明けましておめでとうございます。
子ども未来創造局の樋口です。
申年。私も五度目の年男になりました。箕面市も、昭和31年(1956年)12月1日に当時の箕面町と豊川村が合併して誕生して以来、今年で市制施行60周年を迎えます。(詳しくは稲野市政統括監のブログをご覧ください。) http://blog.goo.ne.jp/butyoublog/c/61850ebedf522a5e9e1c122901fa0e3f
つまり、箕面市と私は同級生(?)であり、戦後11年後に産声を上げ、高度経済成長、大阪万博を経たのち、オイルショック、バブル崩壊なども乗り越えて、今日まで歩んできました。私自身、箕面市に居住していませんが、昭和58年(1983年)に箕面市公立学校の教壇に立って以来、これまでの人生の半分以上の30余年を箕面市にお世話になってきましたので、箕面市に愛着と誇りを感じています。
新しい年を迎え、年男として、今年も箕面の子どものためにしっかりと頑張りたいと思いますので、本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
さて、新年の話題として、今、箕面市出身の18歳の少年が頑張っている一例を紹介させていただきます。
第94回高校サッカー選手権大会
皆さんご存じのように、昨年の12月30日から本年1月11日にかけて第94回高校サッカー選手権大会が開催されています。
その中で彩都の丘学園2期生でガンバ大阪ジュニアユース出身の大橋君が、昨年度優勝校の石川県星陵高校のMF(背番号8)として出場しています。星陵高校は1回戦シード、2回戦玉野光南高校(岡山県)に2対1で、3回戦中京大中京高校(愛知県)には1対0で勝ち、ベスト8に進んでいます。そして今日1月5日14時10分から明徳義塾高校とベスト4をかけて対戦します。大橋選手は今や星陵高校の中心選手として大活躍しており、今回の2試合においても得点に絡む絶妙なパスやセットプレイでチームの勝利に貢献しました。是非このまま決勝まで勝ち進み、2連覇を果たしてほしいと思っています。(写真は星陵高校と大橋君の保護者に許諾を得て、サッカー部ホームページから使用させていただきました。インターネット上では彼の活躍を賞賛する記事や写真もたくさん出ているのですが、著作権の関係上掲載できません。興味のあるかたは、是非その活躍ぶりをご覧ください!)
(この写真は10月26日に行われた選手権県予選のものです。)
彼自身は、彩都の丘学園が開校した年に、8年生(中学2年生)として転校してきました。当初は小中一貫校で小学生と過ごすことに違和感もあったようですが、9年生(中学3年生)の時には、全校集会で体育委員長として話す際に、「この〈体験〉という言葉は1年生にわかりますか。」と担当の教員に確認するなど、気を遣ってくれていました。また小学生と話すときには膝を折って話すなど、優しい一面もたくさん見せてくれていました。当時はガンバ大阪ジュニアユースに籍をおいていましたが、開校時に創部したサッカー部の練習にも、クラブチームの練習が無いときには時々参加してくれていました。もちろん技術や体力は桁外れで、本気で蹴ったボールはさわれなかったことを覚えています。夢は当然プロ選手でしょうが、大学の進路も決定しているようなので、これから焦らずに一歩ずつ精進してほしいと思っています。
いつか星陵高校の先輩であるACミランの本田選手を越えてくれることを期待しています。
今回の選手権が終われば、きっと倉田市長さんのところにも報告に来てくれると思いますので、その時に会えることを楽しみにしています。
箕面市青少年健全育成市民大会
サッカーで活躍する大橋君以外にも、今年度、箕面市在住・在学の青少年が全国大会などで活躍した例は数多くあります。例えば、箕面市立第三中学校出身の神藤君も、昨夏の第97回全国高等学校野球選手権大会に明徳義塾高校(高知県)から出場していますし、陸上、スキー、ダンス、チアリーディング、ピアノ、合奏などにおいて、60名を越える青少年の皆さんが全国規模の大会などで活躍されています。
箕面市では、毎年全国規模の大会において活躍されたかたがたや、青少年健全育成活動などに永年貢献されたかたがたに、もみじ顕彰やささゆり褒賞をおくり、その功績をたたえています。
今年も2月20日(土曜日)に箕面市青少年健全育成市民大会を開催しますので、多くの市民のみなさまにご参加いただければ幸いです。(映画「くちびるに歌を」も上映しますので、お楽しみに!)
箕面市では、3月26日まで「滝道週末ウォーキングを始めよう!」の統一キャンペーンを実施中です。