Quantcast
Channel: 部長ブログ@箕面市役所
Viewing all 2068 articles
Browse latest View live

国際友好都市提携10周年を迎え、メキシコのクエルナバカ市へ行ってきました。

$
0
0

伊丹空港集合!さあ出発!

教育長の具田です。カナダのバンクーバーを経由してメキシコシティまで、伊丹空港に集合してからメキシコシティ空港まで約23時間、飛行機内だけでも約15時間30分の飛行を行い、ようやく現地の空港に到着しました。それだけの苦労を吹き飛ばしてくれたのが、メキシコの”箕面クラブ“のメンバーの空港での出迎えでした。


浴衣を着ての歓迎!箕面の漢字が少し違うような…

翌日は、夕方の在メキシコ日本大使館訪問まで時間があり、メキシコシティーの観光を行いました。

 
グアダルーペ寺院
カトリック信仰の最大の聖地


ひざまずいて参拝するかたがたも


丘陵地に人々が勝手に住宅を違法に建て住宅地に

テオティワカン文明の中心となった巨大な宗教都市遺跡。太陽のピラミッドは世界第3位の規模を誇ります。頂上まで登ってきました。


月のピラミッドの急な階段(高さ42メートル底辺150メートル×130メートル)

右手が内海議長です



太陽のピラミッド(高さ65メートル底辺1辺225メートル)

●在メキシコ日本大使館
目賀田大使公邸にて夕食会を開催いただき、市長、議長などと共にお招きをいただきました。
本来の公邸が耐震化工事中で、現在は別の建物を公邸にされており、その新たな公邸の場所が分からなかったことで、1時間近く遅参してしまいました。
メキシコでは、日本の自動車企業などの進出が盛んで、昨年は日産の工場も稼働を始めたとのこと。大手メーカーの進出に合わせ関連会社も100社ほど進出してくるとのこと。メキシコは元々親日でしかも賃金も安いことから、もっと多くの企業の進出をめざして欲しいと考えておられます。
加えて、その下地としての自治体間の国際友好都市提携を増やしていきたい。特に大阪府や東大阪市など基礎技術・先端技術のある企業が多くある自治体との提携は、大変魅力とのことでした。
また、同席されていた大使館の職員の吉澤さんのお父さんが、埼玉県越生町の教育長さんとのことでしたので、帰国後、教育長さんにご報告をいたしました。

 
大使公邸にて(市長の向かって左手が目賀田大使)

さて、翌日はモレロス州クエルナバカ市へ移動です。モレロス州に入ると、連邦警察が私たちの乗るバスの前後をパトカーで挟んで誘導してくれるVIPの警備体制でした。

先導するパトカー(バス車内から撮影)

後方の誘導の白バイ

●モレロス大学


 
モレロス大学学長室から見るキャンパスとクエルナバカ市街

大学評議会歓迎式典

特別教授を授与された深原先生(中央)

深原先生は、平成元年から平成13年までモレロス大学の日本語学科で教鞭を取られ、また、大学とクエルナバカ市から駐日名誉親善大使の称号を受けられ、平成4年から今年度まで21年に亘り箕面研修の研修生引率教授を担当されています。
平成15年10月に本市とクエルナバカ市と国際協力都市提携を盟約した際には、その仲介役として尽力され、その後も両氏の友好親善に幅広く貢献されており、このたびモレロス大学から特別教授の称号を授与されたものです。

●日本文化週間開幕式へ
クエルナバカ市内で開催された、日本文化週間開幕式場へ移動し式典に参加しました。式典では、”箕面メキシコ友の会”のメンバーが日本舞踊を披露し、また、日本から招かれた落語家の林家染太さんがスペイン語で落語などを演じられ、会場を笑いの渦にされていました。

箕面メキシコ友の会のかたがた

歓迎の舞踊を披露してくださいました

林家染太さんのスペイン語落語の熱演


翌朝は、宿泊先のホテルでクエルナバカ市長との朝食会で交流を行いました。


朝食会で挨拶されるクエルナバカ市ホルヘ・モラレス・バウル市長さん

バス移動には、連邦警察の警備が

街角でのメキシコダンス

●国際友好都市提携10周年記念式典
友好都市提携10周年を記念しての式典で、私もご挨拶をさせていただきました。事前に進行の予定も聞いていなかったのですが、メキシコでは日本とは逆に下位の職から挨拶をするようで、挨拶の準備はしながら登壇したのですが、一番最初に挨拶の指名を受けるとは全く予期していなかったので大変戸惑いました。
記念式典の会場は、日本ではあまりないように思いますが、株式会社ブリヂストンの現地法人施設にあるホールをお借りしての開催でした。現地で活躍されている日本の法人の施設を使わせていただくのは心強い思いでした。後で聞いたのですが、会場が決まったのが前日だったとのこと。国によって本当にいろいろと違いがあるのを目の当たりにしました。

 

特別なゲストとして招待されたという参加証

参加証は、箕面メキシコ友の会のメンバーだけでなく、前日に日本文化週間開幕式で会場を笑いの渦にしてくれた林家染太さんも授与されていました。このようにメキシコでも細やかな“おもてなし”を受けさせていただきました。
国際友好都市提携は、行政だけで結んでも長続きしないでしょう。しかし、箕面市とクエルナバカ市では、“箕面メキシコ友の会”と、メキシコの”箕面クラブ”のそれぞれ市民のメンバーが中心に活動され、行政主導ではなく市民の皆様の主体で交流をされています。そのことで、行政にはできない細やかな交流が市民レベルでできていますし、これからも長くその交流が続くものと思います。

さて、先日の日曜日に萱野小学校の6年生が作成した映画”時繋木(ときつなぎ)”の上映が、キューズモールの109シネマズ箕面のシアター6で上映されました。(たまたまですが、先日“永遠の0”を観たシアターです)→萱野小学校のブログも是非ご覧ください。
この映画は、子ども達と保護者、教職員、関係者のかたがたみんなで協力し完成したものです。
この映画を初めて観ましたが、実際プロの評価の高い映画でも2時間の映画は果たして最後まで楽しめるのかと疑問も持ちながら観せていただきました。しかし、その疑問は杞憂で終わりました。
4つの物語が、1つの時計を通して時空を超えてつなぎ合わせてあり、先ほどまでの止まった時間をどう繋ぐのか、今のこの気持ちをどう解決するのかなどと、さまざまな楽しみと心配と不安を混ぜ合わせながら、次の展開への期待と想像を膨らませて観せていただきました。
大変感動あり、涙あり、喜びありの素晴らしい映画でした。倉田市長の演技も気合の入りすぎた素晴らしいもので、この映画に込める意気込みが感じられました。
こんなに素晴らしい企画をしてもらった6年生は、心に残る体験をしたと思います。これからの新たな生活に、これまでの経験を生かして、しっかりと活躍してほしいと思います。
最後に、出演いただいたこれまでの校長先生をはじめ、関係の皆様に感謝を申し上げたいと思います。本当にありがとうございました。

箕面市では、11月9日から3月31日まで『ラジオ体操を始めましょう』統一キャンペーンを実施中です。


春−ゆっくり過ぎる時間を満喫

$
0
0

 市立病院事務局長の宇治野清隆です。
 寒い長い冬でしたが先週末から気温が上がり始め、日差しも春を感じさせてくれます。知人から「最近、えらい真面目なブログになったな!もう少し柔らかい話題はないんか?」との声に応えて、今年度の最後に柔らかい話題を書きたいと思いますが、その前に一つお知らせがあります。

− 告 −
 今年の4月1日は多くの変化が起こります。皆さんご存知のとおり、一つは消費税率、もう一つは診療報酬点数が改訂されます。
 市立病院においてもその影響で医療費がこれまでより上がる場合があります。ご不明な点があれば会計窓口などの職員に確認して頂きますようお願いいたします。

− 満 −
 3日前の日曜日(16日)は陽気に誘われ運動不足の解消も合わせ散歩に出かけることにしました。

 朝からどこに行こうか妻と相談し、少し遅い梅の花を見に行こうということになり万博公園に行くことにしました。
 10時過ぎに家を出て、テイクアウト弁当を買って万博公園の北口駐車場に着いたのが10時50分頃でした。

 万博公園に入るための切符を買おうと券売機のところに行くと「今日は入場無料です。どうぞ」と係りの方から案内されフリーパスで入りました。
 「ラッキーな日に来たな」と話しながらゆっくりと公園内を散策。「太陽の塔」に向かって歩く途中の桜の木の枝には、つぼみの膨らみがあります。

 

 「梅まつり」と書かれた幟を目印に梅林を目指しました。今年の寒さの影響でしょうか、満開に近い状況で十分「梅林」を堪能することができる風情ですが満員の人出でした。

 


 万博広場でも多くの人が食べ物屋台に行列を作っています。12時近くになったので近くにあった家族連れやカップルがボートで遊んでいる池の傍で昼食の弁当を食べ始めましたが、少し驚いたのは周りを見るとほとんどの家族がテイクアウト弁当です。一昔前は家で作った「おにぎり弁当」などが中心でしたが時代が変わったなと思います。

 別の池では、「スケール シップ クラブ」と書いたウインドブレーカーを着た青年や高齢の方がラジコンの模型船を浮かべ走らせています。すごく楽しそうで僕も見入ってしまいました。いろんな趣味があるなと思いながら近くにある「日本庭園」に十数年ぶりに行きました。

 

 ここも入園料が無料です。園内を40分ほど散策し、ゆっくりと流れる小川や滝、竹やぶなどを見ながら歩きます。

 その後「国立民族学博物館」にも無料で入ることができ、1時間ほど見学したので結局、昼食以外は3時間近く歩き続け、少しは運動不足の解消になったかなと思いましたが、久しぶりに長時間歩くとさすがに疲れて駐車場にたどり着いた時にはぐったりとなりました。
 春の日差しを満喫した1日になりました。

− 珍 −
 日本の各地には様々な珍しい食べ物が多くあります。僕も好奇心が強く珍しい食べ物は、一度は食べたいと思う性格です。

 最近は、グルメや旅行の番組が多く、毎日と言っていいほど何かしらの料理番組が流れています。インターネットでも様々な情報を見ることができ、本当に知らない珍しい食べ物はなくなりましたが、ここで僕が実際に食べた情報を紹介します。

 例えば「のれそれ」、これも最近はポピュラーになりました。アナゴの稚魚で珍味です。食べられる時期がほんの数週間ですのでその時期を外さないことです。

 和歌山県南部では「ウツボ」の料理が有名です。本来は高知県の名物と聞いたことがあります。形はグロテスクですが鍋や一夜干しで食べると絶品です。
 湯浅御坊自動車道路のパーキングエリヤなどでは「ウツボの揚げ煮」がお土産物で売っています。

 また、田辺市などで「赤っぽ」と呼ばれる魚があります。これはハタ科の魚で一般には「赤ハタ」と呼ばれているそうです。この魚の刺身も美味しいですが、「しゃぶしゃぶ」は「クエ」よりも美味しいと思いました。

 次に「ヒトハメ」ってご存知ですか?
 これはワカメに似た茶色の海藻です。熱い湯に入れると真緑に変色し、ポン酢で食べるとコリコリとした食感で値段も安く酒の肴に最高です。鍋に入れたり味噌汁にも入れます。ネットで調べれば判りますが、大阪で売っているのを見たことはありません。是非、和歌山県南部に行ったときは一度食してみてください。

− 催 −
 楽しいですよ〜! 今日が申し込み 最終日です。まだ空きがあるので早く申し込んでくださ〜い。
 恒例の「キッズ感染防止セミナー」の申し込みは今日が閉め切りです。
ウイルスや細菌を観察して、感染の仕組みや予防方法が学べる小学生と保護者を対象としたセミナーです。是非お申込みください。

★ 「キッズ感染防止セミナー」
 〜ばい菌を見てみよう〜
対  象 小学生(4年〜6年生)の児童と保護者
開催日時 平成26年3月26日(水曜日)14時〜15時
開催場所 箕面市立病院(箕面市萱野5-7-1)
内  容
 ・ばい菌を顕微鏡で見てみよう!
 ・ばい菌を退治する手の洗い方を習おう!
 ・正しいマスクのつけ方を習おう!
参 加 費
   無 料
講  師 箕面市立病院 医師・認定看護師(ICT:感染管理チーム)
申  込 3月19日(水曜日)までに(1)児童の氏名、年齢 (2)保護者氏名 (3)電話番号を電話またはFAXで下記まで伝えてお申込みください。但し定員20組となります。(申込順)
市立病院 病院管理課(TEL:072-728-2001・FAX:072-728-8232)

箕面市では、11月9日から3月31日まで『ラジオ体操を始めましょう』統一キャンペーンを実施中です。

平成25年度を振り返って〜バタバタと過ごした充実の1年〜

$
0
0

皆様こんにちは。市長政策室の稲野です。

東日本大震災から、はや3年が過ぎました。いまさらながら、自然の脅威と人類の未熟さを感じた出来事でした。科学技術によって対峙することだけを考えるのではなく、想定外を常に想定して、しなやかにかわしていける、人心の謙虚さが大切だと感じています。被災地に一日も早く安寧の日々が訪れるよう、今後もそれぞれの立場で可能な限りの支援をつづけていきましょう。

