こんにちは、地域創造部 鉄道延伸・まちづくり政策統括監の柿谷武志です。
日増しに暖かくなってきましたが、ここ数日は花冷えとなっています。咲き始めた街路樹の桜もこの冷え込みで少し長く花が楽しめそうです。
さて、今回は4月1日にリニューアルオープンする箕面駅前第1駐車場と箕面駐輪場についてお知らせします。箕面駅前の新しい顔として、買い物や観光に便利な駐車場・駐輪場に生まれ変わりますので、ぜひご利用ください。
完成間近な箕面駅前第1駐車場・箕面駐輪場の複合施設
以前の箕面駅前第1駐車場 以前の箕面駐輪場
●新しくなる駐車場・駐輪場
箕面駅前第1駐車場と箕面駐輪場は、昭和55年に建設され老朽化が進み景観面、バリアフリー化、耐震化などの課題を解消するため、商業施設も加えて駐車場と駐輪場を複合施設として一体的に建替えを行ってきましたが、4月1日いよいよリニューアルオープンします。なお、駐輪場は3月1日から暫定営業(5時~翌日0時30分)しています。
リニューアル後の駐輪場・駐車場は年中無休の24時間営業になり、北東角の商業施設に飲み物を飲みながら店内の本を自由に読めるブックカフェを併設します。自転車・バイクの駐輪場をすべて1階に配置したほか、箕面駅まで雨に濡れずにアクセスできるように、駐車場の2階とみのおサンプラザ1号館を連絡通路でつなぎ、これまで以上に利用しやすくなりました。
※箕面駅前第1駐車場の料金等の詳細は【こちら】をご覧ください。
※箕面駐輪場(箕面自転車駐車場)の料金等の詳細は【こちら】をご覧ください。
また、駐輪場部分には観光にも便利なレンタサイクルを10台(内2台は電動アシスト自転車)と、駐車場部分にはハイブリッドカーのカーシェアリング車両を1台用意していますので、ぜひご利用ください。
<リニューアルのポイント>
◆営業時間を延長し、年中無休の24時間営業になります。
◆自転車744台・原付バイク120台と駐輪台数を増やすとともに、自動二輪専用の駐車スペースを27台新設しました。また、利用しやすいように、すべて1階に配置しました。
◆駐車場は、285台が駐車可能となります。そのうち、5台分を障害者等用駐車スペースとしてエレベーターに近い箇所に確保しました。
◆駐車場の2階とみのおサンプラザ1号館が連絡通路でつながり、雨に濡れずに箕面駅までアクセスできます。
◆建物をバリアフリー化し、エレベーターや多目的トイレを設置します。
◆事前精算機を設置し、出庫をスムーズにします。
◆入庫車待機スペースを設け、観光シーズンなどの周辺道路の混雑を緩和します。
◆レンタサイクル、カーシェアリングを新たに導入します。
出入庫がしやすくなった駐車場の出入り口
駐車しやすい広い車路
身障者等用駐車スペース
駐輪場への出入りが楽になる自動ゲート
通路も広い原付バイクの駐輪スペース
自転車の駐輪スペースはすべて1階
●ブックカフェもオープン
地域の活性化策として、施設1階の北東角に飲み物を飲みながら店内の本を自由に読めるブックカフェを併設します。店内には、フィンランドで集められた北欧ビンテージ家具を設置しており、店内でゆっくりくつろげるほか、飲み物のテイクアウトもできます。
完成間近なブックカフェの外観
ブックカフェの店内イメージ
●第2駐車場の大規模改修工事が始まります
箕面駅前第1駐車場がオープンした後、続けて老朽化が進んでいる第2駐車場の大規模改修工事を行います。改修の期間は4月1日から9月30日までを予定しています。
工事期間中の4月1日から6月30日までは全面閉鎖し、7月1日から9月30日までは1階部分のみオープンします。
また、駐車需要が増加するゴールデンウィーク(4月29日~5月5日)は、1階・2階部分のみ午前6時30分から翌午前0時30分までオープンします。
大規模改修工事の期間中ご不便をおかけしますが、ご理解とご協力をお願いいたします。
現在の箕面駅前第2駐車場
●建替えと大規模改修は市の負担ゼロで実現しています
今回の箕面駅前第1駐車場・箕面駐輪場の建替えと箕面駅前第2駐車場の大規模修繕は、PFI事業手法を導入しています。
PFI事業とは、公共施設等の建設・修繕、維持管理、運営等を民間事業者の資金、経営能力、技術的能力を活用することにより、市が直接実施するより効率的・効果的に公共サービスを提供できる手法です。
市は、建設時に建設費用の一部を一時的に支出しますが、毎年、民間事業者から管理・運営の利用料金の一部などが市に納付されるため、最終的には市の持ち出しはゼロになります。さらに、市の収益も見込めます。