こんにちは、総務部理事の南です。
今年も残り3週間余りとなりました。師走という言葉を聞くと何故かそわそわとした気持ちになりますが、実際、これから年末にかけて何かとあわただしくなることと思います。
朝夕の冷え込みは厳しさを増してきました。先週、大阪でも初雪が降りましたが、11月に記録されるのは24年ぶりということです。
関西随一の紅葉の名所といわれる箕面ですが、11月中もたくさんの人が盛りとなった「箕面の紅葉」見学に訪れています。まだまだ見頃となっていますので、まだ見られてない方は、是非、足をお運びください。(箕面の紅葉情報→コチラ)
これから一段と冷え込む日が多くなってきますので、風邪などをひかないよう体調には十分留意するようにしてください。
年末の交通事故防止運動
毎年、この時期増加傾向にある交通事故を防止するため、これから年末にかけて「年末の交通事故防止運動」が実施されています。
運動の重点項目は、?薄暮時間帯における交通事故防止。?自転車利用時のマナーアップ推進。?飲酒運転の根絶。?交差点における交通事故防止。これらを中心に交通安全ルールの更なる浸透のため、種々の広報をしていく運動が展開されます。
加害者にも被害者にもならないために、飲酒運転の根絶はもちろんのこと、交差点での事故防止も重要ですが、今回は、薄暮時間帯の交通事故防止と自転車利用時の交通ルールの遵守について紹介したいと思います。
夕暮れどき(薄暮時間帯)の交通事故防止
一日の内の何時頃が交通事故が多く発生しているかを調べてみると、軽傷事故、重傷事故、死亡事故の種類に関係なく、明るい日中よりも暗い夜間に事故が起きやすいという傾向はないようです。
軽傷、重傷事故では、朝夕の通勤、通学時間帯にピークがあり、死亡事故も夕方にピークがあることから、明るさよりもむしろ、生活パターンが反映しているようです。言い換えると、交通量、人出の多さが反映していると考えられます。
ただ、夕方にだけピークがある死亡事故等については、薄暮だから発生しやすいことがあるようです。日没後の黄昏時では、30分間で明るさが急激に変化するという実験結果が出ています。単にうす暗い時よりも明るさが急激に変化するほうが運転(歩行)に支障をきたしやすいということがいえます。
この時間帯で特に多い事故は、高齢歩行者による“走行車両の直前・直後の横断”、“横断歩道外横断”です。歩行者側は、安全確認と交通ルールの遵守ということが大事です。また、反射材を活用することも有効な手段です。車両側は、早めのヘッドライト点灯による被視認性の確保が非常に有効と考えられていますので、是非、早めのライト点灯をお願いします。
自転車利用時には交通ルールを守ろう
11月が「自転車マナーアップ強化月間」で、?自転車利用者のルール順守の徹底 ?子どもと高齢者の自転車ヘルメット着用の推進 ?放置自転車の追放の3項目を重点項目として取り組みました。また、次の交通安全にかかる事業を小中学校で実施しました。
スケアード・ストレートによる自転車交通安全教室
怖い思いやひやっとする体験を通じて、危険な行為を自主的に行わないようにする教育技法であるスケアード・ストレートを用いた交通安全教室を、11月22日にとどろみの森学園と第一中学校で実施しました。2010年に発生した自転車運転中の市内中学生の死亡事故を教訓に、多発する自転車事故の防止に向け、プロのスタントマンが交通事故をリアルに再現することで、中学生が事故の「怖さ」を体感し、交通ルールを守る大切さや無謀運転の危険性を学びました。
〜自転車と車の衝突再現(車の運転側にある死角の確認)〜
〜自転車と歩行者の衝突再現(傘さし・二人乗り運転等の危険性の確認)〜
〜内輪差による巻き込み事故を再現〜
〜自転車とバイクとの衝突の再現〜
子ども自転車パスポート
市内全14小学校の4年生を対象とした自転車教室。室内での交通ルールに関する講話及びビデオ鑑賞、校庭での実地訓練を実施し、終了後に子どもたちに自転車パスポートを交付しました。
最後に余談ですが、週末の楽しみのひとつとなっている愛犬「コロン」(1年ぶりの登場)との散歩時等の写真。
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箕面市では、11月9日から3月31日まで『ラジオ体操を始めましょう』統一キャンペーンを実施中です。