また、春の足音がそこまで聞こえてきましたが、寒の戻りもあると思われます。健康にはくれぐれもご留意いただき、「別れと出会いの季節」、この年度末を元気に乗り切りましょう。

(道端に梅の花が咲いていました。)


さて、私は昨年4月1日に市長政策室に異動になり、やっと1年目を終えようとしています。今回はバタバタと過ごした、アッという間の1年の中で、特に印象に残っているトピックを中心に、簡単に平成25年度を振り返ってみたいと思います。

 

○佐賀県武雄市図書館の視察
人事異動は4月1日(月曜日)でしたが、実はその前日と前々日、つまり、3月30日(土曜日)と31日(日曜日)に、倉田市長、具田教育長(当時は市長政策室長)に随行して、佐賀県武雄市に図書館の視察に行きました。

いまから考えれば、これが市長政策室長としての初仕事でした。先進的でユニークな図書館がオープンするので、武雄市の樋渡市長から、倉田市長が内覧会にご招待を受けておられ、関係者で視察するということで、私も参加しました。当時は、私は図書館を担当する生涯学習部長でしたので、何の違和感もなく、「市長の出張に随行するように」との指示を受け、これに従いました。その出張の直前になって、「4月1日から市長政策室長です。」と人事異動の内示があり、とてもびっくりしたのを覚えています。

武雄市図書館は、館内にスターバックスのお店があり、指定管理者制度により、TSUTAYA書店とレンタルCDショップと公共図書館が一体運営される画期的な図書館です。いわば「図書館の常識」を覆す斬新なコンセプトと運営で、全国からたいへん注目されていましたので、内覧会にも各方面から大勢のかたが参加されていました。

そして、この視察は、前回の部長ブログでご紹介した、本市の「中央図書館のリニューアル」にも一部、参考になっています。また、余談ですが、そのときの懇親会で佐賀県の古川知事が「カンパーイ」ではなく、「いまでしょ!」と乾杯の発声をされたのには笑いました。そのとき、流行語大賞になるような予感がしましたが当たりました(まったくの余談でスミマセン)。

 (武雄市図書館の外観)

 (1階エントランスとコーヒーショップ)

(1階エントランスから2階を望む)

 

○国立循環器病研究センターの移転問題
昨年4月の着任当時は、箕面市に隣接する吹田市藤白台にある国立循環器病研究センター(以下「センター」といいます。)が老朽化による建替のため、移転先を探しておられ、その候補地として、箕面市船場地区が有力な候補地となっており、新聞社からの問い合わせ等で毎日、ヤキモキしていたのを覚えています。

船場地区に立地する大阪船場繊維卸商団地は、昭和45年(1970年)の開業以来、繊維業界の不況や流通構造の変化等の影響を受け、企業の事業規模縮小、経営破綻が相次ぎ、まちの更新期を迎えています。そこで、北大阪急行線の延伸を契機として、従来の物流機能中心のまちから、多様なニーズに対応できる新たな都市拠点への転換をめざされていました。

こうしたタイミングで、平成23年8月16日にセンターが、近隣各市に建て替え移転の候補先となる意向があるか照会をされたため、本市は即座に「誘致意向あり」と回答しました。また、その後、船場団地組合とも連携して、船場地区の優位性をアピールする、さまざまな資料を提出するとともに、倉田市長が自らプレゼンテーションに出向かれ、審査員の皆さんにとても高い評価を受けていました。

しかし、平成25年6月11日にセンターから、建て替え移転先が本市ではなく、吹田市岸部地区に決まった旨の通知があり、市の理事者や職員はもとより、多くの市民や関係者が落胆する結果となりました。
そこで、本市は不透明な選定プロセスに強い疑念を感じ、これまでのセンターとの協議経過や、そもそも当初にセンターが誘致意向を照会された際に「誘致意向なし」と回答してほしいと依頼されたことを公にし、センター理事長と厚生労働大臣に抗議文を送付しました。

本市の抗議に対し、センターから返された回答は、本市の疑念を払拭するものではなく、また、センターが公表した移転整備に関する資料においても新たな疑念を禁じえないため、本市はセンターに対して質問書を送付しました。
しかし、本市が納得できるような明解な回答は全くなされず、本市の訴えに対し、真摯に応えようとされている印象さえ持てず、何度も再質問を行い、誠実で真摯な回答と対応を求め続けてきました。
また、他方では、吹田市への移転・建て替え計画は当初の予定よりも2年遅れながらも、着実に進められていきました。

 

○北大阪急行線の延伸と周辺のまちづくり
そんなこんなでバタバタと年末を迎えるころ、ビッグニュースが飛び込んできました。表舞台や水面下で、市議会はもとより、各方面の絶大なご協力をいただきながら、全市挙げて、さまざまな取組を進めてきた箕面市最後のビッグプロジェクト「北大阪急行線の延伸」について、何の予告もなく、12月18日の定例記者会見で大阪府の松井知事が、「北大阪急行線延伸に大阪府も100億円程度負担して事業を開始するため、箕面市や阪急電鉄・北大阪急行電鉄など関係者間で年度内に事業化の合意をする」と発表されました。市役所内が安堵の気持ちと達成感で大いに湧きました。

現在は、箕面市議会定例会でこれらに係る予算案や関係議案の審議が行われており、新年度からは(仮称)新箕面駅と(仮称)箕面船場駅周辺のまちづくりも含め、鉄道や駅舎の詳細設計など、本格的に事業をスタートさせていくことになります。
そして、東京オリンピック・パラリンピックと同じ、平成32年(2020年)の開業を目指し、着実に事業を進めてまいります。

 

 

 

最後に一言。平成25年度は、このようにバタバタとしながらも、待望の北急延伸が決定したり、財政の健全化がさらに推進したりと、充実した1年でした。
平成26年度も、北急延伸や周辺のまちづくりをはじめ、子育て支援や学校教育の充実、安全・安心と「農」あるまちづくりなど、さらなる市民福祉の向上に向けて、新たな施策や未来への投資も進めてまいります。
詳しくは、去る2月25日に市議会で演説された倉田市長の「平成26年度(2014年度)施政及び予算編成方針」をご覧ください。

 

 

箕面市では、11月9日から3月31日まで『ラジオ体操を始めましょう』統一キャンペーンを実施中です。

「やまと学校」卒業式!!

$
0
0

こんにちは、競艇事業部の栢本です。

 春分の日を過ぎ、春の足音がすぐそこまで近づいてきています。先週はまだ日によって寒暖の差が大きい日がありましたが、今週は気温の高い日が多い予報となっています。
 先週の3月19日、20日に福岡県(福岡市、柳川市)に出張しておりましたが、ちょうど3月19日に福岡県で桜の開花発表がありました。今後全国各地から開花情報が届くことでしょう。大阪の開花予想日は3月26日ごろ、満開予想日は4月1日ごろとなっています。本格的な春の到来が待ち遠しい今日この頃です。
 ボートレース住之江では、いよいよ4月からナイターレースが始まります。ぜひ、ボートレース住之江で春の訪れを感じながら、カクテル光線のなか展開される熱いボートレースをお楽しみください。





 また、ボートパーク住之江は、連日午前10時からオープンしています。多くのボートレースファンのみなさんのご来場をお待ちしています。

☆「やまと学校」卒業式 〜卒業おめでとうございます〜

 プロのボートレーサーを養成する「やまと学校」(福岡県柳川市)の卒業式が去る3月20日(木曜日)に行われ、出席させていただきました。





 今回卒業したのは、「第114期選手養成員」27名(男子21名、女子6名)です。
 昨年4月に「やまと学校」に入学以来、ボートレーサーとして必要な操縦や整備、また、武道やメンタルトレーニングなど、1年間にわたる数々の厳しい訓練を経てこの日を迎えました。
 卒業式では、植木通彦校長から卒業生一人一人に卒業証書が手渡されました。満面の笑みで、また、涙して受け取る卒業生。一年間の訓練が思い出されるとともに卒業の喜びと期待を胸に抱く卒業生のみなさんはとてもいい表情をしています。張りつめた空気の中、きびきびとした動き、そして卒業生の希望に満ちた表情、いつ見ても感動する卒業式です。







 卒業式の後、近畿地区の4名(下の写真)のボートレーサーに挨拶をさせていただき、彼らには「くれぐれも怪我をしないように、必死のパッチで頑張ってください」と伝えました。写真の左から、井上一輝選手(大阪)、佐藤享子選手(大阪)、後藤 麦選手(兵庫)、松山将吾選手(京都)です。



 今後はプロデビューに備えて、それぞれ地元のボートレース場で訓練に励みます。
 大阪支部所属の井上一輝選手、佐藤享子選手は5月4日から開催する「住之江ゴールデンレース」でデビューする予定です。新人ボートレーサーの今後の活躍と若さあふれるレースを期待しています。
 また、卒業式に先立って行われた卒業記念競走では、在校成績ナンバーワンの松尾 拓選手(三重)が鮮やかな「逃げ」を決め、第26代やまとチャンピオンに輝きました。
 下の写真は、卒業記念競走とその後に行われた表彰式の様子です。













 また、卒業式の前日には、ボートレース福岡の外向発売所「ペラボート福岡」を見学させていただきました。





 ちょうどSG競走の「ボートレースクラシック」を発売していたこともあり、多くのお客さまが来場され大変賑わっていました。

☆平成25年度の箕面市主催競走が終了しました

 平成25年度も残すところ1週間となりました。今年度の箕面市主催の開催は、去る3月17日のJLC杯競走最終日をもちまして無事終了することができました。
 平成25年度の箕面市主催競走の売上総額は、297億9,319万900円となりました。当初の目標額(当初予算額)である280億円を上回り、今年度も一般会計へ6億円を繰出すことができました。
 これも日頃からボートレース住之江にご来場いただいているお客さまをはじめとする多くのボートレースファンのみなさんのお陰でございまして、ここに心から感謝申し上げます。





 新年度におきましても、これまで以上にボートレースを楽しんでいただけるよう職員一同精一杯努力してまいりますので、引き続きボートレース住之江にご来場いただきますようよろしくお願い申し上げます。
 〈発売形態別売上金額〉
  ○住之江場内            57億3,669万8,400円
  ○電話投票            89億1,578万1,200円
  ○他レース場・ボートピア   151億4,071万1,300円

☆新ボート・新モーター登場!

 ボートレース住之江では毎年3月にボート及びモーターを更新しています。明日(3月25日)開幕する「第55回ホワイトベア競走」から新しいボート及びモーターを使用いたします。ボートは赤色を基調としたスタイリッシュなデザインとなっています。お楽しみに!



☆次回開催日程(箕面市主催)

 4月13日(日曜日)から4月18日(金曜日)
  日本財団会長旗争奪 第28回住之江王冠競走(ナイター開催)

箕面市では、11月9日から3月31日まで『ラジオ体操を始めましょう』統一キャンペーンを実施中です。

子どもたちの自発的で自由な遊びを見守っていきましょう

$
0
0

みなさま、こんにちは。
教育委員の丹澤でございます。

保育所、幼稚園、小学校、中学校、高等学校と卒業されたみなさま、ご卒業おめでとうございます。次のステップへと進まれるにあたり、喜びと期待で満ち溢れていることでしょう。

先日、幼児教育のテレビ番組で、どのような幼少時代を過ごさせたら良いのか?という内容の番組がありました。
そして、対象の保護者にアンケートをとった結果、以下のような回答があったそうです。

38%のかたが「幼稚園の時は、思いっきり外遊びをさせた。」

では、「どのような外遊びか?」

「自発的に遊ぶことを心がけ、集中して遊んでいるときは集中を邪魔しなかった。」

最近は、幼稚園などで自由に好きなことをして遊んでもいいと言っても、戸惑う子どもが多いそうです。しかし、本来、子どもは、自主的な遊びを通して実に多くのことを学びます。字が読める、計算できるというのも遊びの中から自然に土台づくりができてくるものです。そして、答えを出すことよりも、答えに至るまでの過程での考える力が大切です。その積み重ねの中から自分の考え方の道筋を見い出せ、思考力が自分の物になり実力がついてくるものです。
箕面市でも、思考力・判断力・表現力を身に付ける授業づくりをすすめています。

また、「外遊び」とひと言で言っても、電子機器発達の時代の中、なかなか難しいものです。お友達などがゲームをしていると一緒にやりたくなるのも子どもの心情です。ゲームをしていると静かにしていてくれたりするので、保護者としても、ついついさせておいてしまうこともあります。
それに、昔と違い車の数が増え、保護者なしで自転車に乗せたり、遊びに行かせたりするのも難しくなりました。
箕面市には子育て中のお母様・お父様を応援する施設や企画がたくさんあります。(→こちらをご参考にしてください。)
是非、それらを利用し、箕面市・地域と一緒に子どもたちの成長を見守っていきましょう。

