こんにちは、副市長の伊藤哲夫です。
昨年、3月11日に発生した東日本大震災、あれからもう1年が経過しました。復興への道のりはまだまだですが、希望を持って未来を見つめることが、復興への大きな力になると信じています。
さて、平成24年度(2012年度)予算が3月26日の市議会定例会で可決されました。本年度も財政の健全化に向けて、財政収支の改善を図りながら投資すべき施策に重点を置き、未来にツケを残さない「持続可能な魅力あるまちづくり」の実現をめざしていきます。
まず、もみじだより4月号の特集「北大阪急行線の延伸が新たな局面を迎えています」をご覧いただきましたでしょうか。
平成30年度(2018年度)の開業をめざして、本年度は平成25年度(2013年度)の工事着手に向けた(仮称)船場駅・(仮称)新箕面駅・駅前広場などの基本設計や地形の測量・地盤の調査を国・大阪府・鉄道事業者とともに実施します。
やっと、鉄道延伸に向けた第一歩を踏み出します。実に感慨深いです。
これにかかる予算の約5割は国の交付金、また残りの5割弱は競艇事業収益の一部繰入金です。
次に、船場地区については、船場団地の再整備の中で(独)国立循環器病研究センターの誘致活動は始まったばかりです。この3月27日の市議会定例会において、「独立行政法人国立循環器病研究センターの箕面市における飛躍発展を希求する決議」が全会一致で採決されました。今後は、船場団地組合・市議会・箕面市の3者で力強く誘致活動を進めていきます。
船場地区が最先端医療の集積により、新たな都市機能を持つ街へと変貌していく未来図を描きつつ、ただただ前進あるのみです。
(仮称)船場駅からペデストリアンデッキを通り国立循環病研究センターに直接アプローチします。
〈船場の国循のイメージパース1〉
〈船場の国循のイメージパース2〉
次に、(仮称)新箕面駅周辺地区は、新たな箕面市の玄関口として豊かな緑の山々を背景に、東西に広がる田園風景を守り続けるまちづくりを展開していきたいと考えています。
(仮称)新箕面駅の交通広場・かやの広場を鳥瞰。背景に箕面の山々が見えます。
〈新箕面駅周辺イメージパース〉
話しは変わりまして、
昨年の4月のブログでも紹介しました「阪急箕面駅前交通広場」の再整備です。
昭和55年(1980年)に再開発で整備された駅前広場は約31年が経過しました。市民の皆様や店舗のかたがたなどで構成された懇話会で様々なご意見をいただき着々と進んでいます。
一昨日の日曜日に、駅前広場のトイレが完成しました。
観光スポット「箕面大滝」の玄関口にふさわしい綺麗なトイレです。
〈バリアフリー化された箕面駅前交通広場〉
〈バリアフリー化されたタクシー乗り場〉
〈多目的トイレの室内〉
〈女性トイレの化粧室〉
この春のゴールデンウイーク前には、「阪急箕面駅前交通広場」の再整備が完成いたしますので、もうしばらくお待ちください。
箕面市では、4月から5月まで「みんなで乗ろう!オレンジゆずるバス まちのどこへでも 365日、毎日運行中!」統一キャンペーンを実施中です。