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Channel: 部長ブログ@箕面市役所
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イベント ア・ラ・カルト

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こんにちは。健康福祉部長の小野啓輔です。
よく、「ブログのネタは、どうやって考えるのですか」と聞かれます。
健康福祉部は事業が多いのでラクやろうとも言われますが、
正直、毎回、苦しみながらひねり出しているのが実情です。
大阪人のサガとして、なんかおもろいことを言わなあかんと考えると、
よけいに書けなくなります。
準備しかけていた東北の被災地状況報告や、
40年ぶりにあった小学校同窓会のネタも、
市長政策室長(こちら)や市立病院事務局長(こちら)に先を越され、
あわてて、別のネタをさがしている今日この頃です。
ということで、今回は、3つのネタのアラカルトでいきます。


●献血のおすすめ

私の友人に、「献血が趣味」というヤツが2人います。
ひとりは、屈強のアウトドア派の男性で、正義感も強く、毎年数回、
かかさず献血をしています。私もときどき誘われて「ツレ献血」しています。
もうひとりは、「趣味は献血と昼寝」という女性で、
その理由は、「どちらも寝ながらできるから」だそうです。

理由はともあれ、献血はたくさんの人の命を救うことができるボランティアです。
日本赤十字社と献血については、以前のブログをご覧ください。
一番、身近な箕面市内で出来る献血は、「献血デー」です。
これは、箕面市献血推進協議会や、箕面ライオンズクラブ、箕面船場ライオンズクラブ、
PTA、北大阪赤十字血液センターなどの皆様が協力して実施する献血で、
箕面市役所やヴィソラ、市立病院、COM3号館などで開催されます。
献血デーの日程は、毎月の広報紙「もみじだより」のオアシス欄でお知らせしています。
実施時間は、原則午前10時から午後4時30分まで。途中1時間休憩あり。
ただし、ヴィソラは午後4時まで。
運転免許証など、本人確認できるものをご持参ください。
特に、12月は「献血推進月間」として、
大阪府内で一斉に献血推進運動が展開されます。
この機会に、ぜひご参加ください。

11月26日(土)  かやの中央(西宿1)
12月11日(日)  かやの中央(西宿1)
12月21日(水)  箕面市役所(西小路4)
1月21日(土)    かやの中央(西宿1)
1月25日(水)    COM3号館
2月16日(木)    箕面市立病院(萱野5)
2月18日(土)    かやの中央(西宿1)
3月11日(日)    かやの中央(西宿1)
3月22日(木)    箕面市役所(西小路4)


●ハートパーク〜こころとこころのふれあい広場

来る11月26日(土曜日) 10時から15時30分まで、メイプルホールで、
「第8回ハートパーク〜こころとこころのふれあい広場」が開催されます。
ハートパークは、市民の皆さまが「こころの病」について正しく理解していただき、
障害者が一市民として、当たり前に地域で生活していけることを願い、
様々な団体が実行委員会を結成、箕面市精神障害者市民地域交流事業として
実施しています。
今年の話題は、なんといってもメイン映画「人生、ここにあり!」です。

この映画は、2008年のイタリア映画です。
本国イタリアでは観客動員数40万人を超え、54週ロングランの大ヒットを記録し、
イタリア・ゴールデングローブ賞を受賞した話題作です。

イタリアでは、イタリア全土で精神病院を閉鎖・廃絶する「バザリア法」を
1978年に制定しました。それまで閉じこめられていた患者たちを外に出し、
一般社会で暮らせるような地域づくりに世界で初めて挑戦したのです。
そんな時代を背景に、ある施設の取り組みと、そこで生まれた知られざる実話を
感動的に描いた人間讃歌です。

ともすれば重い話になりがちなデリケートなテーマですが、
すぐ手が出るキレやすい男、彼氏が100人いるという妄想を持つ女など、
一筋縄ではいかない元患者の面々が繰り広げるドタバタぶりの中で、
元患者たちが、自ら道を切り開き、人間性の回復をめざし前向きに生きていく姿を、
ユーモアあふれる語り口で描き、愛と笑いにあふれたコミカルな作品に仕上げています。

2008年にイタリアで公開されるや異例の大ヒットとなり、社会現象にまで
発展しました。また、約1年かけて行われたオーディションにより選ばれた役者陣の
リアルな演技、希望を誘う語り口は見応え充分とのこと。
また、1度見た人は、もう一度見たくなるという魅力的な映画です。
上映時間は、1回目が10時30分から12時21分まで、
2回目が13時30分から15時21分までです。