先日、以前から希望していましたPTAのみなさまとの意見交換会が実現しました。お仕事でお忙しいお父様やお母様がたの貴重なお時間を頂き、大変感謝いたしております。
以下のようなご意見を頂きました。
(1)学校内での先生同士の組織化。例えば、年度途中で学校を辞められた場合にも教科・学年できちんとカバーできるようにしてほしい。
(2)教育委員自らがもっと学校に直接赴き、現場を見てほしい。教育内容だけでなく学校施設の備品なども。
(3)先生がたがの授業指導の面だけでなく、生徒への心理的・精神的な対応を身に付けられるよう研修を充実してほしい。
(4)先生によって仕事量が違いすぎるように見えるが、いかがなものかと思う。
(5)今回、より良くしたいという気持ちで話をしているが、ともすれば、現状のマイナス面が話題になりがちである。そうではなく、先生がたがやる気のでるようなプラス面での評価もすべきではないか。
(6)教員を確保するには、箕面市の教員になると他市よりもメリットがあるという魅力的なアピールが必要ではないか。
(7)新任研修も大切であるが、新任以外の教員の研修も充実してほしい。
(8)教育委員自らもっと保護者やPTAとの交流機会を持ったほうが良い。

などなどの沢山のご意見を頂きました。確かにすぐに解決できるものもあれば、学校に出向き対応しないといけないこと、また時間をかけて対処していかなければならないものなどもあります。

このようなご意見の中、私たち教育委員に何が必要かをその後何回か熟議を重ねてきました。
その中で強く感じたのは、「学校・先生がた、そしてお子様や保護者のみなさまの考え・様子を公募の教育委員が市民目線で皆様に発信していく」ということの大切さです。この1年間は学校訪問・給食視察などで全学校を訪問してきましたが、その内容はブログ中心で発信してきました。2年目はもっともっと学校に出向き直接先生がたと交流の機会を持ち、また、保護者の皆様とも意見交流会をもてる機会を増やしていこうと熟議している最中です。

箕面市では、11月9日から3月31日まで『ラジオ体操を始めましょう』統一キャンペーンを実施中です。

市役所の庁舎管理

$
0
0

こんにちは! 市民部長の千葉亜紀子です。

力いっぱい仕事をしているうちに、平成25年度もまもなく終了します。

市民部の業務は、いずれも、本当に密度の濃い
私にとっては、とてもパワーの要る仕事ですが、
その中で、目立たないけれども大切な業務が「市役所の庁舎管理」です。

1.市役所の庁舎管理は実に多くのスタッフで行っています。

・本館と別館でお客様のご案内を行う受付カウンター職員
・24時間市役所庁舎の安全を見守る守衛、警備員
・早朝・昼・夕の清掃を行う清掃員
・皆様からのお電話を受ける電話交換手(庁内放送も行います。)
・エレベーター、冷暖房管理、照明等あらゆる設備を担当する設備担当員
ざっと数えて、毎日15人ほどのスタッフが円滑な庁舎管理をめざして
動いています。

2.防災訓練も行います。

・定期的な消防設備点検、消防訓練のほか、
・1月17日の全市一斉防災訓練の際には、市民のかたもご参加いただいて
 避難訓練を行いました。
・また、先日は庁舎管理担当者が集まり、緊急地震速報が発生した場合に備え
 その際の放送の段取り、設備確認の段取りなどの図上訓練を行いました。

3.市役所中の職員の机の管理を行います。

・机椅子ロッカーなどの管理を行い、配置していますので
 毎年度末の職員の移動の際や事務所の配置換えの際には、
 大規模な采配を一気に行います。

4.市役所全体の事務所の配置管理、案内表示を行います。

・玄関から各窓口へのご案内のための看板、床面の誘導案内を管理しています。
 床面の誘導案内をきれいな状態にキープするため、毎日、手で磨いています。

5.さらに車両管理も行います。

・職員が使用する公用車の管理を一手に引き受けています。
・今、公用車の一部が「カーシェア」になっていまして、市民のかたにもご利用いただける
 仕組みとしており、この窓口を担っています。

このほかにも、落し物管理、駐車場管理などの日常業務がありますのと、
来年度に向けて、市議会にも当初予算の中で提案させていただいている
「牧落交番の市役所敷地内への移転」
「本館1階北側の保険総合窓口ロビーの新設」
といった新規事業も予定しています。

さて、土曜開庁の日も含めて、今年度もあと5日、引き続き、しっかり庁舎管理業務行います! 

 

箕面市では、11月9日から3月31日まで『ラジオ体操を始めましょう』統一キャンペーンを実施中です。

大盛況! 3,000人が集まりました。 〜 春のこどもフェスティバル in 箕面 〜

$
0
0

 こんにちは、地域創造部長の広瀬幸平です。

 皆さんは、かやの中央の “かやの広場” に河津桜があるのをご存じでしょうか? 今から11年前、まち開きにあわせて、静岡県の河津町から寄贈されたものです。1月下旬から2月にかけて開花する早咲きの桜で、かやの中央でも、今年も元気に花を咲かせてくれました。
 西日本にはほとんど分布しておらず、毎年2月に河津町で開催される “河津桜まつり” は全国的に有名です。


 さて、今回は、先週の土曜日、3月22日に開催された “春のこどもフェスティバル in 箕面” について、ご報告いたします。

 このイベントは、箕面市が主催し、箕面市健康スポーツ実行委員会が主管、箕面市教育委員会、箕面市観光協会が共催、大阪府が後援、りそな銀行、みのおウォークメイト、箕面市こども会育成協議会の協力で開催されたもので、好天に恵まれて3,000人もの皆さんが参加されました。

 内容は、滝道を舞台にした “謎解き滝道ウォークラリー” と、芦原公園で開催された “お祭り広場” の2本立てでした。


 謎解き滝道ウォークラリー  〜 滝ノ道ゆずるからの挑戦状 〜   
 

 滝道を舞台にした “謎解き滝道ウォークラリー” は、滝道や芦原公園に設置された8箇所の謎解きパネルと挑戦状の謎を解き、キーワードを9つ集めて “ゆずるからの挑戦状” の答えを探し出すゲームです。

 すべての謎を解いた人は、ゴール地点の芦原公園で “お楽しみ抽選会” に参加することができ、当選者に豪華な景品が手渡されました。 春のおとずれを感じさせる滝道で、総勢1,600人を超える皆さんがウォークラリーに参加され、 たくさんの家族連れで賑わいました。



                                        (画像をクリックすると拡大します)


  
  → “ゆずる” から挑戦状を受け取り、滝道に向かって順番に出発!

  
  → 通過ポイントの “謎解きパネル” で謎を解き…。

  
  → 箕面大滝で折り返し…。

  
  → 箕面駅前から本通り商店街、芦原公園へ…。


 途中、瀧安寺前広場では、“箕面の森アート広場” と題し、ウォークラリー挑戦者限定企画として、フェイスペインティングやバルーンアートのパフォーマンスが行われ、長い行列ができていました。 また、先日、ネット上で実施された “滝ノ道ゆずるWebフォトコンテスト” の表彰式が行われ、受賞者に商品が手渡されました。


  

  

 


 芦原公園 “お祭り広場”                         
 

 ウォークラリーの終着点、芦原公園では、午前10時から “お祭り広場” が開設され、ミニトレインなどの乗り物や サッカー 9 など身体を動かすアトラクション、景品が当たる “○×クイズ” など、子どもから大人まで楽しめるイベントがたくさん実施されました。 会場からあふれ出るほどの人でにぎわい、参加者は、ウォークラリーから合流した来場者と合わせて3,000人近くにのぼりました。


 
                                        (画像をクリックすると拡大します)


  

  


 以上が3月22日に開催された “春のこどもフェスティバル in 箕面” の様子ですが、こうした大きなイベントは、たくさんの人たちの協力で成り立っています。

 地域創造部が関わった “謎解き滝道ウォークラリー” だけをみても、箕面市観光協会や箕面FMまち育て(株)、りそな銀行などなど、総勢50名を超えるメンバーがそれぞれの持ち場でがんばってくれました。

 


 今回のイベントを前に、担当者から説明を受けたとき、その資料の多さと緻密さに驚かされました。 細かいタイムスケジュールや役割分担、各会場の設営や物資の調達・搬送、連絡体制の整備などなど、もうイベント会社をやっていけるんじゃないかと思うほどの準備でした。

 イベントは 「事故が無くて当りまえ!」 「うまくいって当りまえ!」 何か起きたら 「何してるんだ!」 というお叱りを受けることになります。 これは当然のことではありますが、担当者にしてみれば、大きなイベントになればなるほど神経を使うことになります。その結果が膨大な資料につながっているのかもしれません。

 改めて、この場をお借りし、裏方として活躍していただいたスタッフの皆さんにお礼を申し上げたいと思います。 ありがとうございました。そして、お疲れさまでした!



                                        (画像をクリックすると拡大します)

 


箕面市では、11月9日から3月31日まで『ラジオ体操を始めましょう』統一キャンペーンを実施中です。

平成26年度(2014年度)当初予算が成立

$
0
0

総務部長の浅井です。
桜の満開も近いですが、今は、いまわしいスギ花粉の真っ只中で、スギ花粉アレルギーの私は、鼻がムズムズ、目がしょぼしょぼ、シーズンが早く過ぎ去ることを願っています。

さて、本日で最終日を迎える平成26年度第1回箕面市議会定例会の本会議において、昨日、平成26年度当初予算案が可決され成立しました。平成26年度当初予算は、昨年10月から本格的な編成作業に着手し、2月初旬には当初予算案として取りまとめ、今議会に提案したものです。平成26年度の税金の使い道を決める大変重要な案件ですので、各常任委員会はもちろん、北大阪急行南北線延伸整備に関しては事業化特別委員会も開催され、精力的な論議を経て昨日の成立に至りました。

今回の当初予算の主な特徴は、財政を担当する総務部として申し上げますと、財政規律の堅持と将来への投資を両立させている点です。
まず、地方自治体の財政の健全性を示す健全化判断比率を当初予算ベースで試算した結果、全ての指標で健全な財政運営を示す数値となっています。
経常的な収入で経常的な支出をどの程度賄えているかを示す経常収支比率は、4年連続で改善し、94.6%と経常黒字となりました。経常収支比率が100%を超えると経常赤字となり、家庭で言えば給料で生活費が賄えない状況となりますが、平成20年度以前は当初予算ベースで毎年100%を超える状況が続いていたことを考えると、隔世の感があります。

一方、資産と負債の状況を見ますと、市の預貯金である基金残高は前年度から約15億円増加、ここ10年で最低だった平成21年度決算と比較すると、約80億円の増加となりました。また、市の借金である市債残高も、前年度から約8億円減少させました。
将来世代に負担を先送りせず、基金に安易に頼らない安定した財政基盤の確立を目指し、平成21年度から行ってきた行財政改革が、今回の予算でも確実に実を結んだと感じています。

もちろん、ただ健全な財政を堅持しているだけでなく、平成32年度の開通を目指す北大阪急行南北線延伸整備をはじめとして、地域防災ステーションの整備、電子黒板の全小中学校・全クラスへの導入、中央図書館のリニューアルなど将来への思い切った投資も当初予算には盛り込まれています。

現在の財政状況に慢心することなく、今後もこれまでの成果を維持しつつ、箕面の発展に向けた予算編成ができるよう、気を引き締めて努力を尽くしてまいります。

箕面市では、11月9日から3月31日まで『ラジオ体操を始めましょう』統一キャンペーンを実施中です。


箕面四季百景 〜 和の心 〜

$
0
0

おはようございます、農業委員会の吉田です。

 

平成25年度もあと数日。

今年もいろいろなことがありました。

 

先日、新稲の農業公社農地で西小学校の3年生がジャガイモの植付けを行いました。

何度もご紹介しているこの農地。

 

 

昨年の夏ごろまでの様子と比べると、まるで夢のようです。

 

 

 

他地区でお預かりした農地も、整地が終わり植付けが始まっています。

 

 

 

見よう見まねで始めた頃に比べて、皆少しは自信もついたようで、農地も生き生きと喜んでいるように見えませんか?

 

 

ところで、昨日、平成26年第1回箕面市議会定例会が閉会し、公社にかかわる予算もご議決いただきました。

一般社団法人として独立した公社で雇用する人材も決まり、いよいよ本格的に活動していくことになります。

当面の間、農地は市が借り受け耕作保全を公社に委託、公社は自ら生産した収穫物とともに市内農家の収穫物を買い取り、学校給食食材として活用することで地産地消を進めていきます。

とはいえ、まだまだ歩き出したところ。十分な体力がつくまでの間、ご理解とご支援のほどよろしくお願いします。

 

さて、箕面の山もようやくも衣替えが始まったようですね。

 

 

少し前までは梅花の寂を肴に

 

 

東風吹かば・・・、などと古に思いを馳せ和の心を楽しんでいたところですが。

 

 

一雨ごとに寒気が和らぎ色めきだすと一気に春がやってきました。

 

 

桜の開花は少し遅れているようですが、できるならゆったりと春色を味わっていたいものです。

 

 

      

 

 

 

ところで、先に「夢のよう」と表現しましたが、皆さん黒澤明監督の「夢」という映画をご存知ですか?

