”と、子どもたちが声を合わせて尋ねると、ALTの先生が“I like soccer.”や“I like NATTOU(納豆).”と答え、子どもたちはその答えが本当かどうかを、○か×のジェスチャーで示すゲームです。ALTの先生とも初めての出会いでしたが、ノリノリで答えていました。
運動場ではボール運動が行われていました。箕面っ子の体力向上をめざして、がんばれ!
第六中学校2年生での英語コミュニケーション科の授業です。春にALTの先生が自転車で旅行されたときのことを、教材として扱われたそうです。(第六中学校ホームページから)
同じく第六中学校の新1年生へのクラブ紹介です。新1年生は自分の入りたい部に仮入部し、4月22日金曜日から正式部員として活動しています。
ちなみに現在、運動部は野球部、男子バスケットボール部、女子バスケットボール部、男子バレーボール部、女子バレーボール部、サッカー部、バドミントン部、水泳部、陸上部、男子テニス部、女子テニス部の11部、文化部が、美術部、吹奏楽部、科学部、家庭科部の4部となっています。(第六中学校ホームページから)
◆小学1年生、初めての学校
豊川北小学校のホームページから紹介します。
1年生は、まず学校生活に慣れるように、最初は午前中3時間目ぐらいで終わり、早めに帰ります。下校時はみんなで手をつなぎ、先生の付き添いのもと、コースに分かれて一緒に帰ります。
算数も始まっています。ブロックを並べたり、電子黒板を見たりして、数字の学習が始まりました。元気よく手をあげて学習に取り組んでいます。
26日火曜日からは1年生の給食が始まりました。メニューはカレーライスです。萱野小学校では25日月曜日に1年生の授業において、「給食のお話」がありました。(萱野小学校ホームページから)
「準備の仕方」、「エプロンの着用について」、「アレルギーのことについて」などの後、「26日の給食は箕面でとれたお米です。」と伝えると、「おーっ!」と歓声があがったそうです。
◆熊本地震について
最後になりましたが、4月14日木曜日以降、熊本県を中心とした地震により亡くなられたかたがたに、 謹んでお悔やみを申し上げますとともに、被災された皆様に心からお見舞い申し上げます 。
実は私の田舎は鹿児島県川内(せんだい)市であり、原発もあります。報道を見た限りでは、大丈夫と思っていたのですが、気になりましたので親戚に尋ねたところ、「今回の地震については、体に感じる揺れではあったが、大きな被害はなかった。でも、熊本には知り合いも多く、大変心配している。」ということでした。
一日も早く復旧が進み、被災者のかたがたが元の生活を取り戻せますよう、心からお祈り申し上げます。
今回の地震のことは、各学校の朝礼や授業においても取りあげています。萱野北小学校の校長室横の掲示板には、地震に関する新聞記事が貼ってあり、子どもたちも毎日立ち止まって見ているそうです。
今回の地震が遠くで起こった災害でなく、自分のこととしてとらえられるよう、今後とも地域とともに取り組むことが大切だと、改めて感じました。