 
以下、パンフレットのあらすじを引用します。

STORY(あらすじ)
1983年、活気溢れるミラノの労働組合員ネッロ(クラウディオ・ビジオ)は正義感が強く、労働の近代化や市場に対して情熱を傾けていた。しかし労働組合のために出した本が型破りだとされ、所属していた組合から異動を命じられる。ネッロが行き着いたのは、精神病院の患者たちを地域に戻し、一般の社会で暮らせるようにするというバザリア法によって閉鎖された病院の元患者たちによる協同組合だった。しかし彼らは病院を出て自由な社会生活を送るどころか、毎日を無気力に過ごしていた。持ち前の熱血ぶりを発揮せずにいられないネッロは彼らに、施しではなく、自ら働いてお金を稼ぐことを持ち掛ける。みんなを集めて会議を開くが、個性豊かなメンバーたちはバラバラで、会議はなかなかまとまらない。しかし何とか床貼りの仕事をすることが決まる。ネッロは彼らとともにこの無謀な挑戦を始めるが、元患者たちに自分の家の床を触らせようとする人はなかなかいない。そのうえ数少ない現場でも、組合員たちは次々に失敗する。そんなある日、仕事現場でのアクシデントをきっかけに、彼らの人生が180度変わるようなチャンスが訪れる。



    (去年のハートパーク写真です。)


また、小ホールでは、東北支援物産展・パネル展示も同時開催。
義援金コーナーもあり、全国精神障害者地域生活支援協議会「あみ」を通じて、
東日本大震災の被災障害者へ届けられます。

屋外の芝生広場では、11時から15時まで、古本や花苗、雑貨、屋台などの
にぎやかなバザーも開催されます。

映画のみ、参加協力金500円が必要です。
皆さま、11月26日(土曜日)は、ぜひぜひ、メイプルホールへお立ち寄りください。

 

●就学フェスタ! 2011

12月10日(土曜日) 午後1時から5時まで、
らいとぴあ21(萱野中央人権文化センター)で
「就学フェスタ! 2011〜さがそう進路、えらぼう未来」が開催されます。
これは、例えば障害のある人や家庭の経済的な事情を抱える人などの、
高校・大学への進学を考える催しです。
いままで、ありそうで無かった取組みですので、
主催者の想いを引用します。

大学全入時代と言われている昨今、誰もが通る道として高校・大学は
位置づけられようとしています。しかし、そんな中でも“就学困難者”である
障害者や1人親家庭の子どもは
進学において平等な機会を得られていません。

「バリアフリーの情報が分からない」
「奨学金の情報を知らないので、進学させられない」
「進学後・卒業後の生活のイメージができない」
・・・など、様々な障壁があり、
障害者や1人親家庭の子どもの進学率は全体と比べてかなり低くなっています。

このような背景から、高校・大学進学に対して平等にチャレンジできるように、
様々な情報を提供するイベントを開催します。

当事者の大学生による講演、
高校・大学ブースの出展、先輩当事者の話が聞けるカフェなどがあります。

誰でも自由に進路をさがし、未来をえらんでほしいという想いから、
本イベントを実施します。

障害者の学生や保護者様、1人親家庭の学生や保護者様、
社会福祉に関わる社会人や大学生の方など、ぜひお越しください!



<1>開催日時・場所
   12月10日(土曜日) 午後1時から5時まで
   らいとぴあ21(萱野中央人権文化センター)

<2>企画概要

(1) 当事者大学生の講演(講演は、午後2時から3時30分まで)
    1人親家庭支援NPO「あっとすくーる」の渡さんと、
    車椅子の学生起業家としてユニークな活動を続けている
    株式会社ミライロの垣内さんによる講演です。
    当事者として就学の困難をどう乗り越えたのかをお話します。

(2) 高校・大学の進学ブース
     支援体制や取り組みを各学校に紹介していただきます。 
    大阪北摂の特色のある学校を中心に出展します。

(3) ミライロ・あっとすくーるブース
    当事者の視点から、リアリティーのある相談を行います。
    入学前後の生活や、どれくらいお金がかかるのかなど、経験からお話します。

(4) 先輩ママ・パパに聞く交流サロン (午後3時30分から)
    先輩当事者の方々にお越しいただき、いろいろなお話を聞ける場を
    つくります。同じ悩みをもっている方とのつながりをもつこともできます。

(5) その他 
    地域で活動する発達障害のある小中学生のグループによる
    一息カフエコーナーや、視覚障害者スタッフが開発した繊細なタオル紹介、
    視覚障害者の体験GAMEなど、新たな発見とであいの企画が
    もりだくさんです。

<6>参加費:無料

<7>福祉車両送迎あり(箕面駅・千里中央駅)
     ※完全予約制です。申込〆切11/30

<8>一時保育、手話通訳、要約筆記、点字資料あり
     ※一時保育、点字資料は要申込。申込〆切11/22

<9>問い合わせ先

    らいとぴあ21(箕面市立萱野中央人権文化センター)
      TEL:072-722-7400
      FAX:072-724-9698
      Email:info@raipi.org

くわしくは、ホームページをご覧ください。


 

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