監督自身が見た夢を元にしたという全8話からなるオムニバス形式の映画ですが、第1話の「日照り雨」が私のお気に入りの一つです。

テーマは「狐の嫁入り」。

怖いというか美しいというか、その行列の様子を忘れることができませんでしたが、とうとう私もその「嫁入り」をこの目で見ることができました。

ご存知と思いますが、京都東山の花灯路の催しとして行われた「高台寺 狐の嫁入り」の一コマです。

偶然ながら、東風吹かば・・・の作者である菅原道真を祭った高台寺内の天満宮で手を合わせる花嫁。

映画のような不気味さはないものの、狐という生物の神秘性もあってなかなか見応えのあるものでした。 

 

ちなみに、花嫁は毎年公募で10名ほど選ばれるようで年齢既婚は問わず、らしいです。

映画と違い、狐の嫁入りを見ると幸福になれるそうですよ。

           

 

 

さて、この「夢」という映画の第6話では「赤富士」というタイトルで富士山の噴火に伴う浜岡原発事故が描かれています。

東日本大震災後、今から20数年前(1990年製作)に今の日本の現状を予言していたなどと言われていますがどうでしょう。 

あれから3年・・・。 箕面市では復興支援のため今も市職員を派遣し続けています。

このたび箕面市美術協会(九後 稔会長)が、箕面市職員の派遣先である大槌町の復興支援のため、会員作品によるチャリティ・オークション展を開催されることになりました。

箕面市からの被災地支援を記録したパネル展も同時開催されますので、大震災を風化させないためにもぜひご覧の上、チャリティーにもご協力頂きたいと思います。

期間は6月1日から8日、会場は箕面文化・交流センター地下1階市民ギャラリー。

詳細は次月以降に掲載していきます。

 

最後に、今月の一枚。

何事も、当たり前になったら、ただ刺激のない退屈な毎日・・・。

これは、TVドラマ「相棒」でのセリフですが、

我われの仕事にも当てはまるかな、と。

長年放置された畑で、当たり前のように何十年と過ごしてきた楓の木。

いつものように影を落とす大地には、去年と違い新しく作物が植えられ子ども達の声が聞こえる・・・。

どんな思いで見下ろしているのか、それこそ夢の中ででも話をしてみたいものです。

さて、我われは新しい刺激を探しましょうか!

 

ではまた次月、ありがとうございました。

(左クリックすると全ての写真が大きくなります)

 

 

箕面市では、11月9日から3月31日まで『ラジオ体操を始めましょう』統一キャンペーンを実施中です。

 

 

 

運動ミッション 大推進

$
0
0

皆さま、こんにちは。
健康福祉部長の小野啓輔です。

平成 25 (2013) 年度の最終の部長ブログです。

多くの市民の皆さまや団体の皆さま、
また、関係諸機関の皆さまに大いに支えられて、
なんとか無事に年度末を迎えることができました。
ここに謹んで、感謝とお礼を申し上げます。
誠にありがとうございました。

また、健康福祉部の仕事は、基本的には、市民の皆さまからのご相談や手続き、
お知らせやご説明など、地道な仕事を毎日コツコツと積み上げていく、
「地味な仕事」が大半です。
しかも、人に寄り添い、人の苦しみや人生にも大きく関わる仕事のため、
喜びとともに、非常にストレスの多い職場でもあります。
すべての健康福祉部のメンバーにも、心から感謝いたします。

そんな健康福祉部の中で、
ある意味、「めだってナンぼ」の珍しい事業があります。
それが、今日のテーマ、「運動ミッション」です。


● 運動ミッション 大推進

健康は、市民の皆さまの大きな関心事です。
テレビでは、健康や病気に関する番組がたくさん放送され、
からだに良いとされた食品が、スーパーで売り切れ、
様々なサプリメントも、根強い人気を保っています。
健康の王道=「適度な運動とバランスのとれた食事」の必要性は、
多くの人に、知識としては認識されるようになってきました。

しかし、実際に「生活習慣」として、定期的に運動を継続している人となると、
箕面でも、4 割程度しかおられません。
全く運動をしない、これからもする気はない人が、約 6 割もおられます。

「できるだけ多くの市民に、運動習慣を身に付けていただく」
「特に、今、スポーツや体操など、まったく動いていない人に
 動いてもらえるような新たな具体策を検討し、進めていく」

これが、市長の大号令のもと、職員に課せられた「運動ミッション」です。
非常に高いハードルのミッションですが、
関係する健康増進課、文化スポーツ課、箕面営業課の 3 課が協力・連携し、
手探りを重ねながらも、前向きに推進しています。

具体的には、今年度は、「ラジオ体操」と、「ウォーキング」の普及に
市をあげて力を注ぎました。


● ラジオ体操、いち、にい、さん〜

ラジオ体操は、多くの人が知っている身近にできる体操で、
ほんとうはスゴい、たった 3 分間でできる、優れた効果を生む全身運動です。
市では、ゆずるのラジオやスタンプカードなどのグッズも用意し、
広報紙もみじだよりでも、特集を連続掲載するなど
ラジオ体操の普及に努めました。
現在、市内の 13 箇所で、ご近所のかたが世話人となって開催されています。

  


 

  

 

● 滝道週末ウォーキング

また、同じく手軽に始められる運動習慣として、
歩くこと=「ウォーキング」も大々的に推奨しています。
特に、本市が誇る身近な大自然「箕面滝道」は、手軽なウォーキングにも最適で、
毎週土曜日には「滝道週末ウォーキング」も開催、
こちらも、便利で親しみやすい「ウォーキングマップ」を作成したり、
ラジオ体操と共通のスタンプ帳を活用したりして、
少しでも多くのかたがウォーキングを継続していただけるよう工夫しています。
「滝道週末ウォーキング」は、おかげさまで毎回 100 人以上の皆さまが参加、
多いときには、1,000 人を超えるかたがたが、
スタンプ帳片手に、滝道の往復ウォーキングを楽しんでおられます。

4 月からは、箕面公園内の「昆虫館」横にある「箕面公園管理事務所」のご協力を得て、
この「滝道週末ウォーキング」を続けることができるようになりました。
スタンプ帳の配布や押印は、箕面公園管理事務所をご利用ください。

「ラジオ体操」と、「ウォーキング」については、
健康福祉部理事のブログで、何度か取り上げています。

こちら(8月8日)、または、こちら(10月8日)

 

● 春のこどもフェスティバルin箕面

そしてその集大成が、3月22日に開催した「春のこどもフェスティバル in 箕面」でした。
この様子は、既に地域創造部長のブログで紹介されています。
(広瀬さん、ブログネタ 先に取られちゃいました・・・)

 

 
『謎解き滝道ウォークラリー 〜滝ノ道ゆずるから挑戦状〜』
と名付けたこの大イベント。
当日は、約 3,000 人の皆さまが参加してくださり、
あちこちでからだを動かす仕掛けが散りばめられた滝道と芦原公園は、
1 日中、大にぎわいでした。
こどもをメイン・ターゲットに仕掛けたイベントですが、
こどもに連れられて、一緒に歩いたり参加したりしたおとなのかたがたにも、
ウォーキングや運動の楽しさ、気持ちよさを少しでも味わっていただけたら
幸いです。


<謎解き滝道ウォークラリー>

【スタートは箕面駅前】
   

 
【謎を解きながら箕面大滝へ】 
   

 
<芦原公園 お祭り広場>

【「北芝解放太鼓 鼓吹(こぶき)」
によるオープニング】                       【ここでも、もちろんラジオ体操】
   


【縄跳び、サッカー9、フラフープ、箕面逸品など、盛りだくさん】
   

  

   

【歩いて、飛んで、走って、楽しんで、
 そしてフィナーレ「お楽しみ抽選会」】
 


このイベントは、実行委員会である箕面市スポーツ推進委員協議会、
箕面市青少年を守る会、箕面市老人クラブ連合会、
箕面市青少年指導員連絡協議会の皆さまをはじめ、
箕面市こども会育成協議会、みのおウォークメイト、箕面市観光協会など、
様々な皆さまに全面的にご協力いただきました。
また、多くの企業・団体からも、ご協賛をいただきました。
このイベントにご協力いただきましたすべての皆さまに、厚くお礼申し上げます。
お疲れ様でした。

 
● 1年間ありがとうございました!!

この 1 年、健康福祉部がどれだけ市民の皆さまのお役に立つことができたか。
年度末にあたり、自問自答しています。
特に、市民の皆さまから日々寄せられる様々なご相談。
例えば、生活保護、生活困窮者相談で、介護相談、障害者相談、虐待相談で、
妊婦、低体重児、母子や成人の健康相談で、
職員は、それぞれの専門性を持って真摯に向き合うのですが、
結果として、うまく対応できている場合と、できていない場合が、あります。
そして、真摯に向き合えば向き合うほど、
市民の皆さまのニーズや想いは多種多様で、奥深いものです。
職員は、制度や政策がまだまだ十分追いつかない状況に日々直面し、
国制度の壁や財政的な限界に阻まれ、無力感にさいなまれ、
悩みながら、もがきながら向き合っていることも多いです。

しかし、こうした制度の壁や限界を、半歩でも一歩でも乗り越えて、
新たな制度・政策を実現していく力もまた、
市民の皆さまがたと、共に考え、知恵を出し合いながら、真摯に向き合い、
共に取り組む姿勢からこそ、生まれてくるものと考えています。

今後も、真摯な基本姿勢を大切にしながら、
一歩ずつ前進できるよう、取り組みを進めていきたいと考えています。
来年度も、どうぞよろしくお願い申し上げます。

 

 

箕面市では、11 月 9 日から 3 月 31 日まで『ラジオ体操を始めましょう』統一キャンペーンを実施中です。

 

 

 

春はお別れの季節でもあります

$
0
0

皆さま、こんにちは。
教育委員の大橋です。

この春、保育所や幼稚園にご入所・ご入園されるお子様と保護者の皆さま、
小学校・中学校にご入学される新入生と保護者の皆さま、
また新たな生活をお始めになる皆さまに、心よりお祝い申し上げます。   

 

みのおキューズモールふれあい広場の河津桜

●「箕面市いじめ防止基本方針」の策定

2013年に国会で可決された「いじめ防止対策推進法」を受けて、この度「箕面市いじめ防止基本方針」を策定しました。内容は、いじめに関する基本的な考え方、いじめ防止のために市が実施すること、いじめの防止等のために学校が実施すること、重大事態への対処、です。特に、いじめへの「未然防止」と「早期発見」に対する取り組みを重視しています。今後は、箕面市内の各小・中学校が、それぞれ「いじめ防止への取り組み」を策定することになります。
残念ながら、いじめは学齢期だけの問題ではなく、大人の社会にも存在します。子どもの頃から、人間は誰からもその尊厳を侵害されてはいけない存在だということを正面から学ぶ機会を得られることが望まれます。

散歩の途中で

●子どもの居場所づくりについて

昨今、乳幼児から高校生まで、子どもたちの居場所がとても少なくなっているのではないかという心象をお持ちのかたは多いと思います。
私は、子どもが1才の時に九州より箕面市に転居してきました。箕面市役所に保育園の件で電話をすると、担当者のかたが、私が転居したばかりで心細い思いをしていたことを察してくださったのか、「おひさまルーム」の紹介をしてくださいました。雨の日や、自分の体調がすぐれない時などに、子どもを安心して遊ばせることができ、そのうえ保育士の先生に子育ての心配事などを相談することもできて、本当にありがたかったです。当時は、自治体として子育ての環境づくりに努力している所なんだなぁと思ったものです。

春のこどもフェスティバルin箕面(2014年3月22日)

小学校では、昨年度より中小学校と豊川北小学校において「新放課後モデル事業」が始められました。本年度も引き続き同校で実施されます。さまざまな立場のかたから、いろいろなご意見を賜っています。小学生が本当に必要としている居場所がどのようなものかということを考え、よりよい居場所づくりのために改善を進めていきたいと思います。

本年度から中央図書館をリニューアルする工事が開始される予定です。小さなお子さま連れのかたが、より使いやすい空間を造り出すことが目的の一つです。ぜひ、多くの親子連れのかたがたに図書館を利用して頂ければと思っています。図書館は、さまざまな世代のかたたちが色々な目的のために利用する場所です。中高生の読書離れが話題になってすでに久しいです。中学生や高校生たちが、調べものをしたり、学べるような落ち着いた居場所・空間の確保についても、利用者のニーズを踏まえ、検討してほしいと思います。

 

山麓線で見つけた春の兆し

●これからの教育委員の活動について

教育委員1年生の私たちにとって、この1年間は、箕面市の教育行政を学び、議論し、学校訪問などを通して学校活動を視察することが主な活動の中心でした。
この1年間を振り返り、これからどのような活動をしていく必要があるのか、教育委員で熟議を重ねました。その結果、保護者として選ばれた私たち委員ができることは、教育現場の当事者である児童・生徒、教員、そして保護者、地域のかたがたとの意見交換を通して(たとえばタウンミーティングなど)、箕面の教育の現在そして未来を見据えた議論をしていくことではないかという意見にたどり着きました。これまで、教育長、教育委員長、委員4名が、ブログという場をお借りして、活動の報告や各委員の考えなどを交替で発信させて頂いてきました。これからは、市民のみなさまから直接お話しを伺うという活動を中心に据え、ブログとは別の形態で皆さまに対して発信させて頂きたいと考えております。そのため、今後の教育委員会のブログは、各委員が皆さまに報告すべきことや考えていることなどをお伝えしたい時に、随時発信させて頂くというように変更させて頂きたいと存じます。
誠に勝手な言い分で大変恐縮ですが、ご理解賜りたくお願い申し上げます。そして、これからも私たち教育委員の活動について、皆さまのさらなるご理解・ご協力を賜りたくお願い申し上げます。

 

 

まーぶ夢フェスタ・萱野小学校気球会場(2014年3月23日)

 

 

箕面市では、4月1日から8月31日まで『お家の耐震チェック無料キャンペーン実施中!』です。

気持ちも新たに!

$
0
0

こんにちは、副市長の奥山勉です。
気持ちも新たに平成26年度がスタートしました。平成21年4月から始めた「部長ブログ」も今日から6年目に入ります。 「撮れたて箕面ブログ」 「箕面市役所 新人奮闘記!」ともども市役所の動きや箕面の旬の話題をお届けしていきます。新年度もよろしくお願いします。

さる3月27日に閉会された平成26年第一回箕面市議会定例会では、平成26年度当初予算をはじめ、「箕面市財政運営基本条例」など提出した議案の全てを可決ご決定いただきました。「もみじだより4月号」に新年度の施政方針と主な予算の概要を掲載しています。

 

新年度は『北急元年』。
今朝の新聞でも報道されていますように、昨日、「北大阪急行線の延伸に関する基本合意書」に関係4者(大阪府、阪急電鉄株式会社、北大阪急行電鉄株式会社、箕面市)が調印。
調印に至るまでの経過などは倉田市長のブログをご覧ください。箕面市にとって長年の悲願であった北大阪急行線延伸事業が2020年度の開業に向け本格的に動き出します。事業の進捗状況は「もみじだより」や「ホームページ」、この「部長ブログ」でも、随時、お知らせします。

開業当初の阪急箕面駅。100年の歳月を感じます。

北急延伸後(2020年)、(仮称)箕面新駅、箕面船場駅周辺のイメージパースです。

 


昨日の月曜日。平成25年度末をもって退職される58名の職員に対し、倉田市長から感謝の言葉を添えて退職辞令が渡されました。これまでのお勤め本当にお疲れ様でした。

本日は年度初め。定例の人事異動に合わせて関連する業務をより効率的に実施していくため、一部の部局で担当業務の見直しを行い、課の名称などを変更しています。詳しくはホームページをご覧ください。また、「もみじだより5月号」でもお知らせします。

また、本日は平成26年度の新規採用職員の辞令交付日。緊張の中にも晴れやかな面持ちの68名。同期の絆を大切に、それぞれの職場で活躍されることを願っています。

 

 

 

東日本大震災から、はや3年が過ぎました。箕面市では震災以降、支援の一環として岩手県大槌町に3名の職員を派遣し続けています。そのうちの一名が3月末に戻ってきました。入れ替わりに建築職の職員が仮設住宅等の業務などに従事するため赴任しています。本格復興にはまだまだ時間がかかります。これからも変わりない支援を続けていきます。

                  (大槌町の様子)
 

             (市役所本庁窓口に設置の募金箱)

市民の皆さんから東日本大震災への義援金として寄せられた総額は、本年3月20現在、69,533,005円。平成25年度も市内の公共施設(市役所本庁、ライフプラザ、豊川支所、中央図書館、西南図書館、東生涯学習センター、市民活動センター)の「募金箱」に429,110円が寄せられました。日本赤十字社を通じて被災地にお届けします。被災地復興には息の長い様々な形での支援が必要です。引き続き、市民の皆さまのご協力をお願いします。

 

いよいよ春本番。市役所南東の桜もしっかりと咲いています。

 

箕面市では、4月1日から8月31日まで『お家の耐震チェック無料キャンペーン実施中!』です。

新年度の施策あれこれ

$
0
0

こんにちは、副市長の伊藤です。

新年度が始まりました。桜も満開、箕面の山の木々がしだいに芽を吹き、いよいよ春の到来です。

 

さて、平成26年度(2014年)の当初予算は3月26日の本会議で可決しました。

今年度の予算の特徴は、何と言っても「北大阪急行南北線の延伸」事業です。

この3月31日に関係機関4者(大阪府・北大阪急行電鉄?・阪急電鉄?・箕面市)による合意が整い、「事業合意書」を締結しました。

建設費用は600億円とし、箕面市はこのうち160億円を負担します。

箕面市政にとって、悲願の鉄道延伸です。思い起こせば、私が平成6年度に萱野中央のまちづくり・北急延伸事業を担当して、かれこれ20年が経ちました。当時の萱野中央地区は、国道423号(新御堂筋線)沿道には資材置き場や倉庫が立ち並び、その奥は田んぼや畑の空閑地でした。あの頃、私はここに鉄道を延伸させるには相当の集客力のある街づくりをしないと、世間は納得しないだろうなぁ・・・と感じていました。

事業に協力をいただいた地権者の方々からは、「鉄道延伸から街ができる。」と、「受け皿となる集客力のある街がなければ、鉄道は来ない」との意見が交わされ、「卵が先か、鶏が先か」のような堂々巡りの議論が続きました。

鉄道延伸と集客力のあるまちづくりが同時にスタートするのが理想ですが、そういう訳にもいかず、まずは、車が中心の集客力のある街づくりを先行させる事で話し合いがまとまり、トリガーとなる大規模商業施設誘致に向けて、47名の地権者の方々が一枚岩となって推し進めていただきした。

市が提案する誘致手法についてもご理解・ご協力をいただいたおかげで今日があるのです。

平成15年の10月には「ヴィソラ(現在キューズモール)」がオープンし、さらに、沿道には店舗が立ち並び、現在では年間1000万人を超える来場者がある街となりました。

 

これからは、平成32年の鉄道開業に向けて、次の「箕面市の青写真」を描く作業となります。公共交通の充実した、環境にやさしい、歩いて暮らせるまちづくりを形成していく初年度となります。

    

次に、平成26年度の主要施策の内、ハード整備にかかる概要を列記します。

○大地震に備えて昨年に引き続き、地域の拠点となる公園に消火・救助用資器材などを納めた大型ベンチを10カ所配備(平成28年度までに60カ所)します。

○市民の安全性向上のために牧落交番を、交差点から目立つ市役所南東角地付近へ移転します。

○街路灯・公園灯を、LED化し環境負荷の軽減をはかります。省エネ化率100%を達成です。

○市民のニーズに対応したきめ細やかな道路・交通安全施設の維持補修を進めていきます。また、年間1000件以上寄せられる市民からの補修要望に適切に対応するため、「自治会など多くの市民が危険と感じる箇所」「通学路指定の有無」「危険個所点検における改善要望」などの客観的指標にもとづいて工事個所の「優先順位リスト」を作成し、公平で効果的な工事を実施していきます。

○橋梁の長寿命化修繕計画及び橋梁耐震化計画に基づき、今年は桜ヶ丘地区の「田村橋」の落橋防止対策を実施します。

○市立東保育所のトイレのドライ化及び桜ヶ丘保育所の入所児童と周辺住民等の安全対策を目的に駐車場増設など、市立保育所の老朽化対策をします。

 ○阪急桜井駅前広場東側で進行する面整備にあわせて、桜井駅前広場の歩行者空間の設計に着手し、平成27年度の完成を目指します。

○耐震性とバリアフリーに課題を抱える西南公民館の再整備について、周辺に広がる公共施設群と一連のものとしてさらに発揮できるよう、建て替えも視野に入れた基本構想を策定します。

なお、上記事業については、国の「地域の元気臨時交付金」を充当し、市の一般財源の負担を軽減しています。

 

 

平成26年度(2014年)も倉田市政は、引き続き「豊かな緑を守り、便利で住みやすく、元気で活力ある箕面をめざして、まちづくりを進めていきます!

 

 

箕面市では、4月1日から8月31日まで『お家の耐震チェック無料キャンペーン実施中!』です。

春満開!! 地域医療の担い手加わり新たに始まり

$
0
0

 こんにちは。病院事業管理者の重松です。


  一挙に花が爆発したようで、街なかも病院内も花盛り。赤にピンクに白に黄色、オレンジ、むらさき、・・・桜色・・・
 桜の開花はいつごろかなと思っていたら、瞬く間につぼみ開き、芽吹いて紫がかった箕面の山をカンバスにして桜が浮き上がってきました。こども急病センター北側の千里川沿いの桜も屏風のようで、すでに見頃です。もちろん市立病院のリハビリテーション病棟前の桜も今や満開。車イスの患者さんがその下で見上げていたり、日向ぼっこをする患者さんなど、気持ち良さそうです。

★ 新たな地域医療の担い手を迎えて
 4月1日、われわれとともに働き地域医療の担い手となる職員が新たに68名(常勤・非常勤職員)加わりました。そのうち医師は31名で、合計109名となります。看護師23名、薬剤師3名、検査技師3名、理学療法士3名、診療情報管理士3名、臨床工学技士1名、任期付事務職員1名を迎えました。


 今日現在の常勤職員数は484名。任期付職員や臨時職員を入れますと総勢661名で、業務委託の方たちを加えますと、750名を超える人員で市立病院の運営をしていることになります。

 全員に辞令を手渡したのち、箕面市立病院は、呼称は<市民病院>ではなく、≪市立病院≫であること、人口約100万人の豊能二次医療圏にある急性期中核病院であること、地域の医療機関との連携がうまく図られている病院であることなどの話をしました。
若い新人職員、ベテランの医師・看護師など様々ですが、箕面市立病院にあって存分の力を発揮してもらえるものと期待しています。
 今日から2週間程度、院内システム、地域連携、医療安全、感染管理等の研修を進め、そののち各部署に配属することになります。

★ 人材の確保を引き続き
 以前から言っていることですが、病院の運営は人材こそが命だという考えのもと、医療スタッフの増員に努め、いわゆる増量経営を行ってまいりました。そのため、職員定数についても、市議会に定数条例の改正をお願いし、採用の弾力性を確保することができました。一時足りなかった麻酔科医も安定的な人数となり、緊急手術にも対応できる状態になりました。まだ不足気味の診療分野の医師や看護師についても採用に努めます。
 市立病院で産まれた赤ちゃんが、あたかも回遊するようにここに帰ってきてくれ、看護師として活躍してくれたりしています。今年も、4人目の回遊者が帰ってきてくれました。うれしい限りです。

 人材の確保の方策は、採用という手法はもちろんですが、辞めさせない、働きやすい職場づくりも一方策です。平成25年度は病床稼働率が95.9%で過去最高でした。入退院が多く医師や病棟看護師はもちろん、当然それに付随して薬剤師も検査技師も放射線技師もリハビリスタッフもあらゆる職種が非常に忙しい年度でした。スタッフが燃え尽きないように、この市立病院で働いて良かったという働きやすい環境をつくることを心掛けたいと思います。

★ 終わりと始まり 〜院内保育〜
 春という季節はものごとの終わりと始まりを内包しています。
 病院のリハビリテーション病棟の2階、ここは管理部門の階でもありますが、その一角に3歳児まで定員18名の院内保育ルームがありました。平成19年6月から医師及び看護師の確保のために開設したものです。週2日は24時間対応もしていました。

【院内保育ルーム みらい】

 管理階であるにも拘らず、園児たちを散歩にいざなう保育士さんの大きな声が響きわたり、子どもたちの笑い声が、時には連鎖的な泣き声も聞こえてきたりしますが、管理階に子どもの声が聞こえてくるこの環境が好もしく好きでした。
 書類を読んでいると目の端にチラッと動くものがある。ふと顔をあげると廊下から部屋を覗いている子どもたち。笑っては逃げ、また覗く。可愛らしいものです。
 10月のハロウィンでは、黒いマントを着て診療の邪魔にならない事務局などを訪れ、
「Trick or Treat(お菓子を頂戴、さもないとイタヅラするよ)」。回らぬ舌で脅しています。脅されるより、かわい過ぎて困ってしまいます。
 それも3月31日、たくさんの思い出を残して閉園式をしました。

【お母さんのお迎え お帰り】

 4月からは病院の一角看護師寮の跡地に新設された「紅葉夢保育園」の中に、院内保育が開設されることになりました。また新たな思い出づくりが始まります。

【紅葉(クレハ)夢保育園】

♪ アカデミー賞など
 みなさん、もうご覧になりましたか?
 『それでも夜はあける』は1840年代のアメリカ、奴隷制度が広がっていた時代。自由黒人の音楽家が誘拐され、南部に奴隷として売り渡され、差別と虐待を受けながら、最後は奴隷の身分から救出される物語。
 それから100年後の1950年代からの約30年間、ホワイトハウスで7人の大統領に仕えた黒人執事の物語、『アメリカ大統領の執事の涙』。公民権運動の活動家となったその息子との軋轢もありますが、ただひたすら仕える執事の30年。
 どちらも自分史と言えば自分史ですが、動と静の描き方の違いか受ける印象を区分けします。
 『ウルフ オブ ウォールストリート』は、ディカプリオのあのハチャメチャ振りでは賞は取れっこないなーとの印象。
 賞など関係なく、観ておもしろかったのは、懐かしい『ローン レンジャー』です。後半、列車上の格闘は、笑い過ぎて涙が出ました!! 必見、ぜひDVDでどうぞ。
 日本のアカデミー賞は、『舟を編む』。こじんまりしていますが、丁寧な作りで佳編というべきでしょうか・・・。

 これ、いつまで書いてるんでしょうか? 映画の話をしだしたら止まらなくなる映画館主義者ですから、ここらで終わり。

★ 地域完結型の医療連携を一層進めます
 昨年、日本医療機能評価機構の最新バージョンの機能評価を受審し、高い評価で認定されました。われわれは、市立病院とともに治療を進め地域医療を支えていこうという、市立病院への登録医療機関(343機関)との機能分担・連携を進め、地域完結型の医療を一層充実させていきたいと思います。そのなかで地域医療支援病院としての役割と責任を果たします。
 市民の皆さんが、近所のお医者さんを日頃のかかりつけ医としていただくことで市立病院との連携が可能となり、スムースな治療ができますので、ご協力をよろしくお願いいたします。このことは、もみじだより4月号でもお知らせしていますのでご覧ください。

 さて、しばらくは夢見草の別名を持つ桜を満喫しまして・・・


 
 職員一同、質の高い医療・看護を提供しますよう努めますので、今年度もよろしくお願いいたします。

 

箕面市では、4月1日から8月31日まで統一キャンペーン『お家の耐震チェック無料キャンペーン実施中!』です。

平成26年度スタート

$
0
0

こんにちは、公営企業管理者の出水善博です。

平成26年4月1日から、競艇事業が公営企業として、将来にわたって安定的に事業を継続し本市の財政に寄与することを目的として、競艇事業に地方公営企業法を全部適用することになりました。

また、これにあわせて公営企業組織として、競艇事業局と上下水道局を所掌しより効率的に経費の削減や実務の軽減を図りながら業務を推進する体制になりました。

 【競艇事業】

競艇事業も上下水道事業と同様、企業会計を導入することで、複式簿記による損益計算書や貸借対照表により、明確な経営状況の把握が可能となります。平成26年度の収益は、約6億6千万円を見込んでいます。

また、企業会計への移行に伴い、平成24年度末に約61億円あった現金から、万が一の場合に備えての資金や運転資金等、約36億円を引き継ぎ現金とし、残りの25億円を平成25年度末に一般会計へ繰り出しました。

 

今年度の箕面市主催は、4月から11月までの52日間のナイター開催と26日間の昼開催78日間で、そのレースの内容は「G1第42回高松宮記念特別競走」や2つのG3競走など14開催を予定しています。受託発売については、他場開催のSGやG1など、昼夜併用発売を含めて156日間の発売を、ボートピア梅田・ミニボートピアりんくう・ミニボートピア大和ごせについては、年間360日発売を予定しています。

※ボートレース住之江(ここをクリックするとボートレース住之江にジャンプ)

 

※ボートパーク住之江

※ボートピア梅田(ここをクリックするとボートピア梅田にジャンプ)

※ミニボートピアりんくう(ここをクリックするとミニボートピアりんくうにジャンプ)

※ミニボートピア大和ごせ(ここをクリックするとミニボートピア大和ごせにジャンプ)

売上金は、78日間の開催で286億円(前年度比102%)・受託発売65億円(前年度比112%)・ボートピア梅田170億4000万円・ミニボートピアりんくう20億1800万円・ミニボートピア大和ごせ15億3880万円を見込み、一般会計への繰出金は、昨年度と同額の6億円を予定しています。

この6億円の財源は、約2千万円を鉄軌道の詳細設計費に充てるほかは、残り約5億8千万円を「北大阪急行南北線延伸整備基金」へ積み立て、北大阪急行線の延伸事業に活用されます。今後もこの鉄道延伸にかかる箕面市負担185億円は、延伸基金65億円と競艇事業収益によって賄うことになりました。

これまで競艇事業からの収益金は、昭和33年に800万円を一般会計に繰出して以降、連続して繰出し、累計で約1465億円を繰り出しおり、将来・未来への投資や市民の暮らしを支える貴重な財源として大切に活用されてきました。

競艇事業局ではこれまでも収益の確保のため、ナイターレースの開催やボートピア梅田の設置などの売上向上策と併せて、経費削減等の課題に取り組み収益構造の改革を進めてきましたが、現在は平成23年度から平成27年度までの5年間の目標を開催収益は32億円、一般会計繰出金は30億円とし、「安定的な収益の確保」を基本方針に安定した経営基盤の確立に取り組んでいます。

今後も「競艇事業経営安定化に向けた基本方針」に基づき、さらなる売上の維持、収益率の向上、安定した経営基盤の確立に取り組んでいきます。

 

【上下水道事業】

次に、平成26年度の上下水道事業の予算概要は、「上下水道事業経営改革プラン」に基づき着実な経営改革を進め、水道事業で約1千6百万円の黒字、下水道事業で約1億6千8百万円の黒字を見込んでいます。

水道事業については、過去には、一般会計から補助金を支出し、料金の抑制や事業の運営のバックアップが行われてきました。しかし、その後、職員の削減、経費の削減に努めた結果、決算ベースでは、平成13年度から平成24年度まで、12年連続の黒字決算となっています。

平成26年度水道事業会計当初予算では、安全な水を提供するための水質保持のために必要な費用、鉛製給水管をできる限り早く解消するために必要な費用、老朽化した配水管の敷設替えに必要な費用を計上しています。また、将来に向け、継続的な水道事業運営に不可欠な老朽管の更新や耐震化のための計画策定、彩都高区配水地建設に必要な費用なども平成26年度予算に計上しています。

快適な市民生活を支えるため、安定した水道事業を持続・継続して行っていけるよう、平成24年2月に策定した「経営改革プラン」で示されている改革項目を着実に実施していきます。

 

 

 下水道事業は、平成15年度に企業性を発揮する観点から、公営企業法を全部適用し現在の事業運営を行っています。

下水道事業は水道事業と同様、職員の削減、経費の削減に努めた結果、決算ベースでは、平成16年度から平成24年度まで、9年連続の黒字決算となっています。本市の公共下水道事業は、昭和42年度に着手し平成12年度末に止々呂美地区の整備を完了し、ほぼ全域で公共下水道が利用できるようになっていますが、管渠の標準耐用年数は50年と言われており、本市も間もなく当初の管渠の敷設後50年を迎えるため、インフラ老朽化への対応が課題となっています。

下水道事業も水道事業と同様、快適な市民生活を支えるため、安定した公共下水道事業を持続・継続して行っていけるよう使用料の確保と経費削減に取り組み健全経営を堅持していきます。

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

 

 

 

 

 

 

 

箕面市では、4月1日から8月31日まで統一キャンペーン『お家の耐震チェック無料キャンペーンを実施中!』です。


府域一水道と水道事業の広域化などについて

$
0
0

こんにちは、上下水道局の武藤です

 先週末にかけて桜は満開となり、いたるところで多くの人が花見に出かけられたと思います。週末には思わぬ真冬並みの冷え込みが続き、少し散るのが遅くなりそうです。多くの学校では、今日が入学式、明日が始業式ですが、活発に登校する児童や生徒の姿を見ると元気がもらえるように思います。また、4月となれば入社式、入学式、新入生、異動、転勤、退職など出会いや別れといった人生の節目となる季節で、4月の桜花とともに思い出が重なり合い人それぞれの胸に刻み込まれていることでしょう。

 

 

 

 

 

 

  さて、上下水道局に係る平成26年度予算は、出水管理者のブログにてお任せするとして、昨年の今頃を振り返りますと府と市の二重行政の最たるものと云われた水道事業の統合問題で、幾度となく重ねられた43市町村首長会議や企業団と大阪市の統合協議により、喧々諤々の議論の末ようやく水道事業の統合案がまとまり大阪市議会に諮られる状況でした。しかし、結果は議会の同意が得られず白紙に戻りました。

 今回のブログは、大阪市との統合は実現しませんでしたが、今、府域一水道はどうなっているのか。企業団における広域化に関する現在の取り組み状況など、お知らせしたいと思います。

 

   【府域一水道を目指す理由とは!】

 〇府域の水道事業が、厳しい経営環境の中で、施設を計画的に更新し、住民サービスの維持・向上を図りつつ、料金値上げの抑制と水道事業の運営基盤を強化していくには、広域化により事業の効率化を図っていく必要があります。

 〇企業団では、水道用水供給事業と市町村で実施している水道事業を一本化し、府内同一の水道料金体系で経営する「府域一水道」の実現を目指して、広域化を推進しています。

  【府域一水道を目指す時期】

 〇府域一水道の目標時期は、各市町村が水道事業を運営していますが、水道施設や料金の格差、自己水源の保有状況など、それぞれで事情が異なっており、広域化の緊急性については市町村によって違いがありますので、「府域一水道」の期限は設けていません。

 〇「府域一水道」に向けては、協議の整った市町村から順次統合を行っていくこととし、将来的に府域水道事業の一本化を実現する方針です。

   企業団村野浄水場

 

                 

【市町村の水道事業】

〇水需要の減少による減収や水道施設の老朽化に伴う施設更新費用の増加などに加え技術者職員の退職による技術力の低下など課題を抱える中で、経営基盤が弱い市町村は、財政負担など厳しい経営状況や技術職員の問題を解消するため、企業団との統合(広域化)により効率的かつ効果的な事業運営が可能となることから、企業団において、市町村との統合協議を行っています。

〇上記の状況から、企業団と早期に統合を希望する市町村があります。

 【統合により期待される効果】

 〇水道事業体間の配水連絡管の整備や施設の統廃合などによる効果的な水運用の実施および危機管理能力が向上されます。

〇人件費や維持管理費の低減による経営の効率化、事業の効率化による水道料金値上げの抑制、職員の共有化による技術力の向上などの効果が期待されます。

 〇なお、統合の種類には、市町村の末端給水事業の同士が統合する水平統合と企業団と市町村が統合する垂直統合があります。現在、企業団が取り組む広域化は垂直統合です。

 

【統合協議に関する条件】

※大阪市との統合協議の段階で、企業団に参画する42市町村共通の統合条件が平成25年1月の首長会議で以下のとおり確認されております。なお、この共通の統合条件は、大阪市との統合に限定した条件ではなく、大阪市以外の市長村統合においても同じ条件となります。

(1)資産

 ・市町村の水道事業に係る資産は、負債も合わせて企業団が無償で継承

 ・自己水源は、市町村の意見を尊重

(2)技能職員

 ・企業団は技能職員を持たない。

(3)外郭団体

 ・企業団は外郭団体を持たない。

(4)土地の利活用

 ・水道事業で使用しないという判断及び土地の売却は市町村と十分協議のうえ、企業団が行う。跡地利用に係る計画立案のイニシアティブは、企業団に資産を引き継いだ市町村が持つ。

 【未整理となっている統合条件】

※    平成25年度1月の首長会議では、「会計」、「施設整備水準」、「経営状況」に関する共通の統合条件について、継続して協議していくことが確認されています。

※    しかし、施設整備水準や経営状況については、有収率などの数値目標が確認されていません。又、経営計画として、起債残高、直近の収支の状況、一般会計からの繰り入れ、累積赤字など経営に関して統合前にどこまでの水準を達成していくのか確認されていません。

 注)市町村の施設整備水準や経営計画が甘いと企業団が施設整備や多額の債務を引き継ぐことになり、統合していない市町村への悪影響も考えられます。又、条件を厳しくすると市町村の水道事業が持続できなくなる関係になっています。

 〇企業団としては、早期に統合を希望する市町村と統合協議を進めながら並行して共通の統合条件を固めていくこととしています。

 【「府域一水道」の実現までの会計】

 〇企業団が現在行っている用水供給事業(市町村への浄水や工業水道の卸売)と末端給水事業(市町村の水道事業)の利用者が異なっており、用水供給料金の算定根拠を明確にするためには、「府域一水道」の実現まで会計は分離することになります。

 【統合までのスケジュール】

〇平成26年度に企業団と市町村が統合協議を開始した場合、大阪市との統合協議で統合案をまとめるのに概ね1年以上の期間を要しており、統合するための企業団規約改正や水道事業の事業認可、水道給水条例や予算の措置など準備に一定の期間を要するため統合までは、約3年かかる見込みです。(平成29年4月予定)

 【統合を希望する市町村】

〇現在、市町村の複数の水道事業体が早期に統合を希望されています。

 

 

  【退職者の顔】

〇3月末で上下水道局から2名の方が退職されました。退職された方は、水道一筋に仕事をされ定年退職を迎えた方と任期付職員からめでたく平成26年度常勤職員として公務員となられた方です。(残念ながら本市の常勤職員ではありません)一人は引き続き経験を活かし再任用としてお願いすることなりました。本当にお疲れ様でした。ありがとうございました。心から感謝を申し上げます。                              

 

 

 

 

 

 

 

 

 

     

 

 

 

 

 

 

 

 

箕面市では、4月1日から8月31日まで統一キャンペーン『お家の耐震化チェック無料キャンペーンを実施中!』です。

 

カラス 「ゼロ」 へ 〜桜井地域の取り組み〜

$
0
0

こんにちは。
みどりまちづくり部長の中井です。
この週末はかなり冷え込み「花冷え」の感がありましたが、今日からはふたたび気温も上がり、太陽の光の強さを感じるようになりました。今週は暖かい日が続くそうですが、暖かくなるにつれてカラスの活動も活発になってきています。家の前やごみ集積場に無防備に出されているごみ袋は破り散らかされ、中に入っている生ごみや食べ残しを夢中で物色するカラスの姿を見かけるようになってきました。これからカラスは繁殖期を迎えます。子育て中のカラスは、さらにエサを求め、より激しくごみ袋を漁るようになります。今回は、こうしたカラスによるごみ荒らしなど、カラスによる被害の撲滅に市と力をあわせて粘り強く取り組まれてきた桜井地域での取り組みとこの週末に実施しました狂犬病の集合予防接種について紹介します。

 

〜 カラス 「ゼロ」 への道 〜

箕面市の桜井地域では、猫の餌の放置が原因で、カラスが1日300羽も集まり、大量のふんや激しい鳴き声などで、日常生活を普通に送れないほどの異常事態が続いていました。しかし、桜井地域の住民・事業者と市の粘り強い取り組みにより、カラスの飛来数をほぼ0羽とすることができました。

【カラスとの格闘の歴史】

 

 

平成21年4月〜平成22年3月頃

カラスの飛来数の9割削減に成功!
 ・ 箕面市が「動物対策チーム」を編成
 ・ カラスの苦手な鏡やライトを使った追い払い、カラスのねぐらの撤去
 ・ カラスの飛来数は半年後には8割削減、1年後には9割削減に成功


平成22年4月〜平成23年10月頃

しかし、カラスの飛来数はなかなか0羽にならない… 
 ・動物対策チーム」が対策の手を緩めると、すぐにカラスが増えるという一進一退の
   攻防が続き、決め手に欠ける状態が続いていた
 ・市はカラスへの餌やりを禁じたカラス条例を制定(H22.12制定、H23.7施行)
 ・地域の住民にもカラスが近づかない環境づくりの協力を要請


平成23年10月〜現在 

カラスの飛来数がほぼ0羽に!    
 ・地域の自治会が、地域全体での生ごみの出し方を徹底し、ごみを荒らされた場合
  でも速やかに片付けて、カラスを寄せ付けない取り組み 
 ・ 地域の事業者も「動物対策チーム」の追い払い活動や桜井駅前周辺の清掃に協力

この5年間の経験から学んだことは、カラスが集まるには必ず原因があり、地域の住民・事業者の協力なくして解決できなかったということです。桜井地域でのカラス被害の撲滅活動に長い間ご協力いただいた方々に感謝状をおくりました。

 その内容はこちら
    → http://blog.goo.ne.jp/minohblog/e/6f9cb5223440cdfb4bc06262125bfe1f


〜 こんな取り組みをしていただいています 〜

尼崎信用金庫は、『あまちゃんしんちゃんプロジェクト』として地域貢献活動に積極的に取り組まれています。箕面支店として何か地域に貢献できないかと考えておられたところ、支店周辺のカラス被害が深刻であったことから、動物対策チームが取り組んでいる「カラスの追い払い」をお手伝いしたいとの申し出がありました。
市としてこの申し出をすぐにお受けし、早速、動物対策チームが箕面支店のみなさんにカラス撃退についてのレクチャーを行いました。

 

       追い払い作戦の打ち合わせをしている風景

 

 

       鏡を使った追い払いの練習をしている風景

 


       尼崎信用金庫箕面支店さんのカラス撃退スタイル

 

平成23年11月からご協力いただいていますが、鏡と懐中電灯を持って、道行く方々には元気よくあいさつしながら、カラスの撃退活動をされています。
カラスを追い払うにはまぶしい光が効果的です。鏡で太陽光を反射させたりして、追い払ってみてください。根気よく続けるとカラスはあきらめて逃げていきます。
さて、このようなご協力のおかげで、桜井地域という一部限定した場所のカラス被害は収まりましたが、箕面市内全体で見てみるとごみ荒らしなどのカラス被害は後を絶ちません。
そこで、桜井地域で学んだカラス被害解消のノウハウをこれからは市民のみなさんに広め、市内全域でカラス被害に遭わないまちづくりをめざしていきます。


カラス被害に遭わないために、最も大切なことは、

  「カラスのエサを絶つ」

                                     ことです。

そのためにも、次の「カラス被害防止3原則」を常に心がけていただければと思います。

 カラス被害防止3原則
 1. ごみを出すときは曜日や時間を必ず守る
 2. ごみ集積場ではネットでしっかりと覆う
 3. ごみが荒らされたら、すぐに片付ける


カラスはこれから、大きな木や電柱等に巣を作ります。巣の近くを人が通ると「カッ、カッ、カッ」と鳴き声で威嚇したり、時には攻撃したりすることがありますので注意してください。
また、市ではカラスを増やさないために市街地に作られた巣を撤去しています。見つけた時には動物・自然緑地課(電話 724-7039直通)までご連絡ください。  
 

  

 

市のカラス対策の取り組みはこちら
   → http://www.city.minoh.lg.jp/animal/karasu/karasutaisaku.html

 

 

〜 飼犬登録と狂犬病予防接種をお願いします 〜

愛犬家のみなさん、春は狂犬病予防接種のシーズンです。
箕面市では狂犬病予防注射の接種率を向上させるために、箕面市獣医師会と協力して、4月5日(土曜日)、4月6日(日曜日)の2日間、市内15か所で集合予防接種を実施しました。
昨年の集合予防接種日も爆弾低気圧が日本列島を襲い、非常に寒い中での実施となりましたが、また今年も昨年ほどではありませんでしたが、時折、小雨もパラつく花冷えの中での実施となりました。

       集合予防接種の風景(箕面市立第三中学校)

 


現在、狂犬病は日本では発生していませんが、近隣の諸外国では発生しており、いつ日本に入ってくるかわかりません。狂犬病は発症するとほぼ100%死亡する恐ろしい病気です。人や犬が命を落とさないためにも予防注射は大切です。
厚生労働省は万が一狂犬病が日本に入ってきた場合でも、予防注射の接種率が70%以上であれば蔓延を防止できると予測しています。

 

予防注射接種率(平成24年度)

大阪府下 63.3%   箕面市  64.0%

  


                   
上の数字から見ても、箕面市内における接種率は決して高いとは言えません。
予防注射をしていない犬が、人や他の犬に咬み付いた場合に大きなトラブルに発展する可能性があります。狂犬病予防法により飼い主さんは市へ飼犬登録をして、毎年1回必ず愛犬に狂犬病予防注射を受けることが定められています。
まだ受けておられない場合には、お近くの動物病院を受診してください。

       よろしくおねがいします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

箕面市では、4月1日から8月31日まで統一キャンペーン『お家の耐震化チェック無料キャンペーンを実施中!』です。

 


 

春が来た。議会改革が動き出しました!

$
0
0

こんにちは。議会事務局長の竹内です。

今年度初めての登場です。今年度もよろしくお願いします。

春も真っ盛りですね。今年の桜は一斉に咲き誇り、気のせいか桜の花のボリュームが大きいような気がします。皆さんはどこかに花見に出かけられましたか?

先週末に大阪城の近くを車で通りましたら、それは見事に咲き乱れていました。おかげで道路は大渋滞で駐車場に入れないバスが列を作ってしまい片側車線を塞いでしまっていました。ここで花見をしたら多分桜の花より人が多いのではと思ってしまいました。

 

(大阪城の春の景色 桃と桜)

春になると思い出すのが、十数年前に盛んに行っていました渓流釣りのことです。主にイワナという魚を狙って滋賀県や福井、石川、富山県まで足を延ばしての釣行でした。ちょうどこれからの時期が雪解け水で水量も多く、魚も活発に餌を捕食するときで、夢中で春の渓谷を歩き回っていました。自身最長記録はイワナで33センチ、ヤマメで27センチ、アマゴで26センチ、サクラマス45センチであります。(釣り堀ではないですよ。念のため。)これが凄いのかと言われるとそうでもないのですが、食べるには丁度いいサイズだと皆には自慢しています。

いわゆるルアーやフライフィッシングなどのスポーツフィッシングではなくて、釣った魚はありがたく頂くことを信条に釣りをしていましたので、様々な食べ方を試しました。その中で一番は「イワナの骨酒」だと思っています。作り方は、イワナのはらわたをとらずにそのまま素焼きにして、焦げ目が付いたら大きめの鉢にイワナを入れ、その上から熱燗4合位の日本酒を注ぎ完成です。料理とも言えませんがこれを皆でまわしの飲みした後、身をほぐして食べるととても美味です。身を食べる権利は一番に釣り上げた人、その後は色んな力関係で決まります。振り返ると、仲間たちとワイワイ言いながらこの儀式を行っている時が、ひょっとしたら釣りよりも楽しかったのかなと思えます。最近は体力もめっきり落ちて危険な釣行は出来なくなり、少しさびしいですが、どうしても適えたい夢は北海道のイトウを釣り上げることです。適わないかもわかりませんが、あきらめず機会を探していきたいと、この時期に毎年思っています。

 

(フキノトウです)

 

(こぶしの花)

春の日差しの中で、夢中で川と戯れるのは本当に気持ちいいですよ。リフレッシュ出来ること間違いなしです。

新年度も始まり、人事異動も行われて、新しい顔ぶれで気持ちも新たに議会運営に取り組んでまいりたいと意気込んでいます。しかしながら、すでに事務局勤務も通算10年目になりますので、どうしても新たな発想や取り組みに対して消極的な気分になりがちです。この点を十分注意して議会改革の仕上げ段階を迎えていきたいと思っています。

議会では第1回定例会が終わり、2月25日の施政方針から始まり、3月6、7日の代表質問を経て、3月27日閉会いたしました。平成26年度予算や様々な条例などが審議され、議決されました。

特に北大阪急行南北線延伸の事業化に関する予算が計上され、2020年度開通に向け本格的に動き出すことになりました。議会としても総額600億円のビックプロジェクトですので、特別委員会を設置して、この件に特化して議論が行われました。一部反対の議員も有りましたが、賛成多数で可決されたところです。今後も様々な課題もあるでしょうが市民の長年の悲願でも有りますので無事開通出来、市内にますます活気があふれることを期待していきたいと思います。残念ながら開通時には定年退職しているので職員として実感できないのが少し残念です。

この定例会は、事務局にとっても一番ハードで神経の使う定例会でしたが、何とか無事閉会を迎え、ほっとしたいところですが、すぐに新年度を迎えるため中々ゆっくりはさせてもらえません。

 (公明党 岡沢議員の代表質問)

 (大阪維新の会箕面 神代議員の代表質問)

 (日本共産党 神田議員の代表質問)

 (箕面政友会 川上議員の代表質問)

 (自民党市民クラブ 稲野議員の代表質問)  ※掲載は発言順です

 

また、今回からは一般質問の一問一答式や請願の意見陳述の導入など議会改革の項目が実施されました。

改革は成功に終わったのか、これから議会改革専門部会で振り返りを行い検証していく予定です。個人的には段取りはうまくいったと思っていますが、市民の方に分かりやすく、開かれた議会として機能したのか不完全燃焼のモヤモヤ感が拭えません。次回4月25日に専門部会が行われて様々な議論が出るものと期待しております。

さて、年頭に目標にしていました10キロ減量大作戦の中間報告ですが何と4キロ減量しました。毎朝毎夕の通勤時と休みの日も歩くことを心がけていますが、それ以外特に何もしていないのですが体重は減りました。

減ったら減ったで何か病気ではないのか急に不安を覚えています。来月人間ドックでよく見てもらうことにいたします。

 

 

 

 

(春の花4連発)

 

これから過ごしやすい良い季節を迎えます。こんな時を感じられるのも健康であるからこそです。

皆さんにも何度も言ってますが、やはり「健康第一」です。季節の変わりめは、体調を崩しやすいし、色々環境が変わると心もダメージを受けやすいので、何とかなるさの精神でくよくよ悩まないことが一番だと思っています。

我々議会事務局では、大阪府の議長会の会長市や議会改革などで慌ただしい時期が暫く続きますが、前向きに明るく頑張りますので、今年度も引き続きご協力頂きますようお願いします。

 

 

 

 

 

 

 

 

箕面市では、4月1日から8月31日まで統一キャンペーン『お家の耐震化チェック無料キャンペーンを実施中!』です。

北急延伸事業がスタート!

$
0
0

こんにちは、地域創造部 鉄道延伸・まちづくり政策統括監の柿谷武志です。

大阪府、箕面市、鉄道事業者(阪急電鉄?、北大阪急行電鉄?)の4者が、3月31日に「北大阪急行線の延伸に関する基本合意書」を締結し、延伸事業が正式にスタートしました。
箕面市にとって積年の課題であり、市民の皆さまから期待されつつも夢の話と言われてきました北大阪急行線の延伸が、いよいよ現実のものになります。

 

 今回は、北大阪急行線延伸の事業概要と組織体制をお知らせします。

●北大阪急行線延伸の事業概要
先月の部長ブログでもお知らせしましたが、「北大阪急行線延伸プロジェクト・アウトライン」として、事業概要、整備効果、事業費と市負担額や関連まちづくりなどを取りまとめましたので、詳しくは【こちら】をご覧ください。
また、概要版として、パンフレットを作成しました。
※画面をクリックすると拡大します。 

 

 

 ●北大阪急行線延伸の運行主体と整備主体
【運行主体】
延伸線の運行は、江坂駅から千里中央駅まで運行している北大阪急行電鉄?が運行主体(経営主体)となります。
なお、経営上のリスクも北大阪急行電鉄?が負うことになりますので、箕面市が運行に対して負担することはありません。

【整備主体】
延伸線の整備は、鉄道事業法と軌道法の2つの法律を適用する手法を取り入れています。
その結果、鉄道事業法区間は運行主体の北大阪急行電鉄?が整備主体となります。
軌道法区間は都市モノレールと同様の考え方の整備手法として、軌道インフラ部(主に鉄筋コンクリートの構造物部分)は道路施設として箕面市が整備主体となり、軌道施設(軌道・電路・通信等の鉄道設備)は運行主体の北大阪急行電鉄?が整備主体となります。

 

 


●延伸事業の組織体制
延伸事業は、北大阪急行電鉄?と箕面市が、平成26年度から詳細設計や都市計画・許認可手続きに着手いたします。
北大阪急行電鉄?は、鉄道施設・軌道施設の整備主体かつ運行主体であることから延伸事業を専属で進める「延伸準備室」を設置して、組織体制を強化されました。
箕面市は、鉄道施設・軌道施設の整備費の一部を北大阪急行電鉄?に補助するとともに、道路施設(軌道インフラ部)の整備主体であることから、延伸事業を専属で進める「鉄道整備室」を設置しました。
「鉄道整備室」には、鉄道建設などで高度な技術力と実績がある大阪市交通局・建設局から3名の職員を派遣していただき、体制を強化しました。
また、箕面市では、延伸事業と並行して、駅前広場・駐輪場などの整備やバス路線の再編などの交通施策、新駅周辺のまちづくり施策などを進める必要があることから、大阪府から1名の職員を派遣していただき「交通まちづくり室」の体制を強化しました。

 

●いつでも説明に伺います
これまで、北大阪急行線延伸の説明会を73か所で開催し、延べ1741人の市民の皆さまに、事業概要、必要性や効果などを説明してきました。
今後も、積極的に説明していきたいと考えており、10人程度以上の市民の方に集まっていただければ、出張して説明させていただきます。
例えば、自治会の会合やサークルなどの集まりの後で説明するなど、ご都合に合わせて出張いたします。また、映像などを使ってわかりやすく説明させていただきますので、お気軽にご相談ください。
 

【連絡先】箕面市 鉄道整備室 鉄道整備課
        電話072-723-2121 内線3445

 

 

 

 

 我がまち箕面が未来に向けて飛躍的に発展するために、北大阪急行線の延伸事業と関連まちづくりを進めてまいりますので、引き続き皆さまのご理解、ご支援をよろしくお願いいたします。

 

 

 箕面市では、4月1日から8月31日まで統一キャンペーン『お家の耐震化チェック無料キャンペーンを実施中!』です。

別れの時、出会いの時

$
0
0

みなさん、こんにちは。子ども未来創造局の大橋です。
春の花々がそこかしこに咲き誇り、風薫る季節となりました。
皆さまには、いかがお過ごしでしょうか。春を満喫されておられますか?

この季節、学校では卒業式、市役所や会社では退職を迎えるかたがたなどとの別れの時であり、入学式や就職と新たな出会いの時でもあります。


別れの時

3月14日(金曜日)小中一貫校と中学校で、18日(火曜日)小学校で卒業式が行われました。
私は、第二中学校と萱野小学校の卒業式に参列させていただきました。
第二中学校では、昨年4月校長に着任された若狭校長先生が、校長先生として初めて卒業生を送り出され、いつもの朗らかな姿と違ってちょっぴり緊張気味でした。

若狭校長先生は、昨年3月まで教育委員会事務局におられ、ご一緒に仕事をさせていただいた当時、常々お話しされていたのが「絆」の大切さでした。
学校へ戻られても「絆」をモットーに学校づくりをされたのか、若狭学校の卒業生は「絆学年」と言われるほど、互いの絆を大切にし、東北支援を積極的に行ってきたそうです。

萱野小学校の卒業式は、箕面初の行政職校長である藤迫校長先生が卒業生を送り出されました。

慣れない環境の中で先生がたはもとより、地域のかたがたとも良い環境を築かれた1年間。卒業式を迎えられたこの日、卒業生や保護者のみなさんはもとより、藤迫校長先生も感慨深いものがあったのではなかったでしょうか。

萱野小学校の卒業生は、卒業制作として「時繋木」という映画を制作し、3月16日・29日の2回にわたり、109シネマズ箕面で上映会が開かれました。

私も29日に映画を拝見させていただいたのですが、子どもたちが制作したとは思えないほどの見ごたえのある作品でした。
笑いあり、涙あり、考えさせられるところあり。2時間の上映時間があっという間に過ぎたほどです。
109シネマズ箕面での上映会が実現したのは、萱小卒業生の団結力と熱意が多くの大人たちをも動かしたからに間違いありません。卒業生にとって、この体験は一生の宝ものであり、自信につながることでしょう。


卒業、それは別れの時でもあり、新たな出会いの時のスタートです。子どもたち一人ひとりがしっかりと将来を見据え、困難や試練に出会っても負けることなく、夢と希望を胸に、新たな友とともに一歩一歩しっかりと歩んで欲しいと願うばかりです。


出会いの時

入学式、それは新たな出会いの時。小中一貫校と中学校では4月7日(月曜日)に、小学校では8日(火曜日)にそれぞれ入学式が行われました。
桜も小・中学校の入学式に合わせたかのように満開となり、新入生の門出を祝福しているかのようでした。
少し大きめの制服を身にまとい、少しあどけなさの残る新中学1年生、かわいらしさ満点でどこか不安げな新小学1年生。

私は、萱野東小学校の入学式に参列させていただきました。

慣れない学校生活。新入生はもちろんのこと、保護者の皆様もご不安でいっぱいではないでしょうか。
教育委員会と学校、教職員一丸となって、豊かで楽しい学校生活となるよう、また、お子さまの一人ひとりの学力・体力・豊かな心を育んでまいりますので、ご家庭のご支援とご協力、ご理解をお願いいたします。


また、教育委員会事務局や学校に多くのニューフェイスが着任しました。
本市では、昨年から教育委員会事務局の職員1名を文部科学省に派遣していますが、この度、文部科学省から本市に職員のかたを派遣いただきました。
着任いただいたのは、文部科学省 初等中等教育 財務課に勤務されていた野津 麻衣さんです。

自己紹介をしていただきましたので、掲載させていただきます。

「みなさま、こんにちは、初めまして。箕面市教育委員会子ども未来創造局教育改革担当専任参事の野津(のつ)と申します。3月までは文部科学省におり、この4月から箕面市にて勤務することになりました。よろしくお願いいたします。今回は、簡単に私の自己紹介をさせて頂きます。
そもそも、文部科学省に対して、みなさんどのようなイメージをお持ちでしょうか。教育を担当する省庁というイメージが強いかもしれませんが、文部科学省では、その他にもスポーツ、文化、科学技術に関する政策を担当しています。私も前職は、教育財政、地方財政に係る業務に携わっておりましたが、入省して1〜3年目は、昨年9月に決まった2020年東京オリンピック・パラリンピック競技会の招致や、国際的なスポーツ大会に関わる業務に携わりました。2月にはソチ五輪がありましたが、前回のバンクーバー五輪の際に、メダルを獲得した浅田真央選手や、高橋大輔選手らとお会いさせて頂く機会もありました。国でも様々な業務に携わらせて頂きましたが、「新人奮闘記!」でも記事を書かせて頂くことになりましたので、そちらでも、詳しく書いていこうと思います。
箕面市民になってまだ二週間ですが、箕面市でもたくさんの人たちと関わり、箕面市のために頑張りたいと思いますので、ご指導・ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします!」

また、新任教職員33人が市内の学校に着任しました。

4月1日には、教職員33名の辞令交付式が行政職員と合同で行われました。
具田教育長から、「箕面の子どもたちのために頑張ってほしい」との力強いお言葉の後、一人ひとりに辞令が交付され、辞令を受けた先生がたからは緊張感の中にも箕面の教育の担い手としての熱い意気込みを感じました。

新たに吹き込まれた力とこれまで培ってきた力を一つにし、これからの箕面の教育、子どもたちの輝かしい将来を切り拓いていきたいと思いますので、ご支援のほどよろしくお願いいたします。


新年度のスタートにあたって

いよいよ平成26年度のスタートです。
本年度は、小学1年生からを対象とした英語教育の平成27年度実施に向けた準備や、タブレット導入を見据えた電子黒板の小・中学校全クラスへの設置とICTを活用した授業づくりの検討、小学校教科書の選定、子どもたちにとって分かり易く、興味関心が持てる授業を目指して昨年度策定した先生がたにとっての授業づくりのバイブル「箕面の授業の基本」による授業実践と授業研究の充実・実施、農業公社とタイアップした地産地消による安全で安心な給食の実施などなど、やるべきことが目白押しです。

一方、国においては、昨年度土曜日を活用した取り組みについて検討が行われ、子どもたちに土曜日における充実した学習機会を提供する方策の一つとして土曜授業を捉え、学校設置者の判断により、土曜日に授業を行うことが可能であるとする学校教育法施行規則の一部改正がされ、また、教育委員会制度の見直しが本格化するなど、教育を取り巻く環境が大きく動いています。

土曜授業は、全国でもいくつかの自治体で取組が始まっています。先進自治体の取組事例では、土曜授業の回数は月に1〜2回程度で、その内容は地域のボランティアのかたによる体験型学習やスポーツなどが多い状況です。
また、文部科学省の「土曜授業に関する検討チーム」の最終報告でも、地域社会・産業界と連携した学習・体験プログラム等の実施などが報告されています。

 本市では、週休二日制導入以降、定着してきた子どもたちの生活習慣や、学習指導要領に規定されている授業時数が確保されている状況、特に地域のかたがたのご協力によるサタデースクール等、土曜日における様々な活動機会が確保されていること等から、現在は土曜授業の導入に至っていません。

土曜授業については、子どもたちの学習機会の確保の必要性を再検証するとともに、土曜授業に対する保護者や子どものニーズの把握分析や教職員の労働条件の検証などが必要であり、なによりも何の目的で、どんなカリキュラムにするか、また地域との連携のあり方など明確にしなければならないと考えています。
いずれにしても、導入にあたっては、様々な角度から教育委員会や学校現場での議論を十分に重ねる必要があります。

今後とも、箕面の子どもたちを中心に据えて、中長期的な視点を持って何が子どもたちにとって必要かを議論するとともに、本年度取り組むべきことをしっかりと取り組んでいかなければと、心新たに新年度のスタートを迎えたところです。
今年度も、どうかよろしくお願いいたします。

 

箕面市では、4月1日から8月31日まで統一キャンペーン『お家の耐震化チェック無料キャンペーンを実施中!』です。

Viewing all 2068 articles
Browse latest View live